JPS6284588A - プリント基板スクリ−ン印刷機 - Google Patents

プリント基板スクリ−ン印刷機

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JPS6284588A
JPS6284588A JP22458685A JP22458685A JPS6284588A JP S6284588 A JPS6284588 A JP S6284588A JP 22458685 A JP22458685 A JP 22458685A JP 22458685 A JP22458685 A JP 22458685A JP S6284588 A JPS6284588 A JP S6284588A
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JP
Japan
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rail
movable
printed circuit
screen
circuit board
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鎬一 浅井
護 津田
杉浦 望
近藤 恭治
加藤 春夫
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Fuji Corp
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリント基板の所定部位に接着剤やクリーム状
半田を印刷するスクリーン印刷機に関するものであり、
特に寸法が複数種類に異なるプリント基板に対して印刷
を行い得るスクリーン印刷機に関するものである。
従来の技術 配線パターンが形成されたプリント基板に、チップ状の
回路部品を取り付けて、電子回路を構成することが広く
行われている。そのためにプリント基板上の所定部位に
接着剤をスポット状に塗布し、その接着剤によって回路
部品をプリント基板に仮止めした状態で回路部品のリー
ド線を配線パターンに半田付けすることが行われるので
あるが、この接着剤を塗布するための一装置としてスク
リーン印刷機が用いられている。また、配線パターンに
予めクリーム状半田を塗布し、そのクリーム状半田を利
用して回路部品のリード線を配線パターンに半田付けす
ることも行われており、この場合にもクリーム状半田の
塗布にスクリーン印刷機が使われる。
このスクリーン印刷機は、基板支持台と、その上方に配
設されたスクリーン支持台と、その上方において直線方
向に移動可能なスキージとを備え、スキージがスクリー
ン支持台に支持されたスクリーン上を移動することによ
って、基板支持台に支持されたプリント基板の所定部位
に、接着剤やクリーム状半田を印刷するものである。
このスクリーン印刷機の一つが特開昭57−2596号
公報に記載されている。これは基板支持台の上面に対し
て平行に移動する複数本のロープを備えたものであり、
基板支持台が下降位置にある状態においてこれらのロー
プがプリント基板を支持して搬送し、基板支持台が上昇
して基板を支持する際には各ロープが基板支持台の上面
に形成された溝内に収容されるようになっている。また
、スクリーン印刷機の設置スペースを節減するために、
ロープによるプリント基板の搬送方向がスキージの移動
方向と一致させられている。
発明が解決しようとする問題点 上記のように、基板支持台とスクリーンとの間にロープ
等の搬送装置によってプリント基板を搬送する場合には
、基板支持台に対するプリント基板の位置決めを容易に
するためにプリント基板の両側縁を案内する一対のガイ
ドレールを設けることが望ましい。また、幅が複数種類
に異なるプリント基板を供給し得るようにするために一
対の”ガイドレールの間隔を変え得るようにすることが
望ましい。
しかしながら、一対のガイドレールの一方を固定レール
とし、他方をその固定レールに対して接近・離間可能な
可動レールとすれば、幅の異なるプリント基板全部の幅
方向の中央位置を、基板支持台、スクリーン、スキージ
等から成る印刷機構の中央位置に一致させることは不可
能となり、印刷ムラが生じ易い。スクリーン印刷機にお
