JPH072581Y2 - 治療用貼着シート - Google Patents

治療用貼着シート

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JPH072581Y2
JPH072581Y2 JP1990103860U JP10386090U JPH072581Y2 JP H072581 Y2 JPH072581 Y2 JP H072581Y2 JP 1990103860 U JP1990103860 U JP 1990103860U JP 10386090 U JP10386090 U JP 10386090U JP H072581 Y2 JPH072581 Y2 JP H072581Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
metal foil
protective film
adhesive sheet
adhesive layer
adhesive
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990103860U
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English (en)
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JPH0460519U (ja
Inventor
洋介 桜井
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Sigma Inc
Original Assignee
Sigma Inc
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Publication date
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Publication of JPH0460519U publication Critical patent/JPH0460519U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は人体の疾患部に貼着して治療用に使用する貼着
シートに関する。
(従来の技術) 従来、この種の貼着シートとして実開昭60−43327号公
報により、表裏生地間に保温効果を有するアルミニウム
等の金属箔を介在貼合し、裏側の生地の外面に患部に貼
着するための接着層を形成した貼着シートは知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものは、表裏両面の生地が織布や不織布で形
成されていて伸縮性に欠けるため、人体の運動量の多い
関節部その他の屈曲部に沿わせて使用することが甚だ不
便であり、仮に両面生地を伸縮性材料で形成しても、金
属箔により生地の伸縮が阻害され、上記と同様の問題を
生ずる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記に鑑み、肩等の屈曲部は勿論運動量の多い
関節部等の患部にも確実に沿わせて使用できるようにし
た治療用貼着シートを得ることを目的としたもので、表
裏両面の生地間に金属箔を介在貼合し、裏側の生地の外
面に接着剤を塗布して接着層を形成して成る治療用貼着
シートにおいて、表裏の生地を伸縮性の有る材料で形成
すると共に、金属箔に該生地の伸長に伴って該金属箔が
分断されるように破断線を形成し、更に、前記接着層の
外面を剥離可能な保護膜で被覆したことを特徴とし、ま
た保護膜を接着層と略合同の形状に形成し、該保護膜の
端縁に、該端縁に対し斜めの短小切線を施して剥離用つ
まみを形成したことを特徴とする。
(作用) 本考案による治療用貼着シートは、接着層を被覆した保
護膜を剥離して、露出した接着層によって人体の患部に
貼着し、身体から放射される熱を金属箔で反射して患部
を保温するように使用するが、患部が平坦な場合は、貼
着状態のまま安定継続使用し得るも、関節等の患部に貼
着した場合は第4図で示すように貼着シートの両面生地
は共に伸縮性のため自由に伸長して関節部の屈折に対応
し、このとき金属箔は両面生地の伸長に伴なって破断線
で切断し、該切断部が遊離分断して金属箔も生地と共に
伸長するから関節部の屈伸に支障なく対応させることが
できる。
又、貼着シートの使用に際して、接着層面の保護膜を剥
離するとき、該保護膜の端縁に施した斜めの切線を含む
部分を僅かに折曲げれば、該切線により形成された三角
状のつまみの遊離部分が立上るから該つまみを把持して
保護膜を容易に剥離することができ接着層の露出を簡便
にした。
(実施例) 本考案の実施例を図面について説明する。
第1図において1はアルミニウム等の金属箔が使用され
る。2、3は上記金属箔1を中間に介在させて貼合せた
伸縮性生地で、例えばガーゼ、ほう帯地のように径、緯
に伸長可能な材料とし、通気性を有することが望まし
い。図示例のものは、金属箔1および伸縮生地2、3を
テープ状の長いものとした場合を示すが、これに限るこ
となく方形その他の形状として治療用貼着シートを構成
する。
金属箔1を介在した2枚の伸縮生地2、3の一方(図示
例では3)の外面は適当な不乾性接着糊を施して患部に
対する接着層4を形成し、その外面には剥離処理を施し
た保護膜5を貼着し、これを剥離して接着層4により貼
着シートを患部に貼着使用する。
金属箔1には予じめ所定の配置で破断線1′を施すもの
