JPS642205Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS642205Y2
JPS642205Y2 JP18187984U JP18187984U JPS642205Y2 JP S642205 Y2 JPS642205 Y2 JP S642205Y2 JP 18187984 U JP18187984 U JP 18187984U JP 18187984 U JP18187984 U JP 18187984U JP S642205 Y2 JPS642205 Y2 JP S642205Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
card
platen
time
printing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18187984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6199266U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18187984U priority Critical patent/JPS642205Y2/ja
Publication of JPS6199266U publication Critical patent/JPS6199266U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS642205Y2 publication Critical patent/JPS642205Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイムレコーダの印字装置に関し、
特に印字の際プラテンが印字ヘツドと対向する位
置に移動するとともに、カードストツパが共に移
動しタイムカードの固定を行なうタイムレコーダ
の印字装置に関する。
〔従来の技術〕
タイムレコーダは、レコーダ本体上部に設けら
れたカード挿入口よりカード通路内にタイムカー
ドが挿入されると、出勤日の当該日付に対応した
所定の印字段位置の各印字欄(日付,出勤,退出
欄等)に時刻データ等の勤務データを印字するこ
とができるようになされている。
ところで、上記タイムレコーダに用いられるタ
イムカードに対して勤務データを印字する印字装
置としては、従来、実公昭50−45367号公報に記
載されるような機械的印字装置と、実公昭58−
190763号公報に記載されるような走査型印字装置
とがある。
上記機械的印字装置は、タイムカード挿入案内
路を挟んだ一側の固定位置に印字リボンを介して
活字輪を設け、他側にはソレノイドプランジヤの
駆動によりタイムカード面に向かつて駆動される
印字ハンマを回動自在に設け、上記案内路に挿入
したカードを他側から印字ハンマで殴打し、これ
を印字リボンを介して活字輪面に圧接することに
より、機械的に印字を行ない得るようになされて
いる。
一方、上記走査型印字装置は、カード案内通路
を挟んだ一側に、カードの裏面をガイドするプラ
テンを固定的に設け、他側に印字リボンを介して
複数本の印字ワイヤが選択的に突出するワイヤド
ツトプリンタをプラテンに対し平行に横移動自在
に設け、該プリンタをカードの横幅方向に移動し
ながら、印字ワイヤをプラテンにより指示される
タイムカードに印字リボンを介して打撃すること
で印字を行ない得るようになされている。
さらに、従来のタイムレコーダには、特開昭56
−129992号公報に記載されるように、印字の際タ
イムカードを保持固定するようになされたものが
ある。すなわち、このタイムレコーダは、タイム
カードがカード通路内に差し込まれると、ワイヤ
ドツトプリンタを印字動作させるスイツチを設け
るとともに、上記カード通路に面してロツクレバ
ーを設け、このロツクレバーには、上記スイツチ
が働くと作動してロツクレバーにカードの掛止を
行わせ、ワイヤドツトプリンタの印字動作が終了
するとカードに対するロツクレバーの掛止を解除
することができる作動機構を連繋するように構成
されたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、先に説明した機械的印字装置では、
活字輪面と待機時の印字ハンマの間隔が印字鮮明
度に影響することはなく、またカード通路に対し
間隔を広く設定できることからカードの挿入に支
障を来すことはない。
しかしながら、前記走査型印字装置では、プラ
テンの固定位置で決まるタイムカード印字面と印
字ヘツドとの間隔によつて、印字が薄くかすれた
り、反対に濃くなる等して、印字鮮明度が大きく
影響を受けるためこれを所定の間隔に保つ必要が
ある。
また、横移動しながら印字を行なうこのような
走査型プリンタでは、技術的及びスピード面から
も印字ワイヤの突出距離は短く設定されるので印
字ヘツドとプラテンの間隔も狭く設定せざるを得
ない。したがつて、上記カード通路の間隔が狭く
なり、タイムカードの挿入、移送の際の摺動抵抗
が大きくなり、スムーズなタイムカードの挿入、
移送が行えないこととなる。特に、タイムカード
の全長が長いものや曲がり、反りの生じたタイム
カードでは上述のような摺動抵抗が大きくなつて
しまう。
さらに、上記印字の際にタイムカードを保持固
定する印字装置では、ロツクレバーによるカード
の係止、解除をプリンタの印字動作に関連して行
なうものではあるが、上記ロツクレバーとプリン
タとの間に連繋させる作動機構が複雑であるとと
もに部品点数が多く、組付けも容易ではない。
そこで、本考案は、印字の際プラテンが印字ヘ
ツドと対向する位置に移動してスムーズなカード
の挿入が行ことができ、印字時にロツクレバーに
よるカードの係止、解除をを行ない得るとともに
上記カードのスムーズな挿入とカードの係止、解
除が単一の駆動源による単一の動作で同時に行な
い得るようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案のタイムレコ
