JPH033562Y2 - - Google Patents

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JPH033562Y2
JPH033562Y2 JP1985192473U JP19247385U JPH033562Y2 JP H033562 Y2 JPH033562 Y2 JP H033562Y2 JP 1985192473 U JP1985192473 U JP 1985192473U JP 19247385 U JP19247385 U JP 19247385U JP H033562 Y2 JPH033562 Y2 JP H033562Y2
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sheet
peeled
covering
notch
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JP1985192473U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はシート状の目尻化粧用パツク剤に係る
もので、目尻の化粧を確実で且つ迅速に行うこと
を可能にするものである。
従来の技術 従来、剥離シートに目尻化粧用パツク剤を剥離
可能に貼着したものは存在するが、パツク剤の他
面に、剥離可能な被覆シートを貼着して、パツク
剤の他面を被覆するものは、被覆シートのパツク
剤への貼付力と、剥離シートのパツク剤への貼付
力が均衡するか、前者の方が少しでも強いもので
あれば、通常は被覆シートの剥離動作によつて、
被覆シートは剥離されず、剥離シートがパツク剤
から剥離される可能性が有るものとなる。そうす
ると、小型で軟弱な化粧用パツク剤が、大きな面
積を有する剥離シートから剥離されてしまうた
め、小型で軟弱な化粧用パツク剤から被覆シート
を剥離する作業がしにくいものとなる。
また従来の目尻用パツク剤は、目尻の形状に適
合したものではなく、長方形、正方形等に形成さ
れているため、目尻の形状に適した化粧行為がで
きない欠点を有していた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、シート状の目尻化粧用パツク剤
に於いて、剥離シートに一面を剥離可能に貼着し
たゲル状の目尻化粧用パツク剤から成る本体シー
トを、この本体シートの表面に被覆貼着した被覆
シートのみの剥離を可能とし、大きな面積を有す
る剥離シートから化粧用パツク剤が先に剥離され
てしまう事を防止し、小型で軟弱な化粧用パツク
剤から被覆シートを容易に剥離し得るようにしよ
うとするものである。
また他の目的は、目尻化粧用のパツク剤を化粧
の必要な目尻部分に確実に貼着して、適確な化粧
を可能にしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
剥離シートに一面を剥離可能に貼着したゲル状の
目尻化粧用パツク剤から成る本体シートを、目尻
の形状にほぼ適合した弧状凹部を設けて弧状に形
成し、この本体シートの他面に、剥離可能な被覆
シートを貼着して本体シートの他面を被覆し、こ
の被覆シートの一側縁の適宜位置から他側縁に至
らない範囲で切り込みを形成し、この切込部の外
端一側に摘片を突出し、切込部を被覆シートの剥
離開始部として成るものである。
摘片は、被覆シートとは別個に設けたものを、
切込部に添つて固着して形成したものであつても
良い。
摘片は、切込部の外端一側を外方に突出して、
形成したものであつても良い。
作 用 本考案は上述のごとく形成したものであるか
ら、剥離開始部を持つて軽く引き上げると、切込
部によつて分割された被覆シートの一部のみが、
ゲル状の目尻化粧用パツク剤から成る本体シート
より剥離される。この剥離面積は、剥離シートと
本体シートの貼付面積よりも小さいから、全体と
しての貼付力は、剥離シートと本体シートの方が
大きなものと成る。また被覆シートが、切込部の
一番奥まで剥離されると、今度は被覆シート全体
を本体シートから剥離するが、既に、切込部から
の剥離を、被覆シートは完了しているから、被覆
シートと本体シートとの貼付面積は、剥離が全く
行なわれていない、剥離シートと本体シートの貼
付面積より小さなものとなる。従つて全体的な貼
付力は、剥離シートと本体シートの方が大きなも
のと成るから、本体シートから被覆シートのみの
剥離を可能とする。
そのため、小型で軟弱な化粧用パツク剤が、大
きな面積を有する剥離シートから被覆シートより
も先に剥離されてしまう事から生じる、小型で軟
弱な化粧用パツク剤からの被覆シートの剥離作業
を不必要とすることができる。
実施例 以上本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1は本体シートで、基布の一面に、ゼリー状
の化粧料を止着して形成し、このゼリー状の化粧
料は、水性基剤にL−メントール、カンフア、ア
ルコール等を組み合わせた清涼剤を配合して成る
ゼリー状物にて形成する。またこの本体シート1
の基布の他面には、ナイロン、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリ塩化ビニール等の疎水性のフ
イルムより形成した被覆シート2を、剥離可能に
貼付被覆する。この被覆シート2の剥離可能な貼
付被覆は、酢酸ビニール系、アクリル樹脂系、ラ
テツクス系、澱粉、アルブミン、カゼイン、デキ
ストリン、アラビアゴムまたはエマルジヨン系の
糊、若しくは天然の接着剤を、被覆シート2に塗
布することにより行なう。
また、この被覆シート2には、外周縁から適宜
長さで切込部3を形成し、この切込部3に添つて
一端を外方に突出した、摘片4を貼着固定してい
る。この摘片4は、第1図から第3図に示す上記
実施例に示すごとく、切込部3の一側に被覆シー
ト2とは別個のシートを貼着して行なつても良い
が、他の異なる実施例に於いては、第4図に示す
ごとく、切込部3の外端一側に該当する部分の被
覆シート2を突出して摘片4としても良い。また
ゼリー状の化粧料から成る本体シート1は、少な
くとも、顔の下まぶた部分を被覆し得る面積に形
成するとともに一側縁を、目尻の形状に略適合し
た弧状凹部5に湾曲形成する。そしてこの弧状凹
