JPH04119399A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明はカラオケ装置に係り、特にカラオケの音声信
号及び音楽信号の信号処理に好適なカラオケ装置に関す
る。

（ロ）従来技術 従来より、カラオケ装置は第２図のブロック図に示すも
のが多く提供されていた。

図において、１ａは複数のマイクロホン（以下、マイク
という）の第１のマイク、ｌｂは第２のマイり、２は第
１及び第２のマイクｌａ、　Ｉｂからの音声信号を混合
して適正レベルに設定するマイクミキサ回路、６はマイ
クミキサ回路２の出力音声信号にエコー成分を付加する
残響付加装置、８はディジタル信号をアナログ信号に変
換するＤ／＾変換回路、９はアナログミキサ回路の出力
信号を増幅してスピーカをドライブする増幅器、１０は
スピーカ、１１はカラオケソースの記録媒体を再生して
音楽信号を出力するカラオケソース再生装置、１２はカ
ラオケソース再生装置１１の出力音楽信号をディジタル
信号に変換する第１のＡ／Ｄ変換回路、１３はマイクロ
コンピュータからの指示により信号処理する第１のディ
ジタルキーコントローラ、１４は各回路を制御するマイ
クロコンピュータ（以下、単にマイコンという）、１５
はマイコン１４に接続したシフトスイッチ、２０は上記
音声信号と音楽信号とを混合するアナログミキサ回路で
ある。

複数のマイク、例えば２個の第１及び第２のマイクＩａ
、　ｌｂから入力された音声信号は、マイクミキサ回路
２で混合され残響付加装置６でエコー成分を付加してア
ナログミキサ回路２０に供給される。一方、カラオケソ
ース再生装置１１で再生された音楽信号は第１のＡ／Ｄ
変換回路１２でディジタル信号に変換され、第１のディ
ジタルキーコントローラ１３でマイコン１４から、例え
ば指示された音程の音楽信号レベルになるよう処理され
、　Ｄ／Ａ変換回路８でアナログ信号に変換されて」１
記アナログミキサ回路２０に供給される。

アナログミキサ回路２０は上記マイクｌａ、ｌｂからの
音声信号と、第１のディジタルキーコントローラ１３か
らの音楽信号とを混合し、増幅器９を介してスピーカ出
力出力される。

第１のディジタルキーコントローラ！３や残響付加装置
６を制御するマイコン１４は、予め自分が歌い易いよう
にカラオケソースのキーを設定し、更にマイクｌａ、ｌ
ｂからの音声信号の残響量を設定するシフトスイッチ１
５を有してマイコン１４の制御を指示することができる
。

この様に、カラオケ装置はエコーを付加して音声信号と
音楽信号とを混ぜて出力することができた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、上記−した従来のカラオケ装置はエコー成分を
付加したり、カラオケ演奏の音楽信号の再生信号を個人
的に設定して歌と混合してカラオケ演奏を楽しむだけで
、カラオケ演奏のデユエツト曲演奏やハーモニーを付け
て歌うバー干ニー演奏では、１人で歌って演奏すること
ができずパートナ−を探して歌わねば曲の雰囲気が出す
、個人的なカラオケ演奏（１人で歌う演奏など）に対し
て、音声信号や音楽信号の信号処理できるような多様化
したカラオケ演奏を楽しむことができないという欠点が
あった。

この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、第２のデ
ィジタルキーコントローラとミキサ回路を設け、マイク
からの音声信号の音程を変え、この音声信号を選択、混
合して１人でも多様化したカラオケ演奏が可能なカラオ
ケ装置を提供するところにある。

（ニ）問題を解決するための手段 この発明のカラオケ装置は複数のマイクロホンからの音
声信号が残響付加装置を介してミキサ回路に供給され、
一方、カラオケソース再生装置からの音楽信号が第１の
ディジタルキーコントローラで制御されて上記ミキサ回
路に供給され、このミキサ回路で上記音声信号と音楽信
号を混合してスピーカ出力するカラオケ装置において、
上記音声信号をディジタル信号に変換する第２のＡ／Ｄ
変換回路と、このディジタル音声信号の信号レベルをシ
フトするシフトスイッチと、このシフトスイッチによっ
て制御される第２のディジタルキーコントローラと、こ
の第２のディジタルキーコントローラの出力信号と上記
ディジタル音声信号とを混合する第１のミキサ回路と、
この第１のミキサ回路の出力信号が残響付加装置を介し
て出力される音声信号と上記第１のディジタルキーコン
トローラで制御されたカラオケソース再生装置からの音
楽信号とを混合する第２のミキサ回路と、この第２のミ
キサ回路の出力信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変
換回路とを備え、このアナログ信号が増幅器を介してス
ピーカ出力するよう構成したものである。

また、上記第１のミキサ回路を制御して音声信号の選択
及び混合を指示するセレクトスイッチを備えて構成して
も良い。

（ホ）作用 この発明によれば、複数のマイクロホンからの音声信号
がマイクミキサ回路で混合され、第２のＡ／Ｄ変換回路
でディジタル信号に変換されて第２のディジタルキーコ
ントローラと第１のミキサに供給される。

