JPH066032Y2 - 伝票類収納用袋 - Google Patents

伝票類収納用袋

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JPH066032Y2
JPH066032Y2 JP1988038835U JP3883588U JPH066032Y2 JP H066032 Y2 JPH066032 Y2 JP H066032Y2 JP 1988038835 U JP1988038835 U JP 1988038835U JP 3883588 U JP3883588 U JP 3883588U JP H066032 Y2 JPH066032 Y2 JP H066032Y2
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JP
Japan
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bag
slips
lid piece
sensitive adhesive
pressure
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Application number
JP1988038835U
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JPH01141231U (ja
Inventor
泰弘 藤田
Original Assignee
サン包装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品の表面に貼付けるようにした伝票類収納
用袋の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
物品の運搬や配達に際して、伝票類を物品に対して脱落
不能に取付けるために、物品に貼付けるようにした伝票
類収納用の袋が利用されている。
そして、従来の伝票類収納用袋は、第4〜5図に示すよ
うに、四周を閉塞した袋20の下面に、剥離自在な離型
紙22で覆われた感圧性接着剤層21を塗着形成する一
方、袋における上フィルム20aのうち袋の一側近傍
に、袋20の一側に沿ってミシン線23を刻設した形態
に構成されており、離型紙22を剥がして袋20を物品
B表面に貼付け、次いで、上フィルム20aをミシン線
23に沿って切り開いて開口部24を形成し、この開口
部24から伝票類Aを出し入れするようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このように上フィルム20aを切り開いて開口
部24を形成する手段では、伝票類Aの長さが長い場合
には、伝票類Aの出し入れに際して、伝票類Aを袋20
内において押し曲げねばならないため、伝票類Aの出し
入れが頗る厄介であり、しかも、袋20の上面が開口し
たままであるため、運搬や配達途中で雨水が入り込み易
く、伝票類Aが濡れ易い点に問題があった。特に、近年
伝票類のコンピュータ処理の普及に伴って折曲げできな
い伝票類が増加しており、伝票類の曲がりによる弊害が
問題になっていた。
本考案は、伝票類を折曲げなくても迅速且つ容易に出し
入れでき、しかも、雨水による伝票類の濡れを確実に防
止でき、更に、伝票類を確実に封止できるようにした伝
票類収納用袋を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、軟質合成樹脂から成
る上フィルムと下フィルムとで、一端を開口した偏平状
の袋を形成し、前記下フィルムの下面に、袋を物品の表
面に貼り付けるための感圧性接着剤層を形成する一方、
前記上フィルムを開口部から適宜寸法外側に延出するこ
とにて蓋片を形成し、この蓋片の上面に、当該蓋片を下
方に折返した状態で物品の表面に貼付くようにした感圧
性接着剤層を形成する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、袋を物品の表面に貼付けてか
ら、蓋片を下向きに折り返した状態で物品の表面に貼り
付けることにより、袋の開口部が閉塞されて伝票類は袋
内から脱落不能となり、また、折返された蓋片を物品か
ら引き剥がして真直ぐに伸ばせば、伝票類は出し入れ自
在となる。
この場合、袋の一側を開口部に形成したのであるから、
伝票類は折曲げる必要はなく、従って、袋内に伝票類を
迅速に出し入れできることになる。
また、蓋片の下面に感圧性接着剤層を設けたに過ぎない
場合には、袋に収納した伝票類が蓋片に当たると、蓋片
を剥がすように作用するため、蓋片が剥がれて伝票類が
抜け出る虞があるが、本願考案は、蓋片を折り返した状
態て物品に貼着する構成であって、袋内に収納した伝票
類が蓋片に当たっても、蓋片を剥がすように作用するこ
とはないから、伝票類が抜け出ることを確実に防止でき
る。
更に、蓋片の上面に第2感圧性接着剤層を形成したもの
で、伝票類を袋内に出し入れするに際して、伝票類が蓋
片の感圧性接着剤層に接触することはないから、伝票類
が蓋片に貼り付くことを確実に防止して、伝票類の出し
入れをより容易に行うことができる。
加えて請求項2の構成にすると、封筒の封をしたような
形態で開口部が塞がれ、開口部をきっちり塞ぐことがで
きるから、伝票類の濡れ防止と脱落防止とをより一層確
実にすることができると共に、蓋片の折り返し状態が保
持されてすっきりするため、外観も良好に保持できる利
点を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面(第1図〜第3図)に基づ
いて説明する。
図において符号1は、一体的に連接された軟質合成樹脂
