JPH04119251A - シフトレバーのロック装置 - Google Patents

シフトレバーのロック装置

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JPH04119251A
JPH04119251A JP2238741A JP23874190A JPH04119251A JP H04119251 A JPH04119251 A JP H04119251A JP 2238741 A JP2238741 A JP 2238741A JP 23874190 A JP23874190 A JP 23874190A JP H04119251 A JPH04119251 A JP H04119251A
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JP
Japan
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lock
shift lever
shift
rotor
key rotor
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JP2238741A
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Inventor
Takashi Maruta
丸田 隆
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所定の条件が満足されないとシフトレバ−を
駐車レンジから他のレンジにシフトチェンジできないよ
うにするシフトレバ−のロック装置に関する。
(従来の技術) 従来、シフトレバ−のロック装置としては、実開昭64
−46824号公報に開示されているような、一般に、
キーインタロック装置と呼ばれるもの(以下、第1従来
技術という)が知られている。
この第1従来技術は、シフトレバ−が走行レンジにある
時には、シリンダ錠のキーロータをロックポジションま
で回動させることができず、キーロータをロックポジシ
ョンとした状態では、シフトレバ−を駐車レンジから他
のレンジへシフトできないようにしたものである。
また、他のシフトレバ−のロック装置として、実開昭6
4−34335号公報に開示されているような、一般に
、シフトロック装置と呼ばれているもの(以下、第2従
来技術という)が知られている。
この第2従来技術は、ブレーキを踏んだ状態でなければ
、駐車レンジから他のレンジヘシフトすることができな
いようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の第1の従来技術では、駐車時にお
けるシフトレバ−を駐車レンジから他のレンジヘシフト
されるのを防止するとともにシフトレバ−が走行レンジ
にある時にはシリンダ錠のキーロータがロックポジショ
ンに回動されるのを防止、第2の従来技術では、ブレー
キを踏んだ状態でなければシフトレバ−を駐車レンジか
ら走行レンジにシフトすることができないようにすると
いうように、上記2つの従来技術はそれぞれ目的が異な
っており、両目的を達成するためには、2つの装置をそ
れぞれ並設する必要があり、構成が複雑となって、原価
・製造手間・重量が増加するという問題があった。
本発明は、上述の問題に着目してなされたもので、キー
インタロック装置とシフトロック装置との両方の作用が
得られながら、構造が簡単で、原価・製造手間・重量の
低減を図ることのできるシフトレバ−のロック装置を提
供することを第1の目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本発明のシフトレバ−のロ
ック装置では、シフトロック装置の作動を行うロック体
をキーインタロック装置のロック体と兼用したもので、
具体的には、ロック体と係合してロック体をスライド規
制位置に保持可能な作動体を設け、この作動体をポジシ
ョンピンのスライドに連動して係合及び係合解除するよ
うにすると共に、シリンダ錠のキーロータと連動させる
ようにした。
即ち、本発明のシフトレバ−のロック装置は、シフトレ
バ−位置センサとブレーキセンサからの入力に基づくコ
ントローラの作動により、シフトレバ−を駐車レンジに
シフトしている時には、ブレーキを踏んでいないと、ロ
ック体がポジションピンのシフト規制解除方向へのスラ
イド規制して駐車レンジからシフトレバ−を他のレンジ
へシフトできないようにしたシフトレバ−のロック装置
において、前記シフトレバ−が駐車レンジである時のポ
