JPH04122931U - 燃焼器具の燃料タンク装置 - Google Patents

燃焼器具の燃料タンク装置

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JPH04122931U
JPH04122931U JP2062991U JP2062991U JPH04122931U JP H04122931 U JPH04122931 U JP H04122931U JP 2062991 U JP2062991 U JP 2062991U JP 2062991 U JP2062991 U JP 2062991U JP H04122931 U JPH04122931 U JP H04122931U
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valve
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一郎 塚田
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東芝ホームテクノ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油ストーブのカートリッジタンクに給油す
るとき、灯油により手を汚さないようにする。しかも、
給油時の操作を簡単にする。 【構成】 ストーブ本体の固定タンク部11上にカートリ
ッジタンク21を装着すると、覆筒41,46は、固定タンク
部11に当たって、ばね53の付勢に抗して弁付キャップ26
に対し上昇する。覆筒41,46は固定タンク部11の油受口
12外に止まり、弁付キャップ26のみが油受口12内に入
る。したがって、弁付キャップ26は灯油1に浸るが、覆
筒41,46は浸らない。固定タンク部11からカートリッジ
タンク21を外すと、覆筒41,46は、ばね53により押され
て、弁付キャップ26に対し下降し、この弁付キャップ26
を覆う。給油時には、灯油1のついていない覆筒46をつ
かんで弁付キャップ26を着脱できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石油ストーブなどの燃焼器具の燃料タンク装置に係わり、特に、燃 焼器具本体の固定タンク部にカートリッジタンクを着脱自在に装着するものに関 する。
【0002】
【従来の技術】
現在の石油ストーブは、ストーブ本体の固定タンク部に着脱自在に装着される カートリッジタンクが標準装備となっている。カートリッジタンクは、円筒状の 給油口部を有しているが、この給油口部には、給油時等の必要なとき以外、弁付 キャップが取り付けられる。この弁付キャップは、ストーブ本体にカートリッジ タンクを装着するのに連動して開く弁を有している。この弁により、ストーブ本 体にカートリッジタンクを装着した状態では、カートリッジタンク内からストー ブ本体の固定タンク部内に灯油が供給され、ストーブ本体からカートリッジタン クを外した状態では、カートリッジタンク内から灯油が漏れるのが防止される。 このようなカートリッジタンク方式の石油ストーブにおいて灯油の補給を行う際 には、まずストーブ本体の固定タンク部からカートリッジタンクを外した後、こ のカートリッジタンクの給油口部から弁付キャップを外し、給油口部からカート リッジタンク内に給油する。つぎに、給油口部に弁付キャップを取り付けた後、 ストーブ本体にカートリッジタンクを装着する。
【0003】 ところで、前述の弁付キャップは、固定タンク部に設けられた油受口内に挿入 され、灯油に浸るものであるが、給油時等には着脱のために灯油で濡れた弁付キ ャップを直接手でつかまなければならないため、灯油が手について、不快であっ た。すなわち、灯油により手が臭く、汚くなり、また、手を洗う煩わしさがあっ た。これに対して、弁付キャップを間接的につかめるように、この弁付キャップ の外周側に着脱可能なゴムなどからなる補助キャップを付属品としている石油ス トーブも従来からある。しかし、補助キャップは、カートリッジタンクに一体的 に組み付けられたものではなく、カートリッジタンクをストーブ本体に着脱する 毎に弁付キャップに対し着脱しなければならないため、紛失しやすく、また、使 用後、ストーブ本体などに設けられている収納部に戻すなどの手間も必要で、操 作性が悪い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、従来のカートリッジタンク方式の石油ストーブでは、弁付キャ ップを着脱するとき、灯油で濡れた弁付キャップを直接手でつかまなければなら なかったため、不快感を与えるという問題があった。