JPS6314825Y2 - - Google Patents

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JPS6314825Y2
JPS6314825Y2 JP1983128435U JP12843583U JPS6314825Y2 JP S6314825 Y2 JPS6314825 Y2 JP S6314825Y2 JP 1983128435 U JP1983128435 U JP 1983128435U JP 12843583 U JP12843583 U JP 12843583U JP S6314825 Y2 JPS6314825 Y2 JP S6314825Y2
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JP
Japan
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release paper
adhesive
film
slit
product
Prior art date
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Application number
JP1983128435U
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English (en)
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JPS6037312U (ja
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Publication date
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Priority to JP12843583U priority Critical patent/JPS6037312U/ja
Publication of JPS6037312U publication Critical patent/JPS6037312U/ja
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Publication of JPS6314825Y2 publication Critical patent/JPS6314825Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人又は動物の皮膚に貼付し、貼付部分
を無菌状態に保つ為のドレープに関するものであ
り、詳しくはフイルム5の少くとも片面の全範囲
に粘着剤4を塗布したもので、製品を使用する際
取扱いのきわめて容易なものである。
従来この種の医療用ドレープは、使用時に取扱
い易くするためのつかみ部分としてフイルム5の
両端部分に粘着剤4を塗布していない部分又は粘
着剤4が機能しない部分を設けているため、製品
を平面的に横方向へ貼り足していく場合は粘着剤
4を塗布していない部分又は粘着剤4が機能して
いない部分を切断してから貼り足す手間が必要で
あつた。更にフイルム5に粘着剤4を塗布してい
ない部分又は粘着剤4が機能していない部分があ
るため、フイルム5の面積に対し、製品としての
有効面積が小さくなり、資材のロスが出るという
欠点があつた。
また、粘着剤4の塗布面は通常、離型紙1で覆
われているが、使用時離型紙1を剥がす際に、離
型紙1の端部は剥がし難くく、さらにはその端部
を手でつかむため粘着剤4面の比較的中央の部分
にも手が触れて、その無菌性が損なわれ易いと言
う問題があつた。
本考案は、このような問題点を解消することを
目的としたものであるが、以下に、従来製品と比
較しながら、図面に基づいて本考案の一例につき
説明する。
第1図は従来からある製品の概要図であり、第
2図は本考案のドレープの概要図である。第1図
及び第2図ともAは、製品の平面を表わす図、B
及びCは図Aをイの方向から見た図である。本考
案にかかわる医療用ドレープは製品使用時の操作
の必要性から製品の少くとも1箇所はつかむ部分
を設けることが必要であり、第1図BとCはつか
む部分の構造の違いを示している。即ち、第1図
Bは6の部分に粘着剤4を塗布していないもので
あり、第1図Cはリードテープ7を粘着剤4の上
に貼りつけたものである。第2図では9の部分が
それに当る。
本考案は第2図Bで明らかな様に、離型紙1を
剥して製品を患部に貼付後、離型紙1′を剥し患
部に貼ることができる。
即ち製品を平面的に横方向に貼り足す場合、フ
イルム5の4方向どちらへも自由に貼り足すこと
が可能である。又従来のものに比べ同一貼付必要
面積に対し少い資材ですませることが可能であ
る。
第2図において1及び1′は粘着剤保護のため
の離型紙を示し、離型紙1及び1′の粘着剤4と
の接触面には離型効果を上げるため、通常シリコ
ーン樹脂をコーテイングする。シリコーンコーテ
イング層を含めた離型紙1及び1′の厚みは50μm
から300μm位までのものが好適に用いられ、
150μm前後のものが好ましい。離型紙1,1′及
びスリツト2と合わせた寸法とこれに直行する方
向の寸法は後述するフイルム5と同じ寸法、形状
のものが用いられる。
2は離型紙1,1′との間にあるスリツトを示
し、本考案の重要な要件である。このスリツト2
により、離型紙1′は離型紙1より遅れて剥すこ
とが可能となり、目的を達することができる。ス
リツト2の寸法は20μmから150μm位までが好適
に用いられ、50μm前後が好ましい。スリツト2
の作り方は離型紙1,1′とが1体化されていた
状態から後加工で作つても良いし、離型紙1,
1′とを別々に取付けても良い。
3はつまみ代を示し、その一端は離型紙1のス
リツトに隣接する端部に取付けられており、離型
紙1をより剥し易くする為に工夫されたものであ
る。離型紙1,1′の色を違えて判り易くするの
