JPH1119110A - コンドーム - Google Patents

コンドーム

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JPH1119110A
JPH1119110A JP9195133A JP19513397A JPH1119110A JP H1119110 A JPH1119110 A JP H1119110A JP 9195133 A JP9195133 A JP 9195133A JP 19513397 A JP19513397 A JP 19513397A JP H1119110 A JPH1119110 A JP H1119110A
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JP
Japan
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bag
flexible tape
knob
package
base
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JP9195133A
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Yukihiro Mitsuoka
幸浩 三ツ岡
Masahiro Katayama
正浩 片山
Yutaka Kamiya
豊 神谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】袋体を、中央に抜き穴を有する摘まみ部に取り
付けたテープと共巻することにより、誤装着を無くし、
装着を容易とするとともに、手を触れずに装着すること
ができるようにして衛生的で、しかも爪先による袋体の
損傷をなくすことを目的とする。 【構成】基部を開口させたラテックスゴム製袋体と、中
央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対称位置から
放射方向に伸びる可撓性テープを有する摘まみ部とから
なり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させるとと
もに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体側面に
沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性テープとと
もに外側に、基部より先端部にかけて巻き上げて略平坦
に形成してなる。 これにより取り扱い性に優れ、とく
に衛生的でしかも破損の虞れのほとんどないコンドーム
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取り扱い性に優れ、と
くに衛生的でしかも破損の虞れのほとんどないコンドー
ムに関し、表裏の確認が容易で装着ミスがなく、安全で
しかも高級感のあるコンドームを提供することを目的と
する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に使用されている既知のコン
ドームは、有色または無色の透明なラテックスにより袋
状に形成して、さらにこれをその先端精液溜部方向に向
けて平担状に巻きあげた状態にて製品として取引され、
かつ使用時に備えられる。 また装着の容易性を向上さ
せるために、中央に交差方向のスリットを形成し、該ス
リットに精液溜り部分を挟むとともに、該スリットの両
側に引手片を形成したテープのシート状巻き込み片をコ
ンドーム本体とともに巻き込むことにより、装着時に裏
面を装着対象部にあてがうとともに、外部に露呈した引
手片を引くことにより、シート状巻き込み片が基部に至
るまで巻き戻されながら簡単に装着することができるよ
うにしたコンドームも知られている(実公昭58−23
41号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た実公昭58−2341号公報にあらわされているコン
ドームにあっては、装着に際して裏面側を装着対象先端
にあてがった状態にて引手片を引いてテープを左右に分
割させてから装着対象部に装着するものであるために、
スリットの長さやテープの強度如何にもよるが、テープ
の分割に要する適度の強度を設定するのがきわめて難し
く、そのためにコンドームが装着対象部から外れたり、
また場合によっては不特定方向の圧力により薄いコンド
ームの先端部に亀裂を生じたりすることがあり、しかも
手の平によりコンドーム先端部を抑えながら装着するこ
とになるために、細菌が付着しやすく非衛生的であり、
また爪先によりコンドームを破損することが多い等の問
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明にあって
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、と
くに衛生的であり、装着容易で装着ミスがなく、破損の
おそれも全くない理想的なコンドームを開発したもので
あって、具体的には基部を開口させたラテックスゴム製
袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対
称位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有する摘ま
み部とからなり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置
させるとともに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて
袋体側面に沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性
テープとともに外側に、基部より先端部にかけて巻き上
げて略平坦に形成してなることを特徴としたコンドーム
に関する。
【0005】また本発明は、基部を開口させたラテック
スゴム製袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴
の両側対称位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有
し、しかも各可撓性テープとの間には易破性のラインが
施された摘まみ部とからなり、摘まみ部の抜き穴を袋体
先端部に位置させるとともに、可撓性テープを袋体基部
方向に向けて袋体側面に沿わせ、袋体を、その側面に沿
わせた可撓性テープとともに外側に、基部より先端部に
かけて巻き上げて略平坦に形成してなることを特徴とし
たコンドームにも関する。
【0006】また本発明は、基部を開口させたラテック
スゴム製袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴
の両側対称位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有
し、しかも各可撓性テープとの間には易破性のラインが
施された摘まみ部と、袋体および摘まみ部を被覆すると
ころの、両側面に易破性の開口窓を有するパッケージと
からなり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させる
とともに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体側
面に沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性テープ
とともに外側に、基部より先端部にかけて巻き上げて略
平坦に形成し、前記摘まみ部の各可撓性テープ取り付け
部に近い部分をパッケージ開口窓の開口縁部に接着させ
てなることを特徴としたコンドームにも関する。
【0007】さらに本発明は、パッケージの両側に形成
した開口窓の開口縁部に、接着した摘まみ部の各可撓性
テープ取り付け部間に形成された易破性のラインに合わ
せて、易破性のラインを形成するようにしたコンドーム
にも関する。
【0008】さらに本発明は、パッケージの両側に形成
された開口窓の開口縁部の一部に、接着した摘まみ部の
各可撓性テープ取り付け部間に形成された易破性のライ
ンに合わせて、開口角150度以下の角部を形成するよ
うにしたコンドームにも関する。 さらに本発明は、前
記した摘まみ部表面、またはパッケージの片面に蛍光塗
料を施すようにしたコンドームにも関する。
【0009】上記した構成において、基部を開口させた
ラテックスゴム製袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも
該抜き穴の両側対称位置から放射方向に伸びる可撓性テ
ープを有する摘まみ部とからなり、摘まみ部の抜き穴を
袋体先端部に位置させるとともに、可撓性テープを袋体
基部方向に向けて袋体側面に沿わせ、袋体を、その側面
に沿わせた可撓性テープとともに外側に、基部より先端
部にかけて巻き上げて略平坦に形成してなるものである
場合においては、摘まみ部中央裏側を蔭茎亀頭部先端に
あてたまま、摘まみ部の縁部を摘んで中央抜き穴内に亀
頭部を挿入し、かつ根元方向に向けて押し下げると、巻
き込んだ可撓性テープによりコンドームが順次巻き戻さ
れて蔭茎部全体を被覆する。 同時に可撓性テープの自
由端が完全に放出されたところで、摘まみ部を蔭茎部か
ら逆方向に抜き去ることにより装着が完了する。
【0010】またこの場合において、摘まみ部の各可撓
性テープとの間に易破性のラインが施されている場合に
は、蔭茎部全体を被覆した後、摘まみ部を左右に引っ張
ることにより上記した易破性のラインにより摘まみ部が
二分されて、より一層簡単に取り除くことができる。
【0011】さらに、基部を開口させたラテックスゴム
製袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側
対称位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有し、し
かも各可撓性テープとの間には易破性のラインが施され
た摘まみ部と、袋体および摘まみ部を被覆するところ
の、両側面に易破性の開口窓を有するパッケージとから
なり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させるとと
もに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体側面に
沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性テープとと
もに外側に、基部より先端部にかけて巻き上げて略平坦
に形成し、前記摘まみ部の各可撓性テープ取り付け部に
近い部分をパッケージ開口窓の開口縁部に接着させてな
るものである場合には、つぎのように作用する。
【0012】すなわち、パッケージの両面易破性の開口
窓を開口させるとともに、表裏を確認したうえでパッケ
ージの端部を摘まみ、裏面中央部を蔭茎亀頭部先端にあ
てたまま、パッケージ開口部およびこれに接着されてい
る摘まみ部の中央抜き穴内に蔭茎亀頭部を挿入し、かつ
蔭茎の根元方向に向けて押し下げると、巻き込んだ可撓
性テープによりコンドームが順次巻き戻されて蔭茎部全
体を被覆する。 同時に可撓性テープの自由端が完全に
放出されたところで、パッケージおよびこれに接着され