いては、プリント基板の中央を印刷機構の中央と一致さ
せなければ、印刷された接着剤やクリーム状半田の厚さ
く塗布量)がプリント基板の幅方向において不均一にな
り易いのである。
一対のガイドレールをともに可動レールとし、互いに対
称的に移動させることによって、幅の異なるプリント基
板を案内し得るようにすれば、上記の問題は解決できる
のであるが、一対のガイドレールを共に可動レールとす
れば、搬送装置の構造が複雑となり、スクリーン印刷機
の製造コストが上昇するという別の問題が発生する。
本発明は以上の事情を背景として、lli送装置の構造
を複雑にすることなく、幅の複数種類に異なるプリント
基板を常にその幅方向の中央が印刷機構の中央に一致さ
せて供給し得るようにすることを課題としてなされたも
のである。
問題点を解決するための手段 本発明はそのために 基板支持台と、スクリーン支持台
と、スキージとを備えて、スクリーン支持台に支持され
たスクリーン上をスキージが直線的に移動することによ
り、基板支持台に支持されたプリント基板に対して接着
剤、クリーム状半田等の印刷を行うスクリーン印刷機に
おいて、基板支持台、スクリーン支持台およびスキージ
をスキージの移動方向に直角な方向に移動可能な可動台
上に設置するとともに、プリント基板を基板支持台とス
クリーン支持台との間へ、スキージの移動方向に平行な
方向に搬入し、および/または搬送する基板搬送装置を
設け、その基板搬送装置を、プリント基板の一側縁を案
内する固定レールと、その固定レールに対して接近・離
間可能であり、プリント基板の他側縁を案内する可動レ
ールとを備えて、幅が複数種類に異なるプリント基板を
搬送し得るものとし、かつ、可動レールを固定レールに
対して接近・離間させるとともにその可動レールの移動
に連動して前記可動台を可動レールの移動方向と同方向
にかつ2分の1の距離だけ移動させる移動装置を設け、
基板搬送装置の幅の変更にも拘わらず、基板支持台、ス
クリーン支持台およびスキージと基板搬送装置との幅方
向の中央が常に一致するようにしたものである。
本発明の一実施態様においては、上記移動装置を、可動
レールにその可動レールの長手方向に距離を隔ててかつ
その可動レールに直角な姿勢で固定された複数のレール
ナツトと、回転可能かつ軸方向に移動不能に設けられて
レールナツトに螺合されたレール送りねじと、レールナ
ツトと平行な姿勢で可動台に固定された可動台ナツトと
、回転可能かつ軸方向に移動不能に設けられて可動台ナ
ツトに螺合された可動台送りねじと、可動台送りねじと
レール送りねじとを、レール送りねじのピッチと回転数
との積が可動台送りねじのピッチと回転数との積の2倍
となるように連結する回転伝達機構とを含むものとする
ことができる。
作用および効果 本発明に係るプリント基板スクリーン印刷機においては
、印刷されるべきプリント基板の幅が変わり、それに応
じて可動レールが固定レールに接近・離間させられる場
合には、その可動レールの移動方向と同方向に、かつ、
2分の1の距離だけ可動台が移動させられる。したがっ
て、その可動台に支持されているスキージ等印刷機構も
苛動レールと同方向に2分の1の距離だけ移動すること
となって、印刷機構の中央位置は常にプリント基板の中
央位置と一致し、印刷ムラの発生が回避される。
しかも、一対のガイドレールのうち、一方のみを移動さ
せれば良いため、基板搬送装置の構造が複雑となってス
クリーン印刷機の製造コストが上昇することもない。
特に、移動装置が、レールナツト レール送りねじ、可
動台ナンド可動台送りねしおよび回転伝達機構を含むも
のである場合には、極めて簡単な構造の装置で可動レー
ルと可動台とを連動させることができ、一層のコスト低
減効果が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図に示すプリント基板スクリーン印刷
機は、プリント基板位置決め支持装置10、スクリーン
位置決め支持装置12.スキージ装置14.基板コンベ
ア16および基板押え装置17を備えている。
基板位置決め支持装置10は、基板支持台18上にプリ
ント基板20を位置決めして支持するとともに、一定距
離昇降させるものであり、スクリーン位置決め支持装置
12は、スクリーン支持台22上にスクリーン24とそ
