JP3398927B2 - 便座装置および取付ナット - Google Patents

便座装置および取付ナット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,取扱いが簡単な取付ナット,お
よびこれを取付手段に用いた便座装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば,洋式便器の上面に設けた便蓋およ
び便座を取り外し,これを人体局部洗浄装置等の便座装
置に取替える場合がある。この場合には,図7に示すご
とく,まず,便器8の取付穴80に挿入された便座取付
ポルト90に装着してある取付ナット91,ワッシャー
92,弾性パッキン93を取り外す。そして,便蓋99
等を上方に引上げてこれを便器8から取外す。
【0003】次いで,図8に示すごとく,便座装置9に
おける取付ボルト90を便器の取付穴80に挿入する。
そして,取付穴80の下方に突出した取付ボルト90に
対して弾性パッキン93,ワッシャー92を挿入すると
共に取付ナット91を螺着させ,これを締付ける。これ
により,便座装置9の便器8への装着が完了する。
【0004】
【解決しようとする課題】ところで,例えば上記便座装
置9等の脱着に使用する取付ナット91は,上記のごと
く,ワッシャー92や弾性パッキン93と別体になって
いる。そのため,取付ナット91を取外した状態におい
ては,各部品91〜93がバラバラの状態となり,部品
の紛失を生じやすくなる。また,取付ナット91等を再
度装着する際には,装着する順に各部品を重ね合わせた
上で,互いの軸芯を一致させてから取付ボルト90に挿
入する必要があり,作業が煩雑となる。また,家庭にお
いて専門知識のない消費者が独自に取り扱う場合には,
ワッシャー92と弾性パッキン93の装着順序を誤る可
能性もある。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,取扱いが非常に容易な取付ナット,およ
びこれを取付手段に利用して容易に設置作業を行うこと
ができる便座装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,便座と,
便蓋とを有していると共に,陶器製の便器への取付手段
を有してなる便座装置において,上記取付手段は,上記
便器に設けられた取付穴に挿入する取付ボルトと,該取
付ボルトに螺着させる取付ナットとよりなり,該取付ナ
ットは,上記取付ボルトに係合可能なねじ穴を有するナ
ット部と,上記ねじ穴と同軸線上に挿通孔を有する弾性
パッキンと,該弾性パッキンと上記ナット部との間に設
けられ上記ねじ穴と同軸線上に内孔を有するシート部と
よりなり,記弾性パッキンおよび上記シート部は,上
記ナット部に対して回動可能な状態で一体的に保持さ
上記シート部は,その内周部から延設した筒部と外
周部に設けた係合爪部とを有してなると共に,上記筒部
を上記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧入させており,
また,上記ナット部には,上記係合爪部と係合可能なフ
ランジ部を設けてあり,該フランジ部に上記係合爪部を
係合させることにより,上記シート部を回動可能に保持
していることを特徴とする便座装置にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記取付手段における取付ナットは,上記のナット部と弾
性パッキンとシート部とよりなり,かつ,上記弾性パッ
キンおよびシート部が上記ナット部に対して回動可能な
状態で一体的に保持されていることである。
【0008】上記ナット部に上記弾性パッキンおよびシ
ート部を保持させる方法としては,例えば後述する構造
にする方法等,種々の方法がある。この場合,ナット部
と弾性パッキンとシート部とを互いに自由に回動可能に
設けてもよいし,弾性パッキンとシート部とは固定して
おき,これら全体をナット部に対して回動可能に設けて
もよい。いずれの場合にも,ナット部とシート部と弾性
パッキンとは,一体的に係合させてあり,通常の使用状
態では,個々にバラバラにならないように構成する。
【0009】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明の便座装置は,上記構造の取付ナットを取付手段
として有している。そのため,便座装置の設置作業を従
来よりも容易に行うことができる。
