JPH04120727U - 剥離ライナ−を具備した貼付剤 - Google Patents

剥離ライナ−を具備した貼付剤

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JPH04120727U
JPH04120727U JP3464291U JP3464291U JPH04120727U JP H04120727 U JPH04120727 U JP H04120727U JP 3464291 U JP3464291 U JP 3464291U JP 3464291 U JP3464291 U JP 3464291U JP H04120727 U JPH04120727 U JP H04120727U
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JP
Japan
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patch
liner
plaster
release liner
adhesive sheet
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Pending
Application number
JP3464291U
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English (en)
Inventor
忠男 岡本
喬 松原
久規 石黒
Original Assignee
大協薬品工業株式会社
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Publication date
Application filed by 大協薬品工業株式会社 filed Critical 大協薬品工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膏体面側の全面を被覆する剥離ライナーを容
易にはがすことができるようにした貼付剤を提供する。 【構成】 貼付剤の膏体(2) の側の全面を被覆する剥離
ライナーを複数枚のライナー(3)(4)に分け、且つそれら
ライナー(3)(4)が互いに重なり合う部分を形成するよう
にしてある。大小2枚の剥離ライナー(3)(4)により貼付
剤の膏体面側の全面を覆ったもの、および重なり合う部
分で内側となる一方の剥離ライナーに折返しを設けたも
のなども包含される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、剥離ライナーを備えた貼付剤の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な貼付剤では、肌に貼着した後に更に粘着テープなどを貼って押えるこ とにより使用中のずれを防ぐ必要があったが、先に本出願人が特願平01−22 0244号において提案した貼付剤では、予め基体の粘着面の中央部の限定され た領域に膏体を位置させたことによりこの欠点が除去された。すなわち、この粘 着シート付き貼付剤は、貼付剤の膏体面の外周に粘着シート周縁が張り出すよう に膏体が塗布され、貼付剤の膏体面と粘着シート周縁の粘着面とを剥離ライナー により被覆し、使用に際してはこの剥離ライナーをはがして肌に貼りつけるもの である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の一般的なものを含めて剥離ライナーを備えた貼付剤は、 単に1枚の剥離ライナーにより貼付剤の膏体側の全面を覆うようにしているので 、使用にあたり剥離ライナーをはがしづらいとの問題があった。この問題は、膏 体面の周縁に粘着シート面が縁取り状に存在するものでは特に使用に際してのラ イナーの剥離が難しくなるので、解決が望まれていた。 本考案は、かかる点に着目してなされたものであり、剥離ライナーを容易には がすことのできる貼付剤を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するため手段】
請求項1に記載の考案に係る貼付剤は、貼付剤の膏体側の全面を被覆する剥離 ライナーを備えた貼付剤において、該剥離ライナーを複数枚に分け、且つそれら が互いに重なり合う部分を形成するようにしたものである。
【0005】 請求項2に記載の考案に係る貼付剤は、請求項1による貼付剤において、貼付 剤の膏体面の外周に粘着シート周縁が張り出すように膏体が塗布され、貼付剤の 膏体面と粘着シート周縁の粘着面とが複数枚に分けられた剥離ライナーにより覆 われているものである。
【0006】 請求項3記載の考案に係る貼付剤は、請求項1による貼付剤において、貼付剤 の膏体側の全面を2枚の剥離ライナーにより覆ったものである。
【0007】 請求項4に記載の考案に係る貼付剤は、請求項1による貼付剤において、重な り合う部分で内側となる一方の剥離ライナーに折返しを設けたものである。
【0008】
【作用】
本考案においては、貼付剤の膏体側の全面を覆う剥離ライナーを複数枚に分け 、且つそれらが互いに重なり合う部分を形成するようにしたため、前記剥離ライ ナー相互が重なり合う部分では外側のライナーが膏体又は粘着シート面に密着せ ず、ここから剥離ライナーを容易にはがすことができる。
【0009】 また、前記剥離ライナーを2枚とし、これら2枚のライナーにより貼付剤の膏 体側の全面を覆うようにしたものでは、一方のライナーをはがして肌に貼りつけ た後、他方のライナーを剥離することで位置ずれなく貼りつけることができる。
【0010】 更に、重なり合う部分で内側となる一方の剥離ライナーに折返しを設けたもの では、両ライナーがいずれも膏体又は粘着シート面に接着されていない部分を持 つことになり、従って一方を剥離したのちに残った他方も折返し部をつまんで容 易に剥離が可能である。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基いて説明する。図1は本考案の第1実施例の構成を 示す平面図、図2は図1の断面図、図3は図1の要部の構成を示す拡大断面図で ある。図1、図2及び図3に示されるように、粘着シート(1) には周縁に粘着面 を残して膏体(2) が塗布されている。粘着シート(1) の一辺の粘着面上には、剥 離小ライナー(3) が設けられている。そして、該剥離小ライナー(3) を含む粘着 シート付き貼付剤の膏体側の全面をさらに剥離大ライナー(4) により覆い、大ラ イナー(4) と小ライナー(3) が互いに重なり合う部分を形成するようにする。該 大ライナーが小ライナーと重なり合う部分では、大ライナーは粘着シート(1) に 密着せず、そこから大ライナー(4) を手指でつまんで粘着シート(1) から容易に はがすことができる。
