JPH0835Y2 - ホットプレート - Google Patents
ホットプレートInfo
- Publication number
- JPH0835Y2 JPH0835Y2 JP1990111840U JP11184090U JPH0835Y2 JP H0835 Y2 JPH0835 Y2 JP H0835Y2 JP 1990111840 U JP1990111840 U JP 1990111840U JP 11184090 U JP11184090 U JP 11184090U JP H0835 Y2 JPH0835 Y2 JP H0835Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- heater
- hot plate
- outer peripheral
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ホットプレートに関し、より詳細には食品
をヒータからの伝導熱により加熱調理するホットプレー
トに関する。
をヒータからの伝導熱により加熱調理するホットプレー
トに関する。
従来の技術 ホットプレートは食品をヒータの加熱によって調理す
るものであるが、最近では10℃刻みの温度調節が付いて
いるものなど調理器具としての機能を一層高めた調理器
が実用化されている。
るものであるが、最近では10℃刻みの温度調節が付いて
いるものなど調理器具としての機能を一層高めた調理器
が実用化されている。
従来のホットプレート本体側の断面図を第5図に示し
た。
た。
本体12の中央部21にはヒータ13が配設され、本体12の
一端上面に設けられた操作部(図示せず)の下方には、
温度センサー(図示せず)と温度調節つまみ16が配設さ
れている。本体12の上には熱伝導性のよいアルミで形成
され、表面にテフロン加工が施されているプレート11が
載置されている。また、ヒータ13と本体12との間には遮
熱板23が配設されている。
一端上面に設けられた操作部(図示せず)の下方には、
温度センサー(図示せず)と温度調節つまみ16が配設さ
れている。本体12の上には熱伝導性のよいアルミで形成
され、表面にテフロン加工が施されているプレート11が
載置されている。また、ヒータ13と本体12との間には遮
熱板23が配設されている。
また、第6図に示すようにヒータ13とプレート11が一
体的に形成されているものもある。上記した構成のホッ
トプレートにおいて、ヒータ13からの熱はプレート11を
介して加熱面17を加熱し、加熱面17に置かれた食品を調
理加工する。
体的に形成されているものもある。上記した構成のホッ
トプレートにおいて、ヒータ13からの熱はプレート11を
介して加熱面17を加熱し、加熱面17に置かれた食品を調
理加工する。
発明が解決しようとする課題 従来のホットプレートにおいては加熱面17の全体を加
熱し、スミからスミまでムラ無く加熱することが常識化
されているが、実際使用する場合には、食べていく量よ
りプレート11上に置かれる食品の方が多い。このためプ
レート11上の食品は加熱され続けた結果、焼け過ぎてし
まい、しいては焦げ付いて食べれなくなることも多々あ
るといった課題があった。
熱し、スミからスミまでムラ無く加熱することが常識化
されているが、実際使用する場合には、食べていく量よ
りプレート11上に置かれる食品の方が多い。このためプ
レート11上の食品は加熱され続けた結果、焼け過ぎてし
まい、しいては焦げ付いて食べれなくなることも多々あ
るといった課題があった。
例えば、お好み焼きなどをホットプレートで焼きなが
ら食べる場合、1枚を焼きながら途中でもう1枚を焼き
始めるといったように、一つは加熱し、残りは保温して
おきたい場合がある。しかし従来のホットプレートは加
熱と保温の両機能を同時に満たすものではなく、非常に
不便であるといった課題があった。
ら食べる場合、1枚を焼きながら途中でもう1枚を焼き
始めるといったように、一つは加熱し、残りは保温して
おきたい場合がある。しかし従来のホットプレートは加
熱と保温の両機能を同時に満たすものではなく、非常に
不便であるといった課題があった。
本考案は上記した課題に鑑み考案されたものであっ
て、同一加熱面に加熱できるスペースと保温できるスペ
ースとが存在するホットプレートを提供することを目的
としている。
て、同一加熱面に加熱できるスペースと保温できるスペ
ースとが存在するホットプレートを提供することを目的
としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案に係るホットプレー
トは、食品をヒータからの伝導熱により加熱調理するホ
ットプレートにおいて、ヒータがプレート中央部側に配
設される一方、断熱作用を有するようにプレート裏側の
外周端部近傍の全周に亙って溝が形成され、前記外周端
部から前記溝までの間のプレート部分が保温スペースと
なっていることを特徴としている。
トは、食品をヒータからの伝導熱により加熱調理するホ