で、図示例によるテープ状の場合は、第3図で示すよう
に幅方向の両端縁に達する破断線1′を適宜間隔を存し
て配置して、該破断線1′の切断遊離により金属箔1を
テープ状貼着シートの長さ方向に伸長させ得るようにし
たが、方形その他の金属箔の場合は任意方向に交差する
破断線1′を設けて該金属箔1を両面生地2、3と共に
経、緯共に伸長させるようにする。
尚、上記の破断線1′は金属箔1を介在した貼着シート
の両面生地2、3を患部の形態によって伸長したとき容
易に破断されるものとし、例えば第3図aで示すように
金属箔1の両側端縁に容易に切断される継ぎ部を残して
完全に切断した破断線1′を施すか、同図bで示すよう
に金属箔1に僅小の厚さを残した切込み弱化線による破
断線1′を施すか、更に同図cで示すようにミシン目状
の弱化線による破断線1′等その他の任意形式の破断線
とする。
また貼着シートの接着層4を被覆する保護膜5の任意の
端縁部には第5図で示すように該端縁に対し斜めの短小
切線5′を施して置けば、貼着シートの使用に際して該
端縁を僅かに屈折すれば切線5′により遊離形成された
三角状のつまみ5″の遊離端が浮上り、該つまみ5″に
より保護膜5を簡便に剥離でき使用を便利にした。
本考案の貼着シートでは、該貼着シートを身体に貼着す
る際又は貼着後に金属箔1が身体の表面形状になじむよ
うに破断線1′で分断するから貼着シート全体を身体表
面に密着させることができ、金属箔1による保温作用を
充分に行わせることができる。また分断された金属箔1
は両面生地2、3と共に伸長するから関節部を患部とす
る場合、該関節部の屈伸動作に順応して離脱することな
く確実に患部に保持される。
(考案の効果) 本考案によるときは伸縮性生地間に介在貼合した金属箔
には所定の配置で破断線を形成したので、金属箔は、貼
着シートを身体に貼着する際又は貼着後に身体の表面形
状になじむように破断線で分断されるから貼着シート全
体を身体表面に密着させることができ、金属箔による保
温作用を充分に行え、又、分断された金属箔は両面生地
と共に伸長するから関節部を患部とする場合、該関節部
の屈伸動作に順応して離脱することなく確実に患部に保
持され、更に、貼着シートの接着面に施した保護膜は、
その端縁に施した斜めの切線により形成したつまみによ
って容易に剥離し得て取扱いを便利にした効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は一部を剥
離した状態の斜視図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図は破断線の形態例を示す平面図と断面図、第
4図は貼着シートの使用状態の斜視図、第5図は貼合シ
ートの裏面一部の平面図、第6図は同該一部の斜視図で
ある。 1…金属箔、1′…破断線 2、3…伸縮性生地、4…接着層、5…保護膜 5′…斜め切線、5″…剥離用つまみ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面の生地間に金属箔を介在貼合し、
    裏側の生地の外面に接着剤を塗布して接着層を形成して
    成る治療用貼着シートにおいて、表裏の生地を伸縮性の
    有る材料で形成すると共に、金属箔に該生地の伸長に伴
    って該金属箔が分断されるように破断線を形成し、更
    に、前記接着層の外面を剥離可能な保護膜で被覆したこ
    とを特徴とする治療用貼着シート。
  2. 【請求項2】保護膜を接着層と略合同の形状に形成し、
    該保護膜の端縁に、該端縁に対し斜めの短小切線を施し
    て剥離用つまみを形成して成る実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の治療用貼着シート。
JP1990103860U 1990-10-02 1990-10-02 治療用貼着シート Expired - Lifetime JPH072581Y2 (ja)

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JP1990103860U JPH072581Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 治療用貼着シート

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JP1990103860U JPH072581Y2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 治療用貼着シート

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JPH0460519U JPH0460519U (ja) 1992-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56170231U (ja) * 1980-05-20 1981-12-16
JPS6043327U (ja) * 1983-08-30 1985-03-27 ライオン株式会社 貼付剤
JPS61159329U (ja) * 1985-03-27 1986-10-02

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JPH0460519U (ja) 1992-05-25

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