JPH04121920U - 搬送トレイおよび位置決め装置 - Google Patents

搬送トレイおよび位置決め装置

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JPH04121920U
JPH04121920U JP2312691U JP2312691U JPH04121920U JP H04121920 U JPH04121920 U JP H04121920U JP 2312691 U JP2312691 U JP 2312691U JP 2312691 U JP2312691 U JP 2312691U JP H04121920 U JPH04121920 U JP H04121920U
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JP
Japan
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cylinder
transport
tray
transport tray
piston rod
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Application number
JP2312691U
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English (en)
Inventor
健司 碓井
Original Assignee
日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動組立ライン用の搬送トレイの製造コストを
安価にする。 【構成】コンベア21上のコンベアローラ22により搬
送された搬送トレイ11は、コンベアローラ22より上
に上昇したストッパ19により停止する。次に第1シリ
ンダ14が押え板15を搬送トレイ11の長穴12より
挿入し第1シリンダ14のストロークエンドまでワーク
セット治具13の側面に押し付け搬送方向に位置決めを
行う。この後第3シリンダ17および第4シリンダ18
の押え板15を搬送トレイ11の搬送方向に面した側面
に垂直な2面の側面の長穴12より挿入しワークセット
治具13の側面に押し付け搬送方向に垂直な向きに位置
決めを行う。外形位置決めをした後に上部(図示せず)
にあるハンドによりワークをワークセット治具13にセ
ットする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は搬送トレイおよび位置決め装置に関し、特に自動組立・検査ラインに 用いる搬送トレイおよび位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
次に従来の搬送トレイおよび位置決め装置について図面を参照して詳細に説明 する。図4は従来の搬送トレイおよび位置決め装置の一例を示す平面図、図5は 断面図である。図4および図5に示す搬送トレイおよび位置決め装置は、上面が 開いておりかつ外形精度の高い箱状の搬送トレイ101と、搬送トレイ101内 に精密に取り付けたワークセット治具102と、搬送トレイ101の搬送方向に 面した側面に密着しかつ上下移動可能なストッパ103と、ストッパ103を上 下駆動する第1シリンダ104と、搬送トレイ101の搬送方向に面した側面に 垂直な2つの側面に密着する押え板105をピストンロット先端に有するととも にそれぞれ向かい合う位置に設置された第2シリンダ106および第3シリンダ 107とを含んでいる。
【0003】 ここでコンベア110上のコンベアローラ111により搬送された搬送トレイ 101は、第1シリンダ104によりコンベアローラ111より上に上昇したス トッパ103により停止し搬送方向の位置決めがされる。この後第2シリンダ1 06および第3シリンダ107それぞれの押え板105を搬送トレイ101の搬 送方向に面した側面に垂直な2つの側面に押し付け搬送方向に垂直な向きの位置 決めを行う。位置決めをした後にハンド112によりワーク113をワークセッ ト治具102にセットする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の搬送トレイおよび位置決め装置では、搬送トレイに対して位置 決めを行うので、搬送トレイの外形精度、ワークセット治具の外形精度およびワ ークセット治具の搬送トレイへの位置決め精度がそれぞれ必要となるため搬送ト レイが高価になるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第一の考案の搬送トレイおよび位置決め装置は、自動組立・検査ライン等で用 いる搬送トレイおよび位置決め装置において、搬送方向に面した側面及び前記側 面に垂直な2つの側面に底面と平行な横長の長穴を有しかつ上面が開いている箱 型の搬送トレイと、前記搬送トレイ内に固定せずに置かれるワークセット治具と 、コンベアローラ上の前記搬送トレイの搬送方向に面した側面の下部を予じめ決 められた位置で止めるストッパと、前記ストッパにより止められた前記搬送トレ イの前記搬送方向に面した側面の長穴より内部に予じめ具備した第一のピストン ロットを伸ばし前記第一のピストンロットの先端の押え板により前記ワークセッ ト治具を前記搬送方向に位置決めを行う第一シリンダと、前記ストッパにより止 められた前記搬送トレイを前記搬送方向に垂直な向きに挟んで向い合う位置に設 置された2つのシリンダであって前記搬送トレイの前記搬送方向に面した側面に 垂直な2つの側面の一方の前記長穴より予じめ具備した第二のピストンロットを 伸ばし前記第二のピストンロットの先端の押え板により前記ワークセット治具の 一方の側面を前記搬送方向に垂直な向きに位置決めを行う第三シリンダ及び他の 一方の前記長穴より予じめ具備した第三のピストンロットを伸ばし前記第三のピ ストンロットの先端の押え板により前記ワークセット治具の他の一方の側面を前 記搬送方向に垂直な向きに位置決めを行う第四シリンダを有することを特徴とす る。
【0006】 また、第二の考案の搬送トレイおよび位置決め装置は、上位制御部からの指示 により、前記ストッパを前記ストッパにより前記搬送トレイを止める位置と前記 コンベアローラの下部との間で上下駆動する第五シリンダと、前記第一シリンダ を前記第一シリンダにより前記位置決めを行う位置と前記コンベアローラの下部 との間で上下駆動する第二シリンダとを備えたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施例を示す平面図、図2は断面図である。
