JPH0233770Y2 - - Google Patents

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JPH0233770Y2
JPH0233770Y2 JP1985012366U JP1236685U JPH0233770Y2 JP H0233770 Y2 JPH0233770 Y2 JP H0233770Y2 JP 1985012366 U JP1985012366 U JP 1985012366U JP 1236685 U JP1236685 U JP 1236685U JP H0233770 Y2 JPH0233770 Y2 JP H0233770Y2
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packaging bag
sheet
peeling
adhesive
release sheet
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は包装袋の開封や包装袋の剥ぎ取りを容
易にし、患部への適用を容易にした救急絆創膏に
関するものである。
「従来の技術」 従来の救急絆創膏には、例えば実公昭52−
18631号公報で開示されているように、パツドを
粘着した粘着シートの粘着面に両端より各別の剥
離シートを貼り、一方の剥離シートの先端を前記
パツドの上で折り返すとともに、この折返し端部
の上に他方の粘着シートの端部を重ねて剥離起点
としたものがある。
前記絆創膏は周縁部が接着された包装袋に封入
した状態で販売されるもので、使用する際は、包
装袋を破つて絆創膏を取り出し、前記のように相
互に重なり合つている各剥離シートの端部をつま
んで粘着シートから別々に剥離し、パツドを患部
に当てて粘着シートを皮膚に貼付する。
また、実開昭57−173717号公報には、救急絆創
膏を包装袋に封入するとともに、この包装袋には
前記救急絆創膏と重なる部分にミシン目による切
れ目を形成し、この切れ目の部分から簡単に開封
して絆創膏の取り出しを容易にしたものが開示さ
れている。
「考案が解決しようとする問題点」 前記した従来の救急絆創膏うち前者は、使用す
る際、包装袋をいずれかの端の接着部分から引き
裂く要領で破つて絆創膏を取り出さなねばならな
いが、包装袋の周縁部は接着によつて丈夫になつ
ているので引き裂きにくく不便であつた。
また、前記従来の救急絆創膏のうち後者は、包
装袋の絆創膏と重なる位置に切れ目が形成されて
いるので、包装袋の開封が容易であるという利点
はあるが、包装袋に内部の絆創膏と重なる切れ目
を形成しただけでは、当該絆創膏の剥離シートに
前記のような剥離起点が設けられている場合で
も、包装袋を開封した後剥離シートの剥離起点を
探さなければならないので不便である。
本考案の目的は、剥離シートに前記のような剥
離起点が形成されている救急絆創膏において、前
述のような欠点を解消し、包装袋の開封が容易で
あり、しかも、通常最初に剥離する側の剥離シー
トを粘着シートから剥離すると同時に包装袋が破
れるようにすることによつて、使用し易い救急絆
創膏を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案に係る救急絆創膏は、前述の目的を達成
するため、パツドを粘着した粘着シートの粘着面
に、複数の剥離シートを一定方向に並べて隣接の
もの相互の端部が重なり合う状態に被着し、この
重なり合う部分において一方の剥離シートの端部
を折り返すとともにこの折返し端部の上に他方の
剥離シートの端部を重ねて剥離起点とし、前記粘
着シートを包装袋に封入した救急絆創膏におい
て、前記包装袋には、前記剥離起点で上に重なる
剥離シートの当該剥離起点側の端部と交差する状
態の断続し又は連続する切れ目を形成したもので
ある。
「作用」 本考案に係る救急絆創膏において、包装袋に形
成されている切れ目は、剥離シートのうち剥離起
点で上位にある剥離シート(粘着シートから剥離
する場合に通常最初に剥離する側の剥離シート)
と交差する状態であり、かつ、前記剥離起点とほ
ぼ対応しているから、剥離起点において上位にあ
る剥離シートを内包している包装袋の部分を一方
の手でつまみ、包装袋の他方の部分の端部を他方
の手でつまんで引つ張ると、前記切れ目から包装
袋の前記他方の部分が切り離されて包装袋が容易
に開封され、同時に、剥離起点において上位に重
なつている剥離シートの端部が当該開封位置に露
出する。
この剥離起点において下位にある剥離シートで
被覆されている粘着シートの部分を一方の手でつ
まみ、上位にある剥離シートの前記端部を他方の
手でつまんで当該剥離シートを粘着シートから剥
離すると、この剥離によつて、粘着シートの粘着
面の一部が露出すると同時に開封された包装袋の
接着部が剥がれて粘着シートから離脱する。
