JP2000024026A - かさかさ、ひび割れの治癒用パッド - Google Patents

かさかさ、ひび割れの治癒用パッド

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JP2000024026A
JP2000024026A JP10192998A JP19299898A JP2000024026A JP 2000024026 A JP2000024026 A JP 2000024026A JP 10192998 A JP10192998 A JP 10192998A JP 19299898 A JP19299898 A JP 19299898A JP 2000024026 A JP2000024026 A JP 2000024026A
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Japan
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sheet
adhesive
latex
pad
latex sheet
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JP10192998A
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English (en)
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Keisuke Tamai
敬祐 玉井
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TAMAI SHOTEN KK
Original Assignee
TAMAI SHOTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患部を確実に保湿し、短期間の使用で治癒効
果を得ることができる安価なかさかさ、ひび割れの治癒
用パッドを提供することである。 【解決手段】 非通気性のラテックスシート5の裏面
に、ラテックスシート5よりも一回り大きい粘着シート
4を貼付して、患部に当てるラテックスシート5の回り
に粘着部を設け、この粘着部を皮膚に粘着して患部を密
閉し、患部を確実に保湿できるようにしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、足の踵等に生じ
るかさかさやひび割れの治癒用パッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】皮膚
の表皮には角質化した表面層が形成され、皮膚を丈夫に
する役割を果たしており、足の踵や肘のように外圧が頻
繁に作用する部位には、他の部位よりも厚い角質化層が
形成されている。この角質化層は硬いため、角質化が進
展すると皮膚がかさかさになり、女性の場合はストッキ
ングが直ぐに傷む問題がある。さらに角質化が進むとひ
び割れを生ずる場合もある。
【0003】上述した角質化の進展によるかさかさやひ
び割れの治癒には、皮膚の表皮を乾燥させないことが効
果的であることが知られており、特にかさかさやひび割
れが生じやすい踵を対象として、実開昭64−1810
3号公報や特開平8−81802号公報等に、ひび割れ
等治癒用の靴下が開示されている。
【0004】前者は、靴下を二重構造として、この二重
構造の表地と裏地の間に患部を覆う可撓性の合成樹脂シ
ートを介装したものであり、後者は、靴下の内側面に患
部を覆う非透水性樹脂シートを接合したものである。こ
れらは靴下に患部を覆う樹脂シートを取り付け、患部の
乾燥を防止するものであるが、樹脂シートの回りの靴下
と皮膚は完全に密着しないため、皮膚の汗腺から出る水
分が樹脂シートの回りから逃げ、患部を十分に保湿でき
ない問題がある。
【0005】上述した靴下は通常の靴下よりも高価とな
り、靴下の履き替えのためにこれらの高価な靴下を多数
準備する必要がある。また、靴下の布地か樹脂シートの
いずれかが傷んだ場合は、高価な靴下全体が使用不能と
なる。さらに、靴下は頻繁に洗濯されるため、樹脂シー
トが剥がれて使用不能となる場合もある。
【0006】そこで、この発明の課題は、患部を確実に
保湿し、短期間の使用で治癒効果を得ることができる安
価なかさかさ、ひび割れの治癒用パッドを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のかさかさ、ひび割れの治癒用パッド
は、可撓性を有する非通気性シートの裏面に、片面に粘
着剤が塗布され、前記非通気性シートの外形寸法よりも
大きい可撓性の粘着シートを、前記非通気性シートの回
りに粘着部が設けられるように貼付し、前記非通気性シ
ートの表面側に、この非通気性シートと前記粘着部を覆
うカバーシートを貼付した構成を採用したのである。
【0008】すなわち、患部を覆う非通気性シートの回
りに粘着部を設け、この粘着部を皮膚に粘着させること
により、患部を密閉して確実に保湿するとともに、治癒
用パッドを安価な単体とし、使い捨てできるようにした
のである。
【0009】前記非通気性シートをラテックスシートと
することにより、非通気性シートに伸縮性を持たせるこ
とができ、激しい運動時にも治癒用パッドを皮膚に密着
追随させ、患部を保湿することができる。また、ラテッ
クスシートは弾力性があるため、皮膚に作用する外圧を
緩和し、角質化の進展を防止する効果も有する。
【0010】前記粘着シートにくびれ部を形成し、この
くびれ部の両側に幅広部を設けることにより、踵や肘等
の頂部に前記くびれ部を当て、その両側の幅広部を概ね
互いに直交するように頂部の両側の皮膚に粘着し、複雑
な曲面の患部を確実に密閉することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。
