JPH0434196Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0434196Y2
JPH0434196Y2 JP1986195747U JP19574786U JPH0434196Y2 JP H0434196 Y2 JPH0434196 Y2 JP H0434196Y2 JP 1986195747 U JP1986195747 U JP 1986195747U JP 19574786 U JP19574786 U JP 19574786U JP H0434196 Y2 JPH0434196 Y2 JP H0434196Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
knob
main body
rubber stopper
connecting pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986195747U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63100529U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986195747U priority Critical patent/JPH0434196Y2/ja
Publication of JPS63100529U publication Critical patent/JPS63100529U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0434196Y2 publication Critical patent/JPH0434196Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は農業用暗渠排水装置の水閘に関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種農業用暗渠排水装置の水閘は例え
ば第4図〜第8図に示すように構成されて設けら
れている。以下、図面に基づいて説明すると、1
は水田2等に埋設される農業用暗渠排水装置で、
これは第4図及び第5図に示すように多数の小孔
3…を有するパイプ4…と、このパイプ4…の端
部同志をつなぐ無孔の集水パイプ5と、この集水
パイプ5の一端部に一端がつながれたパイプ6と
水田2の縁に形成された排水溝7に一端が開口す
るパイプ8との間に位置する水閘9とから成つて
いる。前記水閘9は第6図に示すように上下方向
に長いパイプ状本体10と、この本体10の下端
に中央部上端が嵌着され本体10と直交する長さ
の短かい接続パイプ11と、この接続パイプ11
を中央部で開閉即ち連通遮断すべく前記本体10
内に設けられたパイプ状のロツド12の下端に取
り付けられたゴム栓13とを備え、前記ロツド1
2の上端は水田2の上方に突出する本体10の上
端から突出している。ところで前記接続パイプ1
1の中央部上端には前記本体10の下端を嵌入さ
せる短かい筒部14が突設され、又この接続パイ
プ11の中央部下端には凹入部15が形成されて
いる。又前記ゴム栓13は上下両端が閉じられて
内部が空洞に形成され、前記ロツド12はこのゴ
ム栓13を上下に貫通してロツド12の下端開口
部はゴム栓13の下方に開放している。更にゴム
栓13の外面は下端すぼまり状にゆるやかなテー
パーが付いた円柱状に形成され、上端外面を断面
山型の凹凸状に形成し、この凹凸部16の最大外
径を凹凸部16が形成されていない他の部分の最
大外径よりも僅かに大きくしている。前記接続パ
イプ11の中央部を遮断しているときはゴム栓1
3の上端凹凸部16は前記筒部14の下端内に圧
入して位置し、下端は前記凹入部15内に圧入し
て位置している。又前記接続パイプ11の両端近
傍内面には断面凹状の環状溝部17,18が形成
され、この各溝部17,18内にはリング状のゴ
ムパツキン19,20が設けられる。ゴムパツキ
ン19,20の最小内径部は接続パイプ11の内
面よりも内方に突出しており、接続パイプ11の
両端に前記パイプ6,8の他端が嵌入されたと
き、パイプ6,8の外面に前記ゴムパツキン1
9,20が圧接するように構成されている。更に
前記本体10の上端から突出しているロツド12
の上端には昇降操作用のつまみ21が上方より外
嵌合して接着剤により固着されている。このつま
み21には上端に前記ロツド12の内部に連通す
るように小さな孔22が形成されている。尚、図
中23は前記本体10の上端開口部を閉じるキヤ
ツプで、このキヤツプ23の中心筒部24を前記
ロツド12が貫通している。25は前記キヤツプ
23の中心筒部24に螺合し、中心筒部24をロ
ツド12の外面側に圧接するように締め付ける締
め付け具であり、前記ロツド12延いてはゴム栓
13の昇降操作時以外のときは中心筒部24に螺
合して締め付けている。ゴム栓13の昇降操作時
においては前記締め付け具25をゆるめてロツド
12を第6図の状態より引き上げるか、或いは第
6図の状態に押し下げることによりゴム栓13の
昇降が行なえる。尚第6図はゴム栓13により前
記接続パイプ11が中央部で左右に遮断された状
態を示しているが、この状態よりゴム栓13を上
昇させるときゴム栓13は下端が前記本体10の
下端に合致する迄即ち接続パイプ11内が完全に
