JP3173335B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JP3173335B2 JP3173335B2 JP19304895A JP19304895A JP3173335B2 JP 3173335 B2 JP3173335 B2 JP 3173335B2 JP 19304895 A JP19304895 A JP 19304895A JP 19304895 A JP19304895 A JP 19304895A JP 3173335 B2 JP3173335 B2 JP 3173335B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal head
- recording paper
- platen roller
- card
- pressing
- Prior art date
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発券機、カード印刷機、
ラベル印刷機の小型端末の印字装置で、特に厚紙のサー
マル記録紙を用いる印字装置に関するものである。
ラベル印刷機の小型端末の印字装置で、特に厚紙のサー
マル記録紙を用いる印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、厚手の紙、特に定形のカードを用
いた低騒音・低価格・高速印字のサーマルヘッド方式に
よる小型の印字装置の要望が急増している。
いた低騒音・低価格・高速印字のサーマルヘッド方式に
よる小型の印字装置の要望が急増している。
【0003】従来提案されているカード印字装置では、
磁気記録を併用していることもあり、カードの平坦度を
重視した構成となっている。
磁気記録を併用していることもあり、カードの平坦度を
重視した構成となっている。
【0004】以下に従来の印字装置について説明する。
図6に示すように一行に相当する画素数に相当した複数
の発熱素子を有する端面型のサーマルヘッド21をカー
ド22の通路に対して直角方向に配置している。前記サ
ーマルヘッド21の先端部に装着された発熱素子部はプ
ラテンローラ23に対向しており、バネ24により前記
プラテンローラ23に押圧されている。カード22は送
りローラ25とピンチローラ26の間を通過させること
により、モータ27の回転が減速ギア28を介して伝達
され自動的に送り込まれる。
図6に示すように一行に相当する画素数に相当した複数
の発熱素子を有する端面型のサーマルヘッド21をカー
ド22の通路に対して直角方向に配置している。前記サ
ーマルヘッド21の先端部に装着された発熱素子部はプ
ラテンローラ23に対向しており、バネ24により前記
プラテンローラ23に押圧されている。カード22は送
りローラ25とピンチローラ26の間を通過させること
により、モータ27の回転が減速ギア28を介して伝達
され自動的に送り込まれる。
【0005】前記カード22の位置はセンサ29,3
0,31により検知されており、前記検知センサ30に
より前記カード22が前記サーマルヘッド21の直前に
位置した時、電磁ソレノイド32を働かせ、レバー33
を介して前記サーマルヘッド21をプラテンローラ23
から離し、前記カード22の通路をフリーにする。カー
ド22の先端がサーマルヘッド21を通過したことを検
知センサ31により検出し、前記電磁ソレノイド32の
通電を切る。この時、前記サーマルヘッド21はバネ2
4の押圧により前記カード22の印字面に圧接すること
になる。プラテンローラ25の回転と同期した発熱エネ
ルギーをサーマルヘッド21に印加することにより、カ
ード22が発色し、文字・絵・バーコード等を印字する
ことができる。
0,31により検知されており、前記検知センサ30に
より前記カード22が前記サーマルヘッド21の直前に
位置した時、電磁ソレノイド32を働かせ、レバー33
を介して前記サーマルヘッド21をプラテンローラ23
から離し、前記カード22の通路をフリーにする。カー
ド22の先端がサーマルヘッド21を通過したことを検
知センサ31により検出し、前記電磁ソレノイド32の
通電を切る。この時、前記サーマルヘッド21はバネ2
4の押圧により前記カード22の印字面に圧接すること
になる。プラテンローラ25の回転と同期した発熱エネ
ルギーをサーマルヘッド21に印加することにより、カ
ード22が発色し、文字・絵・バーコード等を印字する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、カード22が端面型のサーマルヘッド21
に行くまでに、サーマルヘッド21がプラテンローラ2
3に押圧状態にある場合、前記プラテンローラ23の回
転負荷が大きくなり大トルクのモータが必要となる。こ
のため、プラテンローラ23の負荷を軽減するために電
磁ソレノイド32を用いてサーマルヘッド21をプラテ