ている摘まみ部を蔭茎部から抜き去り、あるいはパッケ
ージの両端を互いに反対方向に引っ張ることにより、易
破性のラインにそってパッケージおよび摘まみ部が分離
されて装着が完了する。 また摘まみ部またはパッケー
ジに蛍光塗料が施してある場合においては、暗がりでの
パッケージの表裏確認を容易にする。
【0013】
【実施例】以下において本発明の具体的な内容を図の実
施例をもとに説明すると、図1〜図3には本発明の第1
実施例に係るコンドームCがあらわされている。 つま
り図中において1はコンドームCを構成するためのラテ
ックスゴム製の袋体、2は該袋体1を担う摘まみ部をあ
らわし、袋体1を、その側面に沿わせた摘まみ部2の可
撓性テープ5とともに外側に、袋体1の基部より先端部
にかけて巻き上げて略平坦に形成してなるものである。
すなわち袋体1は、基部1aを開口させるとともに、
先端に精液溜部1bを有し、また摘まみ部2は図1に平
面図にてあらわしたように、紙あるいはビニール又はポ
リエチレン等の柔軟で可撓性のある材質からなり、中央
に抜き穴3を有し、しかも該抜き穴3の外側対称位置に
は、放射方向に伸びる可撓性テープ5.5を有し、しか
も各可撓性テープ5.5の取り付け部間には易破性のラ
イン(ミシン目)4.4が施されている。
【0014】上記した易破性のライン4.4は、例えば
ミシン線を入れ、または上下方向から一定の加圧力を施
す等の手段により、線状の薄肉部を形成し、あるいはそ
の変形例として図2に平面にてあらわしたように、摘ま
み部2の外周側からのV字状等の切り込み4a・4a
と、摘まみ部2の中央の抜き穴3の内周側からの、同じ
くV字状の切り込み4b・4bとにより、あるいは内周
側あるいは外周側のいずれか一方のみからの切り込みを
入れる(図示省略)ことにより、要するに摘まみ部2の
両端部を互いに引っ張ることにより比較的容易に摘まみ
部2が二分される程度のものであれば如何なるものでも
よい。
【0015】またこの場合において摘まみ部2は、比較
的厚手の上質紙等を用いるとともに、該摘まみ部2の抜
き穴3の外側対称位置にビニールあるいはポリエチレン
等の可撓性テープ5.5の一端を接着させて構成するよ
うにしてもよい。 なお図1および図2において、2a
は可撓性テープ5.5の取り付け部分を抜き穴3寄りに
するための切り欠き部をあらわす。 しかるに上記した
摘まみ部2の抜き穴3を前記袋体1の先端部に位置させ
るとともに、前記袋体1の基部1a方向に向けて袋体1
の側面に可撓性テープ5.5を沿わせ〔図3(A)参
照〕、さらに袋体1を、図3(B)にあらわしたよう
に、その側面に沿わせた可撓性テープ5.5とともに外
側に、基部1aより先端部にかけて巻き上げて略平坦化
させて本考案にかかる略平坦なコンドームCを形成する
〔図3(C)参照〕。 なお上記した摘まみ部2の表面
に蛍光塗料(図示省略)を施すようにすると、暗がりで
の使用に際して、コンドームCの表裏を明確に視認でき
るので一層有効である。
【0016】また図4〜図8には本発明の第2実施例が
あらわされている。 すなわち第2実施例のコンドーム
Cは、ラテックスゴム製の袋体1と、摘まみ部2と、こ
れらを収容するパッケージ6とからなり、袋体1および
摘まみ部2の構成については前記した第1実施例のもの
と同様であるが、パッケージ6は上下2枚のポリエチレ
ンシート、あるいは下面側をアルミニウム箔、上側をポ
リエチレンシートにより構成する等により周囲を密封し
た袋状に形成され、しかも両側面には接着した摘まみ部
の各可撓性テープ取り付け部間に形成された易破性のラ
イン4に合わせて、易破性の開口窓7(下側の開口窓7
については図示省略)が形成される。
【0017】この易破性の開口窓7は、例えばミシン目
により、あるいは線状の薄肉部を施すことにより、パッ
ケージ6の一部を側面外方に向けて引っ張ることによ
り、容易に開口窓7が開口される構造とし、あるいは図
5にもあらわしたように、例えば開口窓7の予定部を囲
むようにミシン目を入れ、あるいは線状の薄肉部を施
し、さらに該開口窓7の予定部の上面に、これよりも広
い面積であって、一端に舌片8aを有する剥離シート
8.8を貼着させ、舌片8aを起点に剥離シート8.8
を剥離させることにより、開口窓7の予定部を囲むライ
ン内の壁面が上記剥離シート8.8により除去されて目
的とする開口窓7が開口される構造としてもよい。 ま
たこの場合において、パッケージ6には摘まみ部2に形
成した易破性のライン4に合わせて、その一部に外側お
よび/または開口窓7の内側から直線状の切り込みを入
れ、あるいは図5にあらわしたように摘まみ部2の易破
性のライン4に合わせて開口角150度以下の角部9.
9を形成するようにしてもよい。
【0018】前記した第1実施例のものと同様の構成か
らなる袋体1と摘まみ部2とにより、摘まみ部2の抜き
穴3を袋体1の先端部に位置させるとともに、前記袋体
1の基部1a方向に向けて袋体1の側面に可撓性テープ
5.5を沿わせ、さらに袋体1を、その側面に沿わせた
可撓性テープ5.5とともに外側に、基部1aより先端
部にかけて巻き上げて略平坦な外観形状とするととも
に、前記摘まみ部2の各可撓性テープ5.5の取り付け
部に近い部分をパッケージ6の開口窓7の開口縁部に接
着させて袋体1付きの摘まみ部2を包み込んだ後、パッ
ケージ6の周端縁部を相互に重ねてヒートシール等の接
着手段により気密にパッケージングしてある(図4参
照)。 なお上記した第2実施例のコンドームCの構成
においても、パッケージ6の表面または裏面に蛍光塗料
(図示省略)を施すようにすると、暗がりでの使用に際
して、コンドームCの表裏を明確に視認できるので一層
有効である。
【0019】上記した第2実施例の構成において、使用
に際してはパッケージ6の表裏面両側の剥離シート8.
