JPH04122056U - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JPH04122056U
JPH04122056U JP3477091U JP3477091U JPH04122056U JP H04122056 U JPH04122056 U JP H04122056U JP 3477091 U JP3477091 U JP 3477091U JP 3477091 U JP3477091 U JP 3477091U JP H04122056 U JPH04122056 U JP H04122056U
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JP
Japan
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solenoid
thermal head
spring
lever
card processing
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Application number
JP3477091U
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English (en)
Inventor
均 竹之内
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型のソレノイドでサーマルヘッドを上動させ
ることができ、ソレノイド配設用スペースの狭小化およ
び装置全体の小型化を図ると共に、消費電力の低減を図
る。 【構成】サーマルヘッド9を所定押圧力でカードに押付
けてサーマル印刷するカード処理装置であって、サーマ
ルヘッド9をメインレバー11およびサブレバー12を
介してソレノイド13に連結し、各レバー11,12間
にサーマルヘッド押圧用のスプリング20を張架すると
共に、ソレノイド13のストローク時にサブレバー12
をスプリング力解除方向に回動させて、サーマルヘッド
押圧力を打消す打消機構21を備えたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、自動券売機やレジスタに組込まれて、プリペイドカード やストアードカードに金額などを印刷するようなカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のカード処理装置としては例えば図8に示すような構造の装置が ある。すなわち、自動券売機のカード処理装置本体81の内部に、その内奥から プリペイドカード出入口82に向けて、繰出し部83、印刷部84、パンチ穴穿 孔部85、磁気リード・ライト部86をこの順に配設した装置である。
【0003】 この従来構造のカード処理装置において、上述の印刷部84にサーマルヘッド を設けて、プリペイドカードに金額を印刷する場合、このサーマルヘッドはその ドット部分を所定押圧力でプリペイドカードに押付けて印刷を行なう関係上、同 部84におけるプリペイドカードの搬送方向は図8に点線矢印で示す一方向に限 定されるので、この従来装置では発券時の金額のみが印刷可能で、プリペイドカ ード使用に伴う残額の印刷ができない問題点があった。
【0004】 このような問題点を解決するために、従来、上述のサーマルヘッドを上下動さ せることで、プリペイドカードの双方向の搬送を可能とし、このプリペイドカー ドに発券時の金額および残額を印刷すべく構成した装置がある。
【0005】 すなわち、図9に示す如く、カード搬送ライン87の下部にプラテンローラ8 8を配設し、このプラテンローラ88の上部にサーマルヘッド89を配設すると 共に、支軸90に枢着されたレバー91を設けて、このレバー91の一端を上述 のサーマルヘッド89に連結し、他端をピン92、リンク93、ピン94、プラ ンジャ95を介してソレノイド96に連動させ、さらに、上述のレバー91の他 端に引張りバネ97を張架して、この引張りバネ97のバネ力によりサーマルヘ ッド89をプラテンローラ88側へ押圧すべく構成し、かつソレノイド96の励 磁時に各要素95,94,93,92,91を介して上述のサーマルヘッド89 を上動すべく構成したカード処理装置である。なお、図中98はストッパである 。
【0006】 しかし、図9に示す従来装置においては次のような問題点があった。つまり、 引張りバネ97によるサーマルヘッド押圧力を、ソレノイド96の位置で換算し た値をPとし、サーマルヘッド89を上方へ必要量持上げるソレノイド96のス トロークをLとする時、ソレノイド96の吸引力は図10に示すK(但しP<K )以上の値が要求され、大型のソレノイド96や同ソレノイド配設用の大きいス ペースを必要とするだけでなく、消費電力が大となり、また装置全体も大型化す る問題点があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の請求項1記載の考案は、小型のソレノイドでサーマルヘッドを上動 させることができ、ソレノイド配設用スペースの狭小化および装置全体の小型化 を図ることができると共に、消費電力の低減を図ることができるカード処理装置 の提供を目的とする。
【0008】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 電源装置の小型化および消費電力のより一層の低減を図ることができるカード処 理装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1記載の考案は、サーマルヘッドを所定押圧力でカードに押 付けてサーマル印刷するカード処理装置であって、上記サーマルヘッドをメイン レバーおよびサブレバーを介してソレノイドに連結し、上記各レバー間にサーマ ルヘッド押圧用のスプリングを張架すると共に、上記ソレノイドのストローク時 に上記サブレバーを上記スプリング力解除方向に回動させて、サーマルヘッド押 圧力を打消す打消機構を備えたカード処理装置であることを特徴とする。