【0010】即ち,上記便座装置を便器に設置する場合
には,上記便器上に便座装置を載置すると共に上記取付
ボルトを便器の取付穴に挿入する。次いで,上記取付ボ
ルトに取付ナットを装着する。ここにおいて,本発明の
取付ナットは,上記のごとく,ナット部とシート部と弾
性パッキンとが一体化しており,かつ,これらの内側の
孔が同一軸線上に位置している。そのため,上記取付ナ
ットは,片手で掴んだ状態で容易に取り扱うことができ
る。そして,弾性パッキンを先頭にしてその挿通孔に取
付ボルトを挿入させ,次いでナット部を締付け方向に回
動させるという作業を非常にスムーズに行うことができ
る。
【0011】また,上記取付ナットは,ナット部に対し
てシート部および弾性パッキンを回動可能に設けてあ
る。そのため,上記ナット部の締付け時において,少な
くともナット部とシート部との間において,従来のワッ
シャーを配設した場合と同様のすべり効果を得ることが
できる。これにより,従来と同様の十分な締付けを行う
ことができる。それ故,上記取付ナットは,その締付け
性を維持しつつ,容易に取付ボルトへ装着することがで
きる。
【0012】このように,上記取付ナットの装着作業時
には,従来のように,複数の部品を順次別々に挿入した
り,あるいは複数の部品を重ね合わせて位置合わせする
というような,煩雑な作業を行う必要がなく,上記取付
ナットの取扱いを簡単にすることができる。それ故,こ
の取付ナットを取付手段として用いることにより,便座
装置の設置作業を従来よりも容易にすることができる。
【0013】次に上記シート部は,その内周部から延
設した筒部と外周部に設けた係合爪部とを有してなると
共に,上記筒部を上記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧
入させており,また,上記ナット部には,上記係合爪部
と係合可能なフランジ部を設けてあり,該フランジ部に
上記係合爪部を係合させることにより,上記シート部を
回動可能に保持している
【0014】この場合には,上記シート部と弾性パッキ
ンとを固定させた状態としてあるので,上記フランジ部
と係合爪部との係合より,容易に,上記シート部と弾性
パッキンとをナット部に対して回動可能に保持させるこ
とができる。
【0015】また上記ナット部は,その内周面から延
設した筒部を有していると共に,該筒部には上記弾性パ
ッキンおよび上記シート部をそれぞれ回動可能に挿入し
てなり,また,上記筒部の先端には,上記弾性パッキン
および上記シート部の抜けを防止するための止め片を設
けてある構造をとることもできる。この場合には,弾性
パッキン,シート部,ナット部の3者を互いに回動可能
な状態で一体化させることができる。
【0016】また,請求項に記載の発明のように,上
記ナット部の外周面には,滑り止め用の凹凸面を設けて
あることが好ましい。この場合には,上記凹凸面を摘ん
でナット部を回動させることにより,道具を使わずに取
付ナットの締め付け作業を行うことができる。
【0017】また,請求項に記載の発明のように,上
記ナット部には工具と係合可能な六角柱部を設けてある
ことが好ましい。この場合には,工具を用いた締付け作
業を容易に行うことができる。
【0018】また,請求項に記載の発明のように,上
記弾性パッキンは半球状又は円錐状の外形状を有してい
ることが好ましい。この場合には,便器の取付穴に挿入
した取付ボルトの位置を上記取付穴の中央に合わせると
いうセンターリング効果を発揮させることができる。
【0019】また,上記優れた便座装置の取付手段にお
ける上記取付ナットは,便座装置に限らず,種々の用途
に適用させることができる。即ち,請求項に記載の発
明のように,被取付材の取付穴に挿入された取付ボルト
に螺着される取付ナットにおいて,該取付ナットは,上
記取付ボルトに係合可能なねじ穴を有するナット部と,
上記ねじ穴と同軸線上に挿通孔を有する弾性パッキン
と,該弾性パッキンと上記ナット部との間に設けられ上
記ねじ穴と同軸線上に内孔を有するシート部とよりな
り,かつ,上記弾性パッキンおよび上記シート部は,上
記ナット部に対して回動可能な状態で一体的に保持さ
れ,上記シート部は,その内周部から延設した筒部と外
周部に設けた係合爪部とを有してなると共に,上記筒部
を上記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧入させており,