も一つの方法である。厚みは離型紙1と同等のも
ので良い。縦、横の寸法は、一辺が離型紙1と同
一か又はそれ以下の寸法であり、これと直行する
方向は10mmから50mm位までが好適で、30mm前後が
好ましい。
取付の方法は接着剤を介して行う方法と、離型
紙1との接触面に熱可塑性樹脂、例えばPE、
PP、軟質PVC、ポリウレタン等のコーテイング
層を設け、又離型紙1のつまみ代3との接触面側
も同様の樹脂層を保有するものとして熱溶着する
方法も採用できる。後者の場合のつまみ代3も離
型紙1も既に配した厚みはこの熱可塑性樹脂層を
含んだものとして考えて差支えない。4は感圧性
粘着剤を示し、フイルム5を患部周辺に固定する
為のものである。材質はシリコーン系、アクリル
系、生ゴム系のものが用いられ、皮膚面に適合
し、毒性がなく、ガブレ、カユミ等をおこさない
ことが必要である。厚みは10μmから100μm位ま
でが好適であり、25μm前後が好ましい。粘着剤
4の塗布寸法は後述するフイルム5の縦、横寸法
と同一である。5はフイルムを示し、患部周辺を
覆う時の作業性と覆つた時の皮膚への装着性、滑
らかさ、成形加工性等より、PE,EVA、軟質
PVC、ポリウレタン、ポリブタジエン等の熱可
塑性樹脂が好ましく、半透明なものが更に好まし
い。フイルム5の大きさは貼付する患部の大きさ
により決定され、縦、横が50×50mm位から1500×
2000mm位までの長方形、正方形、円形や楕円形を
したものが用いられる。厚みは10μmから100μm
位が好適であり、20μm前後が好ましい。9は製
品使用時のつかみ部分の巾を示し、10mmから100
mm位までが好適であり、50mm前後が好ましい。第
1図の6,8も9と同一目的の部分であり、9と
ほぼ同一寸法のものが用いられる。
以上述べた如く本考案によれば、患部に貼付し
て患部を無菌状態に保つ医療用ドレープにおい
て、離型紙を1,1′の部分に分け、離型紙1の
スリツトに隣接する端部につまみ代3を設けるこ
とにより、医療用ドレープの使用時、離型紙1の
剥離が容易で、粘着剤4の面に触れて汚染する恐
れがないばかりでなく、フイルム5の少くとも一
面の全域に塗布した粘着剤4の全範囲が製品とし
て使用可能となり、粘着剤4が塗布されていない
部分等を切り取るという手間をかけることなく、
4方向共自由に貼り足していくことができるとい
う便利な、しかも同一貼付必要面積に対し、少い
資材ですませることができるという特徴をもつた
医療用ドレープを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来からある製品の概要図、第2図は
本考案による製品の概要図である。 図中1及び1′は離型紙、2は離型紙1と1′と
の間にあるスリツト、3は離型紙1に取付けられ
たつまみ代、4は感圧性粘着剤、5はフイルム、
6は粘着剤が塗布されていない巾、7はリードテ
ープ、8はリードテープの巾、9はつかみ部分の
巾を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルム5の少くとも片面の全範囲に感圧性粘
    着剤層4、更にその上に離型紙を設けた医療用ド
    レープであつて、該離型紙が周辺部近傍で少くと
    も1箇所がスリツトされていて、周辺部離型紙
    1′とは反対側の離型紙1のスリツトに隣接する
    端部にはつまみ代3が取付けられていることを特
    徴とする医療用ドレープ。
JP12843583U 1983-08-22 1983-08-22 医療用ドレ−プ Granted JPS6037312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12843583U JPS6037312U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 医療用ドレ−プ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12843583U JPS6037312U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 医療用ドレ−プ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6037312U JPS6037312U (ja) 1985-03-14
JPS6314825Y2 true JPS6314825Y2 (ja) 1988-04-26

Family

ID=30291362

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JP12843583U Granted JPS6037312U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 医療用ドレ−プ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953020B2 (ja) * 1978-12-06 1984-12-22 森永乳業株式会社 容器入り卵豆腐の製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953020U (ja) * 1982-09-29 1984-04-07 日東電工株式会社 手術用ドレ−プ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953020B2 (ja) * 1978-12-06 1984-12-22 森永乳業株式会社 容器入り卵豆腐の製造法

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Publication number Publication date
JPS6037312U (ja) 1985-03-14

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