この第２のディジタルキーコントローラはシフトスイッ
チを操作して入力音声信号の音程シフト処理がマイコン
を介して任意に実行するとこができ、この音程シフト処
理した音声信号は上記第１のミキサ回路に供給される。

上記第２のＡ／Ｄ変換回路からの直接音声信号と、第２
のディジタルキーコントローラからの音程シフト処理し
た音声信号とが供給された第１のミキサ回路は、セレク
トスイッチで指示されたマイコンから上記両音声信号を
選択又は混合するよう制御することができる。

この第１のミキサ回路で選択又は混合された出力音声信
号はエコー成分を付加する残響付加装置を介して出力さ
れ、第２のミキサ回路でカラオケソース再生装置から第
１のディジタルキーコントローラで制御された音楽信号
とが混合され、アナログ信号に変換されて増幅器を介し
てスピーカ出力される。

この様に、マイクからの直接の音声信号と、音程シフト
処理された音声信号とを第１のミキサ回路で選択又は混
合することができるので、１人で歌うカラオケ演奏でも
男女のデユエツト曲演奏やハーモニー演奏を加えたコー
ラス曲演奏などカラオケ演奏の多様化した楽しみ方が可
能である。

（へ）実施例 この発明に係るカラオケ装置の実施例を第１図に基づい
て説明する。

なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。

第１図はブロック図であり、図において、３はアナログ
音声信信号をディジタル音声信号に変換する第２のＡ／
Ｄ変換回路、４はマイコン１４より指示されて入力ディ
ジタル音声信号を信号処理して出力する第２のディジタ
ルキーコントローラ、５はディジタル音声信号と第２の
ディジタルキーコントローラ４の出力音声データとを選
択又は混合し適正レベルで出力する第１のミキサ回路、
７は残響付加装置６の出力音声データと第１のディジタ
ルキーコントローラ１３の出力音楽データとを混合して
出力する第２のミキサ回路、！６はマイコン１４に接続
し第１のミキサ回路５の信号の選択及び混合を指示制御
するセレクトスイッチである。

従来例同様、複数のマイク、例えば第１及び第２のマイ
クｌａ、Ｉｂを有し、カラオケソース再生装置１１から
の音楽信号が第１のＡ／Ｉｌ変換回路Ｉ２を介して第１
のディジタルキーコントローラ１３で制御され、上記マ
イクＩａ、Ｉｂからの音声信号と音楽信号が混合されて
スピーカ１０出力されるカラオケ装置である。

上記マイクＩａ、　Ｉｂより入力された音声信号はマイ
クミキサ回路２を介して第２の＾／Ｄ変換回路３でディ
ジタル信号に変換され、このディジタル音声信号は同時
に第２のディジタルキーコントローラ４と第１のミキサ
回路５に供給される。

第２のディジタルキーコントローラ４に供給されたディ
ジタル音声データは、第２のディジタルキーコントロー
ラ４で音程シフト処理され第１のミキサ回路５に供給さ
れ、上記第２の＾／Ｄ変換回路３から供給される音声信
号と混合される。

上記、第２のディジタルキーコントローラ４はシフトス
イッチ１５が接続されたマイコン１４で制御される。今
、シフトスイッチ１５を用いて、例えば自分の歌い易い
様にカラオケソースのキーを設定する。　次に、マイク
Ｉａ、Ｉｂの残響量をキー操作して設定し、更に、自分
の音声の音程のシフト量を設定する。

この音声のシフト量は、例えばデユエツト曲を歌う場合
ｌオクターブのシフ上（上又は下の１オクターブ）を設
定し、例えば男性であればｌオクターブ上げれば女性の
声らしく変化し、また女性であればｌオクターブ下げれ
ば男性の声らしく変化させることができる。

また、ハーモニー演奏などを入れたコーラス曲を歌う場
合、例えば曲が長調であれば５度上側に設定し、短調で
あれば４度上側に設定してレベルシフトすることにより
、第２のディジタルキーコントローラ４の出力音声信号
と直接の音声信号とを混合してコーラス曲をカラオケ演
奏することができる。

第１のミキサ回路５はマイコン１４に接続されたセレク
トスイッチ１６で制御される。セレクトスイッチ１６が
１例えば入力音声信号を選択すると、第１のミキサ回路
５に第２のＡ／Ｄ変換回路３から直接供給された音声信
号のみを選択して残響付加装置６に出力する。また音程
シフト処理された音声信号を選択すると、第２のディジ
タルキーコントローラ４の出力音声信号のみを選択し、
また、上記直接音声信号と音程シフト処理した音声信号
との混合を指示すると、上記両音声信号の混合された混
合音声信号を残響付加装置６に出力することができる。

