JPH041213Y2 - - Google Patents

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JPH041213Y2
JPH041213Y2 JP1985086107U JP8610785U JPH041213Y2 JP H041213 Y2 JPH041213 Y2 JP H041213Y2 JP 1985086107 U JP1985086107 U JP 1985086107U JP 8610785 U JP8610785 U JP 8610785U JP H041213 Y2 JPH041213 Y2 JP H041213Y2
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JP
Japan
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eaves
support rod
eaves gutter
gutter
mounting part
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JP1985086107U
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JPS61201423U (ja
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Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、積雪地方の如く屋根上の雪がずり動
き軒先に配設された軒樋に過大な荷重が付加され
るような場合に好適に採用される軒樋受金具に関
する。
(従来の技術) 雪国地方の如く屋根上に多量の雪が積もると、
積雪が時間の経過と共に屋根の傾斜に沿つて軒先
にずり動き、軒先に配設された軒樋に過大な荷重
が付加され、その結果樋が変形したり受金具が折
れ曲がつたりして軒樋が脱落してしまうことがあ
る。そこでこのような地方では、軒樋の軒先に対
する配設位置を通常の場合より低くし(軒樋と軒
先との上下間隔を大きくし)、上記積雪の直接的
荷重の付加が出来るだけ少なくなるような処置が
講じられる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記の如く軒樋を受止する受金具
は、一般に、軒先の鼻隠し或いは垂木等に取着さ
れる取付部と、該取付部より延設され軒樋を下か
ら受止する受金具本体とより成り、該本体は取付
部に所謂片持ち状態で支持されることになる。従
つて金具の前端部は後端部に較べ大きな回転モー
メントを有し、上記処置がなされても前端部には
かなりの雪の荷重が付加されて上記回転モーメン
トと相乗する為、上記の如き処置だけでは軒樋の
損壊を完全に防ぐことは出来なかつた。
又、雪国地方に限らず一般の軒樋でも、昨今は
安全性等の観点からその強固な配樋状態が望まれ
るようになり、斯かる要望には上記片持ち式金具
は強度的に充分とは云えなかつた。
本考案は上記に鑑みなされたもので、積雪荷重
にも充分耐えうる極めて至便な軒樋受金具を提供
せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の
実施例図を採つて説明する。第1図は本考案受金
具の一実施例を示す斜視図、第2図は他の実施例
の側面図である。即ち、本考案軒樋受金具は、軒
先の概ね垂直な面に取付固定される取付部1と、
該取付部1の下部から曲設された軒樋Tを下から
受止する受金具本体2と、該受金具本体2の前端
部21若しくは上記取付部1の上部のいずれか一
方に基端部31が枢着され且つ他方に先端部32
が脱着自在に掛止された補強用支持杆3とより成
り、軒樋の受止時には、当該補強用支持杆により
当該受金具本体の前端部を斜め上方に付勢される
ようにしたことを要旨とするものである。
(作用) 上記構成の軒樋受金具は、取付部1を止具(不
図示)を介して止着することにより軒先の鼻隠し
や垂木等に適宜間隔毎に取着固定される。そして
受金具本体2に軒樋Tを受止せしめ配樋される。
受金具本体2の前端部21若しくは取付部1に補
強用支持杆3の基端部31が枢着され、一方該支
持杆3の先端部32は上記前端部21若しくは取
付部1に脱着自在に掛止可能とされているから、
軒樋Tを受金具本体2に受止後該支持杆3を図の
一点鎖線の状態から実線の如く弾性掛止させる
と、取付部1が受金具本体2の前端部21より上
方の位置にあるので、受金具本体2の前端部21
が軒先側に上方に引つ張られるようになり、この
前端部21に下向きの荷重が付加されてもこれに
充分に耐えることが出来る。従つて屋根上に多量
の雪が堆積し、時間の経過と共に軒先側にずり動
き、軒樋Tに過大な荷重が掛かつても軒樋Tや金
具の変形或いは折れ曲がりが回避され、軒樋Tの
脱落が有効に防止される。
(実施例) 次に実施例について述べる。
(実施例 1) 第1図は軒先との間隔を保持し屋根上の積雪に
よる荷重の付加を出来るだけ少なくするようにし
た所謂雪国地方用の正面打ち軒樋受金具であり、
受金具本体2に対し取付部1が上向きに屈曲され
ている。即ち、この取付部1がこれとは逆に下向