ンローラ23から逃がす機構が必要となり、これにより
部材も多く、小型・低価格の実現が困難であるという課
題を有していた。
の構成では、カード22が端面型のサーマルヘッド21
に行くまでに、サーマルヘッド21がプラテンローラ2
3に押圧状態にある場合、前記プラテンローラ23の回
転負荷が大きくなり大トルクのモータが必要となる。こ
のため、プラテンローラ23の負荷を軽減するために電
磁ソレノイド32を用いてサーマルヘッド21をプラテ
ンローラ23から逃がす機構が必要となり、これにより
部材も多く、小型・低価格の実現が困難であるという課
題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、小型
・低価格の印字装置を提供することを目的とするもので
ある。
・低価格の印字装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の印字装置は、平面型サーマルヘッドと対向す
る位置にカード厚より少ない隙間を維持してプラテンロ
ーラを配置し、カードが無い状態においてもサーマルヘ
ッドがプラテンローラに当接しない構成としたものであ
る。
に本発明の印字装置は、平面型サーマルヘッドと対向す
る位置にカード厚より少ない隙間を維持してプラテンロ
ーラを配置し、カードが無い状態においてもサーマルヘ
ッドがプラテンローラに当接しない構成としたものであ
る。
【0009】
【作用】この構成によって、カードが無い状態において
もサーマルヘッドはプラテンローラに当たらず、サーマ
ルヘッド押圧による負荷が加わらない。又、カードがカ
ード厚より少ない隙間に入ってきた場合は、サーマルヘ
ッドを押し上げるバネ圧によってサーマルヘッドの押圧
はカードに十分かかるようになる。
もサーマルヘッドはプラテンローラに当たらず、サーマ
ルヘッド押圧による負荷が加わらない。又、カードがカ
ード厚より少ない隙間に入ってきた場合は、サーマルヘ
ッドを押し上げるバネ圧によってサーマルヘッドの押圧
はカードに十分かかるようになる。
【0010】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0011】図1〜図3は同実施例における印字装置の
構成を示すものである。図1〜図3において1は平面型
サーマルヘッドであり放熱板2に固定されている。サー
マルヘッド1から発生する余熱の放熱作用を兼ね備えた
放熱板2はヘッドホルダ14に固定され、この両端はU
溝を構成する形状に加工されてプラテンローラ3を回転
支持する軸受け部材4を挟持している。軸受け部材4は
前記プラテンローラ3の外径より使用する紙厚の半分程
度大きい径を有している。
構成を示すものである。図1〜図3において1は平面型
サーマルヘッドであり放熱板2に固定されている。サー
マルヘッド1から発生する余熱の放熱作用を兼ね備えた
放熱板2はヘッドホルダ14に固定され、この両端はU
溝を構成する形状に加工されてプラテンローラ3を回転
支持する軸受け部材4を挟持している。軸受け部材4は
前記プラテンローラ3の外径より使用する紙厚の半分程
度大きい径を有している。
【0012】ヘッド圧バネ5は前記ヘッドホルダ14及
び放熱板2を介して前記平面型サーマルヘッド1とフレ
ームとしての上ケース6との間に配置され、このヘッド
圧バネ5の押圧により平面型サーマルヘッド1の両端部
は常時前記軸受け部材4の外径に押し付けられている。
この時、前記平面型サーマルヘッド1とプラテンローラ
3との間には、軸受け部材4の外径とプラテンローラ3
の外径の差相当の隙間δが生じている。これにより、カ
ード12が平面型サーマルヘッド1部に無い状態におい
ても、前記平面型サーマルヘッド1の押圧はプラテンロ
ーラ3には加わらず、モータ7に対する負荷が軽減され
る。
び放熱板2を介して前記平面型サーマルヘッド1とフレ
ームとしての上ケース6との間に配置され、このヘッド
圧バネ5の押圧により平面型サーマルヘッド1の両端部
は常時前記軸受け部材4の外径に押し付けられている。
この時、前記平面型サーマルヘッド1とプラテンローラ
3との間には、軸受け部材4の外径とプラテンローラ3
の外径の差相当の隙間δが生じている。これにより、カ
ード12が平面型サーマルヘッド1部に無い状態におい
ても、前記平面型サーマルヘッド1の押圧はプラテンロ
ーラ3には加わらず、モータ7に対する負荷が軽減され
る。
【0013】一方、前記ヘッドホルダ14の他端は上ケ
ース6に設けられた支柱6bにより支持されている。プ
ラテンローラ3にはプラテンギア3aが同軸に固定され
ており、伝達ギア9と噛合している。7はモータであ
り、モータ軸に固定したモータギア8を介して前記伝達
ギア9と噛合しており、前記モータ7を回転させること
により、前記プラテンローラ3を回転することができ
る。給紙ローラ10にはローラギア10aが同軸に固定
されており、伝達ギア9を介してモータギア8と噛合し
ている。これにより、プラテンローラ3と給紙ローラ1
