JPH04121513U - ポール脱着装置 - Google Patents

ポール脱着装置

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JPH04121513U
JPH04121513U JP3614991U JP3614991U JPH04121513U JP H04121513 U JPH04121513 U JP H04121513U JP 3614991 U JP3614991 U JP 3614991U JP 3614991 U JP3614991 U JP 3614991U JP H04121513 U JPH04121513 U JP H04121513U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
fixed cylinder
hole
release plate
detachment device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3614991U
Other languages
English (en)
Inventor
村 吉 治 北
Original Assignee
日本発条株式会社
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Publication date
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Priority to JP3614991U priority Critical patent/JPH04121513U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポールの着脱をワンタッチで行うことができ
るポール脱着装置を提供すること。 【構成】 固定筒2内を軸方向に分断するように設けら
れた解除プレート3に貫通孔7を形成し、この貫通孔7
に挿通したポール5は解除プレート3の傾動により貫通
孔7の孔壁で締め付けられる。この締め付けは解除プレ
ート3を固定筒2の軸方向と直交させることによって緩
和される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポールを着脱可能に連結するポール脱着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のポール脱着装置はモップ等の掃除用具に用いられている。この 従来のポール脱着装置100は図9に示すように固定管101と、ボルト102 とを具備して構成されている。
【0003】 固定管101はロッド104が挿入可能な筒体で形成されており、基端部が基 板105に固着されている。この固定管101には側壁にボルト挿通孔106が 穿設されている。
【0004】 ボルト102は固定管101の外形よりも充分大きな長さのボルトである。 そしてこの脱着装置100にポール104を連結するには、ポール104を固 定管101に挿入し、ボルト挿通孔106及びポール104の直径方向に穿設し た貫通孔107にボルト102を透通させると共に、固定管101の外方へ突出 したボルト102の先端部にナット103を螺着することによって行われる。
【0005】 これをモップに適用する場合には脱着装置100がモップ取付部となりポール 104が長柄となる。 即ち、脱着装置100の基板105の下面にモップが取付けられ、このモップ を床面に当接されると共にポール104を把持して掃除を行うものである。
【0006】 また、ポール104の前記連結を解くには、ナット103をボルト102から 外して、ボルト102を抜き取ることによって行われ、これによってポール10 4を脱着装置100から取り外すことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のポール脱着装置100は、ポール104の貫通孔107と 固定管101のボルト挿通孔106を合致させた後ボルト102を透通させ、か つボルト102にナット103を螺合させるのでポール4の連結作業が面倒なも のとなっていた。
【0008】 また、ポール104の連結解除は、連結部品であるボルト102及びナット1 03を固定管101から取り外して行うものであるから、その作業が面倒である ばかりではなくこれら連結部品が紛失し易い、という問題点を有する。
【0009】 さらに従来のポール脱着装置100はポール104の着脱を手作業で行うもの であるから手の汚染を伴うと共に、ボルト102の頭部及びナット103が外部 に露出するので外観が劣るという問題点をも有していた。
【0010】 本考案は前記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的はポールの脱着 をワンタッチ操作で簡単に行うことができ、かつポール連結時の外観に優れたポ ール脱着装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記した目的を達成するためポールが挿入される固定筒と、この固 定筒の径方向へ設けられた空洞内に固定筒内を軸方向に分断するように配置され ると共に、内端が傾動可能に支持され外端が固定筒外方へ導出して設けられた解 除プレートと、この解除プレートの前記分断部位に固定筒内径と略同一径に貫通 形成された貫通孔と、前記解除プレートを傾動付勢するばねとを具備したことを 特徴としている。
【0012】
【作用】
ポールは固定筒内に挿入させると共に、解除プレートの貫通孔を透通させるこ とによってポール脱着装置に連結される。
【0013】 ポールの非連結時解除プレートはばねで付勢されて傾動した状態になっている 。この傾動状態においては固定筒の軸方向と直交する貫通孔の孔径は固定筒内径 よりも小となってポールが透通不能となっている。
【0014】 この状態でポールを固定筒内に挿入させると、ポールの先端面が解除プレート に当接してそれ以上の挿入が阻まれるが、更にポールを挿入させると解除プレー トはポールで押されて固定筒の軸方向に対して直交状態となり、貫通孔の孔径も ポール透通可能となる。これによってポールは解除プレートの貫通孔を透通して 固定筒内へより深く挿入される。
【0015】 ポール透通後の解除プレートはばね力で再び傾動状態に復帰し貫通孔の孔壁で ポール外周を締め付け、ポールの挿入方向とは反対方向の移動をロックする。こ れによってポールはポール脱着装置に連結される。
【0016】 ポールの連結解除は解除プレートをポールの挿入方向に押圧することによって 行われる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に基づいて具体的に説明する。 図1乃至図4は本考案の実施例であるポール脱着装置1を示す。
【0018】 ポール脱着装置1は固定筒2,解除プレート3,及びばね4とから大略構成さ れている。 また、このポール脱着装置1に連結されるポール5は図5及び図6に示すよう に先端面に直径方向に穿設された係合溝5aを有する棒状体で構成されている。
