JPH04123142A - 周辺制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、周辺制御装置に係り、特に、障害発生時に障
害情報を外部記憶媒体に採集する障害処理を実行するこ
とのできる周辺制御装置に関する。

［従来の技術］ この種周辺制御装置に関する従来技術として、例えば、
特開昭６３−２２８２４３号公報等に記載された技術が
知られている。

この従来技術は、コンピュータシステムで発生する障害
の各情報に対応した障害コード、及び、その障害で必見
とされる障害情報が存在する複数のメモリブロックを一
つの組にしたダンプ情報ブロックを複数個持つテーブル
を、コンピュータシステムに変更可能な状態で組み込み
、前記コンピュータシステムで障害が発生した場合、そ
の発生した障害コードとテーブル内の障害コードとが一
致するメモリブロックの情報に基づいて、メモリ内の障
害情報を外部記憶媒体へ出力するようにしたものである
。

［発明が解決しようとする課題］ 前記従来技術は、必要最小限とはいえ、どのような障害
についても、何らかの障害情報を外部記憶媒体へ採集し
ているため、次に示すような問題点を有している。

すなわち、前記従来技術は、エラーコードだけで、オペ
レータにも障害の内容が把握できて、その場でその障害
を解除できるような障害に対する障害情報をも、以後参
照することもないにもかがわらず、外部記憶媒体へ採集
しており、時間的にも物量的にも無駄が多いという問題
点を有している。

また、前記従来技術は、外部記憶媒体の容量が限られて
いるので、たとえ、情報量の少ない障害であっても複数
回起これば、外部記憶媒体の容量を超過してしまうため
、同一記憶媒体を繰り返し使用するような運用を行って
いる場合、以前発生した重要障害の障害情報が破壊され
る恐れがあるという問題点を有している。

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、無駄
がなくかつ信頼性のある障害情報の採集を行うことので
きる周辺制御装置提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば前記目的は、障害が検出されると、まず
、障害要因を判別し、障害内容がエラーコードだけで把
握でき、オペレータによりその場で解除できるような障
害であれば、その障害情報の外部記憶媒体への障害情報
の採集を省略するようにすることにより達成される。

［作　用コ 周辺制御装置で障害が発生した場合、障害を検知したプ
ログラムは、障害要因を判別し、障害別エラーログバッ
ファに、エラーコードと障害情報とを設定すると共に、
障害処理部に、障害の発生とその要因を通知する。障害
処理部は、この通知を受けると、予め登録されている障
害情報不要コードテーブルを先頭から順次索引して、エ
ラーログバッファ上のエラーコードと比較する。そして
、テーブル上に一致するコードを検出すると、障害情報
を外部媒体に採集する処理を省略し、センスバイト作成
とエラーコード表示のみを行う。

また、障害処理部は、テーブルの最後まで索引しても一
致するコード検出できない場合、それぞれの障害要因に
応じた障害情報をフロッピーディスク等の外部記憶媒体
に採集し、センスバイト作成とエラーコード表示を行う
。

本発明は、これにより、障害情報の採集が必要な障害に
ついてのみ、誤動作なく採集することができる。

［実施例］ 以下、本発明による周辺制御装置の一実施例を図面によ
り詳細に説明する。

第１図は本発明−実施例の構成を示すブロック図、第２
図はエラーログバッファの構成と障害情報不要コードテ
ーブルを説明する図である。第１図、第２図において、
ｌは上位装置、２は送受信バッファ、３は編集プロセッ
サ、４はアドレス変換テーブル、５はページバッファ、
６は展開プロセッサ、７は文字パターンメモリ、８はペ
ージメモリ、９はドツト送出回路、１０はプリンタ、１
１は障害処理部、１２はログアウトバッファ、１３はフ
ロッピーディスク制御部、１４はセンスバイト作成部、
１５はエラーコード表示部、１６はフロッピーディスク
、１７は障害情報不要テーブルである。

第１図に示す本発明の一実施例は、本発明を周辺装置の
１つである印刷制御装置に適用したものである。

この第１図に示す実施例において、上位装置１より送信
された文字データは、送受信バッファ２に蓄積される。

このデータの蓄積が終了すると、編集プロセッサ３は、
送受信バッファ２がら順次データを読み込み、その文字
コードによりアドレス変換テーブル４を索引し、対応す
る文字のパターンが格納されている文字パターンメモリ
７のアドレスを読み出し、そのアドレスをページバッフ
ァ５に蓄積していく。ページバッファ５に１ペ一ジ分の
データが完成すると、編集プロセッサ３は、展開プロセ
ッサ６に展開指示を行う。

展開プロセッサ６は、ページバッファ５に格納されてい
る文字パターンメモリ７のアドレスに従い、文字パター
ンメモリ７に格納されている文字パターンを読み出し、
ページメモリ８の該当アドレスに対する割り付けを行う
。ページメモリ８に１ペ一ジ分のデータがドツトパター
ンとして展開されると、ドツト送出回路９は、ページメ
モリ８のドツトデータを順次読み出し、プリンタｌＯに
送出して印刷を行わせる。