の周縁に固定されたスクリーン枠26とを位置決めして
支持するものである。スキージ装置14はスキージ28
をスクリーン24に接触する下降位置と上昇位置との間
で昇降させるとともに、スクリーン24に沿って直線方
向に移動させるものである。基板コンベア16は基板搬
送装置として機能するものであり、プリント基板20を
固定レール30と可動レール32とで案内するとともに
、エンドレスに巻き掛けられた一対のロープ33によっ
て、前記基板支持台18とスクリーン24との間へ搬入
し、そこから搬出するものである。そして、基板押え装
置17は基板支持台18上に載置されたプリント基板2
0を基板押え板(一般的には基板押え部材)34によっ
て基板支持台18に押えつけるものである。
上記各装置のうち、基板コンベア16および基板押え装
置17は第2図から明らかなように複数本の支持脚35
によってベッド36に固定されているが、基板位置決め
支持装置10.スクリーン位置決め支持装置12および
スキージ装置14はベッド36に対して移動可能な可動
台38上に設置されている。可動台38はベッド36上
に互いに平行に配設された2本のガイドロッド40によ
って第1図において左右方向、第2図において紙面に直
角な方向に移動可能に支持されているのである。また、
スクリーン位置決め支持装置12とスキージ装置14と
は、常には基板位置決め支持袋W 10 、基板コンベ
ア16および基板押え装置17の上方を覆う状態にある
が、回動によりそれらの上部空間を開放し得るようにさ
れている。スクリーン位置決め支持装置12とスキージ
装置14とを支持しているフレーム42が可動台38に
立設された一対の支柱44に軸46によって回動可能に
取り付けられており、連結部47に連結される図示しな
いアクチュエータによって回動させられるのである。フ
レーム42の軸46から遠い側の端部は調節ねじ48を
介して支柱50に支持されており、それによってスクリ
ーン位置決め支持装置12およびスキージ装置14と基
板位置決め支持装置10.基板コンベア16および基板
押え支持装置17との相対的な、高さの調節が可能とな
っている。
以下、本スクリーン印刷装置の各部の構成を詳細に説明
する。
(基板位置決め支持装置) 基板位置決め支持装置10は、第2図から明らかなよう
に前記可動台38上に高さ調節装置60を介して載置さ
れた支持板62を備えている。すなわち、可動台38上
には複数のガイドブロック64によってそれぞれ長手方
向に摺動可能に支持されるとともに、上面に長手方向に
おいて傾斜した斜面を備えたカム棒66が設けられる一
方、支持板62には上記斜面に対応した斜面を有するカ
ムフォロワ67が1本のカム棒66に対して2個ずつ、
計4個設けられて、カム棒66の長手方向の移動に伴っ
て支持板62の高さが調節されるようになっているので
ある。2本のカム棒66は連結棒68で連結されており
、この連結棒68にはカム棒66に平行な送りねじ70
が螺合されていて、この送りねじ70にハンドルを係合
させて回転させることにより2本のカム棒66を一体的
に移動させ得るよう゛になっている。また、支持板62
に2個の案内筒72が上下方向に延びる姿勢で固定され
ている。各案内筒72は可動台38に固定された別の案
内筒74に摺動可能に嵌合されて支持板62の上下方向
の移動を案内するものであるが、これら案内筒72と7
4との間にはスプリング76が配設され、支持板62を
可動台38側へ引きつけることにより前記ガイドブロッ
ク64゜カム棒66およびカムフォロワ67が互いに密
着する状態を保ち、支持板62を正確に所定の高さに維
持するようにされている。
支持板62に固定された各案内筒72にはそれぞれロン
ドア8が摺動可能に嵌合されるとともに、その上端には
前記スキージ28の移動方向に沿って延びる長手形状の
取付部材80が固定されている。この取付部材80には
寸法が種々に異なるプリント基板20に対応した基板支
持台18が選択的に取り付けられる。取付部材80には
支持板62に取り付けられた多段シリンダ82のピスト
ンロッド84が固定されて、取付部材80および基板支
持台18を4つの高さ位置、すなわち上昇端位置、第一
中間位置、第二中間位置および下降端位置へ移動させる
ようになっている。これら各位置は取付部材80に固定
