JP2542777Y2 - ストレーナの取付構造 - Google Patents

ストレーナの取付構造

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JP2542777Y2
JP2542777Y2 JP9242591U JP9242591U JP2542777Y2 JP 2542777 Y2 JP2542777 Y2 JP 2542777Y2 JP 9242591 U JP9242591 U JP 9242591U JP 9242591 U JP9242591 U JP 9242591U JP 2542777 Y2 JP2542777 Y2 JP 2542777Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
strainer
suction port
hook
bathtub
mounting structure
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP9242591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0544206U (ja
Inventor
晴真 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽などに設けられた
噴流装置の吸込口に取り付けられるストレーナの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、浴槽内の水をポンプで吸い込ん
で適宜量の空気と混合して再び浴槽内に噴出するように
なされた噴流装置が知られている。そして、このような
噴流装置の設けられた浴槽の吸込口には、浴槽内の毛髪
や湯垢がポンプやサクションパイプに侵入しないように
ストレーナが設けられている。
【0003】従来、この吸込口へのストレーナの取り付
けは、吸込口の奥まった位置に設けられた係止部にスト
レーナを当接し、ストレーナの外側からボルトを締結す
ることでこの両者を締結固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ストレーナの
清掃や、吸込口内部に続くサクションパイプの清掃を行
う場合、上記従来の取付構造では、その都度ボルトを外
さなければならず、ボルトを外すための工具が必要とな
って煩わしい。
【0005】また、ボルトの脱着を何度も繰り返してい
ると、螺子目が破損して、脱着ができなくなってしまう
といった不都合を生じることとなる。
【0006】本考案は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、工具を必要とすることなく、容易に脱着作業
を行うことのできるストレーナの取付構造を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案のストレーナの取付構造は、浴槽内に設けられ
た噴流装置の吸込口に円筒状のストレーナが挿着された
取付構造であって、該ストレーナの一端部には、スプリ
ングとフックとを具備した係合部が設けられ、吸込口の
奥まった位置には、ストレーナのスプリングとフックと
が当接されるとともにフックが係止可能となされた係止
部が設けられ、ストレーナが、該ストレーナに設けられ
たスプリング力に抗して吸込口の係止部方向に押圧さ
れ、この状態でストレーナが回転させられて、該ストレ
ーナに設けられたフックが吸込口の係止部に係止された
ものである。
【0008】
【作用】本考案のストレーナの取付構造によると、スト
レーナを、該ストレーナに設けられたスプリング力に抗
して吸込口の係止部方向に押圧し、この状態でストレー
ナを回転させることで、該ストレーナに設けられたフッ
クを吸込口の係止部に係止して取付状態にすることがで
きる。また、このストレーナを若干押圧して回転させ、
係止部とフックとの係止を解除することで容易にストレ
ーナを取り外すことができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は噴流装置1を具備した浴槽2の全体
構成の概略を示し、図2は同浴槽2内の吸込口3に取り
付けられたストレーナ4の取付構造を示し、図3は同ス
トレーナ4を吸込口3から取り外した状態を示してい
る。
【0011】噴流装置1は、浴槽2内に設けられた吸込
口3および噴出口5と、浴槽2近傍の側壁に設けられた
手元スイッチ6およびエアー調節弁7と、浴室(図示省
略)の屋外に設置されたポンプ8とを具備している。
【0012】そして、手元スイッチ6の操作内容が、制
御盤81を介してポンプ8に伝えられ、このポンプ8の
作動によって吸込口3から吸い込んだ浴槽2内の水を、
サクションパイプ9と排水パイプ91とを通じて噴出口
5から噴出するようになされている。この際、エアー調
節弁7を調節することによって、噴出口5から噴出され
る水に適宜の気泡が混入されるようになされている。
【0013】本考案は、上記吸込口3に円筒状のストレ
ーナ4が挿着された取付構造であって、ストレーナ4の
一端部には、スプリング41とフック42とを具備した
係合部40を設け、吸込口3の奥まった位置には、スト
レーナ4のスプリング41とフック42とが当接される
とともにフック42が係止可能となされた係止部30を
設け、ストレーナ4を、該ストレーナ4に設けたスプリ
ング力に抗して吸込口3の係止部方向に押圧し、この状
態でストレーナ4を回転させて、該ストレーナ4に設け
られたフック42を吸込口3の係止部30に係止してい
る。
【0014】吸込口3は、外周面に螺子目32を有する
円筒状本体33と、該円筒状本体33の一端部外周縁に
形成されたフランジ部34と、該円筒状本体33の他端
部内面に形成された係止部30とによって構成されてい
る。この吸込口3は、浴槽2の内壁側にフランジ部34
を当接させた状態で、螺子目32に螺合するナット35
を、浴槽2の外壁側から螺合させることで、浴槽2の開