例えば、デユエツト曲演奏を男性１人で歌う場合、演奏
曲の男性バート部を歌う時はマイク１ａ又はマイクｌｂ
からの直接音声信号をセレクトスイッチ１６で選択し、
女性バート部を歌う時は第２のディジタルキーコントロ
ーラ４で音程シフト処理した音声信号を選択して女性の
声に変えて歌い、更に、男性及び女性が共に歌うバート
部では、上記マイクｌａ又はｌｂからの直接音声信号（
男性の歌声）と、音程シフト処理した音声信号（女性の
歌声）とを混合して出力するようにセレクトスイッチ１
６を切換えて設定することができ、１人の男性又は女性
で男女のデユエツト曲カラオケ演奏をすることができる
。

また、コーラス曲演奏を１人で歌う場合、演奏曲の１人
で歌う部分ではマイクｌａ又は１ｂからの音声信号を第
１のミキサ回路５で選択し、ハーモニー演奏を付ける部
分では第１のミキサ回路５は第２のディジタルキーコン
トローラ４で音程シフト（コーラス演奏の音程シフト）
処理した音声信号と混合して出力するようセレクトスイ
ッチ１６を切換設定し、１人でコーラス演奏のカラオケ
演奏をすることができる。

この様に、第１のミキサ回路５で選択又は混合された音
声信号は、残響付加装置６で予め設定されたエコー成分
を付加し、第２のミキサ回路７で第１のディジタルキー
コントローラ１３で信号処理されたカラオケソースと混
合され、Ｄ／Ａ変換回路８でアナログ信号に変換されて
増幅器９を介してスピーカ１０出力される。

以上、マイコン１４に指示するシフトスイッチ１５は、
カラオケ演奏曲に合わせて随時、切換設定するよう説明
したが、音楽の専門的知識が無くても音程シフト処理の
設定ができるよう、予め演奏曲に対する専用の音程シフ
トキーを複数個設け、この専用キーをカラオケ演奏曲に
合わせて初めに設定することにより、所定の音程シフト
処理値が第２のディジタルキーコントローラ４を制御す
るように構成することもできる。

また、マイコン１４の制御を指示するセレクトスイッチ
１６はマイクｌａ、　Ｉｂのハンドル筐体に取り付けも
良（、カラオケ装置の本体から離れて歌う場合でも、歌
う人がカラオケ演奏に合わせてマイクｌａ、　ｌｂの手
元でセレクトスイッチ１６を切換設定することができる
。

（ト）発明の効果 この発明に係るカラオケ装置は前述のように、マイクか
らの直接の音声信号と、第２のディジタルキーコントロ
ーラで音程シフト処理した音声信号とを第１のミキサ回
路で単独選択又は混合するよう設定できるので、１人で
歌うカラオケ演奏でも男女のデユエツト曲演奏やハーモ
ニー演奏を加えたコーラス曲演奏が可能であるという効
果がある。

また、寅施例では説明して無いが、複数のマイクを利用
して複数の人間によるカラオケ演奏と、前記音程シフト
処理音声信号とのミックス演奏などを行なうことにより
今までに無い、いろいろな多様化したカラオケ演奏を行
なうことができ、更に、カラオケ演奏の楽しみ方が増大
するという効果もある。

しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案に係るカラオケ装置の実施例を示した
ブロック図である。 第２図は従来例を示したブロック図である。 主な符号の説明 Ｉａ、Ｉｂ　：マイクロホン（マイク）、２：マイクミ
キサ回路、 ３：第２のＡ／Ｄ変換回路、 ４：第２のディジタルキーコントローラ、５：第１のミ
キサ回路、 ６：エコー成分を付加する残響付加装置、７：第２のミ
キサ回路、 ８：Ｄ／Ａ変換回路、 ＩＩ：カラオケソース再生装置、 １２：第１の＾／Ｄ変換回路、 １３：第１のディジタルキーコントローラ、１４：マイ
クロコンピュータ（マイコン）、Ｉｂ：シフトスイッチ
、 １６：セレクトスイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のマイクロホンからの音声信号が残響付加装置
   を介してミキサ回路に供給され、一方、カラオケソース
   再生装置からの音楽信号が第１のディジタルキーコント
   ローラで制御されて上記ミキサ回路に供給され、このミ
   キサ回路で上記音声信号と音楽信号を混合してスピーカ
   出力するカラオケ装置において、 上記音声信号をディジタル信号に変換する第２のＡ／Ｄ
   変換回路と、このディジタル音声信号の信号レベルをシ
   フトするシフトスイッチと、このシフトスイッチによっ
   て制御される第２のディジタルキーコントローラと、こ
   の第２のディジタルキーコントローラの出力信号と上記
   ディジタル音声信号とを混合する第１のミキサ回路と、
   この第１のミキサ回路の出力信号が残響付加装置を介し
   て出力される音声信号と上記第１のディジタルキーコン
   トローラで制御されたカラオケソース再生装置からの音
   楽信号とを混合する第２のミキサ回路と、この第２のミ
   キサ回路の出力信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変
   換回路とを備え、このアナログ信号が増幅器を介してス
   ピーカ出力するよう構成したことを特徴とするカラオケ
   装置。 ２、上記第１のミキサ回路を制御して音声信号の選択及
   び混合を指示するセレクトスイッチを備えたことを特徴
   とする請求項１記載のカラオケ装置。