この状態で粘着シートの粘着面にあるパツドを
露出させ(前記剥離起点で上位にある剥離シート
の剥離により同時にパツドが露出する場合はその
ままの状態で)、粘着シートの粘着面の露出して
いる部分を患部近傍の皮膚に貼付するとともにパ
ツドを患部に当て、他方の剥離シートを粘着シー
トから剥離し、この剥離によつて露出した粘着シ
ートの粘着面を皮膚に貼付する要領で患部に適用
する。
また、剥離起点において、上位に重なつている
剥離シートと交叉するように包装袋に連続する切
れ目を形成した場合には、包装袋に封入されたま
まの絆創膏を、前記剥離起点の部分を中心として
当該剥離起点が形成されている側の反対側に折り
曲げると、剥離起点で上位にある剥離シートの端
部が前記切れ目から露出し、この剥離シートを粘
着シートから剥離することによつて包装袋の接着
部が剥がれ、同時に粘着シートの粘着面の一部が
露出する。
その後、前述の場合とほぼ同じ要領で患部に適
用すると、最後に残つた剥離シートを粘着シート
から剥離したとき包装袋は完全に粘着シートから
離脱する。
「実施例」 第1図〜第4図に本考案に係る救急絆創膏の第
一実施例を示す。
薬剤を含浸させたパツド2を粘着した柔軟な粘
着シート1の粘着面には、隣接のもの相互の端部
が重なり合うように複数の剥離シート3,4が長
さ方向に並べて被着され、これ等の剥離シート
3,4の重なり合う部分では、一方の剥離シート
4の端部が上方へ折り返され、この折返し端部4
1の上に他方の剥離シート3の端部31が重ねら
れて剥離起点aを形成している。
この実施例における剥離起点aは、パツド2か
ら外れた位置に形成されている。
包装袋5は、絆創膏をサンドイツチ状に挟んだ
同形状で同じ大きさの上下の紙51,52の周縁
部を封着したもので、包装袋5を構成する上下の
紙51,52には、前記剥離起点aとほぼ対応す
る位置において、上位に重なる剥離シート3と交
差する状態にミシン目状の断続する切れ目6が形
成されている。
この切れ目6は、上下の紙51,52の周縁部
を封着する前に形成される。
この実施例の救急絆創膏は以下の要領で使用す
ることができる。
包装袋5の前記剥離シート3を内包しているA
部分を一方の手、例えば左手でつまみ、包装袋5
の前記剥離シート4を内包しているB部分の端部
を右手でつまんで側方へ引つ張ると、第3図のよ
うに包装袋5のB部分がA部分から切り離されて
開封され、同時に剥離起点aにおける剥離シート
3の端部31が当該開封部分から露出する。
この状態で粘着シート1の剥離シート4で被覆
されている部分を右手でつまみ、剥離シート3の
端部31を左手でつまんで当該剥離シート3を第
4図のように粘着シート1から剥離すると、包装
袋5のA部分の紙51,52はその封着部が同時
に剥がされて絆創膏から離脱し、同時にパツド2
が露出する。
ついで、粘着シート1の露出した粘着面を患部
近傍の皮膚に貼付するとともにパツド2を患部に
当て、剥離シート4を折返し端部41より粘着シ
ート1から剥離させながら、粘着シート1の当該
部分を皮膚に貼付する。
この実施例の絆創膏は、包装袋5の開封が極め
て容易であるばかりでなく、包装紙5の開封と同
時に剥離起点aにおける剥離シート3の端部31
が当該開封部に露出するので、開封後前記剥離起
点aを探す必要がなく、直ちに剥離シート3を粘
着シート1から剥離することができる。
また、剥離シート3を剥離すると残つた包装袋
5のA部分が剥がされて絆創膏から離脱し、同時
にパツド2が露出するので非常に使用し易い。
さらに、急を要するとき剥離起点aで上位にあ
る剥離シート3を剥離すると同時に包装紙51,
52を一気に引き剥がしても、粘着シート1の右
側端部は、他の粘着シート4とともに右手に保持
されているので、絆創膏を取り落して粘着面やパ
ツド2等を汚すようなことがほとんどなく、極め
て衛生的に使用できる。
前記実施例においては、剥離起点aをパツド2
から外れた位置に形成したが、この剥離起点aは
パツド2の上に重なる状態に形成しても実施する
ことができる。この場合は、剥離シート3を剥離
した後、他の剥離シート4の折返し端部41をつ
まんで当該剥離シート4の一部をパツド2が完全
に露出するまで粘着シート1から一部剥離し、そ
の後前述と同様な要領で患部へ適用すればよい。
第5図〜第7図は他の実施例を示すものであつ
て、包装袋5には、剥離シート3,4の剥離起点
aとほぼ対応する位置に剥離シート3と交叉した
連続する切れ目6を形成しており、他の部分は前
記実施例のものと同様に構成している。この実施
例では、前記切れれ目6は包装袋5の剥離シート
3,4に面する側、すなわち、第6図において上
側の紙51にのみ形成すれば十分である。
この実施例の救急絆創膏を使用する場合には、
第7図のように、絆創膏を内包する包装袋5を切
れ目6の部分を中心として反対側へ折り曲げるこ
とにより、切れ目6を開いて当該包装袋5を開封
する。