一方、弁付キャップに着脱 可能な補助キャップを付属品としたものでも、補助キャップを紛失するおそれが あるとともに、キャップ着脱操作を必要とし使い勝手が悪いという問題があった 。本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、給油などのために弁 付キャップを着脱するとき、灯油が手につかないとともに、部品を紛失するよう な虞れがなく、しかも、使い勝手の良い石油ストーブなどの燃焼器具の燃料タン ク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の燃焼器具の燃料タンク装置は、前記目的を達成するために、燃焼器具 本体に設けられた固定タンク部11と、この固定タンク部11に設けられた油受口12 と、前記燃焼器具本体の固定タンク部11に着脱自在に装着されるカートリッジタ ンク21と、このカートリッジタンク21に設けられた給油口部22と、この給油口部 22に着脱自在に取り付けられ前記固定タンク部11の油受口12内に挿入される弁付 キャップ26と、この弁付キャップ26の外周側に上下動自在に組み付けられこの弁 付キャップ26の弁側外周部を露出可能に被覆する覆筒41,46と、この覆筒41,46 を前記弁付キャップ26と一体的に回転自在にする回り止め手段51と、前記覆筒41 ,46を弁付キャップ26が被覆される方向へ付勢するばね53と、前記覆筒41,46を 被覆状態で係止するストッパー手段52とを備えたものである。
【0006】
【作用】 本考案の燃焼器具の燃料タンク装置では、燃焼器具本体の固定タンク部11にカ ートリッジタンク21を装着すると、覆筒41,46が固定タンク部11の上面部に係止 しばね53の付勢に抗して弁付キャップ26に対して移動し、弁付キャップ26の弁側 外周部を露出するとともに給油口部22が固定タンク部11の油受口12内に挿入され るのに対して、覆筒41,46は油受口12外に止まる。そして、燃焼器具の使用時に は、カートリッジタンク21内からその給油口部22、弁付キャップ26、油受口12を 介して固定タンク部11内に燃料の油1が供給されるが、油受口12内に挿入されて いる弁付キャップ26は油1で濡れるものの、油受口12外にある覆筒41,46は油1 に濡れない。また、例えば給油時には、まず燃焼器具本体の固定タンク部11から カートリッジタンク21を外すが、これに連動して、ばね53の付勢により、覆筒41 ,46が弁付キャップ26に対してカートリッジタンク21の装着時とは反対方向へ移 動し、ストッパー手段52で係止し、覆筒41,46により油1で濡れた弁付キャップ 26が外周側から被覆される。ついで、使用者は、油1で濡れていない覆筒46をつ かんで弁付キャップ26を給油口部22から外し、この給油口部22からカートリッジ タンク21内に油1を補給し、再び覆筒46をつかんで弁付キャップ26を給油口部2
2 に取り付け、カートリッジタンク21を燃焼器具本体の固定タンク部11に装着す
る 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の燃焼器具のうち石油ストーブの燃料タンク装置の一実施例につ き、図面を参照して説明する。図1および図2において、1は液体燃料である灯 油である。11は図示していないストーブ本体に設けられた固定タンク部で、この 固定タンク部11の上面部には、円筒形で下方へ窪んだ凹部状の油受口12が形成さ れている。この油受口12の下面部には通口13が開口形成されており、この通口13 はフィルター14により上から覆われている。さらに、このフィルター14上に目皿 15が設けられており、この目皿15の中央部にはピン16が上方へ向けて突設されて いる。また、固定タンク部11の上面部には、環状凸部17が油受口12を囲んでかつ 上方へ向けて膨出形成されている。21は前記固定タンク部11上に着脱自在に装着 されるカートリッジタンクで、このカートリッジタンク21の下面部には、円筒状 の給油口部22が下方へ向けて突設されている。この給油口部22は、カートリッジ タンク21の下面部に形成された開口部23の周縁に加締固着された口金からなって いる。