8を舌片8aを摘まんでパッケージ6から引き剥がし
(図5参照)、開口窓7を開口させると共に内部の摘ま
み部2を片面(上面)側に、また袋体1の内面側を他面
(下面)側にそれぞれ露出させ、パッケージ6の他面
(下面)側に露出する袋体1の内面を、蔭茎Pの先端に
位置合わせ(図6参照)した後、パッケージ6の端部を
持って蔭茎Pの長さ方向に沿わせて開口窓7を引き通し
(図7参照)、巻き上げられている袋体1を蔭茎Pの根
元にかけて巻き戻しつつ被覆させる。
【0020】袋体1が完全に巻き戻されて蔭茎Pに装着
されると可撓性テープ5.5が完全に解放され、さらに
パッケージ6の両端部を互いに外方に向けて強く引くこ
とによって易破性のライン4.4あるいは角部9.9に
より二分され(図8参照)、これによって袋体1以外の
可撓性テープ5.5付き摘まみ部6部分のすべてを取り
去ることができる。 なおこの場合上記易破性のライン
4.4あるいは角部9.9が設けられ、あるいは設けら
れていない場合のいずれにおいても、パッケージ6の開
口窓7を蔭茎Pに沿って逆方向に抜き去ることによって
も取り外すことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記したように、基部を開口さ
せたラテックスゴム製袋体と、中央に抜き穴を有し、し
かも該抜き穴の両側対称位置から放射方向に伸びる可撓
性テープを有する摘まみ部とからなり、摘まみ部の抜き
穴を袋体先端部に位置させるとともに、可撓性テープを
袋体基部方向に向けて袋体側面に沿わせ、袋体を、その
側面に沿わせた可撓性テープとともに外側に、基部より
先端部にかけて巻き上げて略平坦に形成してなるもので
あるために、装着に際してコンドームを表裏間違えるこ
ともなく、またコンドームが蔭茎先端から外れたり、爪
先により傷つけたりすることにより、あるいは不特定方
向の圧力により薄いコンドームの先端部に亀裂を生じた
りすることがなくスムースに装着することができる。
【0022】また基部を開口させたラテックスゴム製袋
体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対称
位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有し、しかも
各可撓性テープとの間には易破性のラインが施された摘
まみ部とからなり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位
置させるとともに、可撓性テープを袋体基部方向に向け
て袋体側面に沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓
性テープとともに外側に、基部より先端部にかけて巻き
上げて略平坦に形成してなる場合においては、装着後に
摘まみ部を左右互いに反対方向に引っ張ることにより、
装着後いちいち摘まみ部を蔭茎から逆方向に引き抜くこ
となしに左右に分離させて容易に取り除くことができ、
しかもせっかく装着した袋体を損傷することがない。
【0023】さらに、基部を開口させたラテックスゴム
製袋体と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側
対称位置から放射方向に伸びる可撓性テープを有し、し
かも各可撓性テープとの間には易破性のラインが施され
た摘まみ部と、袋体および摘まみ部を被覆するところ
の、両側面に易破性の開口窓を有するパッケージとから
なり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させるとと
もに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体側面に
沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性テープとと
もに外側に、基部より先端部にかけて巻き上げて略平坦
に形成し、前記摘まみ部の各可撓性テープ取り付け部に
近い部分をパッケージ開口窓の開口縁部に接着させてな
るものである場合には、上記したように装着に際して表
裏を間違えたり、コンドームが蔭茎先端から外れ、また
爪先により傷つけ、あるいは不特定方向の圧力により薄
いコンドームの先端部に亀裂を生じたりすることがなく
スムースに装着することができるのみならず、装着時に
パッケージ入りのままで、しかもパッケージ両端を持
ち、袋体に手を触れることなく装着することができ、き
わめて衛生的である。
【0024】さらに摘まみ部の抜き穴、あるいは摘まみ
部の抜き穴とパッケージの開口窓とが、摘まみ部に取り
付けた各可撓性テープ取り付け部間に対応させて易破性
のラインを施してある場合には、蔭茎部に袋体を被覆さ
せた後、摘まみ部またはパッケージおよびこれに接着さ
れている摘まみ部を蔭茎部から抜き去るほか、パッケー
ジの両端を互いに反対方向に引っ張ることにより、易破
性のラインにそって摘まみ部またはパッケージおよび摘
まみ部を左右に分離させて簡単に取り除くことが可能に
なり、せっかく装着した袋体を損傷することがなくな
る。 さらにパッケージの両側に形成された開口窓の開
口縁部の一部に、接着した摘まみ部の各可撓性テープ取
り付け部間に形成された易破性のラインに合わせて、開
口角150度以下の角部を形成した場合には、上記した