この開封と同時に切れ目6から剥離起点aにお
ける剥離シート3の端部31が露出するので、同
図における切れ目6の部分から右側を例えば右手
でつまみ、剥離シート3の端部31を左手でつま
んで剥離シート3を粘着シート1から剥離する。
この剥離により、包装袋5の剥離シート3を内
包していた部分が同時に破れて粘着シート1の粘
着面の一部とパツド2が露出するので、前記剥離
によつて露出した粘着シート1の粘着面を患部近
傍の皮膚に貼付してパツド2を患部に当て、次い
で、剥離シート4を粘着シート1から剥離しなが
ら粘着シート1の当該部分を皮膚に粘着すると、
同時に包装袋5が絆創膏から離脱する。
この実施例の救急絆創膏の他の作用は、第1図
〜第4図の実施例のものと同様であるのでその説
明は省略する。
本考案に係る救急絆創膏においては、パツド2
が粘着シート1の中央部分にある場合のみでな
く、いずれかの側に偏つた位置にある場合でも実
施することができる。
例えば救急絆創膏のサイズが大きく、剥離起点
aが複数設けられている場合には、いずれか一つ
の剥離起点と対応する部分において、包装袋5へ
当該剥離起点で上位にある剥離シートと交差する
状態に前記のような切れ目を形成してもよく、各
剥離起点において上位にあるそれぞれの剥離シー
トと交差するように切れ目を形成しても実施する
ことができるものである。
「考案の効果」 本考案に係る救急絆創膏は、包装袋の開封が極
めて容易であるばかりでなく、包装紙の開封と同
時に剥離起点における上位の剥離シートの端部が
当該開封部に露出するので、開封後前記剥離起点
を探すことなく直ちに前記上位の剥離シートを粘
着シートから剥離することができる。
また、上位の剥離シートを剥離すると包装袋が
同時に剥がされるので非常に使用し易い。
さらに、前記上位の剥離シートを剥離して開封
後の包装袋を一気に引き剥がしても、絆創膏を取
り落すことがほとんどないので、パツドや粘着面
を汚さないで衛生的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る救急絆創膏の一例を示す
断面図、第2図はその平面図、第3図はその包装
袋の開封状態を示す断面図、第4図は剥離シート
を途中まで剥離した状態の斜視図、第5図は他の
実施例の救急絆創膏を示す平面図、第6図はその
断面図、第7図はその包装袋の開封状態を示す斜
視図である。 図中主要符号の説明、1は粘着シート、2はパ
ツド、3,4は剥離シート、31は剥離シート3
の端部、41は剥離シートの折返し端部、5は包
装袋、6は切れ目、aは剥離シートの剥離起点を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パツドを粘着した粘着シートの粘着面に、複数
    の剥離シートを一定方向に並べて隣接のもの相互
    の端部が重なり合う状態に被着し、この重なり合
    う部分において一方の剥離シートの端部を折り返
    すとともにこの折返し端部の上に他方の剥離シー
    トの端部を重ねて剥離起点とし、前記粘着シート
    を包装袋に封入した救急絆創膏において、前記包
    装袋には、前記剥離起点で上に重なる剥離シート
    の当該剥離起点側の端部と交差する状態の断続し
    又は連続する切れ目を形成したことを特徴とする
    救急絆創膏。
JP1985012366U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0233770Y2 (ja)

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JP1985012366U JPH0233770Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61127726U JPS61127726U (ja) 1986-08-11
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218631U (ja) * 1975-07-26 1977-02-09
JPS5949762A (ja) * 1982-08-11 1984-03-22 ジヨンソン・アンド・ジヨンソン・プロダクツ・インコ−ポレイテツド 包装された感圧接着性包帯

Family Cites Families (1)

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JPS57173717U (ja) * 1981-04-25 1982-11-02

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JPS61127726U (ja) 1986-08-11

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