JPH04122787U - 排水桝における点検筒受口部 - Google Patents

排水桝における点検筒受口部

Info

Publication number
JPH04122787U
JPH04122787U JP3619791U JP3619791U JPH04122787U JP H04122787 U JPH04122787 U JP H04122787U JP 3619791 U JP3619791 U JP 3619791U JP 3619791 U JP3619791 U JP 3619791U JP H04122787 U JPH04122787 U JP H04122787U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection tube
drainage basin
inspection
socket
tube socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3619791U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2511743Y2 (ja
Inventor
裕 倉奥
高好 田中
Original Assignee
アロン化成株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アロン化成株式会社 filed Critical アロン化成株式会社
Priority to JP1991036197U priority Critical patent/JP2511743Y2/ja
Publication of JPH04122787U publication Critical patent/JPH04122787U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511743Y2 publication Critical patent/JP2511743Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】排水桝の点検筒受口部分の破損を防止すること
を目的とする。 【構成】排水桝(1) の点検筒受口部(6) において、排水
桝本体(2) との接続部分(62)の内面(63)を球面とし、点
検筒(7) が垂直状態あるいは如何なる方向へ傾斜した状
態で接続されていても、該点検筒(7) 下周縁(71)と、該
接続部分(62)の内面(63)とが全周にわたって均一に接触
するように図った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は下水配管の合流点等に配される排水桝の点検筒受口部に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、この種の排水桝(1)Aは例えば本体(2)Aの側面から上流側本 管受口部(3)A、下流側本管受口部(4)A、枝管受口部(5)Aが差出され、上方には点 検筒受口部(6)Aが差出され、該点検筒受口部(6)Aには点検筒(7)Aが接続され、該 点検筒(7)Aの上端は地表GLに開口し、蓋(8)Aが被着されている。
【0003】 該排水桝(1)Aの点検筒受口部(6)Aとして、従来から図示するようにパッキンリ ング(9)Aの装着溝(61)A が設けられた形状のものが提供されている。この形状の ものは、接続された点検筒(7)Aを360°の方向でパッキンリング(9)Aの位置を 中心として若干回動傾斜させることが出来、例えば図示するようにGLが点線( GL')に示すように若干傾斜している場合には、該GL' の傾斜に点検筒(7)Aの 蓋(8)A面が沿うように、該点検筒(7)Aを点線に示す位置に傾斜させることが出来 る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記排水桝(1)Aにあっては、点検筒受口部(6)Aの本体(2)Aとの接 続部分(62)A の内面が直線テーパー状になっており、点検筒(7)Aを傾斜させた場 合には点検筒(7)Aの下周縁(71)A が点検筒受口部(6)Aの接続部分(62)A の内面(6 3)A と傾き方向の一点のみで接触し、その他の部分は浮いた状態になっている。 該点検筒(7)Aにはそれ自体の重量、土圧、蓋(8)Aに及ぼされる外力等の下向きの 力が及ぼされ、該点検筒(7)Aの下周縁(71)A にはこのような点検筒受口部(6)Aの 接続部分(62)A の内面(63)A が受けることによる反力が及ぼされているが、該点 検筒(7)Aの下周縁(71)A と該点検筒受口部(6)Aの接続部分(62)A 内面(63)A との 接触が一点のみであると、該反力も該下周縁(71)A の接触点に集中し、該反力集 中点で点検筒(7)Aあるいは点検筒受口部(6)Aが破損する危険がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、排水桝本体(2) から上 方へ差出される点検筒受口部(6) であって、内側にはパッキンリング(9) の装着 溝(61)が形成されており、本体(2) との接続部分(62)の内面(63)は球面とされて いる排水桝(1) における点検筒受口部(6) を提供するものである。
【0006】
【作用】
上記排水桝(1) において、点検筒受口部(6) に接続される点検筒(7)は装着溝 (61)に装着されているパッキンリング(9) の位置を中心として360°若干回動 傾斜させることが出来る。該点検筒(7)の下周縁(71)は該点検筒受口部(6) の排 水桝本体(2) との接続部分(62)の内面(63)に接触しているが、該内面(63)は球面 とされているので、該点検筒(7)が360°どの方向に回動傾斜したとしても、 該点検筒(7)の下周縁(71)と点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内面(63)とは全 周にわたって均一に接触することになる。したがって点検筒(7)に及ぼされる下 向きの外力にもとづき、該点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内面(63)から該点 検筒(7)の下周縁(71)に及ぼされる反力は、該点検筒(7)の傾斜によらず均一に 分散されることになる。
【0007】
【実施例】
本考案を図1〜図3に示す一実施例によって説明すれば、排水桝(1) の本体(2 ) の側面から上流側本管受口部(3) 、下流側本管受口部(4) 、枝管受口部(5) 等 が差出され、上方には点検筒受口部(6) が差出されている。
【0008】 該点検筒受口部(6) の上部にはパッキンリング(9) を装着する装着溝(61)が形 成され、また本体(2) との接続部分(62)の内面(63)は球面とされている。図3に 示すように該内面(63)はパッキンリング(9) の装着位置面Sの中心点Pを中心と した半径Rの球面とされることが望ましい。
【0009】 上記排水桝(1) は地下に埋設され、本管受口部(3),(4) には夫々下水本管が接 続され、枝管受口部(5) には枝管が接続され、点検筒受口部(6) には点検筒(7) が接続され、該点検筒(7)の上端は地表GLに開口し、蓋(8) が被着されている が、該蓋(8) 上面は該地表GLに沿うようにされている。該点検筒(7)は図3点 Pを中心として360°の方向に若干回動傾斜が可能であるから、GLが若干傾 斜していてもそれに応じて例えば図3点線に示す垂直位置から実線位置まで、該 点検筒(7)を若干傾斜させて該蓋(8) 上面をGLに沿うようにさせることが出来 る。
【0010】 点検筒(7)の下周縁(71)は排水桝(1) の点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内 面(63)と接触しているが、該内面(63)は球面とされているから、該点検筒(7)が 垂直状態でも、また如何なる方向への傾斜状態でも、該点検筒(7)の下周縁(71) と該点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内面(63)との接触は全周にわたって均一 になる。したがって該点検筒(7)に及ぼされる下向きの力にもとづき、該点検筒 (7)の下周縁(71)が該点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内面(63)から及ぼされ る反力も均一に分散することになり、該反力が一箇所に集中することにより、点 検筒(7)や排水桝(1) の点検筒受口部(6) が破損することは確実に防止される。
【0011】 図4は本考案の他の実施例を示すものであり、本実施例にあっては、点検筒(7 )の下周縁(71)には点検筒受口部(6) の接続部分(62)の内面(63)の球面に沿った 形状の球面(72)が形成されている。本実施例では点検筒(7)下周縁(71)と点検筒 受口部(6) の接続部分(62)内面(63)とが球面相互の接触となり、反力分散効果が より一層顕著になる。
【0012】
【考案の効果】
したがって本考案においては、点検筒が垂直状態、傾斜状態に関わらず、点検 筒下周縁と、排水桝の点検筒受口部の接続部分内面とが全周にわたって均一に接 触し、応力集中が防止されるので、排水桝および点検筒の接続部分での破損が確 実に防止される。
【0013】
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】側面説明図
【図2】平面図
【図3】点検筒受口部分断面図
【図4】他の実施例の点検筒受口部分断面図
【図5】従来例の側面説明図
【符号の説明】
(1)・・・・・排水桝 (2)・・・・・本体 (6)・・・・・点検筒受口部 (61)・・・・パッキンリング装着溝 (62)・・・・接続部分 (63)・・・・内面 (7)・・・・・点検筒 (9)・・・・・パッキンリング