そして、給油口部22の周面部にはねじ部24が形成されている。26は金属製 の弁付キャップで、図3にも示すように、この弁付キャップ26は、ほぼ円筒状に 形成されており、前記給油口部22に着脱自在に取り付けられ、前記固定タンク部 11の油受口12内に下部が挿入されるものである。給油口部22に対する取り付けは 、弁付キャップ26の下部周面に形成された若干縮径したねじ部27が給油口部22の ねじ部24の外周側に螺合されることによる。前記弁付キャップ26の下面部中央に は弁座口28が形成されており、この弁座口28の上方に籠状の弁収納部29が設けら れている。そして、この弁収納部29内に、弁座口28を開閉する弁30が摺動自在に 嵌合されており、この弁30は、ばね31により常時下方向すなわち弁座口28を閉じ る方向へ付勢されている。
【0008】 また、弁付キャップ26の上部には、その上面から外周へ水平に張り出しそこか らさらに下方へ垂下する張り出し部32が全周に連続形成されていて、この張り出 し部32の内側に懐状の収納部33が形成されている。また、張り出し部32には、少 なくともその中心を挟む位置に複数の長孔34が形成されている。これらの長孔34 は、上下方向にスリット状になっており、張り出し部32の上面へは抜けていても よいが、下面へは抜けていない。41は円筒状の第1の覆筒で、この第1の覆筒41 は、前記弁付キャップ26の収納部33内にほぼ全体が収納される長さおよび径にな っているとともに、径が前記固定タンク部11の油受口12の径よりも大きくなって いる。そして、第1の覆筒41の軸方向上端部には、外周へ向けて突出した外向き 鍔部42が形成されている。一方、第1の覆筒41の下端部には、内周へ向けて突出 した内向き鍔部43が形成されている。46は円筒状の第2の覆筒で、この第2の覆 筒46は、前記第1の覆筒41よりも径が大きくなっているが、やはり前記弁付キャ ップ26の収納部33内にほぼ全体が収納される長さおよび径になっている。そして 、第2の覆筒46の軸方向上端部には、内周へ向けて突出したテーパー状の内向き 鍔部47が形成されている。一方、第2の覆筒46の下端部には、やはり内周へ向け て突出した内向き鍔部48が形成されているとともに、滑り止めに適したローレッ ト状あるいは凹凸状の握り部49が全周に連続してかつ外周へ向けて突出させて形 成されている。なお、この握り部49の径は、前記固定タンク部11の環状凸部17と ほぼ同径になっている。そして、第1の覆筒41の外周側に第2の覆筒46が同軸的 に嵌合されていて、これにより、覆筒41,46は、全体として伸縮自在になってい るが、第1の覆筒41の外向き鍔部42が第2の覆筒46の内向き鍔部47,48に当たる ことにより、両覆筒41,46が互いに抜け止めされる。また、第2の覆筒46の外周 面上端部には、前記長孔34に対応させて複数のテーパー状の爪部50が外方に向か って突出形成されている。そして、これらの爪部50が弁付キャップ26の長孔34に それぞれ上下方向へ摺動自在に係合されており、これにより、第2の覆筒46は、 弁付キャップ26に対して、上下方向において抜け止めされているとともに、周方 向へは回らないように係止されている。このようにして、長孔34の側壁部34A と 爪部50とにより回り止め手段51を構成するとともに長孔34の下端壁部34B と爪部 50とによりストッパー手段52を構成している。さらに、覆筒41,46が収納される 、弁付キャップ26の収納部33の最内周部には、被覆動作手段としてのコイルばね 53が収納されているが、このばね53は、上端が弁付キャップ26の張り出し部32の 上部に当接しているとともに、下端が第1の覆筒41の内向き鍔部43に当接してい る。このばね53は、伸びようとする力を生じており、これにより、第1の覆筒41 にこれをカートリッジタンク21と反対側すなわち下側へ動かそうとする力を与え ている。こうして、両覆筒41,46は、弁付キャップ26の外周側に上下方向へ移動 自在にかつ離れないように組み付けられており、両覆筒41,46が弁付キャップ26 に対して上方へ移動して縮むとともに弁付キャップ26の収納部33内に収納された とき、弁付キャップ26の下部つまり弁側外周部が露出し、両覆筒41,46が弁付キ ャップ26に対して下方へ移動して伸びたとき、弁付キャップ26の弁側外周部が両 覆筒41,46により被覆される。
