JPH0529264Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529264Y2 JPH0529264Y2 JP1987179090U JP17909087U JPH0529264Y2 JP H0529264 Y2 JPH0529264 Y2 JP H0529264Y2 JP 1987179090 U JP1987179090 U JP 1987179090U JP 17909087 U JP17909087 U JP 17909087U JP H0529264 Y2 JPH0529264 Y2 JP H0529264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pipe
- flange
- annular
- stopper
- floor drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は防臭化粧フランジに関し、より詳しく
は、洗面容器などより延出する排水パイプと床面
排水管との接続部に配される化粧フランジに、フ
ランジ本来の化粧効果と共に、このフランジ部を
用いての排水パイプと床面排水管の接続、さらに
防臭効果をも併せ奏せしめ得る防臭化粧フランジ
に関し、化粧フランジに一層の多面効果を求めた
ものである。そして、最近では漏水の発見を容易
なものとするため、床面排水管の上端は床面より
心持ち突出した状態にあり、この排水管の配管の
特性を積極的に利用した防臭化粧フランジに関す
る。
は、洗面容器などより延出する排水パイプと床面
排水管との接続部に配される化粧フランジに、フ
ランジ本来の化粧効果と共に、このフランジ部を
用いての排水パイプと床面排水管の接続、さらに
防臭効果をも併せ奏せしめ得る防臭化粧フランジ
に関し、化粧フランジに一層の多面効果を求めた
ものである。そして、最近では漏水の発見を容易
なものとするため、床面排水管の上端は床面より
心持ち突出した状態にあり、この排水管の配管の
特性を積極的に利用した防臭化粧フランジに関す
る。
(従来の技術)
従来洗面容器などより延出する排水パイプと床
面排水管との接続は、排水パイプと床面排水管が
同一口径の場合は、その間にスリーブ状接続具を
介在せしめることにより、又床面排水管が排水パ
イプに比べ大径の折には、床面排水管内にゴム製
の防臭栓を介在せしめて排水パイプの端部を防臭
栓に嵌入せしめ、あるいは排水パイプと床面排水
管の接続周縁部をパテ、テープなどをもつて密閉
し、該排水パイプと床面排水管の接続部分を上面
より化粧フランジを用いて陰蔽し、配管部分の外
観を良好なものとしていた。
面排水管との接続は、排水パイプと床面排水管が
同一口径の場合は、その間にスリーブ状接続具を
介在せしめることにより、又床面排水管が排水パ
イプに比べ大径の折には、床面排水管内にゴム製
の防臭栓を介在せしめて排水パイプの端部を防臭
栓に嵌入せしめ、あるいは排水パイプと床面排水
管の接続周縁部をパテ、テープなどをもつて密閉
し、該排水パイプと床面排水管の接続部分を上面
より化粧フランジを用いて陰蔽し、配管部分の外
観を良好なものとしていた。
又複数個の洗面容器より、それぞれ延出する複
数本の排水パイプをして共同の床面排水管へ連結
せしめる折、排水パイプと床面排水管はY字管な
ど特殊形状の連結管を介して排水路を形成せしめ
ていた。
数本の排水パイプをして共同の床面排水管へ連結
せしめる折、排水パイプと床面排水管はY字管な
ど特殊形状の連結管を介して排水路を形成せしめ
ていた。
(考案が解決しようとする問題点)
洗面容器などから延出する排水パイプと床面排
水管とを連結する折、排水パイプと床面排水管が
異口径でその連結部が挿入形式を採用する折に
は、該連結部にゴム製防臭栓を介在せしめたり、
あるいはパテ、テープなどを用いて密閉せねばな
らず、同口径の場合は、ゴムなどそれぞれの口径
に合致したスリーブ状接続具を用意しなければな
らず、又複数の洗面容器などを共同の床面排水管
に連結するにはY字管などの特殊形状の連結管を
介在使用せねばならず、排水パイプと床面排水管
との連結態様の変化に対応して、その連結手段を
種々変化せしめなければならない手数と不便さと
があつた。
水管とを連結する折、排水パイプと床面排水管が
異口径でその連結部が挿入形式を採用する折に
は、該連結部にゴム製防臭栓を介在せしめたり、
あるいはパテ、テープなどを用いて密閉せねばな
らず、同口径の場合は、ゴムなどそれぞれの口径
に合致したスリーブ状接続具を用意しなければな
らず、又複数の洗面容器などを共同の床面排水管
に連結するにはY字管などの特殊形状の連結管を
介在使用せねばならず、排水パイプと床面排水管
との連結態様の変化に対応して、その連結手段を
種々変化せしめなければならない手数と不便さと
があつた。
本考案は、この排水パイプと床面排水管の該連
結部の見場を良好なものとするために広く使用さ
れていた化粧フランジをもつてフランジ自体の本
来の役割の外に、排水パイプと床面排水管との連
結具として活用、転用せしめることを意図し、フ
ランジに陰蔽効果と共に、接続、防臭の各効果を
併せ奏しうる防臭化粧フランジを提供することを
目的とする。
結部の見場を良好なものとするために広く使用さ
れていた化粧フランジをもつてフランジ自体の本
来の役割の外に、排水パイプと床面排水管との連
