JPH04121822U - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH04121822U
JPH04121822U JP3329991U JP3329991U JPH04121822U JP H04121822 U JPH04121822 U JP H04121822U JP 3329991 U JP3329991 U JP 3329991U JP 3329991 U JP3329991 U JP 3329991U JP H04121822 U JPH04121822 U JP H04121822U
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JP
Japan
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cooking
plate
heat
cooking plate
heating
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JP3329991U
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隆明 髭田
一宇 菊池
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日本電熱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱領域と保温領域とを設けることにより肉
や野菜を加熱調理中に保温ができる。 【構成】 調理板15と、該調理板15の一面に接合し
熱源により加熱される伝熱部材31とを含む。上記調理
板15は加熱領域Aと、該加熱領域Aに隣接する保温領
域Bとを有している。上記伝熱部材31は上記加熱領域
Aに対向し、かつ上記調理板15よりも熱伝導性に優れ
た部材である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、肉や野菜を加熱調理するために用いる調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の調理器は、図4に第1の例として示すように、シーズヒータなどの発熱 体1と、この発熱体1を鋳込んだアルミニュウムのような金属板3とを有してい る。発熱体1と金属板3とはこれらを合わせて鍋形状に形成した調理板5が作ら れている。調理板5の外底面にはその底面の中央部分から外方にのびたボス7が 形成されている。ボス7には調理板5の外底面に離間しかつ外底面に対向するよ うに遮熱板9が取り付けられている。調理板5の外周面と遮熱板9とはカバー体 11により覆われている。カバー体11は耐熱性の樹脂材などで成形されている 。カバー体11、調理板5及び遮熱板9は一体に固定されている。調理板5の上 部開口には、蓋13が着脱可能に設けられている。
【0003】 また、第2の従来例としては、図5に示すように、調理板15と、この調理板 15を加熱する熱板17とを有している調理器がある。調理板15と熱板17と は互いに離脱可能に分離されている。熱板17は発熱体1と、この発熱体1を鋳 込んだアルミニュウムのような金属板19とを有している。熱板17の中央部に は温度調節器21が設けられている。熱板17の下面には、この下面に対向する ように遮熱板23が設けられている。熱板17と遮熱板23とは耐熱性の樹脂材 などで成形されているカバー体25により覆われている。カバー体25、熱板1 7及び遮熱板23とは一体に固定されている。 この調理器では調理板15を熱板17の上に置き、熱板17によって調理板1 5を加熱する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した調理器は、調理板5の全面に発熱体1の熱が伝導 するため、調理板5の周辺部分まで高温になってしまう。このため、加熱調理中 に肉や野菜などに焼けが進行したり乾燥したりして味が低下してしまうという問 題がある。
【0005】 また、図5に示した調理器は、調理板15の外側の温度を下げるために、板厚 を薄くすると、調理板15の強度が下がり、変形し易くなって加熱板17との密 着が悪くなるため限界があるという問題がある。
【0006】 それ故に本考案の課題は、加熱領域と保温領域とを設けることにより肉や野菜 を加熱調理中に保温ができる調理器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、調理板と、該調理板の一面に接合し熱源により加熱される伝 熱部材とを含み、上記調理板は加熱領域と、該加熱領域に隣接する保温領域とを 有し、上記伝熱部材は上記加熱領域に対向し、かつ上記調理板よりも熱伝導性に 優れた部材であることを特徴とする調理器が得られる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2は本考案の調理器の一実施例を示している。この実施例において 図5と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0009】 各図を参照して、調理器は調理板15と、この調理板15を加熱する熱源とし ての熱板17とを有している。熱板17は発熱体1と、この発熱体1を鋳込んだ アルミニュウムのような金属板19とを有している。熱板17の中央部には温度 調節器21が設けられている。熱板17の下面には、この下面に対向するように 遮熱板23が設けられている。熱板17と遮熱板23とは耐熱性の樹脂材などで 成形されているカバー体25により覆われている。カバー体25、熱板17及び 遮熱板23とは互いに一体に固定されている。