ットプレートにおいて、ヒータがプレート中央部側に配
設される一方、断熱作用を有するようにプレート裏側の
外周端部近傍の全周に亙って溝が形成され、前記外周端
部から前記溝までの間のプレート部分が保温スペースと
なっていることを特徴としている。
作用 上記した構成によれば、断熱作用を有するようにプレ
ート裏側の外周端部近傍の全周に亙って溝が形成されて
いるので、ヒータから発する熱が加熱面に相当するプレ
ートの外周部に伝わりにくくなり、前記外周端部から前
記溝までの間のプレート部分に保温用のスペースが確保
されることになる。
ート裏側の外周端部近傍の全周に亙って溝が形成されて
いるので、ヒータから発する熱が加熱面に相当するプレ
ートの外周部に伝わりにくくなり、前記外周端部から前
記溝までの間のプレート部分に保温用のスペースが確保
されることになる。
実施例 以下、本考案に係るホットプレートの実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
本実施例におけるホットプレートは第4図に示したよ
うに、本体12側とプレート11と蓋10とから構成されてい
る。
うに、本体12側とプレート11と蓋10とから構成されてい
る。
本体12の中央部にはヒータ13が配設され、電源コード
20と接続されている。更にヒータ13と本体12との間には
遮熱板23が配設されている。本体12の一端に設けられた
操作部14は、温度センサー15と温度調節つまみ16とを備
えており、本体12のコーナー部にはプレート検知スイッ
チ19が設けられている。本体12の上には熱伝導性のよい
アルミで形成され、表面にテフロン加工が施されている
プレート11が載置されている。プレート11は第1図、及
び第3図に示したように、プレート11の外周端部から数
cm(5〜10cm程度)のところに裏側から溝11aが形成さ
れて部分的に断面が薄くなっている。また、プレート11
のコーナー部には余分な油をためておくための油溝24が
設けられている。
20と接続されている。更にヒータ13と本体12との間には
遮熱板23が配設されている。本体12の一端に設けられた
操作部14は、温度センサー15と温度調節つまみ16とを備
えており、本体12のコーナー部にはプレート検知スイッ
チ19が設けられている。本体12の上には熱伝導性のよい
アルミで形成され、表面にテフロン加工が施されている
プレート11が載置されている。プレート11は第1図、及
び第3図に示したように、プレート11の外周端部から数
cm(5〜10cm程度)のところに裏側から溝11aが形成さ
れて部分的に断面が薄くなっている。また、プレート11
のコーナー部には余分な油をためておくための油溝24が
設けられている。
プレート11全体は、両サイドに蓋つまみ18が設けられ
たガラス製の蓋10で覆われている。
たガラス製の蓋10で覆われている。
加熱の際には蓋10をして飛散する油などを防ぐが、蓋
10はガラス製なので内容物の加熱状態が解り易くなって
いる。
10はガラス製なので内容物の加熱状態が解り易くなって
いる。
上記した構成のホットプレートにおいて、調理する際
にはヒータ13の発する熱量を温度センサー15が検知して
温度つまみ16によりヒータ13の出力を調整する。ヒータ
13からの熱はプレート11を介して加熱面17を加熱する
が、プレート11の外周部近傍における厚みが部分的に薄
くなるように溝11aが形成されているため、外周部22に
はヒータ13から発する熱が伝わりにくい。そのため、中
央部21と外周部22とで温度差が発生し、外周部22は保温
スペースとなり、中央部21は加熱スペースとなる。
にはヒータ13の発する熱量を温度センサー15が検知して
温度つまみ16によりヒータ13の出力を調整する。ヒータ
13からの熱はプレート11を介して加熱面17を加熱する
が、プレート11の外周部近傍における厚みが部分的に薄
くなるように溝11aが形成されているため、外周部22に
はヒータ13から発する熱が伝わりにくい。そのため、中
央部21と外周部22とで温度差が発生し、外周部22は保温
スペースとなり、中央部21は加熱スペースとなる。
このことにより、従来のホットプレートで発生してい
た食品の焼け過ぎを防ぐことができる。また、同一加熱
面に加熱スペースと保温スペースを確保することが可能
となり、食品をプレート11の外周端部近傍のどの部分に
移動させても常に前記食品を前記保温スペース上に位置
させることができるため、例えば複数の人がプレート11
を囲んで前記食品を加熱調理する場合、各人が容易にし
かも平等に前記保温スペースを使用することが可能とな
り、各人が近傍に位置する前記保温スペースにて食品を
保温することにより常に適度に焼けた状態の調理物を食
することができる。さらに、溝11aがプレート11の裏側
に形成されているため、油や調味料が溝11aに詰まって
焦げ付くということはなく、プレート11の表面の掃除の
簡便性を低下させることなく前記保温スペースを確保す
ることができる。
た食品の焼け過ぎを防ぐことができる。また、同一加熱
