JPH0412087Y2 - - Google Patents

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JPH0412087Y2
JPH0412087Y2 JP12605585U JP12605585U JPH0412087Y2 JP H0412087 Y2 JPH0412087 Y2 JP H0412087Y2 JP 12605585 U JP12605585 U JP 12605585U JP 12605585 U JP12605585 U JP 12605585U JP H0412087 Y2 JPH0412087 Y2 JP H0412087Y2
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sleeper
plate
face
side plate
sides
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JP12605585U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、鉄道線路のバラスト道床中に敷設
されているまくらぎの横抵抗力を増大させるのに
用いられる軌道の座屈防止装置に関する。
従来の技術 鉄道線路の急曲線区間や大型レール使用区間で
は、レールが温度変化により伸縮を繰返すときの
大なる伸縮軸力に対し普通のまくらぎでは対抗し
得ずに線路が横方向に不定形に曲がる、いわゆる
座屈現象を起すことがある。この座屈現象を防止
するため、従来は特公昭57−32161号公報に開示
された如き軌道の座屈防止工法が提案されている
が、該工法においては座屈防止板をコンクリート
枕木にインサートボルトで締結するので、長期使
用により埋込ナツトの錆やその他の破損が生じた
場合の補修に甚だ不便であり、木まくらぎには使
用し得ない欠点もある。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的は、木まくらぎ、PCまくらぎのい
ずれにも取付可能で、まくらぎに穿孔の必要がな
く、補修、交換にも便利な軌道の座屈防止装置を
提案するにある。
問題点を解決するための手段 本案はまくらぎ端面に当接し該端面より下方に
突出する側板の一面に、まくらぎ端部の下面及び
両側面を囲み両側上部に外側方に突出した水平フ
ランジを有する包囲板の端面を溶接し、包囲板下
面と側板との間に補強板を溶接し、まくらぎ端部
の上面に当接する上板と水平フランジとをボルト
締結してまくらぎ端部を挾圧することにより側板
をまくらぎ端面に当接固定することを特徴とす
る。
作 用 包囲板の内側にまくらぎの端部を入れて側板を
まくらぎ端面に当接させ、まくらぎ端部上面に上
板を当てて、該上板とフランジとをボルト締結す
る。ボルトはまくらぎの両側方にあり、フランジ
はまくらぎの上面近くにあるから、締結したボル
ト及びナツトはバラスト道床より露出していて締
結は容易である。そして側板の下方突出部周囲の
バラスト道床を突き固めてまくらぎの横抵抗力を
増大させる。補強板はこの横抵抗力の増大に必要
な側板の曲げ強度を補強する。
実施例 図において、1はPCまくらぎの端部、2は鋼
板製の側板で、端部1の端面に当接した取付状態
においてまくらぎ下方には大きく突出し、両側方
には小さく突出する。3は側板2の一面に溶接し
た鋼板製包囲板で、端部1の下面に当接する底板
部4と、その両側を上方に折曲して端部1の両側
面5に小間隙6をもつて沿わせた側面部7と、側
面部7の上部を端部1の上面8より低い位置で外
側方に折曲した水平フランジ9とを有し、底板部
4と側板2の下方突出部2aとの間に補強板10
を溶接する。フランジ9には夫々2個のボルト孔
を設ける。
端部1の下面と底板部4との間にパツキン11
を敷き、側板2を端部1の端面に当接させた状態
で、端部1の上面8にパツキン12を介して鋼板
製上板13を当て、4本のボルト14とナツト1
5とによりフランジ9に締結する。ついで側板2
の下方突出部分2aと補強板10との周囲のバラ
スト道床を突き固める。
考案の効果 本案は上記構成を有し、座屈防止装置のまくら
ぎへの着脱操作をまくらぎの上部においてボル
ト、ナツトの締結により行うから着脱作業が容易
で補修に便利である上に、まくらぎにナツト埋込
みや穿孔などの工場加工や現場加工が不要であ
り、寸法精度が低い木まくらぎにも適用しうる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は立面図、
第2図は側面図である。 1……まくらぎ端部、2……側板、3……包囲
板、8……上面、9……水平フランジ、10……
補強板、13……上板、14……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. まくらぎ端面に当接し該端面より下方に突出す
    る側板の一面に、まくらぎ端部の下面及び両側面
    を囲み両側上部に外側方に突出した水平フランジ
    を有する包囲板の端面を溶接し、包囲板下面と側
    板との間に補強板を溶接し、まくらぎ端部の上面
    に当接する上板と水平フランジとをボルト締結し
    てまくらぎ端部を挾圧することにより側板をまく
    らぎ端面に当接固定することを特徴とする軌道の
    座屈防止装置。
JP12605585U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH0412087Y2 (ja)

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JPS6235003U JPS6235003U (ja) 1987-03-02
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