JPH04122144U - 組立足場 - Google Patents

組立足場

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JPH04122144U
JPH04122144U JP3576291U JP3576291U JPH04122144U JP H04122144 U JPH04122144 U JP H04122144U JP 3576291 U JP3576291 U JP 3576291U JP 3576291 U JP3576291 U JP 3576291U JP H04122144 U JPH04122144 U JP H04122144U
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frame
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秀亮 森田
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日立プラント建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立・解体が容易かつ安全にでき、しかもタ
ッパーの高さ及び足場の高さを自由に変化できるように
する。 【構成】 組立足場は、上枠10と、該上枠10の下部
に連結可能な下枠11と、前記上枠10の上部が連結固
定されたアーム13を備えている。上枠10には、左右
に吊下げ部材である縦部材16が2本設けられており、
該縦部材16の間にはコロバシを兼用させた複数の横桟
17がハシゴ状に取り付けられている。また、該横桟1
7の長さは人が昇降できかつ足場板20が載せられる寸
法に形成されている。下枠11は、上枠10と同様に左
右に吊下げ部材である縦部材21が設けられており、該
縦部材21の間に横桟22がハシゴ状に複数取り付けら
れている。上枠10の連結ピース19と下枠11の連結
ピース23とは上下の縦部材16、21の中心線16A
と21Aがほぼ一直線になるように、各々の縦部材1
6、21に互い違いに取り付けられ、ボルト25を介し
て結合された構成となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設中の鉄骨梁に懸架して用いる作業用仮設足場に係わり、特に、ボ イラ鉄骨での使用に便利なようにタッパーを大きくし、かつ高さの調整を組立、 解体を容易にした組立足場に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建設物の建設途上において設けられる仮設用足場には、幾通りものもの が採用されているが、代表的なものとして、次の2つのものが知られている。1 つは、図12、図13に示すように、鉄骨大梁1に、地上で足場パイプ2と足場 板3とで、単管足場を組み付けてから鉄骨大梁1ごと吊り揚げる方法である。こ の足場は、鉄柱1Aと鉄骨大梁1との接続ボルトの締め付け及び接続部の捕集塗 装作業等のために設けられるもので、タッパーが低く、2メートル程度までであ る。なお、図12、図13においては符号4は吊下げ部材、5は手摺り、6はコ ロバシ、7、8はクランプを示す。
【0003】 また、他の1つは、鉄柱に大梁が取り付けられた後、大梁から足場パイプを吊 り下げて架設する方法である。構造は前記図12、図13と同じであるが、組立 方法が異なる。すなわち、組立方法は、図14に示すように、まず鉄骨大梁1の 上に、水平方向に足場パイプ2を、鉄骨大梁1の両側に突き出した状態で取り付 けておく。次に、足場パイプ2で吊り下げ部材4、手摺り5、コロバシ6等を枠 組みしたものを、ロープ9、10で吊り揚げ、点線の位置にクランプ7を取り付 ける。これを所定のピッチで何個か取り付けた後、吊下げ部材4を伝って降りて いき、後から吊り揚げた足場板をコロバシ6の上に取り付ける。なお、解体する 場合は、以上の逆の順序で行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、ボイラ建設時においては、タッパーが10メートル程度のものが、 しばしば必要であるが、前記のように、単管足場では、組立、解体作業が非常に 危険なため、一般にタッパーは3メートルぐらいが限度である。要するに、従来 の単管足場は、組立、解体が危険かつ面倒であるため、タッパーの高いものはで きず、また足場の高さは調整できないという問題があった。
【0005】 本考案の目的は上述した問題に鑑みなされたもので、組立、解体が容易かつ安 全にでき、しかもタッパーの高さ及び足場の高さを自由に変えることの可能な組 立足場を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案に係わる組立足場は、2本の吊下げ部材に 、コロバシを兼用させた複数の横桟を取り付けて上枠と下枠を作り、上枠は鉄骨 梁に取り付けたアームから吊り下げると共に下枠は上枠の下部に連結可能とし、 かつ足場板を任意の横桟に掛けるよう構成したものである。
【0007】
【作用】
このように本考案によれば、複数の横桟を有する上枠と下枠を連結可能とし、 足場板は任意の横桟に掛けるようにしてあるので、タッパーの高さ及び足場の高 さを自由に変化できると共に、組立・解体作業が容易かつ安全に実施できる。
【0008】
【実施例】
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する。
【0009】 図1は本考案に係わる組立足場の一実施例を示す正面図、図2は同組立足場の 側面図、図3は上枠の正面図、図4は上枠の側面図、図5は下枠の正面図、図6 は下枠の側面図、図7は上枠と下枠の連結部の拡大側面図、図8〜図10は同組 立足場の組立手順を示す動作説明図である。本組立足場は、上枠10と、該上枠 10の下部に連結可能な下枠11と、前記上枠10の上部は抜止めピン12を介 して連結固定されたアーム13を備えて成り、該アーム13がクランプ14を介 してH型鉄骨大梁15に取付け固定された構成となっている。