された近接スイッチ86と、支持板62に固定された4
個の被検出体88とにより検出されるようになっている
基板支持台18は第1図から明らかなように上面に多数
の吸引穴90を備え、各吸引穴90は基板支持台18お
よび取付部材80の内部に形成された吸引通路を経て吸
引管92に連通させられており、この吸引管92が図示
しない切換バルブを経てバキューム装置に接続されるこ
とにより、基板支持台18がプリント基板20を負圧に
より吸着して保持するようになっている。
(スクリーン位置決め支持装置) スクリーン位置決め支持装置12のスクリーン支持台2
2は、前記回動可能なフレーム42の一部によって構成
されている。スクリーン支持台22上には第2図から明
らかなように、位置決めブロソ?100.ダイヤルゲー
ジ102および固定シリンダ104が設けられている。
スクリーン支持台22は矩形の枠体であって、その−辺
に沿ってスクリーン支持台22に2個の位置決めブロッ
ク100が配設されるとともに、その−辺に直角な他の
一辺に沿って1個の位置決めブロック100が配設され
ている。スクリーン枠26の各位置決めブロック100
に対向する部分には、アジャストボルト106がスクリ
ーン枠26の各辺に直角な姿勢で螺合されており、位置
決めブロック100の各アジャストボルト106と当接
する部分に隣接した部分にダイヤルゲージ102が取り
付けられている。
したがって、アジャストボルト106を位置決めブロッ
ク100に当接させた状態でダイヤルゲージ102の指
示を見ながらアジャストボルト106を回転操作するこ
とによって、スクリーン枠26の位置を正確に調節する
ことができる。そして、調節終了後、固定シリンダ10
4を作動させてスクリーン枠26をスクリーン支持台2
2に固定すれば、スクリーン24に形成された多数の小
穴がプリント基板20上のクリーム状半田を塗布すべき
部位と正確に一致する状態で固定することができる。こ
のように一旦位置の調節を行った後はスクリーン枠26
をスクリーン支持台22から取り外しても、アジャスト
ボルト106はスクリーン枠26に固定されたままであ
るので、次にスクリーン枠26をスクリーン支持台22
に取り付ける際には調節作業を行う必要がなく、段取り
替え作業の能率が向上する。なお、スクリーン24は本
実施例においてはステンレス鋼の薄板から製作されてい
るが、テトロンメツシュの所定部位に透過部分を残して
両面に合成樹脂コーティングを施したもの等地のスクリ
ーンの採用も可能である。
(スキージ装置) スキージ装置14は、前記回動可能なフレーム42に水
平にかつ互いに平行に配設された2本のガイドロッド1
10と、そのガイドロッド110上を摺動するスライド
112とを備えている。スライド112には第1図から
明らかなように、スライド112の移動方向に直角な方
向に距離を隔てて2個ずつ対を成す案内筒114が2対
設けられている。各対の案内筒114に上下方向に摺動
可能に嵌合された2本のロッド116の下端には取付部
材118が固定され、この取付部材118にスキージ2
8が取り外じ可能に取り付けられている。各取付部材1
18は、第1図に示されている昇降シリンダ120で昇
降させられ、それによってスキージ28はスクリーン2
4に接触する下降位置と、それから離れた上昇位置とに
移動させられる。スライド112にはナツト122が固
定され、フレーム42には送りねじ124が回転可能か
つ軸方向に移動不能に取り付けられており、両者が螺合
されるとともに、送りねじ124がサーボモータ126
により回転させられることによって、スキージ28がス
クリーン24に沿って直線的に往復移動させられる。
(基板コンベア) 基板コンベア16は、第1図から明らかなように、前記
固定レール30および可動レール32の他にこれらに平
行なフレーム130を備えており、このフレーム130
と固定レール30との間には複数本のレール送りねじ1
32が回転可能かつ軸方向に移動不能に掛は渡されてい
る。これらのし・−ル送りねじ132は、可動レール3
2にそれの長平方向に距離を隔てて、かつその長手方向
に直角に固定されたレールナツト133と螺合されてい
る。全てのレール送りねじ132はスプロケット134
と第2図に示されているチェーン135とにより連結さ
