JPH04119592U - 片開き扉の間隙閉鎖装置 - Google Patents

片開き扉の間隙閉鎖装置

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Publication number
JPH04119592U
JPH04119592U JP2393191U JP2393191U JPH04119592U JP H04119592 U JPH04119592 U JP H04119592U JP 2393191 U JP2393191 U JP 2393191U JP 2393191 U JP2393191 U JP 2393191U JP H04119592 U JPH04119592 U JP H04119592U
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
door
slider
entire length
elevating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2393191U
Other languages
English (en)
Inventor
眞美 古元
泰伸 笹田
Original Assignee
株式会社シブタニ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シブタニ filed Critical 株式会社シブタニ
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Publication of JPH04119592U publication Critical patent/JPH04119592U/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉枠に傷がつかないようにして床面や扉枠の
下框に気密材を押し付ける。 【構成】 少なくとも片面に設けてあるハンドルの操作
により錠前の錠片を突出させて施錠する片開き扉におい
て、片開き扉1の自由端側縦框内にハンドルの操作によ
り昇降するロッド5を設け、また片開き扉1の下縁面全
長に溝21を設けて、この溝21内全長に下縁全長に気
密材35を有する昇降体22を嵌装し、ロッド5の降下
にともない作用機構36、連動機構24を介し昇降体2
2を降下させ、床面に気密材35を押し付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、片開き扉の閉鎖後ハンドルの操作により施錠すると、同時に片開 き扉の下縁の間隙を閉鎖するようにした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、片開き扉の閉鎖にともない上記片開き扉の下縁の間隙を閉鎖するには、 片開き扉の自由端縦框面から突出しているロッドの先端と扉枠との接触により上 記ロッドを押し戻すと共に、ロッドの押し戻しに連動させた昇降体を上昇復帰力 に抗して降下させ、床面や扉枠の下框上面に上記昇降体の気密材を押し付けるよ うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような構成によると、扉枠と先端との当接によりロッドを押し戻すので 、扉枠に傷が付くと共に、汚れて見苦しくなる問題があった。 また、片開き扉の開放直後からロッドの先端が突出するので、ロッドの先端に ズボンが引っかかるなどの問題もあった。
【0004】 そこで、この考案は片開き扉の閉鎖後ハンドルの操作により施錠すると、片開 き扉の下縁の間隙を閉鎖するようにした装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は少なくとも片面に設けてあるハンド ルの操作により錠前の錠片を突出させて施錠するようにした片開き扉に於いて、 上記片開き扉の自由端側縦框内に上記ハンドルの回動に連動させて昇降するロッ ドを設け、また前記片開き扉の下縁面全長に設けてある下面開放の溝内全長に昇 降体を嵌装し、さらに前記片開き扉のロッド側に位置する前記昇降体と溝の底と の間にスライダを嵌装すると共に、このスライダの押し込みにともない付与上昇 復帰力に抗して上記昇降体を降下させる連動機構を設け、また前記昇降体の下面 全長に気密材を設け、さらに上記ロッドの下端と前記スライダの端とに前記ロッ ドの降下にともない前記ロッドを押し込む作用機構を設けた構成を採用したもの である。
【0006】
【作用】
片開き扉の閉鎖後ハンドルの操作により錠前の錠片を突出させて施錠すると、 ロッドが降下する。 上記ロッドの降下にともない作用機構によりスライダを押し込み、またスライ ダの押し込みにともない連動機構により昇降体を降下させるので、床面や扉枠の 下框に気密材を押し付けて気密性が得られる。
【0007】 また、片開き扉の開放にともないハンドル操作により施錠を解除すると、ロッ ドの上昇にともないスライダの押し込みが解除される。 その結果、昇降体が上昇して気密材の押し付けが解除される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1に示すように、片開き扉1の自由端側には、少なくとも片面に設けてある ハンドル2の操作により錠片3を突出させて施錠する錠前4が設けられている。 また、片開き扉1の自由端側縦框内には、上記施錠にともない降下するロッド 5が設けられている。
【0009】 上記ハンドル2の操作にともない錠片3を出没させ、かつロッド5を昇降させ る手段は、図2に示すようにハンドル2の軸6によりく字状の上側揺動体7を回 動させると、中間に支軸8を有するく字状の下側揺動体9の上端と上側揺動体7 の下端とがピン10を介し錠片3の末端に連結してあるので、錠片3が出没する 。
【0010】 また、錠箱11に組み込んである下側スライダ12の上端に下側揺動体9の下 端をピン13と長孔14との嵌め合いにより連結すると共に、下側スライダ12 の下端から下向きに突出する突軸15の下端とロッド5の上端とを連結金具16 を介し連結してあるので、錠片3の突出に連動してロッド5を降下させるように なっている。
【0011】 なお、ラックとピニオンなどにより下側スライダと共にロッドを昇降させる機 構などを採用してもよい。
【0012】 また、上述のように錠片3の突出にともない上側揺動体7にピン13’と長孔 14’を介し連結してある上側スライダ12’、この上側スライダ12’に連結 金具を介し連結された上側ロッド5’を上方に向けスライドさせると、上側ロッ ド5’の上向き先端に設けてある係止金具17を扉枠18の上框に設けてある受 金具19の係合させることができる。
【0013】 さらに、図3及び図4に示すように、片開き扉1の下縁面全長に下面開放の溝 21を設けると共に、この溝21内の全長に昇降自在な昇降体22を嵌め込む。