【0009】 図1および図2に示す搬送トレイおよび位置決め装置は搬送方向に面した側面 とその側面に垂直な2つの側面のそれぞれに底面と平行な横長の長穴12を有し 、かつ上面が開いている箱型の搬送トレイ11と、搬送トレイ11内に固定せず に置かれるとともに外形精度の高いワークセット治具13と、搬送トレイ11の 搬送方向に面した側面の長穴12より入りワークセット治具13の前面に密着す る押え板15をピストンロット先端に有し、かつ上下移動の可能な第1シリンダ 14と、第1シリンダ14を上下駆動する第2シリンダ16と、搬送方向に面し た側面に垂直な2つの側面の長穴12より入りワークセット治具13の側面に密 着する押え板15をピストンロット先端に有するとともにそれぞれ向かい合う位 置に設置された第3シリンダ17および第4シリンダ18と、搬送トレイ11の 搬送方向に面した側面の下部にあたりかつ上下移動可能なストッパ19と、スト ッパ19を上下駆動する第5シリンダ20とを含んで構成される。
【0010】 図3は図1に示す搬送トレイを示す斜視図である。
【0011】 コンベア21上のコンベアローラ22により搬送された搬送トレイ11は、第 5シリンダ20によりコンベアローラ22より上に上昇したストッパ19により 停止する。次に第2シリンダ16により上昇した第1シリンダ14が押え板15 を搬送トレイ11の長穴12より挿入し第1シリンダ14のストロークエンドま でワークセット治具13の前面を押し付け搬送方向に位置決めを行う。この後第 3シリンダ17および第4シリンダ18の押え板15を搬送トレイ11の搬送方 向に面した側面に垂直な2つの側面の長穴12より挿入しワークセット治具13 の側面に押し付け搬送方向に垂直な向きの位置決めを行う。位置決めをした後に ハンド23によりワーク24をワークセット治具12にセットする。
【0012】
【考案の効果】
本考案の搬送トレイおよび位置決め装置は、搬送トレイ内に固定せずに置かれ たワークセット治具に対して直接位置決めを行うので、搬送トレイの外形精度お よびワークセット治具の搬送トレイへの位置決め精度をそれぞれ必要としないの で搬送トレイを安価に製作することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の搬送トレイおよび位置決め装置の一実
施例を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図3】図1に示す搬送トレイの斜視図である。
【図4】従来の搬送トレイおよび位置決め装置の一例を
示す平面図である。
【図5】従来の実施例の断面図である。
【符号の説明】
11 搬送トレイ 12 長穴 13 ワークセット治具 14 第1シリンダ 15 押え板 16 第2シリンダ 17 第3シリンダ 18 第4シリンダ 19 ストッパ 20 第5シリンダ 21 コンベア 22 コンベアローラ 23 ハンド 24 ワーク 101 搬送トレイ 102 ワークセット治具 103 ストッパ 104 第1シリンダ 105 押え板 106 第2シリンダ 107 第3シリンダ 110 コンベア 111 コンベアローラ 112 ハンド 113 ワーク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動組立・検査ライン等で用いる搬送ト
    レイおよび位置決め装置において、搬送方向に面した側
    面及び前記側面に垂直な2つの側面に底面と平行な横長
    の長穴を有しかつ上面が開いている箱型の搬送トレイ
    と、前記搬送トレイ内に固定せずに置かれるワークセッ
    ト治具と、コンベアローラ上の前記搬送トレイの搬送方
    向に面した側面の下部を予じめ決められた位置で止める
    ストッパと、前記ストッパにより止められた前記搬送ト
    レイの前記搬送方向に面した側面の長穴より内部に予じ
    め具備した第一のピストンロットを伸ばし前記第一のピ
    ストンロットの先端の押え板により前記ワークセット治
    具を前記搬送方向に位置決めを行う第一シリンダと、前
    記ストッパにより止められた前記搬送トレイを前記搬送
    方向に垂直な向きに挟んで向い合う位置に設置された2
    つのシリンダであって前記搬送トレイの前記搬送方向に
    面した側面に垂直な2つの側面の一方の前記長穴より予
    じめ具備した第二のピストンロットを伸ばし前記第二の
    ピストンロットの先端の押え板により前記ワークセット
    治具の一方の側面を前記搬送方向に垂直な向きに位置決
    めを行う第三シリンダ及び他の一方の前記長穴より予じ
    め具備した第三のピストンロットを伸ばし前記第三のピ
    ストンロットの先端の押え板により前記ワークセット治
    具の他の一方の側面を前記搬送方向に垂直な向きに位置
    決めを行う第四シリンダを有することを特徴とする搬送
    トレイおよび位置決め装置。
  2. 【請求項2】 上位制御部からの指示により、前記スト
    ッパを前記ストッパにより前記搬送トレイを止める位置
    と前記コンベアローラの下部との間で上下駆動する第五
    シリンダと、前記第一シリンダを前記第一シリンダによ
    り前記位置決めを行う位置と前記コンベアローラの下部
    との間で上下駆動する第二シリンダとを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の搬送トレイおよび位置決め装
    置。
JP2312691U 1991-04-10 1991-04-10 搬送トレイおよび位置決め装置 Pending JPH04121920U (ja)

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JP2312691U JPH04121920U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 搬送トレイおよび位置決め装置

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JPH04121920U true JPH04121920U (ja) 1992-10-30

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ID=31908449

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JP (1) JPH04121920U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101704357B1 (ko) * 2016-09-01 2017-02-08 (주)보경 요동 방지 기능이 구비된 반송 장치

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