JP3164527B2 - 汚水桝の掃除口 - Google Patents

汚水桝の掃除口

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JP3164527B2
JP3164527B2 JP00571197A JP571197A JP3164527B2 JP 3164527 B2 JP3164527 B2 JP 3164527B2 JP 00571197 A JP00571197 A JP 00571197A JP 571197 A JP571197 A JP 571197A JP 3164527 B2 JP3164527 B2 JP 3164527B2
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洋史 西堀
幸治 上原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互換性に優れた汚
水桝の掃除口に関し、詳しくは仕様が異なる各種の蓋体
と蓋保持部材とを同時に取り替えることができる汚水桝
の掃除口に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示した如く、汚水桝から上方に立
ち上げた掃除口管1の上端部を蓋体4で覆う場合、蓋保
持部材3が用いられている。この蓋保持部材3を用いた
施工の場合には、蓋保持部材3の下部筒体31を掃除口
管1の上端部に挿入して接着接合し、雨水等が掃除口管
1に浸入しないように水密的に接続する。そして、蓋保
持部材3の上部に設けた蓋受部32に蓋体4を装着し、
シールパッキン41を介して掃除口管1の上端部を水密
的に被蓋していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
掃除口は、サイズが同一の蓋体であっても仕様が異なる
と蓋体の径寸法が若干相違するということがある。この
ため、蓋体が破損したり、子供のいたずらによって紛失
した場合には、同一仕様の蓋体を使用しないと、蓋体を
蓋保持部材に上手く装着できないという問題があった。
【0004】一般に、蓋体と蓋保持部材とはワンセット
として取り扱われている。また、掃除口管の径寸法は規
格によって定められているため、掃除口管の上端部に挿
入される蓋保持部材の下部筒体の外径は仕様が異なって
も一定している。このため、掃除口管の上端部から蓋保
持部材を取り外し、ワンセットとなった手持ちの蓋体と
蓋保持部材に取り替えることができれば問題がない。と
ころが、蓋保持部材は掃除口管の上端部に接着接合され
ているため、蓋保持部材を取り替えることは困難であっ
た。
【0005】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、仕様が異なる場合でも蓋体と蓋保持部材とを同時に
取り替えて使用することができ、互換性に優れた汚水桝
の掃除口を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、汚水桝から上
方に立ち上げた掃除口管の上端部に蓋体と蓋保持部材と
がワンセットとなった蓋保持部材が蓋保持スペーサを介
して着脱自在に装着された汚水桝の掃除口であって、前
記蓋保持スペーサの差口部が掃除口管の上端部に挿入さ
れると共に該差口部の上部に設けられた支持筒体に蓋保
持部材の下部筒体が挿入され、該下部筒体の外周と支持
筒体の内周との間に介在したシールパッキンを介して水
密的に接続されると共に、ワンセットとなった蓋体と蓋
保持部材とを同時に取り替えられるようになしたことを
特徴とする。
【0007】また、本発明は、蓋保持スペーサの差口部
の外径を掃除口管の上端部の内径よりも若干小径に形成
すると共に、両者の間に介在したシールパッキンを介し
て差口部の挿入量と角度調整が行えるようになしたこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す要
部の断面図であって、図中の符号1は掃除口管、2は蓋
保持スペーサ、3は蓋保持部材、4は蓋体である。
【0009】掃除口管1は、図3に示した従来例と同様
に汚水桝から立ち上げられ、汚水桝と共に地中に埋設さ
れるものである。通常、掃除口管1は口径が約50〜3
50mmの塩ビパイプが使用される。標準サイズの塩ビ
パイプは規格によって径寸法が定められているため、掃
除口管1の上端部の内径はサイズ毎に一定している。
【0010】蓋保持スペーサ2は前記掃除口管1の上端
部に装着されるものである。蓋保持スペーサ2の下部に
は掃除口管1の内径とほぼ等しい外径を有する差口部2
1が設けられており、該差口部21が掃除口管1の上端
部に挿入されて接着接合される。
【0011】一方、蓋保持スペーサ2の上部には掃除口
管1の内径よりも若干大きい内径を有する支持筒体22