【0010】 調理板15はステンレスもしくは鉄などにより鍋形状に形成され、この調理板 15の一面に接合された伝熱部材31を有している。また、調理板15は加熱領 域Aと、この加熱領域Aに隣接する保温領域Bとを有している。伝熱部材31は 加熱領域Aに対向しかつ調理板15よりも熱伝導性に優れたアルミニュウムなど の金属板が用いられている。加熱領域Aと保温領域Bとは調理板15の調理面に 任意に設定することができる。例えば、調理板15の調理面にはその中央部に加 熱領域Aを作り、中央部の外側に保温領域Bを作る。このようにすると、調理中 には加熱領域Aで肉や野菜を焼きながら、焼き上がった肉や野菜を保温領域Bに 移して保温することができる。なお、調理板15は単に板状であっても肉や野菜 などを焼くような場合に支障がないことはいうまでもない。
【0011】 この調理器では調理板15を熱板17の上に置き、熱板17によって調理板1 5を加熱する。調理板15はその調理板15の中央部が内側に向けて凸状に湾曲 している。すなわち、加熱領域Aが凸状に湾曲している。これは、熱板17から の熱を効率良く調理板15に伝える役目を果たす。ここで、調理板15及び伝熱 部材31の使用材料の例とそれらの熱伝導率を示す。 熱伝導率(W/m・k) 鉄 板 43 (約300℃) ステンレス(SUS304) 16 (約300℃) アルミニュウム板(A1100) 222 (約300℃) アルミニュウム鋳物(AOC12) 96.3 (約300℃) これらの材料の組み合わせで意識的に加熱領域Aと保温領域Bとに温度差を設 ける。加熱領域が高温度、例えば、200℃〜260℃で焼き肉などの調理に供 すると同時に、この温度差によって保温領域Bは保温に適した温度、例えば、7 0℃〜120℃になるように構成する。調理板15に一体に接合した伝熱部材3 1の大きさ(範囲)は相互の組み合わせ材料によって異なり求める温度によって その寸法が決められる。なお、伝熱部材31を加熱する熱源としては、電気ヒー タを伝熱部材31に一体に備えたものや、その他ガスを熱源として用いても良い 。
【0012】 図3は調理板15及び伝熱部材31の他の実施例を示す。この実施例において 図2と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。この調理板15には熱源 としてシーズヒータのような発熱体1が伝熱部材31にブレージングにより装着 されている。この場合、調理板15は調理面が単に平坦なものであってもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上、実施例により説明したように、本考案の調理器によれば、加熱領域で調 理しながら保温領域で適切な保温ができるため、調理中に焼けが進行してしまっ たり乾燥したりして味が低下することなく焼き上がりの鮮度を長時間保つことが でき実用上有効なものである。また、野菜などの焼け過ぎを防止したり、高温に よる油の劣化を防止したりする効果がある。
【0014】 さらに、調理板の外側の温度を下げるために、板厚を薄くしても、伝熱部材が あるため調理板の強度が下がることなく熱板との密着が良好になる。また調理器 の周囲が高温にならず、製品の温度対策(断熱構造など)もし易くなり、使用者 が誤って火傷する恐れも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の調理器の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の調理器の調理板および伝熱部材の断面図
である。
【図3】本考案の調理器の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図4】従来の調理器の断面図である。
【図5】調理器の他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 発熱体 5 調理板 15 調理板 17 熱板 25 カバー体 31 伝熱部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理板と、該調理板の一面に接合し熱源
    により加熱される伝熱部材とを含み、上記調理板は加熱
    領域と、該加熱領域に隣接する保温領域とを有し、上記
    伝熱部材は上記加熱領域に対向しかつ上記調理板よりも
    熱伝導性に優ている部材であることを特徴とする調理
    器。
JP1991033299U 1991-04-15 1991-04-15 調理器 Expired - Lifetime JP2557565Y2 (ja)

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JPH04121822U true JPH04121822U (ja) 1992-10-30
JP2557565Y2 JP2557565Y2 (ja) 1997-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129229U (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 松下電器産業株式会社 電気調理器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129229U (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 松下電器産業株式会社 電気調理器

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Publication number Publication date
JP2557565Y2 (ja) 1997-12-10

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