JPH04121820U - 加熱調理用鍋 - Google Patents
加熱調理用鍋Info
- Publication number
- JPH04121820U JPH04121820U JP3156291U JP3156291U JPH04121820U JP H04121820 U JPH04121820 U JP H04121820U JP 3156291 U JP3156291 U JP 3156291U JP 3156291 U JP3156291 U JP 3156291U JP H04121820 U JPH04121820 U JP H04121820U
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- JP
- Japan
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- pot
- side wall
- heat
- entire
- ribs
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱伝導性に勝れ、全体を迅速且つ均一に加熱
することができる加熱調理用鍋を提供すること。 【構成】 鍋底１ａの肉厚を側壁１ｂと同じかそれより
も厚くし、該側壁１ｂの外面に、鍋底１ａからの熱を側
壁１ｂに伝える多数の伝熱用のリブ４を放射状に形成し
た。リブ４を形成した部分で側壁１ｂの断面積が拡大
し、伝熱性が良くなるため、鍋底１ａの熱はリブ４を介
して直ちに側壁１ｂ全体に伝わり、鍋全体がほぼ均一に
加熱される．
することができる加熱調理用鍋を提供すること。 【構成】 鍋底１ａの肉厚を側壁１ｂと同じかそれより
も厚くし、該側壁１ｂの外面に、鍋底１ａからの熱を側
壁１ｂに伝える多数の伝熱用のリブ４を放射状に形成し
た。リブ４を形成した部分で側壁１ｂの断面積が拡大
し、伝熱性が良くなるため、鍋底１ａの熱はリブ４を介
して直ちに側壁１ｂ全体に伝わり、鍋全体がほぼ均一に
加熱される．
Description
【０００１】
本考案は、食品の煮炊きに使用する加熱調理用鍋に関するものである。
【０００２】
鍋による食品の加熱調理に使用する加熱器として、近年、電磁誘導加熱により
鍋自体を発熱させる方式の電磁加熱器や、ハロゲンヒータを熱源とするハロゲン
加熱器等が、ガスを使用するこれまでの加熱器に比べて火災や空気汚染、熱損失
等の問題が少なく、安全且つ清潔で熱効率の勝れた加熱器として急速に普及しつ
つある。
【０００３】
ところが、これらの加熱器に鍋を載せて食品の加熱調理を行う場合、加熱器か
ら発する磁力線やハロゲンヒータの熱等が鍋底部分だけに作用するため、該鍋底
部分だけが局部的に加熱され、その熱が側壁まではなかなか伝わりにくという欠
点があり、鍋全体を均一に加熱することが困難であった。このため、このような
加熱器に使用しても全体を迅速且つ均一に加熱することのできる鍋の出現が望ま
れている。
【０００４】
本考案の課題は、熱伝導性に勝れ、全体を迅速且つ均一に加熱することができ
る加熱調理用鍋を提供することにある。
【０００５】
上記課題を解決するため、本考案の加熱調理用鍋は、鍋底の肉厚を側壁と同じ
かそれよりも厚くし、該側壁の外面に、鍋底からの熱を側壁に伝える多数の伝熱
用のリブを放射状に形成したことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】
側壁にリブを形成したことにより、その部分で側壁の断面積が拡大し、伝熱性
が良くなるため、加熱器により鍋底が加熱されると、その熱はリブを介して直ち
に側壁全体に伝わり、鍋全体がほぼ均一に加熱されることになる。
【０００７】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明するに、図１及び図２は、
本考案の一実施例として電磁誘導加熱に使用するための鍋を示し、該鍋は、鍋本
体１と該鍋本体１の一側面に取り付けられた把手２とで構成されている。
【０００８】
上記鍋本体１は、アルミニウムからなっていて、鍋底１ａの外面に電磁誘導発
熱体としての磁性体層３を備えたもので、該磁性体層３の発熱により加熱される
鍋底１ａの肉厚を側壁１ｂと同じかそれよりも厚く形成し、該側壁１ｂの外面
に、多数の伝熱用のリブ４を放射状に形成している。かくして薄肉の側壁１ｂに
リブ４を形成することにより、その部分で側壁１ｂの断面積が拡大し、伝熱性が
良くなるため、鍋底１ａからの熱が側壁１ｂ全体に迅速且つ均等に伝わるように
なる。
【０００９】
上記磁性体層３は、鉄等の磁性材料を１５００℃以上の高温（例えば１０００
０℃程度）で溶融し、それを高圧で噴射することにより形成される。この磁性体
層３の厚さは０．５mm程度が良好である。
上記鍋本体１の底部外周には、鍋底１ａを電磁加熱器上に一定の空間を保った
状態で載置するための脚を必要に応じて形成することができる。
【００１０】
上記構成を有する鍋を電磁加熱器５上に載置し、電磁コイルに通電すると、該
電磁コイルからの磁力線が磁性体層３に作用し、電磁誘導作用によって該磁性体
層３が発熱するため、鍋底１ａがまず加熱される。鍋底１ａの熱は、次第に側壁
１ｂに伝っていくが、該側壁１ｂのリブ４を形成した部分の断面積が増大して伝
熱性が高くなっているため、上記熱は主としてこのリブ４を形成した部分を伝っ
て側壁１ｂ全体に伝わり、鍋全体がほぼ均一に加熱されることになる。
【００１１】
上記鍋は、そのままハロゲン加熱器やガス加熱器等に使用することもでき、こ
の場合の熱の伝導は上述した場合と同じであるが、該鍋をガス加熱器に使用する
場合には、リブ４によって火炎からの熱を吸収する伝熱面積が拡大されているた
め、断面積の拡大による熱伝導性の改善と相俟って、加熱効率が非常に良好にな
る。
【００１２】
なお、上記実施例の鍋は、電磁誘導加熱用の鍋として構成されているため、ア
ルミニウム製のものの鍋底１ａに磁性体層３を備えているが、全体を鉄製とする
こともでき、或は、電磁誘導加熱に用いない場合には、全体をアルミニウムのみ
によって形成することもできる。
【００１３】
以上に詳述した如く、本考案の鍋によれば、側壁に多数のリブを放射状に形成
したことにより、その部分で側壁の断面積が拡大して伝熱性が高められるため、
鍋底の熱がリブを介して直ちに側壁全体に伝導し、鍋全体が迅速且つ均一に加熱
される。しかも、側壁全体の肉厚を鍋底と同様に厚くした場合に比べ、鍋を軽量
にすることができる。
【図１】本考案の加熱調理用鍋の一実施例を示す底面図
である。
である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線での断面図である。
１ａ 鍋底
１ｂ 側壁
４ リブ
Claims (1)
- 【請求項１】 鍋底の肉厚を側壁と同じかそれよりも厚
くし、該側壁の外面に、鍋底からの熱を側壁に伝える多
数の伝熱用のリブを放射状に形成したことを特徴とする
加熱調理用鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031562U JPH0747058Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 電化調理用鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031562U JPH0747058Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 電化調理用鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121820U true JPH04121820U (ja) | 1992-10-30 |
| JPH0747058Y2 JPH0747058Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31914789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991031562U Expired - Lifetime JPH0747058Y2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 電化調理用鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747058Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3017729U (ja) * | 1995-05-08 | 1995-11-07 | 今田 芳 | ゴルフ・スエー防止ソール |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP1991031562U patent/JPH0747058Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3017729U (ja) * | 1995-05-08 | 1995-11-07 | 今田 芳 | ゴルフ・スエー防止ソール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0747058Y2 (ja) | 1995-11-01 |
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