れて、同方向に同量だけ回転させられるようになってい
る。したがって、1本のレール送りねじ132が回転さ
せられることによって、可動レール32は固定レール3
0に対して平行な姿勢を保ったままで固定レール30に
接近あるいは離間させられ、基板コンベア16の幅が容
易に変更される。
プリント基板20を支持して搬送する前記ロー133は
それぞれ固定レール30および可動レール32に固定の
案内部材136および138に案内されるとともに、図
示しないモータに取り付けられん駆動プーリによって駆
動されるようになっている。そして、ロープ33により
搬入されたプリント基板20は基板支持台18の真上の
位置に達したとき第2図に示すストッパ装置140によ
って停止させられる。ストッパ装置140は前記支持板
62に取り付けられた昇降シリンダ142により昇降さ
せられるストッパ部材144を備えており、このストッ
パ部材144は上昇位置においてプリント基板20の前
端に当接してそれ以上の前進を阻止するとともに、下降
位置においてはプリント基板20が更に前進することを
許容する。
ストッパ装置140によって停止させられたプリント基
板20は第3図に示されている位置決めピン146によ
って正確に位置決めされる。位置決めピン146はプリ
ント基板20の板面に平行な方向に隔たった2個所に設
けられており、プリトン基板20に形成された位置決め
穴に嵌入することによりプリント基板を位置決めするも
のであるが、常には下降位置にあり、基板支持台18の
上昇に伴って上昇するようにされている。すなわち、位
置決めピン146はスプリング148によって上昇方向
に付勢されており、その位置決めピン146に固定の突
起150が基板支持台18の下端に係合するようにされ
ていて、常には基板支持台18が下降位置にあるため位
置決めピン146もプリント基板20の位置決め穴に嵌
入しない下降位置にあるのである。なお、位置決めピン
146が上昇してプリント基板20の位置決め穴に嵌入
したことは、第4図に示されている近接スイッチ152
により検出されるようになっている。
(可動レール、可動台移動装置) 基板コンベア16の幅の変更に伴って、可動台38が可
動レール32と同方向に2分の1の距離だけ移動させら
れるようになっている。前述のように可動レール138
はレール送りねじ132゜レールナツト133.スプロ
ケット134およびチェーン135によって移動させら
れるのであるが、これらは更にスプロケット162.チ
ェーン164およびスプロケット166により可動台送
りねじ168に連結されている。可動台送りねじ168
はベッド36により回転可能かつ軸方向に移動不能に支
持されており、その一端にはハンドル170が固定され
ている。可動台送りねじ168は、可動台38に前記レ
ールナラ)133と平行な姿勢で固定された可動台ナツ
ト172に螺合されている。レール送りねじ132と可
動台送りねじ168とはピッチが同一のものであるが、
スプロケット166の直径がスプロケット134゜16
2.166およびチェーン135,164から成る回転
伝達機構が回転を2倍に増速して伝達するものとされて
いるため、ハンドル170によって可動台送りねじ16
8が回転させられるとき、レール送りねじ132は2倍
の速度で回転させられ、結局箱゛3図に示すように可動
レール32が距離eだけ移動させられるとき、可動台3
8はl/2だけ同方向へ移動させられることとなる。本
実施例においては上記回転伝達機構とレール送りねじ1
32.レールナツト133.可動台送りねじ168およ
び可動台ナツト172とによって、可動レール32と可
動台)8とを連動して移動させる移動装置が構成されて
いるのである。
(スクリーン受装置) 第3図に示すように、可動レール32には支持部材18
0によってスクリーン受182が固定されており、固定
レール30に支持部材184により固定されているスク
リーン受186とともにスクリーン24の中間部を下か
ら支持するようにされているが、支持部材180はレー
ル送りねじ132に平行なガイドロッド188を介して
支持板62に支持されており、上記可動レール32と可
動台38との移動量の差が支持部材180のガイドロッ
ド188に対する摺動によって許容されるようになって
いる。また、支持部材184は摺動材190を介して支