0は同期して回転する。
ース6に設けられた支柱6bにより支持されている。プ
ラテンローラ3にはプラテンギア3aが同軸に固定され
ており、伝達ギア9と噛合している。7はモータであ
り、モータ軸に固定したモータギア8を介して前記伝達
ギア9と噛合しており、前記モータ7を回転させること
により、前記プラテンローラ3を回転することができ
る。給紙ローラ10にはローラギア10aが同軸に固定
されており、伝達ギア9を介してモータギア8と噛合し
ている。これにより、プラテンローラ3と給紙ローラ1
0は同期して回転する。
【0014】前記給紙ローラ10には、カード経路の下
方よりピンチバネ16が押圧されている。前記ピンチバ
ネ16は両端部にバネ接点部を持っており、一端は前記
給紙ローラ10へ、他端は印刷されたバーコードデータ
を読み取る読み取りセンサ15のセンサ面を押圧し、中
央部をフレームとしての下ケース11に設けたダボ11
aにより支持している。
方よりピンチバネ16が押圧されている。前記ピンチバ
ネ16は両端部にバネ接点部を持っており、一端は前記
給紙ローラ10へ、他端は印刷されたバーコードデータ
を読み取る読み取りセンサ15のセンサ面を押圧し、中
央部をフレームとしての下ケース11に設けたダボ11
aにより支持している。
【0015】次に同図を用いて動作の説明をする。カー
ド12を上ケース6及び下ケース11で構成するカード
挿入口13より挿入する。前記カード12がカード検出
センサ17を通過したとき、前記カード検出センサ17
からの信号によりモータ7は図中矢印A方向に回転を始
める。カード12を更に挿入し、前記カード12が給紙
ローラ10とピンチバネ16との間に噛み込んだ時点か
ら前記カード12は自動給紙される。
ド12を上ケース6及び下ケース11で構成するカード
挿入口13より挿入する。前記カード12がカード検出
センサ17を通過したとき、前記カード検出センサ17
からの信号によりモータ7は図中矢印A方向に回転を始
める。カード12を更に挿入し、前記カード12が給紙
ローラ10とピンチバネ16との間に噛み込んだ時点か
ら前記カード12は自動給紙される。
【0016】前記カード12は読み取りセンサ15を通
過し平面型サーマルヘッド1まで送り込まれる。前記カ
ード12の先端が平面型サーマルヘッド1とプラテンロ
ーラ3との隙間δに噛み込んだ時、前記カード12が前
記平面型サーマルヘッド1を押し上げ、前記カード12
に十分押圧を加えながらカード12を送っていく。この
状態で前記平面型サーマルヘッド1に熱エネルギーを印
加することにより、前記カード表面の感熱層が発色し文
字・絵・グラフ等を書くことができる。
過し平面型サーマルヘッド1まで送り込まれる。前記カ
ード12の先端が平面型サーマルヘッド1とプラテンロ
ーラ3との隙間δに噛み込んだ時、前記カード12が前
記平面型サーマルヘッド1を押し上げ、前記カード12
に十分押圧を加えながらカード12を送っていく。この
状態で前記平面型サーマルヘッド1に熱エネルギーを印
加することにより、前記カード表面の感熱層が発色し文
字・絵・グラフ等を書くことができる。
【0017】印字終了した時、そのまま排紙しても構わ
ないが、前記カード12が平面型サーマルヘッド1とプ
ラテンローラ3に挟まれた状態でモータ7を図中矢印B
方向に回転させれば、前記カード12は元来た通路を戻
っていく。この時、読み取りセンサ15により印字した
バーコード等の情報を読み込むことができる。
ないが、前記カード12が平面型サーマルヘッド1とプ
ラテンローラ3に挟まれた状態でモータ7を図中矢印B
方向に回転させれば、前記カード12は元来た通路を戻
っていく。この時、読み取りセンサ15により印字した
バーコード等の情報を読み込むことができる。
【0018】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を用いて説明する。
について図面を用いて説明する。
【0019】なお、基本構成は上記実施例1と同じであ
り、詳細な説明は省略する。図1〜図4において、小型
化された平面型サーマルヘッド1の発熱素子と同一面に
は前記発熱素子を制御するICが突出しており、この突
出部1aにカード12が接触した場合、ICの破損ある
いは印字品質へ影響する。この問題を解決するために上
記突出部1aとカード12との接触を避けるため、平面
型サーマルヘッド1をカード12の通路に対して一定の
角度を設けて配置している。この場合、平面型サーマル
ヘッド1を通過したカード12は図3に示すように湾曲
状となる。
り、詳細な説明は省略する。図1〜図4において、小型
化された平面型サーマルヘッド1の発熱素子と同一面に
は前記発熱素子を制御するICが突出しており、この突
出部1aにカード12が接触した場合、ICの破損ある
いは印字品質へ影響する。この問題を解決するために上
記突出部1aとカード12との接触を避けるため、平面
型サーマルヘッド1をカード12の通路に対して一定の
角度を設けて配置している。この場合、平面型サーマル
ヘッド1を通過したカード12は図3に示すように湾曲
状となる。
【0020】そこで、図4に示すように、給紙ローラ1
0の位置を上下ケース6及び11で構成されるカード1
2の通路よりもμだけ下方へ配置し、この給紙ローラ1
0を通過させて前記カード12の挿入口13より取り出
すことにより湾曲状にカールしたカード12が平坦状に
補正されるものである。
0の位置を上下ケース6及び11で構成されるカード1
2の通路よりもμだけ下方へ配置し、この給紙ローラ1
0を通過させて前記カード12の挿入口13より取り出
すことにより湾曲状にカールしたカード12が平坦状に
補正されるものである。
【0021】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図面を用いて説明する。
について図面を用いて説明する。
【0022】なお、基本構成は上記実施例1と同じであ
り、詳細な説明は省略する。図1、図3及び図5におい
て、上ケース6及び下ケース11は平面型サーマルヘッ
ド1の後方位置で回転支点6a,11aによって支持さ
れている。上ケース6の他端両側には操作部6dを有し
たロック爪6cが設けられており、常時下ケース11の
固定溝11cと噛み合って閉じ状態にある。前記操作部
6dを図1の矢印方向に示すようにそれぞれ内側に倒す
ことによりロック爪6cが開放され、図5の状態に開け
ることができる。上ケース6には規制部6bが設けら
れ、前記上ケース6の開口時下ケース11の背面壁に押
し当てられ開口位置規制が成される。
り、詳細な説明は省略する。図1、図3及び図5におい
て、上ケース6及び下ケース11は平面型サーマルヘッ
ド1の後方位置で回転支点6a,11aによって支持さ
れている。上ケース6の他端両側には操作部6dを有し
たロック爪6cが設けられており、常時下ケース11の
固定溝11cと噛み合って閉じ状態にある。前記操作部
6dを図1の矢印方向に示すようにそれぞれ内側に倒す
ことによりロック爪6cが開放され、図5の状態に開け
ることができる。上ケース6には規制部6bが設けら
れ、前記上ケース6の開口時下ケース11の背面壁に押
し当てられ開口位置規制が成される。
【0023】閉じた時、軸受け部材4の外径に押し付け
られていた平面型サーマルヘッド1は、上ケース6の開
口により開放されるが、上ケース6に設けた受け座6e
と支柱6bによりヘッド圧バネ5の力を受け支える。こ
れにより、上ケース6開口時においても平面型サーマル
ヘッド1の脱落は無い。上ケース6を閉じる時、平面型
サーマルヘッド1はヘッドホルダ14側面のU溝部を案
内として前記軸受け部材4に嵌まり込み位置保証され
る。
られていた平面型サーマルヘッド1は、上ケース6の開
口により開放されるが、上ケース6に設けた受け座6e
と支柱6bによりヘッド圧バネ5の力を受け支える。こ
れにより、上ケース6開口時においても平面型サーマル
ヘッド1の脱落は無い。上ケース6を閉じる時、平面型
サーマルヘッド1はヘッドホルダ14側面のU溝部を案
内として前記軸受け部材4に嵌まり込み位置保証され
る。
【0024】これ等により、厚手の記録紙(カード等)
を用いた印字装置においても軽負荷・小型・高精度で安
価な印字装置を提供することができる。
を用いた印字装置においても軽負荷・小型・高精度で安
価な印字装置を提供することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、記録紙が印字ヘ
ッド部に無い状態において記録紙厚より少ない隙間を維
持した状態でプラテンローラをフレームに支持固定する
ことにより、記録紙を給紙する時の負荷を大きく低減す
ることができ、モータの低トルク化・小型化が図れる。
ッド部に無い状態において記録紙厚より少ない隙間を維
持した状態でプラテンローラをフレームに支持固定する
ことにより、記録紙を給紙する時の負荷を大きく低減す
ることができ、モータの低トルク化・小型化が図れる。
【0026】又、印字した厚手記録紙を記録紙の通路よ
りも下方に位置した給紙ローラを通過させて排紙するこ
とにより湾曲した記録紙のカール補正を行うことができ
る。
りも下方に位置した給紙ローラを通過させて排紙するこ
とにより湾曲した記録紙のカール補正を行うことができ
る。
【0027】更に、上下ケースを記録紙通路より分割し
た開口構造により、紙詰まり・印字ヘッドのクリーニン
グ等のメンテナンスが容易になると共に、小型・軽量・
安価な印字装置を提供することができる。
た開口構造により、紙詰まり・印字ヘッドのクリーニン
グ等のメンテナンスが容易になると共に、小型・軽量・
安価な印字装置を提供することができる。
【図1】(a)本発明の第1〜第3の実施例における印
字装置の構成を示す平面図 (b)同正面図 (c)同側面図
字装置の構成を示す平面図 (b)同正面図 (c)同側面図