きであると(通常は下向きの方が多い)、軒先の
取付部位によつては上記間隔を確保することが出
来ない場合があるからである。補強用支持杆3は
その基端部31において受金具本体2の前端部2
1にピン33を介しヒンジ状に枢着されて垂直面
域内に擺動自在とされている。また、その先端部
32は倒L型に屈曲され取付部1の上端に上から
弾性掛止されるようになされている。従つてこの
補強用支持杆3によつて受金具本体2の前端部2
1が軒先側に引つ張られ上述の如き作用を奏す
る。尚、軒樋Tは受金具本体2の後端部22に固
設された耳抑え23と支持杆3の上記基端部31
近傍の上方湾曲部30により抑止され受金具本体
2上に安定的に受止される。
(実施例 2) 第2図の軒樋受金具は上記第1の実施例におけ
る補強用支持杆3の枢着、掛止関係を前後逆にし
たものであり、取付部1の上端に基端部31がピ
ン33を介し枢着され、一方その先端部32は受
金具本体2の前端部21に外側より弾性掛止し得
るよう屈曲されている。従つてその機能は上記と
同様であり、また軒樋Tは上記同様の耳抑え23
と支持杆3の先端部32近傍に形成された上方湾
曲部30とにより抑止され受金具本体2上に安定
的に受止される。
尚、実施例図は軒樋Tが半丸樋である場合を示
すが、角樋であつても本考案が適用可能であるこ
とは云うまでもない。また、支持杆3の受金具本
体2等に対するピン33を介した枢着にフリクシ
ヨクを与えておけば、支持杆3を任意の位置に停
止させることが出来、軒樋Tの配設操作の際に便
利である。更に支持杆3の枢着、掛止手段は実施
例に限られるものではなく、例えば支持杆3の擺
動方向を垂直面域ではなく略水平面域となすこと
も可能で、このようにすれば軒先との間隔が狭く
ても本考案の機能を損うことなく取着することが
出来る。
(考案の効果) 叙述のごとく、本考案の軒樋受金具は軒樋を受
止する受金具本体と取付部との間に補強用支持杆
が枢着及び掛止手段により跨架されるから、受け
金具本体の前端部がこの支持杆により軒先側に引
つ張られるようになり、屋根上の積雪のずり動き
により該本体の前部に過大の荷重が付加されても
これに充分に耐えることが出来、軒樋や金具の変
形が阻止され、軒樋の脱落と云つたトラブルが未
然に防止される。従つて雪国地方用としてだけで
なく、安全性と云う観点からもその実益は高く評
価されること必至である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は他の実施例の側面図である。 符号の説明、1……取付部、2……受金具本
体、21……前端部、3……補強用支持杆、31
……基端部、32……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒先の概ね垂直な面に取着固定される取付部
    と、該取付部の下部から曲設され軒樋を下から受
    止する受金具本体と、該受金具本体の前端部若し
    くは上記取付部の上部の何れか一方に基端部が枢
    着され且つ他方に先端部が脱着自在に掛止された
    補強用支持杆とよりなり、軒樋の受止時には、当
    該補強用支持杆により当該受金具本体の前端部を
    斜め上方に付勢されるようにした軒樋受金具。
JP1985086107U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH041213Y2 (ja)

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JP1985086107U JPH041213Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

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JP1985086107U JPH041213Y2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201423U JPS61201423U (ja) 1986-12-17
JPH041213Y2 true JPH041213Y2 (ja) 1992-01-16

Family

ID=30637108

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134999U (ja) * 1974-09-06 1976-03-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143831U (ja) * 1975-05-15 1976-11-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134999U (ja) * 1974-09-06 1976-03-15

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Publication number Publication date
JPS61201423U (ja) 1986-12-17

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