【0010】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 上記ソレノイドを自己保持型と成し、上記サーマルヘッドの印加タイミングと上 記ソレノイドの励磁タイミングとを異ならせたカード処理装置であることを特徴 とする。
【0011】
【作用】
この考案の請求項1記載の考案によれば、上述のソレノイドがストロークした 時、打消機構はサブレバーをスプリング力解除方向に回動させるので、メインレ バーとサブレバーとの間に張架されたサーマルヘッド押圧用のスプリングの力が 実質的に打消される。
【0012】 この考案の請求項2記載の考案によれば、上述のソレノイドを自己保持型と成 したので、このソレノイドの自己保持力を所定値に設定することで、ソレノイド に対する励磁をしゃ断しても、サーマルヘッドの押圧力を維持することができ、 このためサーマルヘッド印加中においてはソレノイドを励磁しなくてもサーマル 印刷が可能となる。
【0013】
【考案の効果】
この考案の請求項1記載の考案によれば、上述の打消機構によりサーマルヘッ ド押圧用スプリング力が打消されるので、小型のソレノイドでサーマルヘッドを 上動させることができて、ソレノイド配設用スペースの狭小化と装置全体の小型 化とを図ることができると共に、小型ソレノイドを駆動し得る電力でよいため、 消費電力の低減を図ることができる効果がある。
【0014】 この考案の請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の効果と併せて、 サーマルヘッド印加タイミングとソレノイド励磁タイミングとを異ならせたので 、ピーク電流を低減することができ、ソノレイド小型化による消費電力の低減と 併せて、この消費電力をより一層低減させることができ、加えて、小容量の電源 装置によりカード処理装置を駆動することが可能となるので、装置全体のより一 層の小型コンパクト化を図ることができる効果がある。
【0015】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は自動券売機に内蔵されたカード処理装置を示し、図1において、このカ ード処理装置はカード処理装置本体1の内部に、その内奥からプリペイドカード 出入口2に向けて、繰出し部3、印刷部4、パンチ穴穿孔部5、磁気リード・ラ イト部6をこの順に配設している。
【0016】 上述の印刷部4は図2、図3に示すように構成している。すなわち、カード搬 送ライン7の下部にプラテンローラ8を配設し、このプラテンローラ8の上部に サーマルヘッド9を配設すると共に、共通の支軸10に枢着された略L字状の2 つのレバー、つまりメインレバー11とサブレバー12とを設けて、メインレバ ー12の下端を上述のサーマルヘッド9に連結している。
【0017】 一方、上述のサーマルヘッド9の上方位置には自己保持型のソレノイド13を 配設し、このソレノイド13のプランジャ14にピン15を介してリンク16を 連結すると共に、このピン15とソレノイド13のケーシングとの間にはプラン ジャ復帰用の圧縮バネ17を介設している。
【0018】 また、上述のサブレバー12の上端からメインレバー11側へ向けて突設した ピン18を設け、両レバー11,12間において上述のリンク16の先端を該ピ ン18に嵌合する一方、メインレバー11の上端部にはピン挿入用の透孔19を 穿設し、この透孔19の孔径を上述のピン18の外径より大に設し、この透孔1 9内に上述のピン18を遊嵌している。
【0019】 さらに、上述のメインレバー11とサブレバー12との間にはサーマルヘッド 押圧用のコイルスプリング20を張架すると共に、上述のリンク16とピン18 および透孔19との三者16,18,19により、ソレノイド13のストローク 時に上述のサブレバー12をスプリング力解除方向に回動させて、サーマルヘッ ド押圧力を打消す打消機構21を構成している。
【0020】 さらにまた、上述の自己保持型ソレノイド13の励磁タイミングとサーマルヘ ッド9の印加タイミングとは図示しない制御回路により互に異ならせている。
【0021】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
【0022】 図4に示すプランジャ14のストロークが零で、ソレノイド13の自己保持状 態下においては、上述のサブレバー12は支軸10とリンク16との両者により 、その位置が固定されているので、サーマルヘッド押圧用のコイルスプリング2 0のバネ力がメインレバー11を介してサーマルヘッド9に付勢される。
【0023】 上述のコイルスプリング20によるサーマルヘッド9の押圧力を、自己保持型 ソレノイド13の位置で換算した値をP(図7参照)、圧縮バネ17のバネ力を Q(図7参照)とする時、ソレノイド13の自己保持力Rは図7に示すようにP +Qの値より大に予め設定している。
【0024】 図4に示す自己保持状態からソレノイド13の励磁コイルに逆起電力を印加し て、上述の自己保持力Rを打消すと、図5に示すようにプランジャ14は距離M だけストロークし、ピン18は透孔19の一側の孔壁に圧縮バネ17のバネ力に より圧接して、サブレバー12は支軸10を中心として図4に示す状態から図5 に示すように反時計方向へ回動し、サーマルヘッド押圧用のコイルスプリング2 0のスプリング力を解除する。このため、サーマルヘッド9のプリペイドカード に対する押圧力は零となる。