【0009】 つぎに、前記の構成につき、その作用を説明する。図1に示すように、ストー ブ本体の固定タンク部11上にカートリッジタンク21を載せて装着すると、両覆筒 41,46は、固定タンク部11の環状凸部17と弁付キャップ26の張り出し部32の上面 部とによる圧縮作用を受け、ばね53の付勢力に抗して、縮むとともに弁付キャッ プ26に対して相対的に上昇し、この弁付キャップ26の収納部33内に収納される。 すなわち、カートリッジタンク21を下降させていくとき、第1の覆筒41の下端が 環状凸部17に上から当たった後は、第1の覆筒41は、下降できないので、ばね53 を縮めながら弁付キャップ26に対して相対的に上昇する。さらに、第1の覆筒41 の上端が第2の覆筒46の上の鍔部47に下から当たった後、あるいは、第2の覆筒 46の下端が環状凸部17に上から当たった後は、第2の覆筒46も、第1の覆筒41と 一体的に弁付キャップ26に対して上昇する。両覆筒41,46は、弁付キャップ26に 対してその張り出し部32の上部に第2の覆筒46の上端が当たるまで上昇して、弁 付キャップ26の収納部33内に収納される。この状態では、弁付キャップ26の下部 が露出して、固定タンク部11の油受口12内に挿入される。これに対して、両覆筒 41,46は油受口12外に止まる。これとともに、固定タンク部11上にカートリッジ タンク21を装着したときには、固定タンク部11の油受口12内のピン16に押される ことにより、弁付キャップ26内の弁30がばね31の付勢力に抗して上昇し、弁付キ ャップ26の弁座口28が開く。そして、石油ストーブの使用時には、カートリッジ タンク21内からその給油口部22、その開いた弁座口28、油受口12側の目皿15、フ ィルター14および通口13を介して固定タンク部11内に灯油1が供給される。なお 、固定タンク部11内の油面は、これに加わる空気圧のために、一定レベルより高 くならない。固定タンク部11上にカートリッジタンク21を装着してある状態で、 固定タンク部11の油受口12内に挿入されている弁付キャップ26の下部は灯油1に 浸って濡れるが、油受口12の上方外部にある覆筒41,46はもとより灯油1に浸ら ず、濡れない。また、例えば給油時には、図2に示すように、まず、カートリッ ジタンク21を矢印で示す方向へ持ち上げて、このカートリッジタンク21をストー ブ本体の固定タンク部11から取り外す。これに連動して、ばね53の付勢力により 、カートリッジタンク21の装着時とは逆に、弁付キャップ41に対して覆筒41,46 が下降するとともに伸びる。すなわち、第1の覆筒41は、第2の覆筒46に対して この第2の覆筒46の下の鍔部48に第1の覆筒41の外向き鍔部42が上から当たるま で下降し、また、第2の覆筒46は、弁付キャップ26に対してその長孔34の下端壁 部34B に爪部50が上から当たるまで下降する。こうして、弁付キャップ41に対し て覆筒41,46が下降するとともに伸びると、これら覆筒41,46により灯油で濡れ ている弁付キャップ26の下部も外周側から取り囲まれて覆われる。なお、カート リッジタンク21を固定タンク部11から外すと、ばね31の付勢力により、弁30が下 降して弁座口28が塞がる。したがって、カートリッジタンク21から弁付キャップ 26を介して灯油1が漏れることはない。つぎに、使用者は、カートリッジタンク 21を上下反転させた後、第2の覆筒46の握り部49をつかんで、第2の覆筒46を回 す。このように、第2の覆筒46を回すと、その爪部50と長孔34の側壁部34A とが 係合することにより、弁付キャップ26も一体的に回り、この弁付キャップ26を給 油口部22から外せる。ついで、開放されたこの給油口部22を介してカートリッジ タンク21内に灯油1を補給した後、再び、第2の覆筒46の握り部49をつかんで、 弁付キャップ26を回すことにより、この弁付キャップ26を給油口部22に取り付け る。さらに、カートリッジタンク21を上下反転させた後、ストーブ本体の固定タ ンク部11上に装着する。