ジションピンのシフト規制方向への移動に連動してスラ
イド規制状態のロック体と係合可能な作動体が設けられ
、この作動体は、リンケージを介してオンポジション及
びロックポジションに回動可能なシリンダ錠のキーロー
タに連動可能に連結され、前記作動体及びシリンダ錠は
、キーロータをロックポジションとした時作動体がロッ
ク体と係合するとともに係合位置に保持され、−方、キ
ーロータをオンポジションとした時作動体がロック体と
係合解除し、さらに、作動体が係合解除位置に配置され
ている時にはキーロータをロックポジションに回動でき
ない連動構造に形成されている手段とした。
(作 用) 駐車を行う際には、まず、シフトレバ−を駐車レンジに
シフトさせる。
そして、そのシフト操作を終了すべくポジションピンを
シフト規制位置へスライドさせると、このポジションピ
ンのスライドに連動して、作動体がロック体と係合可能
な係合位置に移動する。
また、このようにシフトレバ−を駐車レンジへのシフト
したことをシフトレバ−位置センサが検出することによ
り、コントローラはロック体をポジションピンのシフト
規制解除方向へのスライドを規制するロック位置に移動
させる。
従って、係合位置の作動体とロック位置のロック体とが
係合し、この状態では、ブレーキセンサによりブレーキ
を踏んだことを検出してコントロ−ラがロック体をロッ
ク解除する方向に移動させるよう制御しても、このロッ
ク体はロック位置に保持される。
一方、上述のように作動体が係合位置に配置されている
ことで、シリンダ錠ではキーロータをロックポジション
に回動させることが可能となり、ロックポジションに回
動させてエンジン始動キーを抜くことが可能となる。
また、こうしてキーロータをロックポジションとすると
、これに連動して作動体が、ポジションピンのスライド
に関係なく係合位置に保持される。
従って、以上のような駐車状態では、駐車レンジからシ
フトしようとしてポジションピンをシフト規制解除方向
にスライドしようとしても、作動体はこれに連動するこ
となく係合位置に保持され、よって、作動体に係合され
たロック体もロック位置に保持され、ポジションピンの
スライドが規制されて、駐車レンジから他のレンジにシ
フト操作することができない。
次に、シフトレバ−を駐車レンジからシフトする際には
、エンジン始動キーの操作に基づき、シリンダ錠のキー
ロータをロックポジションからオンポジション側に回動
させる。これにより、作動体は係合解除可能となるもの
で、即ち、ポジションピンをシフト規制解除方向に移動
させれば、それに連動して作動体が移動して、ロック体
との係合が解除される状態となる。
よって、ブレーキを踏み込むと、それがブレーキセンサ
で検出されて、コントローラはロック体をアンロック位
置に移動させるように作動する。
従って、この状態でポジションピンをシフト規制解除方
向にスライドさせると、まず、作動体がポジションピン
の下方スライドに連動して係合位置から係合解除位置方
向に移動してロック体との係合が外れ、この係合が外れ
ることでロック体がコントローラの制御に基づきアンロ
ック位置に移動し、これにより、ポジションピンをシフ
ト規制解除位置までスライドさせ、駐車レンジから他の
レンジにシフトすることができる。
また、このようにしてシフトレバ−を駐車レンジ以外の
レンジとしている時は、駐車センサからの入力に基づき
、ロック体がアンロック位置に配置され、これに連動し
てシリンダ錠はロックポジションへの回動を規制された
状態となっている。
よって、シフトレバ−を駐車レンジ以外のレンジにシフ
トしている場合には、ロックポジションとすることがで
きず、エンジン始動キーを抜くことができない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成について説明する。
第1図は、本発明実施例のシフトレバ−のロック装置を
示す斜視図であって、図中1はシフトレバ−を示してい
る。
このシフトレバ−1は、回動軸11を中心に揺動可能に
車体に支持され、駐車レンジP、リバースレンジR,ニ
ュートラルレンジN、ドライブレンジD、  2速レン
ジ■、1速レンジ■にシフト可能に形成されている。尚
、この明細書では、以後、駄本レンジP以外のレンジを
まとめて走行レンジと総称する。
このシフトレバ−1には、ポジションピン12がスライ
ド溝13に沿って上下スライド可能に設けられていて、
即ち、シフトレバ−1の側方に設けられたポジションプ
レート2に形成されたポジション溝21と係合してシフ
ト規制するシフト規制位置(上方スライド位置)及びシ
フト規制を解除した規制解除位置(下方スライド位置)