【0010】 これをさらに詳述するように、上枠10には、左右に吊下げ部材である縦部材 16が2本設けられており、該縦部材16の間にコロバシを兼用させた複数の横 桟17を複数ハシゴ状に取り付けている。上枠10の上端には短い角筒状のスラ イド吊り具18が設けられており、かつ下端には、穴19Aが穿設された連結ピ ース19が取り付けられている。なお、前記横桟17の長さは人が昇降できかつ 足場板20が乗せられる寸法に形成してある。
【0011】 一方、下枠11は、上枠10と同様に左右に吊下げ部材である縦部材21が設 けられており、該縦部材21の間にコロバシを兼用させた横桟22がハシゴ状に 複数取り付けられている。該下枠11の上端及び下端には穴23A、24Aが穿 設された連結ピース23、24が取り付けられている。そして、上枠10に連結 ピース19と、下枠11の連結ピース23とは、図7で示すように、上下の縦部 材16、21の中心線16Aと21Aとがほぼ一直線になるように、各々の縦部 材16、21に互い違いに取り付け、ボルト25を介して結合した構成となって いる。
【0012】 また、連結ピース24は、上枠10の縦部材16の連結ピース19に同様にし て取り付けられている。アーム13は、その大きさが前記スライド吊り具18に 貫挿できるサイズとなっており、かつ長さは鉄骨大梁15に掛けたとき両側に突 き出し、前記上枠10が取り付けられる寸法に設定してある。
【0013】 本実施例の組立足場は以上のように構成されているが、これを使用するときの 組立方法には、鉄骨大梁15を吊り揚げると前と、吊り揚げてからの2通りある 。取付け手順はいずれもやや同じであるので、ここでは地上組立ての場合につい て図8〜図10を用いて説明する。
【0014】 まず、地上で、図8に示すごとく、鉄骨大梁15を水平に少し吊り揚げておき 、アーム13を片側又は必要に応じて両側に突き出し、鉄骨大梁15にクランプ 14(図1、図2参照)で取り付ける。次に、図9に示すように、アーム13に スライド吊り具18を嵌め込み、該スライド吊り具18に抜止めピン12を差し 込む。下枠11は、タッパーが上枠10だけでは足りない場合に継ぎたすもので 、上枠10の連結ピース19と下枠11の連結ピース23を、図7に示すように 重ね合わせ、穴19A、23Aを合わせ、ボルト25で締付け結合する。
【0015】 足場板20は、図10に示すごとく任意の横桟17又は21に載せ、番線等で 固定する。この後、手摺り26を取り付ければ、これによって足場が完成となる 。この後は鉄骨大梁15を吊り揚げて、鉄柱27(図2参照)に接続ボルトで固 定すればよい。
【0016】 一方、解体するときは、上枠10の上端部にロープを掛けておき、上方から揚 重機で吊るしておき、抜止めピン12をスライド吊り具18からにき、スライド 吊り具18をアーム13の先端方向に押しやってアーム13から外す。この後、 揚重機を操作して、地上に降ろす。次にクランプ14を外してアーム13を取り 払えば、これによって解体が完了する。
【0017】 なお、上枠10の縦部材16上端のスラド吊り具18は、角筒状に限定される ものではなく、図11に示すようにアーム13に嵌合し得るごとく断面コ字状に 形成し、これに抜止めピン12を挿通するように構成してもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係わる組立足場によれば、2本の吊下げ部材に、 コロバシを兼用させた複数の横桟を取り付けて上枠と下枠を作り、上枠は鉄骨梁 に取り付けた腕部材から吊り下げると共に下枠は上枠の下部に連結できるように し、かつ足場板を任意の横桟に掛けるよう構成したことにより、タッパーと足場 の高さを自由に変化できると共に、従来に比べて組立、解体が容易かつ安全に行 えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる組立足場の一実施例を示す正面
図である。
【図2】同組立足場の側面図である。
【図3】上枠の正面図である。
【図4】上枠の側面図である。
【図5】下枠の正面図である。
【図6】下枠の側面図である。
【図7】上枠と下枠の連結部の拡大側面図である。
【図8】同組立足場の組立手順を示す動作説明図であ
る。
【図9】同組立足場の組立手順を示す動作説明図であ
る。
【図10】同組立足場の組立手順を示す動作説明図であ
る。
【図11】スライド吊り具の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図12】従来の単管足場の正面図である。
【図13】従来の単管足場の側面図である。
【図14】従来の足場の組立方法を示す図である。
【符号の説明】
10 上枠 11 下枠 13 アーム 15 鉄骨大梁 16 縦部材 17 横桟 20 足場板 21 縦部材 22 横桟

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の吊下げ部材に、コロバシを兼用さ
    せた複数の横桟を取り付けて上枠と下枠を作り、上枠は
    鉄骨梁に取り付けたアームから吊り下げると共に下枠は
    上枠の下部に連結可能とし、かつ足場板を任意の横桟に
    掛けるよう構成したことを特徴とする組立足場。
JP3576291U 1991-04-19 1991-04-19 組立足場 Expired - Lifetime JP2513480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3576291U JP2513480Y2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 組立足場

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JP3576291U JP2513480Y2 (ja) 1991-04-19 1991-04-19 組立足場

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JPH04122144U true JPH04122144U (ja) 1992-11-02
JP2513480Y2 JP2513480Y2 (ja) 1996-10-09

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