【0010】 前記実施例の構成によれば、灯油1で濡れた弁付キャップ26に手を触れること なく、この弁付キャップ26を覆う、灯油で濡れていない覆筒46をつかんで、弁付 キャップ26を着脱できるので、その際に手に灯油がつくことがない。したがって 、手が汚れたりすることもなく、給油等の作業を快適に行える。また、弁付キャ ップに補助キャップを着脱可能としたものとは異なり、覆筒41,46が弁付キャッ プ26に一体的に組み付けられた部品となっているので、覆筒41,46を紛失するよ うなおそれがもとよりない。さらに、ストーブ本体の固定タンク部11に対するカ ートリッジタンク21の着脱に覆筒41,46による弁付キャップ26の露出、被覆動作 を連動させたので、手間もかからず、弁付キャップに対して補助キャップを着脱 するものに比べ、操作性が格段に向上する。しかも、特に前記実施例のものでは 、カートリッジタンク21の着脱に覆筒41,46を連動させる構成が簡単であり、コ ストアップも抑えられる。
【0011】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能で ある。例えば、前記実施例では、覆筒41,46を2分割して伸縮自在としたが、覆 筒は全体が一体のものとしてもよい。ただし、前記実施例のように、覆筒41,46 を2分割して伸縮自在とすれば、収納部33の大きさに比して、弁付キャップ26の 露出から被覆までのストロークを大きくでき、小型化に有利である。さらに、覆 筒46に設ける握り部49も、図示のような位置および形状に限るものではなく、手 でつかんで回しやすいように、覆筒46の適所に適当な形状で形成すればよく、ま た握り部を設けずに覆筒の外周面の適所を握るようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、燃焼器具本体の固定タンク部にカートリッジタンクを着脱自 在に装着する燃焼器具の燃料タンク装置において、カートリッジタンクの給油口 部に取り付けられた弁付キャップの外周側に覆筒を移動自在に組み付け、固定タ ンク部にカートリッジタンクを装着したときには、覆筒は油受口外に止まって、 露出した弁付キャップのみが固定タンク部の油受口内に挿入され、固定タンク部 からカートリッジタンクを外したときには、覆筒が弁付キャップを覆う構成とし たので、給油などを行うときに、油で濡れた弁付キャップをつかむことなく、油 で濡れていない覆筒をつかんで、弁付キャップを着脱でき、手を汚すことなく、 快適に作業を行え、また、弁付キャップに補助キャップを着脱可能とした従来の ものとは異なり、覆筒を紛失するようなおそれがもとよりなく、さらに、カート リッジタンクの着脱に覆筒が連動していることにより、手間もかからず、弁付キ ャップに対して補助キャップを着脱するものに比べ、操作性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の燃焼器具の燃料タンク装置の一実施例
を示す、固定タンク部にカートリッジタンクを装着した
状態の断面図である。
【図2】同上固定タンク部からカートリッジタンクを外
した状態の断面図である。
【図3】同上分解斜視図である。
【符号の説明】
11 固定タンク部 12 油受口 21 カートリッジタンク 22 給油口部 26 弁付キャップ 41 覆筒 46 覆筒 51 回り止め手段 52 ストッパー手段 53 コイルばね(ばね)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器具本体に設けられた固定タンク部
    と、この固定タンク部に設けられた油受口と、前記燃焼
    器具本体の固定タンク部に着脱自在に装着されるカート
    リッジタンクと、このカートリッジタンクに設けられた
    給油口部と、この給油口部に着脱自在に取り付けられ前
    記固定タンク部の油受口内に挿入される弁付キャップ
    と、この弁付キャップの外周側に上下動自在に組み付け
    られこの弁付キャップの弁側外周部を露出可能に被覆す
    る覆筒と、この覆筒を前記弁付キャップと一体的に回転
    自在にする回り止め手段と、前記覆筒を弁付キャップが
    被覆される方向へ付勢するばねと、前記覆筒を被覆状態
    で係止するストッパー手段とを備えたことを特徴とする
    燃焼器具の燃料タンク装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55150242U (ja) * 1979-04-10 1980-10-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55150242U (ja) * 1979-04-10 1980-10-29

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