連通状態となる迄上昇させれば良い。前記ゴム栓
13の上端凹凸部16の最大外径を他の部分の最
大外径よりも僅かに大きくしたのは、凹凸部16
は断面山型であるため弾性に富み、前記凹凸部1
6の最大外径と他の部分の最大外径とが同じであ
ると圧接力が弱いためであり、従つてその凹凸部
16の山の部分が前記筒部14の下端内面に確実
に圧接することができる。しかし乍らゴム栓13
の上端外面にこのような凹凸部16を形成するこ
とにより凹凸部16は弾性に富んでいるため前記
筒部14下端に対しゴム栓13〔凹凸部16〕は
容易に出退可能となる。尚本体10の内径は前記
ゴム栓13の昇降が容易に行なえるようにゴム栓
13の最大外径よりも若干大きく形成されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上記した従来の構成において、前記ゴム栓13
が上昇して前記接続パイプ11内が連通した状態
から接続パイプ11内を遮断させるときは前記昇
降操作用つまみ21を押してロツド12を介して
前記ゴム栓13を下端が前記凹入部15内に圧入
する迄下降させれば良い。そのゴム栓13の下降
時においてゴム栓13によつて押される水が前記
ロツド12の下端からロツド12内に入つてロツ
ド12の内部に残つている空気とともに前記つま
み21の孔22から上方に逃がされ、ゴム栓13
の下降を無理なく行えるようになつているが、前
記孔22はつまみ21の上端に形成されているこ
とから水が上向きに飛び出して手や顔、更に衣服
等を濡らすという問題があつた。又、孔22を塞
がずにつまみ21を押さなければならず、操作が
しにくいという問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
接続パイプ内を遮断するためにゴム栓を下降させ
たとき、昇降操作用つまみから上方への水の飛び
出しをなくし、手や顔、衣服等が水で濡れるのを
防止し得、又つまみを押すときの操作を行ない易
くすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、農業用
暗渠排水装置の水閘であつて、上下方向に向く本
体と、上端が前記本体の上方に突出するように本
体内に昇降可能に設けられたパイプ状のロツド
と、このロツドの下端に取り付けられて前記本体
の下端に設けた接続パイプ内を連通遮断する昇降
可能なゴム栓と、前記ロツドの上端に上方より外
嵌合して取り付けられた昇降操作用つまみを備
え、前記ロツドの下端開口部を前記ゴム栓の下方
に開放させ、前記昇降操作用つまみの内面に、上
方で前記ロツドの内部と連通するとともに、下方
がつまみの下端に開口する流路を設けたものであ
る。
作 用 この構成により、つまみを押してゴム栓を下降
させたときロツド内を押し上げられてつまみに入
つてきた水はつまみの下端に開口する流路から下
向きに流出するので、手や顔、衣服等が水で濡れ
るのを防止することができる。又、つまみの上端
には従来のような水抜き用の孔がないので、つま
みの押圧操作時に孔を塞がないように注意する必
要がなく、作業が行ない易い。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面(第1
図〜第3図)に基づいて説明する。
尚、本考案はロツドの上端に設けた昇降操作用
つまみの構成に特徴を有しており、その部分につ
いて詳細に説明し、他の構成は前記従来例と同じ
であるため説明を省略する。又、前記従来例と同
一部材については同一符号を用いて説明する。
図において、本体10の上端から突出するパイ
プ状ロツド12の上端には昇降操作用のつまみ2
1が上方より外嵌合して接着剤により固着されて
いる。このつまみ21の内面には前記ロツド12
の外面との間で上下方向に延びつまみ21の下方
に下端が開口する流路26が周方向適当間隔おき
に複数本形成されている。そしてこの流路26以
外の部分でロツド12の外面とつまみ21の内面
とは当接している。又、つまみ21の上端は上方
に球面状に突出してその上端内面には前記流路2
6からずれた位置で前記ロツド12の上端に当接
する複数個のリブ27が形成されており、このリ
ブ27の下端にロツド12の上端が当接すること
によりロツド12の上端とつまみ21の上端内面
との間に間隙が形成され、この間隙を介してロツ
ド12の内部と前記流路26とを連通するように
構成されている。更に前記つまみ21の下端外周
には断面半円形の小さなフランジ部28が形成さ
れている。他の構成は前記従来例と同じである。
上記構成において、前記つまみ21およびロツ
ド12とともにゴム栓が上昇して接続パイプ内が
連通した状態から接続パイプ内を遮断させるとき
は、つまみ21を押してロツド12を介してゴム
栓を下降させれば良い。そのときゴム栓によつて
押される水がロツド12の下端からロツド12の
内部に入つてつまみ21の方に押し上げられる。
つまみ21には前述のように内部にロツド12の
内部と連通しつまみ21の下方に下端が開口する
流路26を複数本有しているので、前記押し上げ
られた水は流路26を通つてつまみ21から下向
きに流出する。このつまみ21の押圧操作時にお
いて、つまみ21の上端には従来のような孔が形
成されていないので、孔を塞がないように注意す
る必要がなく、しかもつまみ21の上端が球面状
になつているので手が痛くなるようなこともな
い。又、前記ゴム栓を引き上げるためにつまみ2
1の下端をつまんで持ち上げるとき、つまみ21