部5を、一側縁に於いて左右対称形にし、左右い
ずれの、まぶたにも、使用し得るよう形成する。
また、本体シート1は、ゲル状化粧料自身の貼着
力によつて、剥離シート6でその外面を剥離可能
に貼着被覆している。
上述のごとく形成したものに於いて、これを使
用するには、まず剥離シート6を押さえ、摘片4
を持つて軽く引き上げると、被覆シート2の切込
部3一側の、摘片4を固着した部分のみから剥離
が開始され、他の部分を剥離することが無い。そ
して、切込部3の一番奥まで剥離されると、今度
は被覆シート2全体を剥離する。この切込部3の
形成は、被覆シート2の剥離に際し、本体シート
1を、剥離シート6から剥離してしまうことを、
防止しようとするものである。そして、被覆シー
ト2の本体シート1への貼付力と、剥離シート6
の本体シート1への貼付力が均衡するか、前者の
方が少し強いものであれば、通常は被覆シート2
の剥離動作によつて、被覆シート2は剥離され
ず、剥離シート6が本体シート1から剥離される
可能性が有るものとなる。しかしながら、切込部
3を形成することによつて、摘片4を持つて軽く
引き上げると、切込部3によつて分割された、被
覆シート6の一部のみが、本体シート1から剥離
される。この剥離面積は、剥離シート6と本体シ
ート1の貼付面積よりも小さいから、全体として
の貼付力は、剥離シート6と本体シート1の方が
大きなものと成る。また、被覆シート2が、切込
部3の一番奥まで剥離されると、今度は被覆シー
ト2全体を剥離するが、既に、切込部3部分の剥
離を被覆シート2は完了しているから、被覆シー
ト2と本体シート1との貼付面積は、剥離が全く
行なわれていない、剥離シート6と本体シート1
の貼付面積より少さなものとなる。従つて全体的
な貼付力は、剥離シート6と本体シート1の方が
大きなものと成るから、被覆シート2のみの剥離
を可能とする。
この被覆シート2を剥離した後、本体シート1
と剥離シート6とを剥離し、目尻化粧用パツク剤
から成る本体シート1を、顔の、下まぶたに、弧
状凹部5を目尻に添わせて貼付けるものである。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、本体シートの剥離シートへの貼着力と、本体
シートと被覆シートの貼着力が同一か、後者の貼
着力が強い場合であつても、摘片を持つて軽く引
き上げると、切込部によつて分割された、被覆シ
ートの一部のみが本体シートから剥離される。こ
の剥離面積は、剥離シートと本体シートの貼付面
積よりも小さいから、全体としての貼付力は、剥
離シートと本体シートの方が大きなものと成る。
また被覆シートが、切り込みの一番奥まで剥離さ
れると、今度は被覆シート全体を剥離するが、既
に、切込部の剥離を被覆シートは完了しているか
ら、被覆シートと本体シートとの貼付面積は、剥
離が全く行なわれていない、剥離シートと本体シ
ートの貼付面積より小さなものとなる。従つて全
体的な貼付力は、剥離シートと本体シートの方が
大きなものと成るから、本体シートから被覆シー
トのみの剥離を可能とする。従つて、シート状の
目尻化粧用パツク剤に於いて、被覆シートを先に
剥離することができ そのため、小型で軟弱な化粧用パツク剤が、大
きな面積を有する剥離シートから被覆シートより
も先に剥離されてしまう事から生じる、小型で軟
弱な化粧用パツク剤からの、被覆シートの困難な
剥離作業を不必要とすることができ、化粧作業を
迅速に行うことが出来るものである。
そして被覆シートを剥離した後、本体シートと
剥離シートとを剥離し、目尻化粧用パツク剤から
成る本体シートを、顔の、下まぶたに、弧状凹部
を目尻形状に添わせて貼付けすることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は斜視図、第2図は剥離開始時を示す斜視
図、第3図は切込部を過ぎた剥離状態の斜視図、
第4図は摘片の異なる実施例を示す斜視図であ
る。 1……本体シート、2……被覆シート、3……
切込部、4……摘片、4……弧状凹部、6……剥
離シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 剥離シートに一面を剥離可能に貼着したゲル
    状の目尻化粧用パツク剤から成る本体シート
    を、目尻の形状にほぼ適合した弧状凹部を設け
    て弧状に形成し、この本体シートの他面に、剥
    離可能な被覆シートを貼着して本体シートの他
    面を被覆し、この被覆シートの一側縁の適宜位
    置から他側縁に至らない範囲で切り込みを形成
    し、この切込部の外端一側に摘片を突出し、切
    込部を被覆シートの剥離開始部としたことを特
    徴とするシート状の目尻化粧用パツク剤。 (2) 摘片は、被覆シートとは別個に設けたもの
    を、切込部に添つて固着して形成したものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のシート状の目尻化粧用パツク剤。 (3) 摘片は、切込部の外端一側を外方に突出し
    て、形成したものであることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のシート状の目
    尻化粧用パツク剤。
JP1985192473U 1985-12-14 1985-12-14 Expired JPH033562Y2 (ja)

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JPS62101839U JPS62101839U (ja) 1987-06-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4995981B1 (ja) * 2011-10-19 2012-08-08 進一 塚本 パック用シート及びその用法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001030406A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Tdk Corp 剥離シート

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