結具として活用、転用せしめることを意図し、フ
ランジに陰蔽効果と共に、接続、防臭の各効果を
併せ奏しうる防臭化粧フランジを提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成させるために、本考案はつぎの
ような構成としている。すなわち、本考案に係る
防臭化粧フランジは、洗面容器などから延出する
排水パイプと床面排水管の連結部に介在し、中空
状のフランジの上面部には、前記排水パイプの端
部と接続する連結口が設けられている。一方、中
空フランジの下面部には前記床面排水管内に緊密
に嵌合するフランジの中空部と連通する筒状栓が
フランジと一体に形成されており、該筒状栓は各
種外径からなる環状栓体の連設集合体をもつて形
成されていることを特徴とする。
ような構成としている。すなわち、本考案に係る
防臭化粧フランジは、洗面容器などから延出する
排水パイプと床面排水管の連結部に介在し、中空
状のフランジの上面部には、前記排水パイプの端
部と接続する連結口が設けられている。一方、中
空フランジの下面部には前記床面排水管内に緊密
に嵌合するフランジの中空部と連通する筒状栓が
フランジと一体に形成されており、該筒状栓は各
種外径からなる環状栓体の連設集合体をもつて形
成されていることを特徴とする。
(実施例)
つぎに本考案を実施した防臭化粧フランジの具
体的実施例を図面を用いて説明する。第1図は本
考案に係るフランジの中央縦断面図であり、図
中、1は中空状フランジで、例えばポリエチレン
にて製造され、その密度変化により軟質又は半硬
質の性質を有し、フランジ1の上面には排水パイ
プ11との連結口2が、又平板状のフランジ下面
には垂下状に床面排水管12内に緊密に嵌合する
フランジの中空部と連通する筒状栓3がフランジ
と一体に形成されている。この筒状栓3は床面排
水管12の各種内径に合致する外径を有する複数
の環状栓体3a,3b,3c,3dを順次小径の
環状栓体をフランジ1側に位置せしめてピラミツ
ト状に連設した形状からなり、そしてこれら各環
状栓体の境界部には環状溝4が介在されている。
体的実施例を図面を用いて説明する。第1図は本
考案に係るフランジの中央縦断面図であり、図
中、1は中空状フランジで、例えばポリエチレン
にて製造され、その密度変化により軟質又は半硬
質の性質を有し、フランジ1の上面には排水パイ
プ11との連結口2が、又平板状のフランジ下面
には垂下状に床面排水管12内に緊密に嵌合する
フランジの中空部と連通する筒状栓3がフランジ
と一体に形成されている。この筒状栓3は床面排
水管12の各種内径に合致する外径を有する複数
の環状栓体3a,3b,3c,3dを順次小径の
環状栓体をフランジ1側に位置せしめてピラミツ
ト状に連設した形状からなり、そしてこれら各環
状栓体の境界部には環状溝4が介在されている。
第2図は他の実施例を示す第1図に相当する図
で、軟質又は半硬質の中空状フランジ1の上面に
は複数の排水パイプ11,11,11の連結口
2,2,2が、又フランジの下面には垂下状に集
中型大径床面排水管12内に緊密に嵌合するフラ
ンジ中空部と連通する、複数環状栓体3a,3
b,3c,3dの集合体よりなる筒状栓3がフラ
ンジと一体に形成され、各環状栓体の境界部には
それぞれ環状溝4が介在形成されている。
で、軟質又は半硬質の中空状フランジ1の上面に
は複数の排水パイプ11,11,11の連結口
2,2,2が、又フランジの下面には垂下状に集
中型大径床面排水管12内に緊密に嵌合するフラ
ンジ中空部と連通する、複数環状栓体3a,3
b,3c,3dの集合体よりなる筒状栓3がフラ
ンジと一体に形成され、各環状栓体の境界部には
それぞれ環状溝4が介在形成されている。
(作用)
床面排水管12の上端部は漏水の早期発見、配
管作業の簡易化などを目的として、床面13より
突出状態をもつて配管されている。
管作業の簡易化などを目的として、床面13より
突出状態をもつて配管されている。
中空状フランジ1の筒状栓3は床面排水管12
に緊密に内挿され、中空状フランジ1と床面排水
管12は接続される。この折、床面排水管12の
各種内径に合せて、前記筒状栓3を構成する環状
栓体3a〜3dのうちから1つが選択され、選択
された環状栓体が筒状栓3の最下部に位置するよ
う、環状栓体の境界部に設けた環状溝4にて、必
要に応じ、筒状栓の一部は切断される。これによ
り筒状栓3の最下部の環状栓体が床面排水管12
の内周面に筒状栓3の適宜の弾性を利用して緊密
に接触し、かつ中空フランジ1は床面排水管12
上端部にフランジ1の平板状下面を載置させる形
にて、密閉状に接続される。
に緊密に内挿され、中空状フランジ1と床面排水
管12は接続される。この折、床面排水管12の
各種内径に合せて、前記筒状栓3を構成する環状
栓体3a〜3dのうちから1つが選択され、選択
された環状栓体が筒状栓3の最下部に位置するよ
う、環状栓体の境界部に設けた環状溝4にて、必
要に応じ、筒状栓の一部は切断される。これによ
り筒状栓3の最下部の環状栓体が床面排水管12
の内周面に筒状栓3の適宜の弾性を利用して緊密
に接触し、かつ中空フランジ1は床面排水管12
上端部にフランジ1の平板状下面を載置させる形
にて、密閉状に接続される。
又、洗面容器10より延出する排水パイプ11
の下端部は第1図に示すように適宜の弾性を有す
る中空フランジ1の連結口2よりフランジ内に、
両者は緊密性を保つて挿入され、排水パイプ11