【0012】 更に図4、図5、及び図6は各々第1実施例の各別の変形例の要部の構成を示 す断面図である。図4に示される変形例は、重なり合う部分で内側となるほうの 小ライナー(3) に折返し(13)を設けたものであり、該折返し(13)により、大ライ ナー(4) のみならず小ライナー(3) もはがし易くなっている。図5に示される変 形例は、大ライナー(4) の端部(14)が小ライナー(3) の一部と重なるものである 。図6に示される変形例は、小ライナー(3) の端部(23)が粘着シート(1) 及び大 ライナー(4) より張り出して設けられているものである。
【0013】 図7は本考案の第2実施例の構成を示す平面図である。この実施例は、小ライ ナー(33)が粘着シート(31)の一部分に設けられているものである。ここで、第1 実施例同様、粘着シート(31)の粘着面側に周縁を残して膏体(32)が塗布されてい る。図7の実施例についても、上記図1の実施例と同様に、大ライナー(34)と小 ライナー(33)相互の位置関係並びに小ライナー(33)に折返しを設けることについ て、図3、図4、図5及び図6と同様の変形例が考えられる。
【0014】 図8は本考案の第3実施例を示す平面図であり、図9は図8の要部の構成を示 す断面図である。この実施例は、大ライナー(44)と小ライナー(43)の重なり合う 部分(45)が膏体(42)のほぼ中央部に位置するもので、大ライナー(44)と小ライナ ー(43)の各々が覆う膏体面の面積が等しくなるように、これら両ライナーで粘着 シート(41)の全面を覆っている。なお、大小2枚のライナーに変え、大きさの等 しい2枚のライナーにより粘着シート(41)の全面を覆うようにしてもよい。
【0015】 図10は、前記第3実施例の変形例の要部を示す断面図である。この変形例で は、前記図4と同様に、重なり部(45)で内側になる小ライナー(43)に折返し(53) を設けている。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したとおり、剥離ライナーを複数枚に分け、且つ互いに重 なり合う部分を設けたものであるため、前記剥離ライナー相互が重なり合う部分 では外側のライナーが膏体又は粘着シート面に密着せず、ここから剥離ライナー を容易にはがすことができ、簡便に使用できる。
【0017】 また、重なり部で内側となるライナーに折返しを設けたものでは、外側ライナ ーのみならず内側ライナーもはがし易く、使用の際、一層便利である。
【0018】 なお、3枚以上の剥離ライナーにより膏体面側の全面を覆うようにしたもので は、各々の切断片に剥離ライナーの重なり部が含まれるように貼付剤を切断する ことにより、貼付剤を小分けにして使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1の要部の構成を示す拡大断面図である。
【図4】本考案の第1実施例の変形例の要部の構成を示
す拡大断面図である。
【図5】本考案の第1実施例の別の変形例の要部の構成
を示す拡大断面図である。
【図6】本考案の第1実施例の更に別の変形例の要部の
構成を示す拡大断面図である。
【図7】本考案の第2実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図8】本考案の第3実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図9】図8の要部の構成を示す拡大断面図である。
【図10】本考案の第3実施例の変形例の要部の構成を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1、31、41 粘着シート 2、32、42 膏体 3、33、43 剥離小ライナー 4、34、44 剥離大ライナー 13、53 折返し 23 剥離小ライナーの先端部 45 剥離ライナーの重なり部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼付剤の膏体面側の全面を被覆する剥離
    ライナーを備えた貼付剤において、該剥離ライナーを複
    数枚に分け、且つそれらが互いに重なり合う部分を形成
    するようにしたことを特徴とする貼付剤。
  2. 【請求項2】 貼付剤の膏体面の外周に粘着シート周縁
    が張り出すように膏体が塗布され、貼付剤の膏体面と粘
    着シート周縁の粘着面とが複数枚に分けられた剥離ライ
    ナーにより覆われていることを特徴とする請求項1記載
    の粘着シート付き貼付剤。
  3. 【請求項3】 貼付剤の膏体面側の全面を2枚の剥離ラ
    イナーにより覆った請求項1記載の貼付剤。
  4. 【請求項4】 重なり合う部分で内側となる一方の剥離
    ライナーに折返しを設けた請求項1記載の貼付剤。
JP3464291U 1991-04-18 1991-04-18 剥離ライナ−を具備した貼付剤 Pending JPH04120727U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744747U (ja) * 1993-12-30 1995-11-28 久光製薬株式会社 湿布剤
JP2000351727A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Hitoshi Saito 貼用薬及びその製造装置
JP2006326004A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Koji Ido 湿布及びその製造方法
WO2007077640A1 (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. 貼付剤及びその製造方法
JP2012077013A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Fujimori Sangyo Kk 貼付体用セパレータ及びこれを用いた貼付体

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