易破性のラインを形成する場合に比して低コストにて製
造することが可能となる。 さらに摘まみ部またはパッ
ケージに蛍光塗料が施してある場合においては、暗がり
でのパッケージの表裏確認を容易にする等、種々の有益
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いられる摘まみ部の展開図、
【図2】摘まみ部の別の構成例をあらわした展開図、
【図3】第1実施例のコンドームにおける、摘まみ部と
袋体との巻き込み状態をあらわした斜視図、
【図4】本発明の第2実施例であるパッケージ付きコン
ドームの斜視図、
【図5】第2実施例のコンドームにおけるパッケージ表
裏面の剥離シートを剥離した状態をあらわした斜視図、
【図6】第2実施例のコンドームの使用開始時の状態を
あらわした斜視図。
【図7】第2実施例のコンドームを蔭茎部に装着中の状
態をあらわした斜視図。
【図8】第2実施例のコンドームの装着完了時の状態を
あらわした斜視図。
【符号の説明】
1 袋体 1a 基部 1b 精液溜部 2 摘まみ部 2a 切り欠き部 3 抜き穴 4 易破性のライン 4a 切り込み 5 可撓性テープ 6 パッケージ 7 開口窓 8 舌片 C コンドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 正浩 愛知県半田市住吉町8−58 (72)発明者 神谷 豊 愛知県刈谷市泉田町半崎170

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部を開口させたラテックスゴム製袋体
    と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対称位
    置から放射方向に伸びる可撓性テープを有する摘まみ部
    とからなり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させ
    るとともに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体
    側面に沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性テー
    プとともに外側に、基部より先端部にかけて巻き上げて
    略平坦に形成してなることを特徴としたコンドーム。
  2. 【請求項2】基部を開口させたラテックスゴム製袋体
    と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対称位
    置から放射方向に伸びる可撓性テープを有し、しかも各
    可撓性テープとの間には易破性のラインが施された摘ま
    み部とからなり、摘まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置
    させるとともに、可撓性テープを袋体基部方向に向けて
    袋体側面に沿わせ、袋体を、その側面に沿わせた可撓性
    テープとともに外側に、基部より先端部にかけて巻き上
    げて略平坦に形成してなることを特徴としたコンドー
    ム。
  3. 【請求項3】摘まみ部の表面に蛍光塗料を施してなると
    ころの請求項1又は請求項2に記載のコンドーム。
  4. 【請求項4】基部を開口させたラテックスゴム製袋体
    と、中央に抜き穴を有し、しかも該抜き穴の両側対称位
    置から放射方向に伸びる可撓性テープを有し、しかも各
    可撓性テープとの間には易破性のラインが施された摘ま
    み部と、袋体および摘まみ部を被覆するところの、両側
    面に易破性の開口窓を有するパッケージとからなり、摘
    まみ部の抜き穴を袋体先端部に位置させるとともに、可
    撓性テープを袋体基部方向に向けて袋体側面に沿わせ、
    袋体を、その側面に沿わせた可撓性テープとともに外側
    に、基部より先端部にかけて巻き上げて略平坦に形成
    し、前記摘まみ部の各可撓性テープ取り付け部に近い部
    分をパッケージ開口窓の開口縁部に接着させてなること
    を特徴としたコンドーム。
  5. 【請求項5】パッケージの両側に形成された開口窓の開
    口縁部には、接着した摘まみ部の各可撓性テープ取り付
    け部間に形成された易破性のラインに合わせて、易破性
    のラインが形成されているところの請求項4に記載のコ
    ンドーム。
  6. 【請求項6】パッケージの両側に形成された開口窓の開
    口縁部の一部には、接着した摘まみ部の各可撓性テープ
    取り付け部間に形成された易破性のラインに合わせて、
    開口角150度以下の角部が形成されているところの請
    求項4に記載のコンドーム。
  7. 【請求項7】パッケージの片面に蛍光塗料を施してなる
    ところの請求項4〜6に記載のコンドーム。
JP9195133A 1997-07-04 1997-07-04 コンドーム Pending JPH1119110A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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