JPH01254557A

JPH01254557A - 物品収納袋

Info

Publication number: JPH01254557A
Application number: JP8111688A
Authority: JP
Inventors: Toshio Sugitani; 杉谷　敏夫
Original assignee: SUGITANI SHOJI KK
Current assignee: SUGITANI SHOJI KK
Priority date: 1988-03-31
Filing date: 1988-03-31
Publication date: 1989-10-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、物品収納具、特に物品を収納して遠方に郵送
、搬送するための収納袋に関するものである。

［従来の技術］従来、郵送、移送のため、特に最近その需要が非常に多
くなっている宅配便による配送の場合に使用する袋とし
ては、通常の把手なしの袋が用いられている。なぜなら
ば、運送途中で内容物が露出、落下しないように開口部
を封止する必要があるが、把手付きのものではこれが困
難なためである。

しかしながら、把手がないと持ち運びに非常に不便であ
り、トランクからトラックへの積み替え等のときにも多
数同時に行なうことは不可能であった。

また、宅配依頼者も業者のところにまで持っていくのが
不便であった。

そこで、最近では把手付のものを使用するところもでて
きている。

［発明が解決しようとする課題］把手付袋であっても、移送中に収納物が落下、欠落しな
いように開口部を封止しなければならないことは前記と
同様である。このため、開口部にガムテープを貼付した
り、糊で接着することが行われている。

しかしながら、把手が存在するため、封止が困難であり
、その都度切り欠いたり、テープや糊を準備しなければ
ならない。これらのことは非常に手間であり、多数の個
数を取り扱う業者にあっては大きな時間的なロスを生じ
るものである。

また、接着剤層は設けられているが、把手がないものに
ついては、前記した取扱上の欠点があり問題であった。

よって、本業界や一般需要者の間で簡単に封止ができ、
且つ取扱が便利な袋が要望されていた。

［課題を解決するための手段］以上のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本
発明収納袋を完成させたものであり、その特徴とすると
ころは、把手付の袋の開口部に蓋体を設けた点にある。

ここで、把手とは装本体を手で持つための部分であり、
通常は紙やプラスチックの紐又はテープ状のものである
０把手臼体は、開口部の両側に設けられ２つ存在するの
が普通であるが、片側のみに設けたものであってもよい
。

ここで言う収納袋とは、所謂紙袋と呼ばれる形体、即ち
、縦６０ｃｍ、横４０ｃ１１、幅１０ｃｓ程度のものが
好適である。勿論、このようなものに限定するものでは
なく、形状、サイズ自体はどのようなものでもよい。

また、材質も紙製がコスト等の点においても優れている
。これは、宅配便等に使用すると、接着部分があるため
、使い捨てとなることが多くコストの安いものが好まれ
るためである。勿論、プラスチックフィルム、織布、不
織布等であっても使用できることは当然である。

開口部とは、袋の口であり通常上方の開いた部分である
。

蓋体とは、開口部の片側に設けるもので、片側はぼ全長
にわたり延出又は接着されているもので長さは封止でき
る程度であればよく、通常は５〜２０ｃｍ程度が好適で
ある。

切欠とは、蓋体を開口の他側に接着する時に、把手が蓋
体の下側に位置し、把手を手で持つことができなくなる
ことを防止し、把手が蓋体を通過し外部に露出できるよ
うにするためのものである。

切欠は２つであり、その形状はどのようなものでもよい
。把手が通過でき、且つできるだけ袋の封止を妨げない
ものが好ましい。

物品とは、袋に収納すべき物をいい何ら限定するもので
はない。

接着剤は、感圧接着剤でも熔解型接着剤のどちらでもよ
い。ただし、感圧接着剤の場合では表面が粘着力を有す
るため、剥離紙を貼付しておくことが必要となる。

舌体とは、蓋体を切欠により分割したものであり、蓋体
の一部である。

上記の接着剤層は、舌体にそれぞれ設けてもよ（また、
蓋体と反対側の蓋体接当部に設けてもよい。要するに、
蓋体を反対側に接着できればよいのである。

また、舌体のそれぞれに感圧接着剤を塗布し、その全体
に１枚の剥離紙を貼付することも考えられる。この場合
には、接着時に３枚の剥離紙を剥離する必要がないため
作業性がよい。

さらに、開口部先端から蓋体の長さ以上に離れた位置で
、且つ本体の外側に把手が設けられている例では蓋体に
切欠は不要である。なぜならば、蓋体を折り返しても把
手が邪魔にならないためである。

また、把手を本体外側で蓋体側にのみ設けることも考え
られる。この場合でも上記同様切欠は不要である。

以上の２つの例においても、接着剤は蓋体側及び本体側
のどちらに設けてもよい。

［実施例］第１図は、本発明収納袋１の１例を示す斜視図である。

この例では、接着剤７として感圧接着剤を用いておりそ
の上に剥離紙２が貼付されている。塗布位置は舌体３で
はなく反対側の本体４である。切欠５の形状は円状部分
と切り離し部からなるタイプものである。勿論、切り離
し部ではなく、一定幅切り欠いて把手６が通過しやすい
ようにしてもよい。

この例は、袋１に内容物を入れ、剥離紙２をはくすし、
舌体３を折曲し反対側の接着剤層７に押圧するだけでよ
い。

切欠５を通過して把手６が外部に露出しているため、手
で提げることができる。

第２図は、接着剤層７が舌体に設けられている例を示す
斜視図である。この例では、接着剤として溶解タイプの
ものを用いているため剥離紙は不要である。しかし、使
用に際しては接着剤を水に濡らす必要がある。尚、この
図においては、構造を明らかにするため、把手６の描出
は省略している。

第３図はさらに他の例を示す斜視図である。この例は、
舌体個々に接着剤が塗布されているが、剥離紙は１枚の
ものである。これの長所は、剥離紙を３枚剥離する必要
がない点である。この図においても把手６を省略してい
る点は前回と同様である。

第４図（ａｌ、（′ｂ）、（Ｃ１は夫々切欠５の形状を
示す部分平面図である。

第４図（ａｌは、矩形の切取部８によって切欠５が構成
されている例である。この例では、把手６の通過は容易
であるが、袋を完全に密封できない欠点がある。

第４図（ｂｌは、切断線９と円状切取部１０によって切
欠が構成されている例である。この例では、前記の例と
は逆に、通過は容易ではないが密閉性に優れている。

第４図（Ｃ１は、三角形の切取部１１によって切欠が構
成されている例である。これは、前記２つの例の中間的
なものである。

第５図は、把手６が本体４の外側に設けられている例を
示す斜視図である。この例では、把手６が蓋体１２の折
り曲げの邪魔にならない位置に設けられているため、蓋
体１２に切欠５は不要である。よって、製造コストが安
価になり、使い捨て用としては優れている。この例では
、接着剤は本体４側に設けられているが、蓋体１２側で
もよいことは前記した通りである。

第６図は、把手６が片側にのみ設けられている例を示す
斜視図である。この例では、蓋体１２を折り曲げる側に
把手６が存在しないため、蓋体１２を外側に設ければ、
把手６の取り付は位置に関係なく切欠５は不要である。

しかし、内側に把手６を設けて、蓋体１２に切欠５や把
手６の通過孔を設けてもよい。

この例では、接着剤７は蓋体１２側に設けている。この
ようにすると、袋自体の開口部が収納物品の多寡によっ
てその幅が変わっても、的確に接着できるという特長が
ある。

［発明の効果］以上説明した本発明は次のような利点を有するものであ
る。

■　内容物を収納した後、簡単に封止でき、且つ取り扱
いが容易である。

■　多数の袋を同時に運ぶことができる。

■　把手を有するため、吊るして運ぶことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明収納袋１の１例を示す斜視図、第２図は
接着剤層が舌体に設けられている例を示す斜視図、第３
図はさらに他の例を示す斜視図、第４図（ａ）、（ｂｌ
、（Ｃ１は夫々切欠５の形状を示す部分平面図、第５図
及び第６図は本発明収納袋のさらに他の例を示す斜視図
である。１・・・収納袋２・・・剥離紙３・・・舌体４・・・本体５・・・切欠６・・・把手７・・・接着剤８・・・矩形の切取部９・・・切断線ＩＯ・・・円状切取部１１・・・三角形の切取部１２・・・蓋体叢工回第４回（ｂ）（Ｃ）第５図菓６回

Claims

【特許請求の範囲】１、把手を有する収納袋であって、該袋の開口部片側に
蓋体を設け、該蓋体に把手が通過すべき切欠を設けたこ
とを特徴とする物品収納袋。２、該開口部の蓋体延出側と反対側に接着剤が塗布され
ているものである特許請求の範囲第１項記載の物品収納
袋。３、把手を有する収納袋であって、該袋の開口部片側に
蓋体を設け、該蓋体に把手が通過すべき切欠を設け、切
欠によって３つに分割されたそれぞれの舌体に接着剤が
塗布されていることを特徴とする物品収納袋。４、把手を有する収納袋であって、該袋の開口部片側に
蓋体を設け、該蓋体に把手が通過すぺき切欠を設け、切
欠によって３つに分割されたそれぞれの舌体に接着剤層
を設け、その接着剤層上面に１枚の剥離紙を貼付したこ
とを特徴とする物品収納袋。５、把手を有する収納袋であって、該袋の開口部片側に
蓋体を設け、把手を開口先端から該蓋体の折り返し長さ
より離れて固着し、且つ該開口部の該蓋体と反対側に接
着剤を塗布したことを特徴とする物品収納袋。６、把手を有する収納袋であって、該袋の開口部片側に
蓋体を設け、該蓋体延出側にのみ把手を設け、且つ該開
口部の該蓋体と反対側に接着剤を塗布したことを特徴と
する物品収納袋。