面に加熱スペースと保温スペースを確保することが可能
となり、食品をプレート11の外周端部近傍のどの部分に
移動させても常に前記食品を前記保温スペース上に位置
させることができるため、例えば複数の人がプレート11
を囲んで前記食品を加熱調理する場合、各人が容易にし
かも平等に前記保温スペースを使用することが可能とな
り、各人が近傍に位置する前記保温スペースにて食品を
保温することにより常に適度に焼けた状態の調理物を食
することができる。さらに、溝11aがプレート11の裏側
に形成されているため、油や調味料が溝11aに詰まって
焦げ付くということはなく、プレート11の表面の掃除の
簡便性を低下させることなく前記保温スペースを確保す
ることができる。
尚、第2図はヒータ13がプレート11に内装された別の
実施例を示している。また、プレート11の断面形状は第
1図、第2図に示した形状に限られるものではなく、外
周部から中央部にかけて数cmの範囲で徐々に厚みが薄く
なるように構成されていてもよい。
実施例を示している。また、プレート11の断面形状は第
1図、第2図に示した形状に限られるものではなく、外
周部から中央部にかけて数cmの範囲で徐々に厚みが薄く
なるように構成されていてもよい。
また、プレート11の外周部近傍における厚みは全周に
わたって薄く構成されていてもよい。
わたって薄く構成されていてもよい。
考案の効果 以上の説明により明らかな如く、本考案に係るホット
プレートによれば、ヒータがプレート中央部側に配設さ
れる一方、断熱作用を有するようにプレート裏側の外周
端部近傍の全周に亙って溝が形成され、前記外周端部か
ら前記溝までの間のプレート部分が保温スペースとなっ
ているので、ヒータから発する熱がプレート外周部に伝
わりにくくなり、前記外周端部から前記溝までの間のプ
レート部分に保温スペースが形成されので同一加熱面に
加熱用スペースと保温用スペースを確保することが可能
となる。
プレートによれば、ヒータがプレート中央部側に配設さ
れる一方、断熱作用を有するようにプレート裏側の外周
端部近傍の全周に亙って溝が形成され、前記外周端部か
ら前記溝までの間のプレート部分が保温スペースとなっ
ているので、ヒータから発する熱がプレート外周部に伝
わりにくくなり、前記外周端部から前記溝までの間のプ
レート部分に保温スペースが形成されので同一加熱面に
加熱用スペースと保温用スペースを確保することが可能
となる。
従って食品を加熱しているときに起こる焼け過ぎを防
止することができ、また食品を前記プレートの外周端部
近傍のどの部分に移動させても常に前記食品を前記保温
スペース上に位置させることができるため、例えば複数
の人が前記プレートを囲んで前記食品を加熱調理する場
合、各人が容易にしかも平等に前記保温スペースを使用
することが可能となり、各人が近傍に位置する前記保温
スペースにて食品を保温することにより常に適度に焼け
た状態の調理物を食することができる。
止することができ、また食品を前記プレートの外周端部
近傍のどの部分に移動させても常に前記食品を前記保温
スペース上に位置させることができるため、例えば複数
の人が前記プレートを囲んで前記食品を加熱調理する場
合、各人が容易にしかも平等に前記保温スペースを使用
することが可能となり、各人が近傍に位置する前記保温
スペースにて食品を保温することにより常に適度に焼け
た状態の調理物を食することができる。
さらに、前記溝が前記プレート裏側に形成されている
ため、油や調味料が前記溝に詰まって焦げ付くというこ
とはなく、前記プレートの表面の掃除の簡便性を低下さ
せることなく前記保温スペースを確保することができ
る。
ため、油や調味料が前記溝に詰まって焦げ付くというこ
とはなく、前記プレートの表面の掃除の簡便性を低下さ
せることなく前記保温スペースを確保することができ
る。
第1図は本考案に係るホットプレートの実施例を示す本
体側の断面図、第2図は別の実施例に係るホットプレー
ト本体側の断面図、第3図は本考案の実施例に係るプレ
ートの外観斜視図、第4図はホットプレートの構成を示
す分解斜視図、第5図は従来例を示すホットプレート本
体側の断面図、第6図は別の従来例を示すホットプレー
ト本体側の断面図である。 11……プレート 13……ヒータ 21……中央部 22……外周部
体側の断面図、第2図は別の実施例に係るホットプレー
ト本体側の断面図、第3図は本考案の実施例に係るプレ
ートの外観斜視図、第4図はホットプレートの構成を示
す分解斜視図、第5図は従来例を示すホットプレート本
体側の断面図、第6図は別の従来例を示すホットプレー
ト本体側の断面図である。 11……プレート 13……ヒータ 21……中央部 22……外周部
Claims (1)
- 【請求項1】食品をヒータからの伝導熱により加熱調理
するホットプレートにおいて、ヒータがプレート中央部
側に配設される一方、断熱作用を有するようにプレート
裏側の外周端部近傍の全周に亙って溝が形成され、前記
外周端部から前記溝までの間のプレート部分が保温スペ