また,上記ナット部には,上記係合爪部と係合可能なフ
ランジ部を設けてあり,該フランジ部に上記係合爪部を
係合させることにより,上記シート部を回動可能に保持
していることを特徴とする取付ナットがある。
【0020】本発明の取付ナットは,上記便座装置の取
付手段として使用できる他,ロータンクと便器との取付
手段として,組立ラック等を組み立てる際の取付手段と
して利用できる。その他,2つの部材を締結する際の締
結手段として,どのようなものにも利用できる。これら
の用途に利用した場合にも,上記と同様に取付ナットの
取扱いの容易化によって,関連する作業全体の高効率化
等に寄与することができる。
【0021】また上記シート部は,その内周部から延
設した筒部と外周部に設けた係合爪部とを有してなると
共に,上記筒部を上記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧
入させており,また,上記ナット部には,上記係合爪部
と係合可能なフランジ部を設けてあり,該フランジ部に
上記係合爪部を係合させることにより,上記シート部を
回動可能に保持しているという構造を取る。
【0022】また上記ナット部は,その内周面から延
設した筒部を有していると共に,該筒部には上記弾性パ
ッキンおよび上記シート部をそれぞれ回動可能に挿入し
てなり,また,上記筒部の先端には,上記弾性パッキン
および上記シート部の抜けを防止するための止め片を設
けてある構造を取ることができる。
【0023】さらに,請求項に記載の発明のように,
上記ナット部の外周面には,滑り止め用の凹凸面を設け
てあることが好ましい。また,請求項に記載の発明の
ように,上記ナット部には工具と係合可能な六角柱部を
設けてあることが好ましい。また,請求項に記載の発
明のように,上記弾性パッキンは半球状又は円錐状の外
形状を有していることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる便座装置につき,図1〜図
5を用いて説明する。本例の便座装置1は,図1に示す
ごとく,便座11と,便蓋12と,洗浄手段13とを有
していると共に,陶器製の便器8への取付手段2を有し
てなる。上記取付手段2は,図1,図2に示すごとく,
上記便器8に設けられた取付穴80に挿入する取付ボル
ト21と,該取付ボルト21に螺着させる取付ナット2
2とよりなる。
【0025】該取付ナット22は,図3に示すごとく,
上記取付ボルト21に係合可能なねじ穴230を有する
ナット部23と,上記ねじ穴230と同軸線上に挿通孔
250を有する弾性パッキン25と,該弾性パッキン2
5と上記ナット部23との間に設けられ上記ねじ穴23
0と同軸線上に内孔240を有するシート部24とより
なる。かつ,上記弾性パッキン25および上記シート部
24は,上記ナット部23に対して回動可能な状態で一
体的に保持されている。
【0026】図3(a)(b)に示すごとく,シート部
24は,その内周部から延設した筒部241と外周部に
設けた係合爪部242とを有してなる。また,筒部24
2を弾性パッキン25の挿通孔250内に圧入させ,シ
ート部24と弾性パッキン25とは固定された状態で一
体化させてある。
【0027】また,同図に示すごとく,ナット部23に
は,係合爪部242と係合可能なフランジ部232を設
けてあり,該フランジ部232に係合爪部242を係合
させることにより,シート部24を回動可能に保持して
いる。また,これにより,シート部24に固定された弾
性パッキン25もシート部24と共に回動可能にナット
部23に保持され,かつ,各部品の内側の孔は,すべて
同一軸線上に維持される。
【0028】また,図3(a)〜(c)に示すごとく,
上記ナット部23の外周面には,断面十字状に突出部2
34を設けると共に,これらの間に滑り止め用の凹凸面
235を設けてある。また,図3(a)に示すごとく,
上記ナット部23には工具に係合可能な六角柱部238
を,上記凹凸面235の下方に設けてある。また,上記
弾性パッキン25は半球状の外形状を有している。ま
た,上記便座装置1における洗浄手段13は,従来と同
様の構造を有しており,温水タンク,洗浄ノズル,操作
スイッチ等を有してなる(図示略)。
【0029】このような取付ナット21を取付手段2と
して有する上記便座装置1を便器8に設置する際には,
次のように行う。まず,図1に示すごとく,便座装置1
を便器8の上方から徐々に下降させ,取付手段2におけ
る取付ボルト21を,便器8の取付穴80に挿入する。
このとき,上記取付ナット22は,上記のごとく,ナッ
ト部23とシート部24と弾性パッキン25とが一体化
しており,かつ,これらの内側の孔が同一軸線上に位置
しているので,片手で掴んだ状態で容易に取り扱うこと
ができる。
【0030】次いで,図4(a)に示すごとく,取付ナ
ット22を掴み,これを弾性パッキン25を先頭にして
取付ボルト21に挿入する。次いで,ナット部23の上
記凹凸面235を握って締付け方向に回動させ,図4
(b)に示すごとく,弾性パッキン25を便器8の下面
に当接させる。
【0031】このとき,図5に示すごとく,弾性パッキ
ン25の形状が半球状であるので,そのセンターリング
作用により,取付ナット22および取付ボルト21の位
置が取付穴80の中央部に寄せられる。また,この状態
においては,弾性パッキン25と便器8との摩擦力によ
り,弾性パッキン25とシート部24とは回動が止めら
れる。しかしながら,シート部24および弾性パッキン
25はナット部23に対して回動可能に設けられている
ため,シート部24とナット部23との間において従来
のワッシャーを設けた場合と同様の滑りを生じさせるこ
とができる。それ故,ナット部23をさらに締付け方向
に回動させることができ,十分な締付け力を得ることが
できる。
【0032】このように,本例の便座装置1において
は,上記優れた取付ナット22を取付手段2として用い
ているので,従来のように,複数の部品を順次別々に挿
入したり,あるいは複数の部品を重ね合わせて位置合わ
せするというような,煩雑な作業を行う必要がない。そ
れ故,便座装置1の設置作業を従来よりも容易にするこ
とができる。
【0033】実施形態例2 本例は,図6に示すごとく,実施形態例1における取付
ナット22を別の構造の取付ナット4に変更した例であ
る。即ち,本例の取付ナット4は,ナット部43は,そ
の内周面から延設した筒部435を有していると共に,
該筒部435には弾性パッキン45およびシート部44
をそれぞれ回動可能に挿入してある。また,筒部435
の先端には,弾性パッキン45およびシート部44の抜
けを防止するための止め片436を設けてある。
【0034】上記弾性パッキン45の内周面には,上記
筒部435との間の摺動性を向上させるための内管45
8を配設してある。また,シート部44は,従来のワッ
シャーと同様に,ドーナツ状の板材により構成してあ
る。また,上記止め片436は,上記弾性パッキン45
の内管458よりも若干大きい径を有するフランジを上
記筒部425の先端に配設することにより構成してあ
る。
【0035】その他は実施形態例1と同様である。この
場合にも,実施形態例1と同様の作用効果を得ることが
できる。なお,上記実施形態例においては,上記取付ナ
ットを便座装置において用いる場合について示したが,
上記取付ナットを他の取付手段として利用することも勿
論可能である。
【0036】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,取扱い
が非常に容易な取付ナット,およびこれを取付手段に利
用して容易に設置作業を行うことができる便座装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,便座装置の便器への取
付手順を示す説明図。
【図2】実施形態例1における,取付手段の構成を示す
説明図。
【図3】実施形態例1における,取付ナットの,(a)
斜視図,(b)A−A線矢視断面図,(c)B−B線矢
視断面図。
【図4】実施形態例1における,取付ナットの取付ボル
トへの装着手順を示す説明図。
【図5】実施形態例1における,取付ナット装着が完了
した状態を示す説明図。
【図6】実施形態例2における,取付ナットの一部切り
欠き断面図。
【図7】従来例における,取付ナットの取り外し手順を
示す説明図。
【図8】従来例における,取付ナットの装着手順を示す
説明図。
【符号の説明】