【図2】同正面断面図
【図3】同要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例における印字装置の給紙
ローラ部を示す要部断面図
ローラ部を示す要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例における印字装置の開状
態を示す正面図
態を示す正面図
【図6】従来の印字装置の構成を示す概念図
1 平面型サーマルヘッド 2 放熱板 3 プラテンローラ 4 軸受け部材 5 ヘッド圧バネ 6 上ケース 7 モータ 8 モータギア 9 伝達ギア 10 給紙ローラ 11 下ケース 12 カード 13 カード挿入口 14 ヘッドホルダ 15 読み取りセンサ 16 ピンチバネ 17 検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−223185(JP,A) 特開 昭56−34465(JP,A) 特開 平4−251773(JP,A) 特開 平7−214866(JP,A) 実開 昭63−43222(JP,U) 実開 平5−46441(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/312 B41J 2/32 B41J 13/10 B41J 25/316
Claims (3)
- 【請求項1】 一行に相当する画素数に相当した複数の
発熱素子を有するサーマルヘッドと、このサーマルヘッ
ドと対向する位置に配置されたプラテンローラと、前記
サーマルヘッドを前記プラテンローラ方向に押し付ける
押圧部材と、厚手の紙からなる記録紙を引き込む送りロ
ーラと、前記プラテンローラ及び送りローラを回転させ
るモータと、このモータから前記各ローラに回転を減速
あるいは増速して伝達する回転伝達部材と、前記記録紙
を前記送りローラに押し付けるピンチ部材と、前記記録
紙の通路規制と各部材の支持固定を兼ね備えたフレーム
からなり、前記サーマルヘッドと対向する位置に前記記
録紙厚より少ない隙間を維持してプラテンローラを対向
配置し、前記隙間に記録紙が挟み込まれていない時は前
記押圧部材にもとづく前記サーマルヘッドの押圧が上記
プラテンローラに加わらず、前記隙間に記録紙が挟み込
まれた時に前記押圧部材にもとづく前記サーマルヘッド
の押圧が前記記録紙に加えられるように構成した印字装
置。 - 【請求項2】 サーマルヘッドを記録紙の給紙経路に対
し角度を設けて配置すると共に、記録紙を引き込む送り
ローラを記録紙の通路よりも低い位置に配置して記録紙
を下方向に湾曲させながら引き込むようにした請求項1
記載の印字装置。 - 【請求項3】 フレームを記録紙の通路を境界面として
開閉自在な上ケースと下ケースに分割し、プラテンロー
ラ・送りローラ・モータ・回転伝達部材を下ケースに支
持固定し、サーマルヘッドとこのサーマルヘッドを前記
ブラテンローラ方向に押し付ける押圧部材を上ケースに
支持固定した請求項1もしくは2記載の印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304895A JP3173335B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19304895A JP3173335B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0939334A JPH0939334A (ja) | 1997-02-10 |
JP3173335B2 true JP3173335B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=16301319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19304895A Expired - Fee Related JP3173335B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3173335B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009119733A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Alps Electric Co Ltd | サーマルプリンタのヘッド機構 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19304895A patent/JP3173335B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0939334A (ja) | 1997-02-10 |
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