【0012】図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。
図1(a)、(b)は、かさかさ、ひび割れの治癒用パ
ッド1の平面図と断面図、図2は、その斜視図である。
このパッド1は足の踵用であり、不織布2の片面に粘着
剤3が塗布された粘着シート4にラテックスシート5が
貼付され、このラテックスシート5が貼付された側に、
粘着シート4と同寸法で2分割された紙製のカバーシー
ト6a、6bが貼付されている。
【0013】前記ラテックスシート5は、踵の両側と後
側の立ち上がり部も覆う大きさに形成され、中ほどがく
びれている。
【0014】前記粘着シート4は、ラテックスシート5
の回りに粘着部が設けられるように、ラテックスシート
5よりも一回り大きな寸法に形成され、ラテックスシー
ト5と同様にくびれ部7が形成され、その両側に幅広部
8、9が設けられている。
【0015】前記パッド1を使用する際は、カバーシー
ト6a、6bを剥ぎ取り、図3に示すように、踵10の
頂部に前記くびれ部7を当て、幅広部8を踵10の前面
側に、幅広部9を踵10の後面側に向けて貼り付ける。
このとき、幅広部8の両端は踵10の両側の立ち上がり
部に沿って縦向きに貼り付けられ、幅広部9の両端は踵
10の後側の立ち上がり部から前方に向かって横向きに
貼り付けられ、ラテックスシート5の回りを密閉するよ
うになっている。
【0016】図4および図5は、第2の実施形態を示
す。この治癒用パッド11は肘用であり、第1の実施形
態と同様に、不織布製の粘着シート12にラテックスシ
ート13が貼付され、表面に2分割された紙製のカバー
シート14a、14bが取り付けられている。
【0017】この実施形態では、粘着シート12のくび
れ部15を挟む一方の幅広部16が碗状に形成され、他
方の幅広部17は、第1の実施形態と同様に、矩形状に
形成されている。ラテックスシート13は、その回りに
粘着部が設けられるように、粘着シート12よりも一回
り小さな寸法に形成されている。このパッド11は、図
5に示すように、肘18の頂部に前記くびれ部15を当
て、幅広部16を手首側に、幅広部17を上腕側に向け
て貼り付けられる。
【0018】上述した各実施形態では、患部に当てる非
通気性シートにラテックス製のシートを用いたが、ビニ
ール等の合成樹脂製のシートを用いることもできる。ま
た、粘着シートについては可撓性を有するシートであれ
ばよく、特に肘用の場合は、不織布のように伸縮性のあ
るものが望ましい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明のかさかさ、ひ
び割れの治癒用パッドは、患部を覆う非通気性シートの
裏面に粘着シートを貼付し、非通気性シートの回りに粘
着部を設けて、この粘着部で患部を確実に密閉保湿する
ようにしたので、短期間の使用で治癒効果を得ることが
できる。また、治癒用パッドを安価な単体としたので、
使い捨てにすることができる。さらに、前記非通気性シ
ートをラテックスシートとすることにより、非通気性シ
ートに伸縮性を持たせ、激しい運動時にも治癒用パッド
を皮膚に密着追随させ、患部を保湿することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは第1の実施形態の治癒用パッドを示す平面
図、bはaのb−b線に沿った断面図
【図2】図1の外観斜視図
【図3】図1の治癒用パッドを踵に貼り付けた状態を示
す外観斜視図
【図4】第2の実施形態の治癒用パッドを示す平面図
【図5】図4の治癒用パッドを肘に貼り付けた状態を示
す外観斜視図
【符号の説明】
1 パッド 2 不織布 3 粘着剤 4 粘着シート 5 ラテックスシート 6a、6b カバーシート 7 くびれ部 8、9 幅広部 10 踵 11 パッド 12 粘着シート 13 ラテックスシート 14a、14b カバーシート 15 くびれ部 16、17 幅広部 18 肘

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する非通気性シートの裏面
    に、片面に粘着剤を塗布され、前記非通気性シートの外
    形寸法よりも大きい可撓性の粘着シートが、前記非通気
    性シートの回りに粘着部が設けられるように貼付され、
    前記非通気性シートの表面側に、この非通気性シートと
    前記粘着部を覆うカバーシートが貼付されたかさかさ、
    ひび割れの治癒用パッド。
  2. 【請求項2】 前記非通気性シートがラテックスシート
    である請求項1に記載のかさかさ、ひび割れの治癒用パ
    ッド。
  3. 【請求項3】 前記粘着シートにくびれ部が形成され、
    このくびれ部の両側に幅広部が設けられた請求項1また
    は2に記載のかさかさ、ひび割れの治癒用パッド。
JP10192998A 1998-07-08 1998-07-08 かさかさ、ひび割れの治癒用パッド Pending JP2000024026A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002039940A2 (en) * 2000-11-20 2002-05-23 Coloplast A/S A dressing
JP2004121411A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 皮膚貼付治療体
USD952163S1 (en) 2021-02-09 2022-05-17 Coloplast A/S Wound dressing
USD962449S1 (en) 2021-02-09 2022-08-30 Coloplast A/S Wound dressing

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