ーダの印字装置は、回動自在に設けられたプラテ
ンと、このプラテンに一体的に取付けられたカー
ドストツパと、上記プラテンを駆動するソレノイ
ドプランジヤとを有し、タイムカードが印字装置
に挿入された時に上記ソレノイドプランジヤを作
動させて、上記プラテンを印字ヘツドと対向する
位置に移動するとともに、カードストツパを回動
させてタイムカードを押圧保持することを特徴と
する。
〔作用〕
したがつて、本考案のタイムレコーダの印字装
置では、待機状態においてプラテンと印字ヘツド
との間隔を大きくすることができ、スムーズにタ
イムカードを挿入することができる。
また印字時にはプラテンが印字ヘツドと対向す
る位置まで回動し、印字ヘツドとカード印字面と
の間隔を適正に設定することができ、鮮明な印字
を行なえる。
また印字時にストツパが共に回動しタイムカー
ドを保持固定することから、印字最中にタイムカ
ードが抜かれるようなことがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は、本考案の一実施例となるタイムレコ
ーダの印字装置の側面図である。
この第1図において、タイムレコーダの外筺体
1の上部には、タイムカードが挿入されるカード
挿入口2が設けられており、外筺体1内には挿入
口2と連通するようにカードガイド3が下方に延
設されている。また挿入されたタイムカードを案
内するカードガイド3のガイド溝3Aの左右に
は、一対のカード送りローラ4,4が配設されて
いる。またローラ4,4の図中下方位置にはガイ
ド溝3Aの左右にフオトインタラプタ5が配され
ており、このフオトインタラプタ5によつてタイ
ムカードの挿入および印字段の検出が行なわわれ
る。
また上記ガイド溝3Aの一側には図中カード送
りローラ4の上方に、走査型プリンタの一部を構
成する印字ヘツド6が配されている。第2図はこ
のプリンタの構成を概略的に示す平面図である。
この第2図で、外筺体1の左右両側縁近傍には、
駆動プーリ7および被動プーリ8が設けられてお
り、このプーリ7,8間にはリング状の活字ベル
ト9が掛け渡されている。また駆動プーリ7には
活字ベルト固定歯車10が一体的に設けられてお
り、印字指令に基づいて電磁石11がクラツチ1
2を引くことにより、第3図に示すように歯車1
0にクラツチ12が噛み合い、矢印A方向に回転
する活字ベルト9が所定の印字位置で停止するよ
うになる。また駆動プーリ7と同軸状に駆動傘歯
車13が設けられてあり、印字指令に基づいてク
ラツチ12が引かれると、ハンマシヤフト14に
取付けられたハンマ傘歯車15と駆動傘歯車13
とが噛み合いハンマシヤフト14が回転する。こ
れにより、活字ベルト9の内側に設けられハンマ
シヤフト14と連動する印字ヘツド6の印字ハン
マ6Aが、第3図に示すように矢印B方向に突か
れ衝撃的に活字ベルト9を押し出すようになる。
印字指令が解除されるとクラツチ12が戻さ
れ、ハンマ傘歯車15とクラツチ12が係合し、
第2図に示す待機状態となる。
また次の桁の印字時には第4図に示すように、
さそ方向に延設されたラツク16上を横方向に印
字ヘツド6が移動し、印字ハンマ6Aの次の駆動
が行われる。
ところで、上記ガイド溝3Aの他側であり上記
印字ヘツド6と略対向する位置には、固定シヤー
シに回転自在に軸支されたプラテン17が横方向
に配設されている。このプラテン17は第5図に
斜視図を示すように、たとえば合成樹脂からな
り、軸18に半円柱状に形成されている。またこ
のプラテン17の一端側にはプラテン17と一体
に略L字状のカードストツパ19が取付けられて
おり、このカードストツパ19上方近傍には掛止
用の突片20,21が設けられている。またガイ
ド溝3Aに対してプラテン17の反対側であり第
1図中フオトインタラプタ5の下方位置には、ソ
レノイドプランジヤ22がプラテン17方向を向
き配設されている。このソレノイドプランジヤ2
2の駆動軸23には連結ロツド24が取付けられ
ており、このロツド24の先端は上記突片20に
掛止されている。またプラテン17の円弧状周面
17Aが印字ヘツド6と対向しないように、第6
図中矢印C方向にプラテン17を回動付勢し待機
状態に保持するバネ25が上記突片21に掛止さ
れており、このバネ25の他端はプラテン17上
方で固定シヤーシに掛止されている。
このように構成される上記タイムレコーダの印
字装置では、第6図に示すように待機状態におい
て、プラテン17の周面17Aが印字ヘツド6と
相対する位置にないため、プラテン17と印字ヘ
ツド6との間隔が広くなつている。したがつて、
スムーズにタイムカード26を挿入することがで
きるとともに、ローラ4,4によるカード送りが
円滑になる。
またカード26が挿入され、所定の印字段まで
カード26が運ばれると上記フオトインタラプタ
5からの検出信号に基づき、上記ソレノイドプラ
ンジヤ22が駆動されて駆動軸23が吸引され
る。これにより連絡ロツド24に引かれ、上記プ
ラテン17およびカードストツパ19が図中D方
向に回動する。
この時、第7図に示すように、プラテン17の
周面17Aは印字ヘツド6と対向する位置まで回
動し、カード26を裏面側から押し付けることか
ら、カード26と印字面と印字ヘツド6との間隔
を適正印字距離に設定することができる。したが
つて、プラテン17の周面17Aが印字ヘツド6
の受台となり第3図または第4図に示すように印
字指令に基づき駆動された印字ハンマ6Aによつ
て、印字面に鮮明な印字を行なうことができる。
また第7図に示すようにこの時カードストツパ
19Aがカード26の裏面に当たり、カード26
を押圧固定することから、印字中にカード26が
抜かれるようなことはない。したがつて、異なつ
た印字欄に印字されるような印字ずれが起こると
がなく、また活字ベルト9がはずれような不都合
は生じない。
ことろで印字終了時には、ソレノイドプランジ
ヤ22の作動が停止し、バネ25によりプラテン
17およびストツパ19が第6図の待機状態に復
帰する。
また、上記印字装置では、プラテン17とスト
ツパ19が一体となつていることから、組立肯定