の下端外周には断面半円形の小さなフランジ部2
8が形成されているので、指等を痛めることもな
い。
考案の効果 以上のように本考案によれば、つまみを押して
ゴム栓を下降させたときロツド内を押し上げられ
てつまみに入つてきた水はつまみの下端に開口す
る流路から下向きに流出するので、手や顔、衣服
等が水で濡れるのを防止することができる。又、
つまみの上端には従来のような水抜き用の孔がな
いので、つまみの押圧操作時に孔を塞がないよう
に注意する必要がなく、作業が行ない易い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図はつまみとロツドの嵌合部を示す一部
切欠拡大正面図、第2図はつまみの底面図、第3
図はつまみとロツドの嵌合部を示す一部切欠拡大
平面図、第4図〜第8図は従来例を示し、第4図
は農業用暗渠排水装置を水田に埋設した状態を示
す断面図、第5図は農業用暗渠排水装置の斜視
図、第6図は水閘の一部切欠正面図、第7図は水
閘の要部拡大断面図、第8図はつまみとロツドの
嵌合部を示す一部切欠拡大正面図である。 10……本体、12……ロツド、21……つま
み、26……流路、27……リブ、28……フラ
ンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 農業用暗渠排水装置の水閘であつて、上下方向
    に向く本体と、上端が前記本体の上方に突出する
    ように本体内に昇降可能に設けられたパイプ状の
    ロツドと、このロツドの下端に取り付けられて前
    記本体の下端に設けた接続パイプ内を連通遮断す
    る昇降可能なゴム栓と、前記ロツドの上端に上方
    より外嵌合して取り付けられた昇降操作用つまみ
    とを備え、前記ロツドの下端開口部を前記ゴム栓
    の下方に開放させ、前記昇降操作用つまみの内面
    に、上方で前記ロツドの内部と連通するととも
    に、下方がつまみの下端に開口する流路を設けた
    農業用暗渠排水装置の水閘。
JP1986195747U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0434196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195747U JPH0434196Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195747U JPH0434196Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63100529U JPS63100529U (ja) 1988-06-30
JPH0434196Y2 true JPH0434196Y2 (ja) 1992-08-14

Family

ID=31153920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986195747U Expired JPH0434196Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0434196Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6158230B2 (ja) * 1982-11-22 1986-12-10 Hitoshi Satomi

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890224U (ja) * 1981-12-14 1983-06-18 長岡仁一郎 給水栓
JPS6158230U (ja) * 1984-09-18 1986-04-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6158230B2 (ja) * 1982-11-22 1986-12-10 Hitoshi Satomi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63100529U (ja) 1988-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0434196Y2 (ja)
JPS6117059Y2 (ja)
JP2518673Y2 (ja) 排水管路の開口部構造
JPH078990Y2 (ja) 操作つまみの操作軸支持構造
JPH0529264Y2 (ja)
JPS639643Y2 (ja)
JPS625074Y2 (ja)
JPS5816396Y2 (ja) 洗濯機
JPS62158264U (ja)
JPS63126485U (ja)
JPS61137247U (ja)
JPS6252376U (ja)
JPS6115366U (ja) 浴槽の排水口と排水管との接続構造
JPS5973209U (ja) 洗髪器
JPH0249879U (ja)
JPS6379329U (ja)
JPS6324496U (ja)
JPS62202570U (ja)
JPH0177493U (ja)
JPH0354839U (ja)
JPS61170441U (ja)
JPH0340156U (ja)
JPS61187280U (ja)
JPS60179291U (ja) 洗濯機の排水装置
JPH0376688U (ja)