と中空状フランジ1とは連結されてもよく、第2
図に示すように排水パイプ11を中空状フランジ
1内への挿入接続する手段にかえて、中空フラン
ジ1の上面に突出するスリーブ状連結口2′を必
要に応じてパツキングなどを介して排水パイプ1
1端部内に嵌合せしめる構成としてもよい。
の下端部は第1図に示すように適宜の弾性を有す
る中空フランジ1の連結口2よりフランジ内に、
両者は緊密性を保つて挿入され、排水パイプ11
と中空状フランジ1とは連結されてもよく、第2
図に示すように排水パイプ11を中空状フランジ
1内への挿入接続する手段にかえて、中空フラン
ジ1の上面に突出するスリーブ状連結口2′を必
要に応じてパツキングなどを介して排水パイプ1
1端部内に嵌合せしめる構成としてもよい。
かくして排水パイプ11と床面排水管12とは
中空状フランジ1を介して密閉性を保つて連繋さ
れ、かつ排水パイプ11と床面排水管13との連
結部は外部に一切露出することなく、その外観を
良好なものとしている。
中空状フランジ1を介して密閉性を保つて連繋さ
れ、かつ排水パイプ11と床面排水管13との連
結部は外部に一切露出することなく、その外観を
良好なものとしている。
(考案の効果)
本考案は排水パイプと床面排水管との接続にあ
つて、従来両排水路接続部に配されていた陰蔽用
フランジを積極的に利用して、該フランジをし
て、接続部の陰蔽効果と共に、両排水路の密閉形
連結具としても利用するもので、機構の簡素化お
よび排水路形成作業の簡易化が実現できる。
つて、従来両排水路接続部に配されていた陰蔽用
フランジを積極的に利用して、該フランジをし
て、接続部の陰蔽効果と共に、両排水路の密閉形
連結具としても利用するもので、機構の簡素化お
よび排水路形成作業の簡易化が実現できる。
又、床面排水管の内径に合せて、筒状栓を形成
する環状栓体の選択により、フランジと床面排水
管との緊密な連結が、又中空状フランジの連結口
を排水パイプの口径に合致せしめることにより、
これまたフランジと排水パイプの緊密な連結がで
き、このことは一つの中空状フランジにて、各種
床面排水管に幅広く対応することができる。
する環状栓体の選択により、フランジと床面排水
管との緊密な連結が、又中空状フランジの連結口
を排水パイプの口径に合致せしめることにより、
これまたフランジと排水パイプの緊密な連結がで
き、このことは一つの中空状フランジにて、各種
床面排水管に幅広く対応することができる。
第1図は本考案に係る防臭化粧フランジの中央
縦断面図、第2図は他の実施例を示す第1図に相
当する図である。 図中、1は中空状フランジ、2,2′は排水パ
イプ連結口、3は筒状栓、3a,3b,3c,3
dは環状栓体、4は環状溝、11は排水パイプ、
12は床面排水管を示す。
縦断面図、第2図は他の実施例を示す第1図に相
当する図である。 図中、1は中空状フランジ、2,2′は排水パ
イプ連結口、3は筒状栓、3a,3b,3c,3
dは環状栓体、4は環状溝、11は排水パイプ、
12は床面排水管を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空状フランジの上面部には、洗面容器など
から延出する排水パイプと繋がる連結口を設け
ると共に、該中空状フランジの下面部には、排
水管の各種内径に合致する外径を有する複数の
環状栓体の集合体からなり、該環状栓体をフラ
ンジ側より順次小径環状栓体より大径環状栓体
へのピラミツト状に連設した構成からなる筒状
栓を中空状フランジと連通一体形成したことを
特徴とする防臭化粧フランジ。 (2) 前記筒状栓は、該栓を構成する複数の環状栓
体の各栓体の境界部には環状溝を介在せしめて
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の防臭
化粧フランジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987179090U JPH0529264Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987179090U JPH0529264Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0184369U JPH0184369U (ja) | 1989-06-05 |
JPH0529264Y2 true JPH0529264Y2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=31470673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987179090U Expired - Lifetime JPH0529264Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529264Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP1987179090U patent/JPH0529264Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0184369U (ja) | 1989-06-05 |
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