【0019】 固定筒2は円筒体からなる上部固定筒21と、この上部固定筒21と内外径同 一の有底円筒体からなる下部固定筒22とから構成されており、これら両筒21 及び22は同一軸心上に重ねられてボルト10で固着されている(図4参照)。 このときボルト10は固定筒2の側壁内に設けたボルト孔を介して螺着されるも のであるから、ボルト10の外部露出がなく外観に優れている。
【0020】 上部固定筒21の下面には下方に開口するコ字状溝21a,21bが対向部位 に設けられている。このとき溝21aは内,外側に開口されて形成され、溝21 bは内側にのみ開口されて形成され、かつ溝21a,21bの溝巾は上部固定筒 21の内径より巾広に形成されている。さらに溝21bには下方に突出する円弧 状突起21cが形成されている。そして上部固定筒21はその下面を下部固定筒 2の上端面に対向させて重ねられる。
【0021】 下部固定筒22はその上端面に円弧状突起21cに対向するように円弧状突起 22aが形成されており、かつ底部に径方向に係合突起22bが形成されている 。 さらに下部固定筒2の底部は両側に延出されて基板6を構成している。
【0022】 解除プレート3は溝21a,21bの溝巾と同一巾の金属あるいはプラスチッ ク等の帯状部材をZ状に折曲して形成されている。そして解除プレート3はその 一片3aを、上部及び下部固定筒21,22の組付によって溝21a,21bが 形成する空洞内に挿入されて組付けられている。この組付けは解除プレート3の 一片3aが固定筒2内を軸方向に分断するように配置され、かつ一片3aの先端 が突起21c及び22aに挾持されることによって行われる。この場合解除プレ ート3の他の2片は固定筒2の外方に位置して操作端3bを構成している。この ように組付けられた解除プレート3は操作端3bを上下動させることによって一 片3aが突起21c,21aによる挾持部位を支点として傾動するようになって いる。
【0023】 解除プレート3の一片3aには固定筒2内を分断する部位に固定筒2の内径と 同一径の貫通孔7が形成されている。この貫通孔7は一片3aが固定筒2の軸方 向に対して直交する位置にあるときは固定筒2の内径と同一径となり、傾動後の 傾斜状態にあるときは孔径の前記直交成分dが固定筒2の内径より小径となる。
【0024】 ばね4は下部固定筒22の側壁内に軸方向に穿設した格納孔8内に格納されて いる。この格納孔8は有底孔であり、上部が下部固定筒2の上端面に開口してい る。この格納孔8内に格納されたばね4は下端を格納孔8の底部に当接させ上端 を解除プレートの一片3aの下面に当接させて、該一片3aを傾動付勢している 。
【0025】 以上のように構成されたポール脱着装置1は次のように作動する。 ポール5は図7に示すようにその係合溝5aをポール脱着装置の係合突起22 bに位置合わせして固定筒2内に挿入する。 ポール5は上部固定筒21内を透通しその先端面が傾斜状態にある解除プレー トの一片3aに当接してそれ以上の挿入が阻止される。
【0026】 この状態からポール5をばね4のばね力に抗して更に挿入させると、解除プレ ートの一片3aはポール5に押されて水平状態、即ち固定筒2の軸方向に対して 直交状態となり、貫通孔7の軸方向に対する直交径d(図3参照)が固定筒2の 内径と同一となる。この状態ではポール5が貫通孔7を透通可能となり、ポール 5は図8に示すように貫通孔7を透通して固定筒2内へ更に深く挿入される。
【0027】 ポール5が貫通孔7を透通した後、解除プレートの一片3aはばね4のばね力 で再び傾動され、固定筒2の軸方向に対して直交する貫通孔7の孔径dが固定筒 2の内径よりも小となることによって挿入されたポール5の側面が貫通孔7の孔 壁で締め付けられる。 これによってポール5の挿入とは反対方向の移動がロックされ、ポール5はポ ール脱着装置1に連結される。この連結状態においては、ポール5の係合溝5a が下部固定筒22内の係合突起22bに嵌合して軸心回りの回転が阻止されてい る。
【0028】 また、ポール5の前記連結状態を解除するには次のようにする。 図8に示すように解除プレート3の操作端3bをばね4のばね力に抗してa矢 印方向へ押し下げる。これによって解除プレートの一片3aが水平状態となって 貫通孔7のポール5への締め付けが緩和され、ポール5をb方向へ引き抜くこと ができる。これによってポール5の連結状態が解除される。
【0029】
【考案の効果】
以上のように本考案は、解除プレートを上下動させるだけでポールの連結及び その解除が行えるのでこれらの作動がワンタッチで行うことができる。
【0030】 また、本考案はボルト,ナット等の付属部品を使うことがなく、分離不能な組 付部品のみの操作でポールの連結及びその解除を行うものであるから、部品の紛 失あるいは他部品の露出による外観劣化を招かない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のポール脱着装置の正面図である。
【図2】図1のX矢視側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】本考案のポールの正面図である。
【図6】本考案のポールの側面図である。
【図7】本考案の作動説明図である。
【図8】本考案の作動説明図である。
【図9】従来のポール脱着装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1 ポール脱着装置 2 固定筒 3 解除プレート 4 ばね 5 ポール 7 貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポールが挿入される固定筒と、この固定
    筒の径方向へ設けられた空洞内に固定筒内を軸方向に分
    断するように配置されると共に、内端が傾動可能に支持
    され外端が固定筒外方へ導出して設けられた解除プレー
    トと、この解除プレートの前記分断部位に固定筒内径と
    略同一径に貫通形成された貫通孔と、前記解除プレート
    を傾動付勢するばねとを具備したことを特徴とするポー
    ル脱着装置。
JP3614991U 1991-04-19 1991-04-19 ポール脱着装置 Pending JPH04121513U (ja)

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JP3614991U JPH04121513U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ポール脱着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211477A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Kitazawa Nosanki Seisakusho:Kk 長さ自在調節装置付き脚並びに脚立

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629397B2 (ja) * 1972-02-21 1981-07-08

Patent Citations (1)

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