持板62に支持されており、これによって支持部材18
4と支持板62との相対移動が許容される。
(基板押え装置) 基板押え装置17は第3図から明らかなように、上記支
持部材180および184にそれぞれ固定された一対の
押え板ガイド200を備えている。
押え板ガイド200はコの字形の断面形状を有し、前記
基板押え板34の両側縁部に係合して基板押え板34の
移動可能な方向を一方向に限定している。すなわち、基
板押え板34の上下方向(基板支持台18の移動方向と
平行な方向)、並びに上下方向と基板コンベア16の搬
送方向とに直角な方向の移動を阻止し、基板コンベア1
6の搬送方向に平行な方向の移動のみを許容するように
なっているのである。ただし、押え板ガイド200は基
板支持台18の上方位置から外れた部分において、基板
押え坂34の側縁部に上側から係合する部分が除去され
てL字形の断面を有するようにされており、この部分に
おいては基板押え板34が上方へ取り外し可能となって
いる。
また、固定レール30と押え板ガイド2すOとの間に棒
材202がこれらに平行に、かつ図示しないガイド部材
に案内されて長手方向に移動可能に配設されており、こ
の棒材202の両端部には第4図に示すようにエンドレ
スに巻き(1)けられたチェーン204が連結されてい
て、チェーン204が図示しないスプロケット、モータ
等から成るチェーン駆動装置により駆動されることによ
って棒材202が長手方向に移動させられるようになっ
ている。この棒材202の長手方向に隔たった2個所に
は係合部材206が取り付けられており、棒材202の
移動に伴ってこれら係合部材206が基扱押え板34の
前端および後端に係合し、基板押え板34を押え板ガイ
ド200に沿って移動させるようになっている。
(作動) 次に本印刷機の作動を説明する。
1種類のプリント基板20に対する印刷が終了した場合
には、そのプリント基板20のためにそれまで取り付け
られていた基板支持台18.スクリーン24.スキージ
28および基板押え板34をそれぞれ取り外し、第2図
のハンドル170を回転操作して基板コンベア16の幅
を次に印刷すべきプリント基板20に適した幅に調節す
る。この際、レール送りねじ132と可動台送りねじ1
6′6とは前述のようにスプロケット134等から成る
回転伝達機構によって連結されているため、可動レール
32が固定レール30に対して相対的に移動させられる
のに伴って可動台38がそれと同方向に2分の1の距離
だけ移動させられる。したがって、その可動台38上に
設置されている基板位置決め支持装置10.スクリーン
位置決め支持装置12およびスキージ装置14も可動レ
ール34の移動距離の2分の1だけ移動することとなり
、基板コンベア16の幅が変更されてもその基板コンベ
ア16および基板押え装置17の幅方向の中央と基板支
持台18.スクリーン24およびスキージ28の幅方向
の中央とは一致しん状態に保たれる。
基板コンベア16の幅の調節が終了したならば、新しい
プリント基板20に対応した基板支持台18、スクリー
ン24.スキージ28および基板押え板34をそれぞれ
取付部材80.スクリーン支持台22.取付部材118
および押え板ガイド200に取り付ける。これで段取り
替え作業が終了する。
印刷機が起動されれば、まず基板コンベア16によって
プリント基板20が第5図falに示すように下降端位
置にある基板支持台18とその上方にあるスクリーン2
4との間へ搬入されるとともに、基板押え板34が作用
位置へ移動させられる。プリント基板20は基板支持台
18の上方に達したとき、ストッパ装置140によって
それ以上の前進を阻止される。
続いて、基板支持台18が多段シリンダ82によって第
5図(blに示す第一中間位置まで上昇させられる。こ
の過程において、基板支持台18はプリント基板20を
下方からすくい上げ、同時に位置決めビン146がプリ
ント基板20の位置決め穴に嵌入してプリント基板20
を基板支持台18に対して正確に位置決めする。この位
置決めの後、基板支持台18が第一中間位置に達し、基
板押え板34によってプリント基板20が基板支持台1
8に押え付けられる。この状態で吸引管92に負圧が供
給され、プリント基板20は確実に基板支持台18に吸
着された状態となる。