口部21に取り付けられる。そして、この円筒状本体3
3に連続してサクションパイプ9が接続される。なお、
開口部21周縁の浴槽2の両側壁にはパッキング22が
設けられ、この取付部分から水漏れしないようになされ
ている。
【0015】係止部30は、後述するボルト46が挿通
可能となされたボルト挿通部36と、該ボルト挿通部3
6から放射状に延設された係止片37とからなり、ボル
ト挿通部36が円筒状本体33の内部中心位置に位置し
た状態となるように、係止片37の各端部が円筒状本体
33の内周面に溶接固定されている。そして、吸込口3
を浴槽2の開口部21に取り付けた状態で、浴槽2側か
ら見て吸込口3の奥まった位置に係止部30が位置する
ようになされている。
【0016】ストレーナ4は、多数の小孔43を有する
円筒状本体44と、該円筒状本体44の一端部内周面に
形成された係合部40と、該円筒状本体44の他端部に
取り付けられるようになされた蓋体45とによって構成
されている。
【0017】蓋体45は、円筒状本体44よりも大きな
外径を有する円板状に形成されている。この蓋体45
は、その中央部にボルト46を挿通し、このボルト46
を円筒状本体44に形成された係合部40に螺合させる
ことで、円筒状本体44に固定するようになされてい
る。
【0018】係合部40は、円筒状本体44の中央位置
を通って内周面を縦断するようになされた長板状となさ
れており、その両端が円筒状本体44の内周面に溶接固
定されている。また、その中央位置には、前記ボルト4
6が螺合するようになされている。そして、この係合部
40に螺合して円筒状本体44の一端部側に突設したボ
ルト46の周囲を取り囲むように、スプリング41が配
置され、該スプリング41の基端部が係合部40に溶接
固定されている。さらに、このスプリング41の溶接固
定された中央位置から、外側に距離を隔てた位置には、
円筒状本体44の一端部側に向けてフック42が突設さ
れている。
【0019】次に、この吸込口3へのストレーナ4の脱
着方法について説明する。
【0020】まず、ストレーナ4を吸込口3に取り付け
る場合は、吸込口3の円筒状本体33内にストレーナ4
の円筒状本体44を挿入し、該ストレーナ4を奥方向に
押圧する。すると、ストレーナ4の係合部40に設けた
スプリング41が、該係合部40と、吸込口3の係止部
30との間で圧縮されることとなる。この際、吸込口3
の係止部30に形成されたボルト挿通部36に、ストレ
ーナ4のボルト46を挿通させ、係止部30に形成され
た各係止片37のうち、適宜の係止片37の間にフック
42を位置させておく。
【0021】そして、ストレーナ4のフック42が吸込
口3の係止片37に係止する方向、すなわち、本実施例
では右方向にストレーナ4を回転させ、係止片37にフ
ック42を係止させて取り付け作業を完了する。
【0022】すると、この状態で、ストレーナ4の係合
部40と吸込口3の係止部30との間に発生するスプリ
ング力に抗して、ストレーナ4のフック42と吸込口3
の係止片37とが係止することとなり、吸込口3にスト
レーナ4が取り付けられることとなる。
【0023】また、この吸込口3からストレーナ4を取
り外す場合は、ストレーナ4を奥方向に押圧するととも
に、該ストレーナ4を左方向に回転させ、係止片37と
フック42との係止状態を解除する。その後、ストレー
ナ4を真っ直ぐに引き抜くことで、吸込口3から容易に
ストレーナ4が取り外されることとなる。
【0024】なお、本実施例では、右方向に回転させる
ことで、フック42が係止片37に係止するようになさ
れているが、特にこの方向は限定されるものではなく、
左方向に回転させることで係止するようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によると、ス
トレーナを吸込口に押圧して回転させるといった簡単な
動作で、工具を必要とすることなく、ストレーナの脱着
を容易に行うことができる。
【0026】また、スプリング力に抗してフックを係止
するといった取付構造であるため、螺合による取付の場
合のように、螺子目の破損による取付状態の悪化などを
招くことなく、常に安定した取付状態を保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】噴流装置を備えた浴槽の全体構成の概略を示す
斜視図である。
【図2】吸込口にストレーナを取り付けた状態を示す断
面図である。
【図3】吸込口からストレーナを取り外した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 噴流装置 2 浴槽 3 吸込口 30 係止部 4 ストレーナ 40 係合部 41 スプリング 42 フック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内に設けられた噴流装置の吸込口に
    円筒状のストレーナが挿着された取付構造であって、該
    ストレーナの一端部には、スプリングとフックとを具備
    した係合部が設けられ、吸込口の奥まった位置には、ス
    トレーナのスプリングとフックとが当接されるとともに
    フックが係止可能となされた係止部が設けられ、ストレ
    ーナが、該ストレーナに設けられたスプリング力に抗し
    て吸込口の係止部方向に押圧され、この状態でストレー
    ナが回転させられて、該ストレーナに設けられたフック
    が吸込口の係止部に係止されたことを特徴とするストレ
    ーナの取付構造。
JP9242591U 1991-11-12 1991-11-12 ストレーナの取付構造 Expired - Lifetime JP2542777Y2 (ja)

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JPH0544206U JPH0544206U (ja) 1993-06-15
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