【0025】 その後、上述の圧縮バネ17のスプリング力により図6に示すようにサーマル ヘッド9を必要量上方へ持上げることができ、この時のプランジャ14のストロ ークをLとすると、ソレノイド13の吸引特性は図7の如くなる。
【0026】 すなわち、プランジャ14のストロークがMの時の吸引力をFMとし、プラン ジャ14のストロークがLの時の吸引力をFLとすると、FL>Q、FM>P+ Qの両関係式が成立すると、圧縮バネ7のバネ力Qに打勝ってプランジャ14を 吸引駆動することができ、コイルスプリング20の押圧力換算値Pと圧縮バネ7 のバネ力Qとの和に打勝ってプランジャ14を吸引して、プリペイドカードに所 定の押圧力を付加することができ、しかも自己保持力RはP+Qより大であるか ら、ソレノイド13に対する励磁をしゃ断しても、サーマルヘッド9に対するプ リペイドカード押圧力を所定値に保つことができる。
【0027】 このように、ソレノイド13のストローク時(図5参照)に上述の打消機構2 1によりサーマルヘッド9押圧用スプリング20の力が打消されるので、サーマ ルヘッド9を必要量上方へ持上げる時の吸引力(FL)は従来の吸引力K(図1 0参照)と比較して充分小さくなり、このため小型のソレノイド13によりサー マルヘッド9を上動させることができるので、同ソレノイド13の小型化は勿論 のこと、ソレノイド13配設用スペースの狭小化と装置全体の小型化とを図るこ とができると共に、小型ソレノイド13を駆動し得る電力でよいため、消費電力 の低減を図ることができる効果がある。
【0028】 加えて、サーマルヘッド9印加タイミングとソレノイド13励磁タイミングと を異ならせたので、ピーク電流を低減することができ、ソノレイド小型化による 消費電力の低減と併せて、この消費電力をより一層低減させることができ、さら に小容量の電源装置によりカード処理装置を駆動することが可能となるので、装 置全体のより一層の小型コンパクト化を図ることができる効果がある。
【0029】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案のサーマルヘッド押圧用のスプリングは、実施例のコイルスプリング 20に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカード処理装置を示す概略側面図。
【図2】印刷部の側面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】ストローク零状態下の説明図。
【図5】サーマルヘッド押圧力打消時点の説明図。
【図6】サーマルヘッド上動時の説明図。
【図7】ソレノイドの吸引特性図。
【図8】従来のカード処理装置を示す概略側面図。
【図9】従来の印刷部の側面図。
【図10】従来のソレノイドの吸引特性図。
【符号の説明】
9…サーマルヘッド 11…メインレバー 12…サブレバー 13…ソレノイド 20…コイルスプリング 21…打消機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07B 1/06 101 C 8111−3E

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドを所定押圧力でカードに押
    付けてサーマル印刷するカード処理装置であって、上記
    サーマルヘッドをメインレバーおよびサブレバーを介し
    てソレノイドに連結し、上記各レバー間にサーマルヘッ
    ド押圧用のスプリングを張架すると共に、上記ソレノイ
    ドのストローク時に上記サブレバーを上記スプリング力
    解除方向に回動させて、サーマルヘッド押圧力を打消す
    打消機構を備えたカード処理装置。
  2. 【請求項2】上記ソレノイドを自己保持型と成し、上記
    サーマルヘッドの印加タイミングと上記ソレノイドの励
    磁タイミングとを異ならせた請求項1記載のカード処理
    装置。
JP3477091U 1991-04-16 1991-04-16 カード処理装置 Pending JPH04122056U (ja)

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JP3477091U JPH04122056U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 カード処理装置

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ID=31917114

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995032869A1 (fr) * 1994-05-27 1995-12-07 Kabushiki Kaisha Tec Imprimante thermique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138222A (en) * 1976-05-12 1977-11-18 Nippon Electric Co Type selecting mechanism for serial printer
JPS5627380A (en) * 1979-08-10 1981-03-17 Canon Inc Printing device

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