の上下フィルム2,3にて形成された袋であり、袋1の
一端部1aに、伝票類Aを出し入れ自在な開口部4を形
成する一方、下フィルム3における下面のうち袋1の一
端部1a寄り部位と他端部1b寄り部位との2箇所に、
袋1の幅方向に沿って延びる適宜巾の感圧性接着剤層
5,6を塗着形成し、これら各感圧性接着剤層5,6に
は、シリーコン等を塗布した剥離自在な離型紙7,8を
貼着している。
この場合、袋1の一端部1a寄りの感圧性接着剤層5
を、開口部4よりも適宜寸法l3だけ他端部1b寄りに
位置させて、下フィルム3のうち開口部寄りの一端部3
aを非粘着部と成している。また、前記各感圧性接着剤
層5,6に対する離型紙7,8を袋1の中央部方向に向
けて延長し、その延長部を剥離に際しての摘み部として
いる。なお、前記感圧性接着剤層5,6は、下フィルム
3の外面全体に形成しても良い。
そして、袋1の上フィルム2を開口部4から適宜寸法l
1だけ延長して蓋片2aを形成し、該蓋片2aの上面に
うち延長方向に沿った中途部位に、両面テープを貼着す
るか又は感圧性接着剤を塗着するかして、袋1の幅方向
に延びる感圧性接着剤層9を適宜幅l2で形成し、該感
圧性接着剤層9には剥離自在な離型紙10を貼着する。
以上の構成において、袋1の下面から離型紙7,8を引
き剥がして、袋1を物品Bの表面に貼着してから、開口
部4から袋1内に伝票類Aを挿入するか、又は、先に伝
票類Aを袋1内に挿入してから、袋1を物品Bに貼着
し、次いで、蓋片2aから離型紙10を剥がして、蓋片
2aを下フィルム3の下面に潜り込ませた状態で下方に
折り返して、当該蓋片2aの感圧性接着剤層9を物品B
を貼り付けると、伝票類Aは袋1内に保持される。
そして、蓋片2aを物品Bから引き剥がすと、伝票類A
は出し入れ自在となる。
このように、袋1の一端部1aに形成した開口部4から
伝票類Aを出し入れするようにしたものであるから、伝
票類Aを折曲げることなく迅速に出し入れすることがで
きるのであり、また、開口部4は蓋片2aで覆われてい
るから、雨に当たっても伝票類Aが濡れることはないの
である。
また、蓋片2aを折返した状態で物品Bに貼着するもの
であるため、伝票類Aが開口部4の個所に移動しても、
伝票類Aが蓋片2aを剥がすように作用することはな
く、従って、袋1を確実に封止することができるのであ
り、また、伝票類Aを出し入れするに際して、蓋片2a
の感圧性接着剤層9は上面に位置しているから、伝票類
Aの出し入れに際して当該伝票類Aが蓋片2aの感圧性
接着剤層9に貼付くこともないのである。
実施例のように、蓋片2aを下フィルム3の一端部3a
下方に潜り込ませるようにすると、封筒の封をしたよう
な形態で開口部4を閉塞できるから、伝票類Aの濡れ防
止と脱落防止とをより確実にすることができると共に、
蓋片2aの折り返し状態が保持されてすっきりするた
め、外観も良好に保持できる利点がある。
なお、蓋片2aに感圧性接着剤層9を形成する手段とし
て両面テープを使用すると、この物品Bが段ボール等の
紙製の場合には、両面テープは合成樹脂フィルムよりも
紙に対してより強く接着する性質があることにより、蓋
片2aを一旦物品に貼着して再度引き剥がした場合、両
面テープが蓋片2aから剥がれて物品Bの方に貼着する
ため、蓋片2aの開閉がより一層容易になる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2図はその
使用状態を示す斜視図、第3図は第2図のIII−III視断
面図、第4図は従来例を示す斜視図、第5図は従来例の
使用状態を示す側断面図である。 A……伝票類、B……物品、1……袋、1a……一端
部、1b……他端部、2……上フィルム、2a……蓋
片、3……下フィルム、4……開口部、5,6,9……
感圧性接着剤層、7,8,10……離型紙。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂から成る上フィルムと下フィ
    ルムとで、一端を開口した偏平状の袋を形成し、前記下
    フィルムの下面に、袋を物品の表面に貼り付けるための
    感圧性接着剤層を形成する一方、前記上フィルムを開口
    部から適宜寸法外側に延出することにて蓋片を形成し、
    この蓋片の上面に、当該蓋片を下方に折返した状態で物
    品の表面に貼付くようにした感圧性接着剤層を形成した
    ことを特徴とする伝票類収納用袋。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記下フィルムの下面
    における感圧性接着剤層を、開口部よりも適宜寸法だけ
    他端部寄りの部位に形成することにて、前記蓋片を、下
    フィルムの下方に潜り込ませた状態に折り返しできるよ
    うにしたことを特徴とする伝票類収納用袋。
JP1988038835U 1988-03-23 1988-03-23 伝票類収納用袋 Expired - Lifetime JPH066032Y2 (ja)

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JP1988038835U JPH066032Y2 (ja) 1988-03-23 1988-03-23 伝票類収納用袋

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JPH01141231U JPH01141231U (ja) 1989-09-27
JPH066032Y2 true JPH066032Y2 (ja) 1994-02-16

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