1...便座装置, 11...便座, 12...便蓋, 13...洗浄手段, 2...取付手段, 21...取付ボルト, 22,4...取付ナット, 23,43...ナット部, 230...ねじ穴, 24,44...シート部, 240...内孔, 25,45...弾性パッキン, 250...挿通孔, 8...便器, 80...取付穴,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井戸田 育哉 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)発明者 齋藤 英司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)発明者 田中 伸幸 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (56)参考文献 特開 平8−308769(JP,A) 特開 平11−294426(JP,A) 実開 昭58−38030(JP,U) 実開 昭60−18325(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/26 F16B 39/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座と,便蓋とを有していると共に,陶
    器製の便器への取付手段を有してなる便座装置におい
    て, 上記取付手段は,上記便器に設けられた取付穴に挿入す
    る取付ボルトと,該取付ボルトに螺着させる取付ナット
    とよりなり, 該取付ナットは,上記取付ボルトに係合可能なねじ穴を
    有するナット部と,上記ねじ穴と同軸線上に挿通孔を有
    する弾性パッキンと,該弾性パッキンと上記ナット部と
    の間に設けられ上記ねじ穴と同軸線上に内孔を有するシ
    ート部とよりなり, 記弾性パッキンおよび上記シート部は,上記ナット部
    に対して回動可能な状態で一体的に保持され 上記シート部は,その内周部から延設した筒部と外周部
    に設けた係合爪部とを有してなると共に,上記筒部を上
    記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧入させており, また,上記ナット部には,上記係合爪部と係合可能なフ
    ランジ部を設けてあり,該フランジ部に上記係合爪部を
    係合させることにより,上記シート部を回動可能に保持
    している ことを特徴とする便座装置。
  2. 【請求項2】 請求項において,上記ナット部の外周
    面には,滑り止め用の凹凸面を設けてあることを特徴と
    する便座装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ナット部
    には工具と係合可能な六角柱部を設けてあることを特徴
    とする便座装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記弾性パッキンは半球状又は円錐状の外形状を有して
    いることを特徴とする便座装置。
  5. 【請求項5】 被取付材の取付穴に挿入された取付ボル
    トに螺着される取付ナットにおいて, 該取付ナットは,上記取付ボルトに係合可能なねじ穴を
    有するナット部と,上記ねじ穴と同軸線上に挿通孔を有
    する弾性パッキンと,該弾性パッキンと上記ナット部と
    の間に設けられ上記ねじ穴と同軸線上に内孔を有するシ
    ート部とよりなり, 記弾性パッキンおよび上記シート部は,上記ナット部
    に対して回動可能な状態で一体的に保持され 上記シート部は,その内周部から延設した筒部と外周部
    に設けた係合爪部とを有してなると共に,上記筒部を上
    記弾性パッキンの上記挿通孔内に圧入させており, また,上記ナット部には,上記係合爪部と係合可能なフ
    ランジ部を設けてあり,該フランジ部に上記係合爪部を
    係合させることにより,上記シート部を回動可能に保持
    している ことを特徴とする取付ナット。
  6. 【請求項6】 請求項において,上記ナット部の外周
    面には,滑り止め用の凹凸面を設けてあることを特徴と
    する取付ナット。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において,上記ナット部
    には工具と係合可能な六角柱部を設けてあることを特徴
    とする取付ナット。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項において,
    上記弾性パッキンは半球状又は円錐状の外形状を有して
    いることを特徴とする取付ナット。
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