JPH04123626U - ミユ−テイング回路 - Google Patents

ミユ−テイング回路

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Publication number
JPH04123626U
JPH04123626U JP3689391U JP3689391U JPH04123626U JP H04123626 U JPH04123626 U JP H04123626U JP 3689391 U JP3689391 U JP 3689391U JP 3689391 U JP3689391 U JP 3689391U JP H04123626 U JPH04123626 U JP H04123626U
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JP
Japan
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circuit
output
mute
gain amplifier
variable gain
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Pending
Application number
JP3689391U
Other languages
English (en)
Inventor
敦 小川
Original Assignee
株式会社ケンウツド
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱電界時に検波出力レベルおよび検波ノイズ
レベルの変動をなくし、受信音を安定させるようにした
ミュ−テイング回路を提供すること。 【構成】 検波出力を入力とする可変利得増幅器12と
中間周波信号レベルに応じて可変利得増幅器12の利得
を制御するミュ−トドライブ回路8とを有するミュ−テ
ィング回路において、中間周波信号のC/Nを検出して
ノイズが多いときに制御信号を発生するホ−ル検波回路
16と、ホ−ル検波回路16から出力される制御信号に
よって中間周波信号レベルにかかわらずミュ−トドライ
ブ回路8の出力を一定に維持するミュ−ト固定回路17
とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はFMチュ−ナのミュ−ティング回路に関し、特に弱電界時のノイズを ミュ−トするミュ−テイング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のミュ−ティング回路は図3に示すように電界強度指示計に出力するメ− タ駆動回路5から出力されるメ−タ駆動出力をミュ−トドライブ回路8の制御電 圧として供給し、ミュ−トドライブ回路8の出力で、検波出力を増幅する可変利 得増幅器12の利得を制御している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来例によるときは、メ−タ駆動出力が温度変化等によって変 動したときは、ミュ−トドライブ回路8の制御電圧が変動し、可変利得増幅器1 2の利得も変化し、検波出力が変動してしまうという問題点があった。図4に示 すように例えば室温においてメ−タ駆動出力がaであったものが低温時(高温時 )にb(c)のようになると、可変利得増幅器12の出力がa´からb´(c´ )に変化し、また検波ノイズレベルもa〃からb〃(c〃)に変化してしまう。 この結果、図2においてc〃のように検波出力のミュ−トが深くなった場合に、 カ−ステレオ装置のように電界強度がフェ−ジングするような環境下では音揺れ となり、またb〃のように検波出力レベルが上昇した場合には、弱電界時にはノ イズが目立ってしまうという問題点が生ずる。 本考案は、弱電界時にミュ−ト量を固定してメ−タ駆動出力が変動しても、検 波出力レベルおよび検波ノイズレベルの変動をなくし、受信音を安定させるよう にしたミュ−テイング回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のミュ−テイング回路は、検波出力を入力とする可変利得増幅器と中間 周波信号レベルに応じて可変利得増幅器の利得を制御するミュ−トドライブ回路 とを有するミュ−ティング回路において、中間周波信号のC/Nを検出してノイ ズが多いときに制御信号を発生するホ−ル検波回路と、ホ−ル検波回路から出力 される制御信号によって中間周波信号レベルにかかわらずミュ−トドライブ回路 の出力を一定に維持するミュ−ト固定手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案のミュ−ティング回路によれば、中間周波信号のノイズが多いときはホ −ル検波回路から制御信号が出力され、この制御信号によって中間周波信号レベ ルにかかわらずミュ−トドライブ回路の出力が一定に維持されて可変利得増幅器 の利得が一定値に固定される。したがって、弱電界時にミュ−ト量が固定されて 、メ−タ電圧が変動しても、検波出力レベルおよび検波ノイズレベルの変動はな くなり、受信音が安定する。
【0006】
【実施例】
以下本考案を実施例により説明する。 図1は本考案の第1実施例の構成を示すブロック図である。 中間周波信号は中間周波増幅器2およびバッファ増幅器3を介して検波回路6 および中間周波信号のC/Nを検出してノイズが多いとき制御信号を出力するホ −ル検波回路16に供給し、検波回路6で検波し、ホ−ル検波回路16でC/N を検出する。検波回路6からの検波出力は利得可変増幅器12に供給し、増幅の うえ出力する。中間周波増幅器2で増幅された中間周波信号はレベル検波回路4 に供給し、レベル検波回路4でレベル検波し、レベル検波出力はメ−タ駆動回路 5に供給してレベルメ−タを駆動する。
【0007】 ホ−ル検波回路16から出力される制御信号およびメ−タ駆動回路5から出力 されるメ−タ駆動出力は、ミュ−ト固定回路17に供給して、ホ−ル検波回路1 6から出力される制御信号に伴って選択的にメ−タ駆動出力をミュ−トドライブ 回路8に供給する。メ−タ駆動出力を受けたミュ−トドライブ回路8はメ−タ駆 動出力レベルに伴って可変利得増幅器12の利得を制御し、メ−タ駆動出力が入 力されないときは電源回路11から出力される電圧を可変抵抗器14で分圧した 電圧を利得可変増幅器12に供給して、利得可変増幅器12の利得を固定する。 ここで、ミュ−ト固定回路17は図2に示す如く、メ−タ駆動出力で駆動されて ミュ−トドライブ回路8を駆動するトランジスタQ2およびホ−ル検波回路16 からの制御信号によって駆動されてメ−タ駆動出力を選択的にア−スするトラン ジスタQ1とからなっている。