が簡略化されるようになる。
なお、上述の実施例では、プリンタに活字ベル
ト9を用いた例を説明したが、ワイヤドツト方式
のプリンタを用いてもよい。この場合、ストツパ
19によつてカード26が固定されることから、
誤つてカード26が抜かれることはなく、印字ワ
イヤの曲がりや折れを防止できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、待機状態
ではプリンタが印字ヘツドと対向する位置にはな
く、プラテンと印字ヘツドとの間隔を広く確保す
ることができることから、スムーズにタイムカー
ドを挿入することができるとともに、カード送り
を円滑に行なうことができる。
また印字時には、プラテンが印字ヘツドと相対
する位置に移動し、タイムカードを裏面から押し
付けることから、カード印字面と印字ヘツドとの
距離をカードの厚さにかかわらず適正印字距離に
設定することができる。したがつて、常に鮮明な
印字を行なうことができる。
またプラテンを回動と共にプラテンに一体的に
設けられたストツパが回動し、印字時にタイムカ
ードを保持固定することから、印字最中にタイム
カードが抜かれるようなことはない。したがつ
て、プリンタの活字ベルトのはずれや印字ワイヤ
の曲がり、折れが防止されるとともに、常に適正
印字欄に印字することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例となるタイムレコー
ダの印字装置の側面図、第2図は上記印字装置に
用いられているプリンタの構成を概略的に示す平
面図、第3図及び第4図は上記プリンタの動作を
説明するための平面図、第5図は上記印字装置の
プリンタの斜視図、第6図は上記印字装置のプラ
テン部分を拡大して示す待機状態の側面図、第7
図は上記印字装置のプラテン部分を拡大して示す
動作状態の側面図である。 6……印字ヘツド、6A……印字ハンマ、9…
…印字ベルト、17……プラテン、19……スト
ツパ、22……ソレノイドプランジヤ、25……
バネ、26……タイムカード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に設けられたプラテンと、このプラテ
    ンに一体的に取付けられたカードストツパと、上
    記プラテンを駆動するソレノイドプランジヤとを
    有し、タイムカードが印字装置に挿入された時に
    上記ソレノイドプランジヤを作動させて、上記プ
    ラテンを印字ヘツドと対向する位置に移動すると
    ともに、カードストツパを回動させてタイムカー
    ドを押圧保持することを特徴とするタイムレコー
    ダの印字装置。
JP18187984U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPS642205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18187984U JPS642205Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18187984U JPS642205Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6199266U JPS6199266U (ja) 1986-06-25
JPS642205Y2 true JPS642205Y2 (ja) 1989-01-19

Family

ID=30739414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18187984U Expired JPS642205Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS642205Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716208Y2 (ja) * 1989-01-18 1995-04-12 マックス株式会社 タイムレコーダの印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6199266U (ja) 1986-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0337501B1 (en) Thermal printing
US4440514A (en) Adjustable ribbon feed rates dependent upon ribbon type for ink ribbon cassettes
KR100243805B1 (ko) 프린터
EP0272232A2 (en) Tape cartridge
JPH0136434B2 (ja)
JPS642205Y2 (ja)
JPS6361190B2 (ja)
EP0189268B1 (en) Apparatus for receiving cassettes
JPS5829748B2 (ja) キャリッジ上に交換可能なタイプボデ−を備えたタイプライタ−
EP0860292B1 (en) Thermal transfer printer
JPH01502175A (ja) カード取出し装置
JPH0319007Y2 (ja)
JPS6354558B2 (ja)
JPH068111Y2 (ja) チケツト押圧力検知機構
JP2576471B2 (ja) プリンタの紙押さえ装置
US4801223A (en) Mask structure for type belt of printer
JPS6160791B2 (ja)
JPS6350126Y2 (ja)
JP3178090B2 (ja) 印刷装置及びその記録紙制御方法
JPS6325166Y2 (ja)
JPH0226689Y2 (ja)
JPH0120132Y2 (ja)
JP2568900Y2 (ja) 印字機能付きリーダ・ライタ装置
JPH0378272B2 (ja)
JPH065896Y2 (ja) 媒体搬送装置