前述したような一連の動作中に、印刷制御装置内に何ら
かの障害が発生すると、図示印刷制御装置の個々の機能
部で動作している図示しないプログラムによりその障害
が検知される。この障害を検知したプログラムは、障害
要因を判別し、第２図（ａ）に示すように構成される要
因別のエラーログバッファに、第２図（ｂ）に示す構成
内容に従った障害データを設定し、障害処理部１１に障
害の発生とその要因を通知する。

障害処理部１１は、エラーログバッファ上のエラーコー
ドを読み取ると、本発明により、自処理部の内部あるい
は図示しないメモリ領域に予め格納されている障害情報
不要コードテーブル１′７の先頭から順次データを索引
し、読み取ったエラーログバッファ上のエラーコードと
比較する。

前述したエラーログバッファ及び障害情報不要コードテ
ーブル１７は、印刷制御装置内に設けられる図示しない
記憶装置内に格納されており、前述のプログラムからア
クセス可能である。

障害情報不要コードテーブル１７は、第２図（ｃ）に示
すように、障害情報を必要としない障害について、その
エラーコードを並べたものである。

例えば、用紙終了の検出は、オペレータが用紙を補給す
ることにより、その後の何ら問題なく印刷を続行するこ
とできるので、障害情報の採集が不要であるため、その
エラーコード“０１”は、予め、障害情報不要コードテ
ーブル１７に登録されている。一方“論理矛盾″は、プ
ログラムに何らかの不具合があるために発生するもので
あり、その後の印刷にも支障をきたし、早急の対応が必
要であるため、解析を効率よく行うためにも、障害情報
は必要である。このため、このエラーコード″３８”は
、障害情報不要コードテーブル１７には登録されていな
い。

障害処理部１１は、エラーコードと障害情報不要コード
テーブル１７内のデータとを順次比較して一致するコー
ドを見つけると、情報採集を省略し、センスバイト作成
部１４にセンスバイトの作成と、そのセンスバイトの送
受信バッファ２への書き込みを依頼すると共に、エラー
コード表示部１５に、エラーコードの表示を依頼する。

一方、障害処理部１１は、障害情報不要コードテーブル
の最後まで索引しても、一致するコードを発見すること
ができない場合、その障害解析に必見とされる各種情報
を編集し、ログアウトバッファ１２に格納していく。ロ
グアウトバッファ１２に情報が満杯になると、障害処理
部１１は、フロッピーディスク制御部１３にフロッピー
ディスク１６への書き込みを依頼する。

さらに、障害処理部１１は、必要情報の編集と、ログバ
ッファ１２への格納、及び、フロッピーディスク１６へ
の書き込みが全て終了すると、センスバイトの作成とエ
ラーコードの表示を、センスバイト作成部１４、エラー
表示部１５に依頼し、これらの障害処理が終了すると、
編集プロセッサ３に終了を通知する。

編集プロセッサ３は、これにより、上位装置ｌに装置異
常を報告すると共に、送受信バッファ２内のセンスバイ
トデータを送信することにより、上位装置１に障害の発
生を知らせる。

前述した本発明の実施例は、本発明を印刷制御装置に適
用したものであったが、本発明は、これに限定されるこ
となく、他のどのような周辺装置に対しても適用するこ
とができる。

前述した本発明の一実施例によれば、エラーコードだけ
で障害内容の把握を行うことができ、その場で回復でき
る障害については、外部媒体への障害情報の採集を省略
することができるので、時間的、物量的な無駄を無くす
ことができ、さらに、１枚の外部記憶媒体を繰り返し使
用していくような運用を行う場合にも、採集不要な障害
の記録のために、以前発生した重要な障害の障害情報を
破壊することを防止することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、障害情報不要コー
ドテーブルを備え、該テーブル内に、予め採集不要な障
害情報を格納しておくことにより、障害情報の採集が不
要な障害に対して、障害情報の採集を省略して、効率の
よい障害情報の採集を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図はエラーログバッファの構成と障害情報不要コード
テーブルを説明する図である。 １１・・・・・・障害処理部、１２・・・・・・ログア
ウトバッファ、１３・・・・・・フロッピーディスク制
御装置、１４・・・・・・センスバイト作成部、１５・
・・・・・ステータスコード表示部、１６・・・・・・
フロッピーディスク、１７・・・・・・障害情報不要コ
ードテーブル。 代理人　弁理士　　武　順次部（外１名）Ｌ−一一−−
−−−−−−−− ６、展開プロセッサ １１、障害処理部 １０、ドツト送出回路 １３、フロッピーディスク制御部 １４、センスバイト作成部 １５、エラーコード表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、障害を検出する回路と、障害解析に必要な各種情報
   を採集する回路とを備える周辺制御装置において、障害
   検出時に、障害要因を判別する手段を備え、障害内容が
   エラーコードだけで判明でき、オペレータによって回復
   できる障害の場合、障害情報の採集を行わないことを特
   徴とする周辺制御装置。