【0014】 また、ロッド5側に位置する昇降体22と溝21の底との間に上記昇降体22 の長手方向にスライドするスライダ23を嵌装すると共に、このスライダ23の 押し込みにともない連動機構24を介し上昇復帰力に抗して昇降体22を降下さ せるようになっている。
【0015】 上記の連動機構24は、スライダ23の両側縁を嵌め込んでガイドするよう溝 21の対向する両側内面に設けたガイド用のレール25と、このガイドレール2 5に両側縁を嵌め込むと共に、ビス26止めにより片開き扉1の支点側端部に固 定した固定体27と、ガイドレール25に両側縁を嵌め込んでガイドすると共に 、スライダ23にロッド28を介し連結した可動体29と、この可動体29と固 定体27とに両端を固着した板バネ30と、この板バネ30の両端間中央に昇降 体22の上面を支持させるピン31とで構成し、スライダ23の押し込みにより 可動体29をスライドさせながら板バネ30の両端間を下方に向け突出するよう 屈曲するので、昇降体22が押し下げられ、また、スライダ23の押し込みを解 除すると、略直線状態に復元する板バネ30により昇降体22を上方に引き戻す 。
【0016】 なお、図3に示すようにスライダ23にロッド28の先端部を定位置でフリー に回転するよう貫通させ、可動体29のネジ孔32にロッド28の末端側ネジ部 33をねじ込んでおくと、ロッド28の先端面係合部34にドライバを係合して 上記ロッド28を回動させると、板バネ30の屈曲による昇降体22の押し付け 力を自由に調整することができる。
【0017】 また、昇降体22の下面全長には、ゴム製などの気密材35が設けてある。
【0018】 さらに、ロッド5の下端とスライダ23の端には、上記ロッド5の降下にとも ない上記スライダ23を押し込む作用機構36が設けてある。
【0019】 上記の作用機構36は、図示の場合共に設けてあるテーパー面部を接触させる ようにしたが、上記以外の構成によりスライダを押し込むようにしてもよい。
【0020】 上記のように構成すると、片開き扉1の閉鎖後ハンドル2の操作により錠前4 の錠片3を突出させて施錠すると、ロッド5が降下する。
【0021】 上記ロッド5の降下にともない作用機構36によりスライダ23を押し込み、 またスライダ23の押し込みにともない連動機構24により昇降体22を降下( 図5及び図6に示すように)させるので、床面や扉枠18の下框に気密材35が 押し付けられる。
【0022】 また、片開き扉1の開放にともないハンドル2の操作により錠前4の錠片3を 没入させると、ロッド5が上昇してスライダ23の押し込みを解除する。 その結果、図3及び図4に示すように昇降体22と共に気密材35が上昇する ので、上記気密材35の押し付けが解除される。
【0023】
【効果】
以上のように、この考案に係る片開き扉の間隙閉鎖装置によれば、片開き扉の 閉鎖後ハンドルの操作により施錠するとロッドを降下させて作用機構、連動機構 を介し昇降体を押し下げると共に、床面や扉枠の下框に気密材を押し付けるので 、扉枠とロッドとの接触により気密材を押し付けるような構成のために発生した 上記扉枠に傷が付き、かつ汚れるような問題をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る間隙閉鎖装置の正面図
【図2】錠前の縦断拡大正面図
【図3】気密材付昇降体の部分を示す縦断拡大正面図
【図4】同上の縦断側面図
【図5】昇降体が上昇した状態の縦断正面図
【図6】同上の縦断側面図
【符号の説明】
1 片開き扉 2 ハンドル 3 錠片 4 錠前 5 ロッド 21 溝 22 昇降体 23 スライダ 24 連動機構 25 ガイドレール 26 ビス 27 固定体 28 ロッド 29 可動体 30 板バネ 31 ピン 35 気密材 36 作用機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面に設けてあるハンドルの
    操作により錠前の錠片を突出させて施錠するようにした
    片開き扉に於いて、上記片開き扉の自由端側縦框内に上
    記ハンドルの回動に連動させて昇降するロッドを設け、
    また前記片開き扉の下縁面全長に設けてある下面開放の
    溝内全長に昇降体を昇降自在に嵌装し、さらに前記片開
    き扉のロッド側に位置する前記昇降体と溝の底との間に
    スライダを嵌装すると共に、このスライダの押し込みに
    ともない付与上昇復帰力に抗して上記昇降体を降下させ
    る連動機構を設け、また前記昇降体の下面全長に気密材
    を設け、さらに上記ロッドの下端と前記スライダの端と
    に前記ロッドの降下にともない前記ロッドを押し込む作
    用機構を設けたことを特徴とする片開き扉の間隙閉鎖装
    置。
JP2393191U 1991-04-11 1991-04-11 片開き扉の間隙閉鎖装置 Pending JPH04119592U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2393191U JPH04119592U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 片開き扉の間隙閉鎖装置

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JPH04119592U true JPH04119592U (ja) 1992-10-26

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ID=31908992

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JP2393191U Pending JPH04119592U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 片開き扉の間隙閉鎖装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61171179A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体結合超伝導素子
JPS6413749U (ja) * 1987-07-17 1989-01-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61171179A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体結合超伝導素子
JPS6413749U (ja) * 1987-07-17 1989-01-24

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