が設けられている。支持筒体22の内面には環状溝23
が周設されており、該環状溝23にリップ状のシール部
を有するパッキン24が装着されている。また、差口部
21の内周上端には、円周上の2〜3カ所に凹部25が
設けられており、該凹部25にドライバー等を挿入して
こじることによって、支持筒体22に装着された蓋保持
部材3を容易に脱出させることができるようになってい
る。
【0012】蓋保持部材3と蓋体4は、各種仕様に応じ
てワンセットとして提供される既存製品であるが、仕様
が異なっても同サイズの蓋保持部材3は下部筒体31の
外径が掃除口管1の内径とほぼ同径に形成されている。
このため、仕様が異なる蓋保持部材3であっても、下部
筒体31の外周面は支持筒体22の内周面に装着したシ
ールパッキン24と圧接して緊密にシールされるように
なっている。蓋保持部材3の上部には蓋受部32が設け
られており、該蓋受部32にシールパッキン41を介し
て蓋体4が水密的に装着されている。
【0013】図2は本発明の他の実施例を示す要部の断
面図であって、図1と同符号の部材は同意義を有するの
でその説明を省略する。この実施例の掃除口は、蓋保持
スペーサ2の差口部21の外径を掃除口管1の内径より
も若干小さくすると共に、その長さを大きくして掃除口
管の上端部に遊嵌したものである。この様にすると、施
工の際に差口部21の挿入量と角度調整を行うことがで
き、蓋体4を傾斜した地表面と面一に設定することがで
きる。
【0014】このとき、掃除口管1と差口部21との間
にシールパッキン5を介在させて水密的に接続すると共
に、蓋保持スペーサ2の落下を適宜のスペーサ6a,6
bを介在させて防止するとよい。また、蓋保持スペーサ
2の支持筒体22を長くしておけば、蓋保持部材3の取
り替えが容易となる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は掃除口管の
上端部に蓋保持スペーサを装着し、該スペーサに蓋保持
部材と蓋体をセットしたので、蓋体が破損したり、子供
のいたずらによって紛失した場合でも、手持ちの蓋体と
蓋保持部材とに取り替えることができる。また、蓋保持
スペーサの下部に掃除口管の内径よりも若干小さい外径
を有する差口部を設けておけば、該差口部を掃除口管の
上端部に遊嵌して差口部の挿入量と角度調整を行うだけ
で、蓋体を傾斜した地表面と面一に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す要部の断面図で
ある。
【図2】図2は本発明の他の実施例を示す要部の断面図
である。
【図3】図3は従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 掃除口管 2 蓋保持スペーサ 3 蓋保持部材 4 蓋体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−17991(JP,A) 特開 平5−65734(JP,A) 実開 平3−62133(JP,U) 実開 平2−42950(JP,U) 実開 平1−61285(JP,U) 実開 平4−134555(JP,U) 実開 平5−87087(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 5/02 E03F 5/10 E03F 29/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水桝から上方に立ち上げた掃除口管
    (1)の上端部に蓋体(4)と蓋保持部材(3)とがワ
    ンセットとなった蓋保持部材(3)が蓋保持スペーサ
    (2)を介して着脱自在に装着された汚水桝の掃除口で
    あって、前記蓋保持スペーサ(2)の差口部(21)が
    掃除口管(1)の上端部に挿入されると共に該差口部
    (21)の上部に設けられた支持筒体(22)に蓋保持
    部材(3)の下部筒体(31)が挿入され、該下部筒体
    (31)の外周と支持筒体(22)の内周との間に介在
    したシールパッキン(24)を介して水密的に接続され
    ると共に、ワンセットとなった蓋体(4)と蓋保持部材
    (3)とを同時に取り替えられるようになしたことを特
    徴とする汚水桝の掃除口。
  2. 【請求項2】 蓋保持スペーサ(2)の差口部(21)
    の外径を掃除口管(1)の上端部の内径よりも若干小径
    に形成すると共に、両者の間に介在したシールパッキン
    (5)を介して差口部(21)の挿入量と角度調整が行
    えるようになしたことを特徴とする請求項1記載の汚水
    桝の掃除口。
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