続いて、第5図(11,1に示すように基板支持台18
が第二中間位置まで下降させられ、それに保持されたプ
リント基板20が基板押え板34から僅かに離間させら
れる。その後、第5図(d)に示すように基板押え板3
4が基板支持台18の上方位置から退避させられる。し
たがって、基板支持台18は第5図(elに示すように
上昇端位置まで上昇することが可能となり、それに保持
されているプリント基板20がスクリーン24の下面に
接触もしくは近接した状態となる。
続いて、第2図において左側のスキージ28が上昇し、
右側のスキージ28がスクリーン、24の上面に接触し
た状態で右から左へ移動させられ、右側のスキージ28
によってスクリーン24上を押送されるクリーム状半田
の一部がスクリーン24に形成された多数の小穴に押し
込まれてプリント基板20の上面に付着させられる。プ
リント基板20の上方を通過した後、右側のスキージ2
8が上昇させられ、左側のスキージ28が下降させられ
て、次のプリント基板20に対する印刷を左側のスキー
ジ28の左から右への移動によって行い得る状態となる
このようにクリーム状半田が塗布される際、前述のよう
に基板コンベア16の幅方向の中央とスキージ装置14
等から成る印刷機構の幅方向の中央とが一致しているた
め、プリント基板2oと基板支持台18.スクリーン2
4およびスキージ28との幅方向の中央も一致しており
、プリント基板20上に印刷されるクリーム状半田の厚
さがプリント基板20の幅方向において不均一となるこ
とがない。
上記作動の後、基板支持台18が下降端位置へ下降させ
られ、印刷の終了したプリント基板2゜は再び基板コン
ベア16に支持された状態となる。
したがって、ストッパ装置140のストッパ部材144
が下降させられ、基板コンベア16のロープ33が駆動
されれば、印刷されたプリント基板20が基板支持台1
8上方の位置から搬出されて、1サイクルの印刷動作が
終了する。
以上、詳記した実施例においては、基板コンベア16の
可動レール32を移動させるレール送りねじ132と、
可動台38を移動させる可動台送りねじ168とが同一
ピッチのものとされており、スプロケット134等から
成る回転伝達機構により可動台送りねじ168の回転が
2倍に増速されてレール送りねじ132に伝達されるこ
とによって、可動台38の移動量が可動レール32の移
動量の2分の1となるようにされていた。しかし、レー
ル送りねじ132と可動台送りねじ168とを同一ピッ
チとすることは不可欠ではな(、要するにレール送りね
じ132のピッチと回転数との積が可動台送りねじ16
8のピッチと回転数との積の2倍となるようにすればよ
いのである。
また、レール送りねじ132と可動台送りねじ168と
を連動して回転させる回転伝達機構を上記実施例におけ
るようにスプロケットとチェーンとで構成すれば、製造
コストが安価となる利点があるのであるがこれに限定さ
れるものではなく、歯車列等信の回転伝達機構を採用す
ることも可能である。さらに、可動レール32と可動台
38とを連動して移動させる移動装置もレール送りねじ
132および可動台送りねじ168を備えたものに限定
されるわけではなく、例えば、可動台送りねじ168を
省略し、可動レール32の移動をレバー比が1/2であ
るレバー装置によって可動台38に伝達するようにして
もよいのである。
また、プリント基板20を搬送する基板搬送装置もエン
ドレスに巻き掛けられたロープ33を備えた基板コンベ
アに限定されるものではなく、例えば、プッシュプルシ
リンダによって固定レールおよび可動レールに沿ってプ
リント基板を搬入するものであっても差支えない。
そあ他、いちいち例示はしないが当業者の知識に基づい
て種々の変形、改良を施した態様で本発明を実施し得る
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるプリント基板スクリー
ン印刷機の要部の側面断面図である。第2図は同印刷機
の要部の一部を切り欠いて示す正面図である。第3図は
、第1図における基板コンベアの周辺を拡大して示す側
面断面図である。第4図は第3図におけるA矢視図であ
る(ただし、押え板ガイドは省略されている)。第5図
(a)、 (bl。 (C1,(d)、 +8)は、上記印刷機のそれぞれ異