ースとなっていることを特徴とするホットプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990111840U JPH0835Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | ホットプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990111840U JPH0835Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | ホットプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468732U JPH0468732U (ja) | 1992-06-18 |
JPH0835Y2 true JPH0835Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31859324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990111840U Expired - Fee Related JPH0835Y2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | ホットプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0835Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013042977A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Peacock Vacuum Bottle Co Ltd | 電気調理器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60129016A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-10 | 松下電器産業株式会社 | ホツトプレ−ト |
JPH0112679Y2 (ja) * | 1986-02-27 | 1989-04-13 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP1990111840U patent/JPH0835Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0468732U (ja) | 1992-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3908111A (en) | Multiple purpose cooking appliance | |
GB1601199A (en) | Device for supporting food to be cooked in a microwave oven | |
JPH0835Y2 (ja) | ホットプレート | |
JPS5920820Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPH0112679Y2 (ja) | ||
JP2592094Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPH0556965B2 (ja) | ||
JPS5854030Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH04135241U (ja) | 電気調理器 | |
JPS5833949Y2 (ja) | 保温ゾ−ン付ホットプレ−ト | |
JPS5913932Y2 (ja) | 加熱調理盤 | |
JPS5920819Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPS6016071Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPS5921697Y2 (ja) | ホツトプレ−ト | |
JPH0532013Y2 (ja) | ||
JPS6334600Y2 (ja) | ||
JPH0614716Y2 (ja) | 加熱調理具 | |
JPH07241234A (ja) | 食品の加熱トレイ | |
JPH0542048A (ja) | 加熱調理器 | |
JPS5920818Y2 (ja) | 電気調理器 | |
JPS63127029A (ja) | 加熱調理器 | |
KR200165173Y1 (ko) | 남비 | |
JPH0718397U (ja) | 電磁誘導加熱用容器 | |
JPS5833954Y2 (ja) | 調理器 | |
JPS597862Y2 (ja) | 電気調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |