JPH04120432U - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH04120432U
JPH04120432U JP3356491U JP3356491U JPH04120432U JP H04120432 U JPH04120432 U JP H04120432U JP 3356491 U JP3356491 U JP 3356491U JP 3356491 U JP3356491 U JP 3356491U JP H04120432 U JPH04120432 U JP H04120432U
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JP
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reaping
vehicle
constant
conjunction
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JP3356491U
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村 木 仁 佐
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ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】車速と連動して刈取り速度を変化させるコンバ
インにおいて、倒伏稈刈取並びに微速走行の各作業を適
正に行うことができ、刈取り稈姿勢の乱れなどを防いで
刈取り機能を容易に向上させることができると共に、走
行変速レバー(26)の操作性向上並びに構造の簡略化
などを容易に図ることができるものである。 【構成】車速が所定以下になったときに刈取り速度を略
一定に保つ定速刈取り部材(40)を設けたもので、刈
取り速度を所定以上に保って微速走行を行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、刈取り速度を車速と連動して変速させる技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、油圧変速機(HST)を設けた場合、車速を遅くして刈取り 速度を早くしたい倒伏稈刈取作業を行えないと共に、車速を微速前進にすること によって刈取り入力のトルクリミッタが過負荷作動し易く、また刈取り作業中に 微速作動させることによって稈の脱落または稈姿勢の乱れなどが発生し易い不具 合があり、そのため走行変速レバーに微速カット機構を設けるなど特別な構成を 必要とし、取扱い操作性の向上並びに変速レバー構造の簡略化などを容易に図り 得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、車速と連動して刈取り速度を変化させるコンバインにおい て、車速が所定以下になったときに刈取り速度を略一定に保つ定速刈取り部材を 設けたことを特徴とするもので、刈取り速度を所定以上に保って微速走行を行え るから、倒伏稈刈取並びに微速走行の各作業を適正に行い得、刈取り稈姿勢の乱 れなどを防いで刈取り機能を容易に向上させ得ると共に、走行変速レバーの操作 性向上並びに構造の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0005】 また、車速と連動して刈取り速度を変化させるコンバインにおいて、刈取り速 度を略一定に保つ定速刈取り部材を走行変速レバーに連結させ、車速が所定以下 になったときに走行変速レバーと連動して定速刈取り部材を作動させることによ り、定速刈取り部材の誤操作を防いで安全に取扱い得、取扱い操作性並びに変速 機能の向上などを容易に図り得るものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の駆動説明図 、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行ク ローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1 )上に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6) 及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構 (10)などを備える刈取部、(11)は昇降支点筒軸(12)を介して刈取部 (8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませ る排藁カッター、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して 搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排 出オーガ、(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転台、 (21)は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取っ て脱穀するように構成している。
【0007】 さらに、図4に示す如く、走行ミッション(22)を設けるもので、油圧ポン プ(23)及び油圧モータ(24)を有する油圧変速機(25)を備え、運転操 作部(19)の走行変速レバー(26)に前記油圧ポンプ(23)の出力制御斜 板(27)を連結させると共に、エンジン(21)の駆動力を入力プーリ(28 )に伝達入力させ、油圧変速機(25)、副変速ギヤ群(29)、及び左右サイ ドクラッチ(30)(31)を介して左右の走行クローラ(2)(2)を駆動す るように構成している。
【0008】 また、入力プーリ(28)に伝達入力させるエンジン(21)の駆動力を減速 出力する減速ギヤ群(32)を設けると共に、前記副変速ギヤ群(29)または 減速ギヤ群(32)のいずれか一方を選択的に刈取駆動プーリ(33)に連結さ せる切換ギヤ(34)を設けるもので、油圧変速機(25)に切換ギヤ(34) を介して刈取駆動プーリ(33)を連結させ、車速と連動して刈取部(8)の刈 取り速度を変化させる一方、減速ギヤ群(32)に切換ギヤ(34)を介して刈 取駆動プーリ(33)を連結させ、刈取り速度を略一定に保つように構成してい る。
【0009】 さらに、図1に示す如く、前記油圧ポンプ(23)と油圧モータ(24)を前 進高圧回路(35)及び後進高圧回路(36)で接続させ、また高圧リリーフ弁 (24a)を設けると共に、チャージポンプ(37)を各回路(35)(36) にチェック弁(38)(39)を介して接続させ、また低圧リリーフ弁(37a )を設け、前進高圧回路(35)とチェック(38)の間に定速刈取り部材であ る定速バルブ(40)を設け、切換ギヤ(34)を減速ギヤ群(32)に連結さ せる定速シリンダ(41)に前記バルブ(40)を接続させ、図1の状態でバネ 圧によりシリンダ(41)を復動させて切換ギヤ(34)を油圧変速機(25) に連結維持するもので、図5にも示す如く、前記バルブ(40)の定速レバー( 42)を走行変速レバー(26)に中立乃至前進低速位置で連動連結させ、前記 走行変速レバー(26)操作によって車速が所定の微速前進走行(例えば秒速0 .2メートル)以下になったとき、定速レバー(42)を介して定速バルブ(4 0)を往動切換え作動させ、チャージポンプ(37)のチャージ圧によって定速 シリンダ(41)を往動作動させ、減速ギヤ群(32)に切換ギヤ(34)を連 結させ、刈取部(8)を略一定速度で駆動するように構成している。
【0010】 また、刈取り同調規制クラッチ(43)を設け、副変速ギヤ群(29)に前記 クラッチ(43)を介して切換ギヤ(34)を連結させると共に、前記クラッチ (43)を切作動する規制シリンダ(44)を後進高圧回路(36)に接続させ 、走行変速レバー(26)の後進操作によって前記回路(36)の圧油を規制シ リンダ(44)に印加させ、後進時に規制クラッチ(43)を切にして刈取部( 8)を停止させると共に、前進時にはバネ圧によりシリンダ(44)を復動させ てクラッチ(43)を入作動させるもので、図6に示すように、後進時に刈取り 速度を零とし微速前進時に所定の刈取り速度で刈取部(8)を作動させ、また微 速前進以上の前進走行時に車速と連動して刈取り速度を変化させるように構成し ている。
【0011】 さらに、図7に示す如く、定速バルブ(40)を3位置切換え構造とし、走行 変速レバー(26)の前進操作によって所定以上の車速で前進走行させていると き、切換ギヤ(34)を介して油圧変速機(25)出力により刈取部(8)を駆 動させ、刈取り同調作業を行わせると共に、走行変速レバー(26)操作によっ て車速を微速前進速度にすると、定速バルブ(40)を介して定速シリンダ(4 1)が作動し、減速ギヤ群(32)を介して刈取部(8)を略一定速度で駆動さ せるもので、さらに走行変速レバー(26)を中立にしたとき、定速レバー(4 2)を介して定速バルブ(40)を作動させ、チャージポンプ(37)のチャー ジ圧油を定速バルブ(40)を介して油タンク(45)に戻し、チャージポンプ (37)のチャージ圧による油圧モータ(24)駆動を阻止し、中立操作時に油 圧ポンプ(24)を停止維持できるように構成することも行える。
【0012】 さらに、図8及び図9に示す如く、ニュートラルバルブ(46)及びパワーシ フトクラッチケース(47)を設け、走行変速レバー(26)を中立にしたとき 、油圧変速機(25)の作動油を、ニュートラルバルブ(46)を介してパワー シフトクラッチケース(47)に印加させた後、油タンク(45)に戻すことに より、車速の微速領域をなくし、油圧変速機(25)出力を確実に中立状態に維 持できるように構成することも行える。
【0013】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、車速と連動して刈取り速度を変化 させるコンバインにおいて、車速が所定以下になったときに刈取り速度を略一定 に保つ定速刈取り部材(40)を設けたもので、刈取り速度を所定以上に保って 微速走行を行えるから、倒伏稈刈取並びに微速走行の各作業を適正に行うことが でき、刈取り稈姿勢の乱れなどを防いで刈取り機能を容易に向上させることがで きると共に、走行変速レバー(26)の操作性向上並びに構造の簡略化などを容 易に図ることができるものである。
【0014】 また、車速と連動して刈取り速度を変化させるコンバインにおいて、刈取り速 度を略一定に保つ定速刈取り部材(40)を走行変速レバー(26)に連結させ 、車速が所定以下になったときに走行変速レバー(26)と連動して定速刈取り 部材(40)を作動させることにより、定速刈取り部材(40)の誤操作を防い で安全に取扱うことができ、取扱い操作性並びに変速機能の向上などを容易に図 ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の駆動説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行ミッションの説明図。
【図5】走行変速レバーの説明図。
【図6】駆動出力線図。
【図7】変形例を示す駆動説明図。
【図8】同駆動説明図。
【図9】前図の駆動出力線図。
【符号の説明】
(26) 走行変速レバー (40) 定速バルブ(定速刈取り部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速と連動して刈取り速度を変化させる
    コンバインにおいて、車速が所定以下になったときに刈
    取り速度を略一定に保つ定速刈取り部材を設けたことを
    特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 車速と連動して刈取り速度を変化させる
    コンバインにおいて、刈取り速度を略一定に保つ定速刈
    取り部材を走行変速レバーに連結させ、車速が所定以下
    になったときに走行変速レバーと連動して定速刈取り部
    材を作動させるように構成したことを特徴とするコンバ
    イン。
JP1991033564U 1991-04-11 1991-04-11 コンバイン Expired - Lifetime JP2556180Y2 (ja)

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Cited By (1)

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JP2007247906A (ja) * 2007-05-07 2007-09-27 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバイン

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JP2556180Y2 (ja) 1997-12-03

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