なる作動状態を概略的に示す説明図である。 10:基板位置決め支持装置 12ニスクリーン位置決め支持装置 14:スキージ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板支持台と、スクリーン支持台と、スキージと
    を備えて、スクリーン支持台に支持されたスクリーン上
    をスキージが直線的に移動することにより、基板支持台
    に支持されたプリント基板に対して接着剤、クリーム状
    半田等の印刷を行うスクリーン印刷機において、 前記基板支持台、スクリーン支持台およびスキージをス
    キージの移動方向に直角な方向に移動可能な可動台上に
    設置するとともに、前記プリント基板を前記基板支持台
    と前記スクリーン支持台との間へ、前記スキージの移動
    方向に平行な方向に搬入し、および/または搬出する基
    板搬送装置を設け、その基板搬送装置を、プリント基板
    の一側縁を案内する固定レールと、その固定レールに対
    して接近・離間可能であり、プリント基板の他側縁を案
    内する可動レールとを備えて、幅が複数種類に異なるプ
    リント基板を搬送し得るものとし、かつ、前記可動レー
    ルを前記固定レールに対して接近・離間させるとともに
    その可動レールの移動に連動して前記可動台を可動レー
    ルの移動方向と同方向にかつ2分の1の距離だけ移動さ
    せる移動装置を設け、前記基板搬送装置の幅の変更にも
    拘わらず、前記基板支持台、スクリーン支持台およびス
    キージと基板搬送装置との幅方向の中央が常に一致する
    ようにしたことを特徴とするプリント基板スクリーン印
    刷機。
  2. (2)前記移動装置が、 前記可動レールにその可動レールの長手方向に距離を隔
    ててかつその可動レールに直角な姿勢で、固定されたレ
    ールナットと、 回転可能かつ軸方向に移動不能に設けられて前記レール
    ナットの螺合されたレール送りねじと、前記レールナッ
    トと平行な姿勢で前記可動台に固定された可動台ナット
    と、 回転可能かつ軸方向に移動不能に設けられて前記可動台
    ナットに螺合された可動台送りねじと、その可動台送り
    ねじと前記レール送りねじとを、レール送りねじのピッ
    チと回転数との積が、可動台送りねじのピッチと回転数
    との積の2倍となるように連結する回転伝達機構と を含むものである特許請求の範囲第1項に記載のプリン
    ト基板スクリーン印刷機。
JP22458685A 1985-10-08 1985-10-08 プリント基板スクリ−ン印刷機 Granted JPS6284588A (ja)

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JPS6284588A true JPS6284588A (ja) 1987-04-18
JPH0213474B2 JPH0213474B2 (ja) 1990-04-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423344Y2 (ja) * 1987-10-15 1992-05-29
JPH04236493A (ja) * 1991-01-18 1992-08-25 Furukawa Electric Co Ltd:The クリーム半田の印刷装置
JP2008114521A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷装置における下受交換作業方法

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JP2008114521A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷装置における下受交換作業方法

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JPH0213474B2 (ja) 1990-04-04

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