【0008】 上記のように構成された本実施例において、電界強度がある程度強いときは中 間周波信号のC/Nは良好のために、ホ−ル検波回路16は制御出力を出力せず 、ミュ−ト固定回路17は動作せず従来例と同様に、メ−タ駆動出力レベルに伴 って可変利得増幅器12の利得を制御する動作をする。一方、電界強度が弱くな ると中間周波信号のC/Nは悪化し、C/Nの悪化はホ−ル検波回路16で検出 され、ホ−ル検波回路16から制御信号が出力される。この制御信号を受けたミ ュ−ト固定回路17はメ−タ駆動出力を遮断し、電源回路11の出力電圧を可変 抵抗器14で分圧した電圧がミュ−トドライブ回路8に供給されて、可変抵抗器 14による分圧電圧に伴う一定値に可変利得増幅器12の利得が固定される。し たがって、温度などの環境条件の変化によってメ−タ駆動出力レベルが変動して も強制的にメ−タ駆動出力が遮断されて、固定ミュ−ト量となり、ミュ−ト量が 安定する。
【0009】 図2にしたがって説明すれば、ホ−ル検波回路16が制御信号を発生する電界 強度のときはトランジスタQ1はオン状態に制御され、トランジスタQ2はオフ状 態に制御されて、メ−タ駆動出力は遮断されて利得可変増幅器12の利得はメ− タ駆動出力に依存しなくなって、利得が一定値に制御される。また、電荷強度が 強いときはホ−ル検波回路16は制御信号を出力せず、トランジスタQ1はオフ 状態に制御されて、トランジスタQ2はオン状態であって、利得可変増幅器12 の利得はミュ−トドライブ回路8を介してメ−タ駆動出力レベルに伴う利得に制 御される。
【0010】 ここで、ホ−ル検波回路16およびミュ−ト固定回路17が無い従来の場合は 電界強度が強くなるとメ−タ駆動出力レベルが高くなり、その増加分にしたがっ て、端子9から可変抵抗器14を通ってア−スに流れる電流は増加し、端子9の 電位は上昇し、ミュ−トドライブ回路8の出力電圧は上昇して、利得可変増幅器 12の利得は利得は増加させられて、利得可変増幅器12の出力は大きくなる。 逆に、電界強度が弱くなるとメ−タ駆動出力は減少し、最小零ボルトとなる。メ −タ駆動出力が零ボルトになると、端子9から可変抵抗器14を通ってア−スに 流れる電流は無くなり、端子9の電位は電源電圧を可変抵抗器14で分圧した電 圧となり、可変利得増幅器12の利得は最小値に固定される。
【0011】 しかし、現実にはメ−タ駆動出力レベルは完全に零にはならず、温度変化等の 環境条件の変化によって変動する。したがって、可変利得増幅器12の利得も一 定値に固定されず、前記したように従来例ではドリフトするのである。しかし本 実施例の如くに電界強度が極小になったことがホ−ル検波回路16で検出して制 御信号を出力し、メ−タ駆動出力を強制的に遮断して、可変利得増幅器12の利 得を電源電圧を可変抵抗器14によって分圧した電圧に伴う一定値に固定したた め、メ−タ駆動出力のドリフトの影響はなくなる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案によれば、弱電界強度になったとき制御信号を出力す るホ−ル検波器を設け、この制御信号によって利得可変増幅器の利得を一定値に 固定させるようにしたため、弱電界時でも温度などの環境条件の変化にかかわら ず、ミュ−ト量が安定し、音揺れ等はなくなり受信音を安定させることができる 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の一実施例のミュ−ト固定回路の構成を
示す回路図である。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
【図4】従来例における特性図である。
【符号の説明】
2 中間周波増幅器 4 レベル検波回路 5 メ−タ駆動回路 6 検波回路 8 ミュ−トドライブ回路 11 電源回路 12 可変利得増幅器 16 ホ−ル検波回路 17 ミュ−ト固定回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検波出力を入力とする可変利得増幅器と
    中間周波信号レベルに応じて可変利得増幅器の利得を制
    御するミュ−トドライブ回路とを有するミュ−ティング
    回路において、中間周波信号のC/Nを検出してノイズ
    が多いときに制御信号を発生するホ−ル検波回路と、ホ
    −ル検波回路から出力される制御信号によって中間周波
    信号レベルにかかわらずミュ−トドライブ回路の出力を
    一定に維持するミュ−ト固定手段とを備えたことを特徴
    とするミュ−ティング回路。
JP3689391U 1991-04-24 1991-04-24 ミユ−テイング回路 Pending JPH04123626U (ja)

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JP3689391U JPH04123626U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ミユ−テイング回路

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JP3689391U JPH04123626U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ミユ−テイング回路

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JPH04123626U true JPH04123626U (ja) 1992-11-10

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ID=31918765

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