Claims (1)

    【整理番号】 U03039 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水桝本体から上方へ差出される点検筒受
    口部であって、内側にはパッキンリングの装着溝が形成
    されており、本体との接続部分の内面は球面とされてい
    ることを特徴とする排水桝における点検筒受口部
JP1991036197U 1991-04-19 1991-04-19 排水桝における点検筒接続構造 Expired - Lifetime JP2511743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991036197U JP2511743Y2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排水桝における点検筒接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991036197U JP2511743Y2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排水桝における点検筒接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04122787U true JPH04122787U (ja) 1992-11-05
JP2511743Y2 JP2511743Y2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=31918193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991036197U Expired - Lifetime JP2511743Y2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 排水桝における点検筒接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511743Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836353U (ja) * 1971-09-06 1973-05-01
JPS616589U (ja) * 1984-06-13 1986-01-16 タキロン株式会社 排水ますのアジヤスタ
JP3029584U (ja) * 1996-03-29 1996-10-01 燦坤実業股▲分▼有限公司 自動保温制御回路装置を備えた電気がま

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836353U (ja) * 1971-09-06 1973-05-01
JPS616589U (ja) * 1984-06-13 1986-01-16 タキロン株式会社 排水ますのアジヤスタ
JP3029584U (ja) * 1996-03-29 1996-10-01 燦坤実業股▲分▼有限公司 自動保温制御回路装置を備えた電気がま

Also Published As

Publication number Publication date
JP2511743Y2 (ja) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6269495B1 (en) Adjustable floor drain apparatus
US6089615A (en) Branch pipe connection
CA2299664A1 (fr) Dispositif de traversee etanche
US4483643A (en) Canal bed shell
US5887908A (en) Pipe swivel joint assembly
US5038830A (en) Pipe and sealing device
JPH04122787U (ja) 排水桝における点検筒受口部
JPS624484B2 (ja)
JPS6376986A (ja) 導管に分岐を取付けるための組立体
US4243068A (en) Sewer chimney
CN205462005U (zh) 一种高密封涂料搅拌桶
JPH0312845Y2 (ja)
CN212799840U (zh) 一种曝气面大的曝气头
JPH0738445Y2 (ja) 排水桝の自在管接続部
JPS6342233Y2 (ja)
JPH10293U (ja) 排水桝の接続部材
CN213268228U (zh) 高性能的检查井
CN216430671U (zh) 一种用于工业污水净化的控制阀门
JPS5856469Y2 (ja) 水中管接手
JPH0510070Y2 (ja)
CN213476832U (zh) 一种多功能岩土施工用测斜管
JP2786847B2 (ja) 傾斜道路用桝
JPH0327105Y2 (ja)
JPH06167045A (ja) 排水枡
JP3164527B2 (ja) 汚水桝の掃除口

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960416

EXPY Cancellation because of completion of term