の範囲でスライド可能となっている。
また、このポジションピン12の上下スライドは、シフ
トレバ−1の上部に設けられた押釦15の操作により行
うようになっている。
次に、3はロック体であり、車体に立設したブラケット
31に回動可能に支持され、ソレノイド4の駆動に基づ
きシフトレバ−1を駐車レンジPに配置した状態におい
て、第2図に示すように、ポジションピン12のシフト
規制位置から規制解除位置方向へのスライド(下方スラ
イド)を規制するロック位置と、第3図に示すように、
このスライドを許すアンロック位置とに回動されるよう
になっている。
尚、図示のようにロック体3は、上端面が円弧状に形成
され、この上縁の一部に係合溝32が形成されている。
また、ロック体3の回動中心軸33はポジションピン1
2のスライド軸線上に配置されている。そして、ロック
体3にはソレノイド4のプランジャ41が連結されてい
る。
前記ロック体3の上方位置には作動体6が設けられてい
る。
この作動体6は、ロッド61を中心に回動可能に前記ポ
ジションプレート2に支持され、かつ、前記係合溝32
と係合可能な係合突起62が形成されている。そして、
この作動体6は、第3図に示すように、ストッパ63に
回動規制され、かつ、係合突起62と係合溝32とが係
合されない係合解除位置から、シフトレバ−1を駐車レ
ンジとした時にポジションピン12と係合して、第2図
に示すように、ポジションピン12の係合位置までの上
方スライドに連動して、前記係合突起62が係合溝32
と係合した係合位置までの範囲で回動可能となっており
、また、リターンスプリング64により係合解除位置に
付勢されている。
尚、ロック体6の上端面は円弧状に形成されているため
、作動体6が第2図に示す係合位置に配置された状態で
、ロック体3を第3図のアンロック位置からロック位置
に回動させた際には、ロック体3の上端面が作動体6の
係合突起62の下を滑るようにして相対的に回動し、そ
の後、係合突起62の下方に係合溝32が配置された時
に両者が係合する。
また、前記作動体6は、第2,3図に示すように、シリ
ンダ錠8のストッパ81に、リンケージとしての押し引
き可能なケーブルYを介して連結されている。
即ち、シリンダ錠8は、例えば、特開昭63−1215
51号公報に記載されているような構造のものを用いて
おり、シリンダケース82の内部には、エンジン始動キ
ー(図示省略)を差し込んで回すことで回動されるキー
ロータ83が設けられている。このキーロータ83は、
エンジン始動キーの操作により、ロックポジションLK
、アクセサリポジションACC,オンポジションON。
スタートポジションSTの4つのポジションに回動可能
となっており、また、この回動に連動してキーロータ8
3と一体的に設けられたイグニッションスイッチ51の
切り換えが成されるようになっている。
尚、ロックポジションLKは、エンジン始動キーが抜き
差し可能であり、イグニツショスイッチ51をOFFと
してステアリングをロックするポジションである。アク
セサリポジションACCは、エンジンを停止させるが電
装品の使用は可能なポジションである。オンポジション
ONは、エンジンの駆動が可能なポジションである。ス
タートポジションSTは、エンジンの駆動をスタートさ
せるポジションである。
また、第2図はキーロータ83をロックポジションLK
に回動させた状態を示し、第3図はオンポジションON
に回動した状態を示している。
そして、前記ストッパ81は、シリンダケース82にピ
ン811を中心に回動可能に支持されており、前記作動
体6が係合解除位置(第3図)にある時に、ストッパ8
1は、ケーブル7に引かれロック位置に配置されるもの
で、この位置では、ストッパ81の爪部84はシリンダ
ケース82の内部側に移動しキーロータ83に形成され
た突起部85に係合して、キーロータ83がアクセサリ
ポジションACCからロックポジションLにへ回動する
のを規制する。
一方、作動体6がロック位置(第2図)にある時には、
ストッパ81は、ケーブル7に押されて係合解除位置に
配置され、この位置では、ストッパ81の爪部84はシ
リンダケース82の外部側に移動して突起部85と係合
しない位置に配置されてキーロータ83はロックポジシ
ョンしKへの回動が可能となる。
また、前記キーロータ83の突起部85は、ロックポジ
ションLKとした時にストッパ81の爪部84の先端に
対応する位置に配置され、ストッパ81がロック位置へ
回動するのを規制する。
前記ソレノイド4の駆動は、コントローラ5から出力さ
れる制御信号Sにより制御される。
即ち、ソレノイド4は、非駆動時(励磁解除時)には、
内蔵された図示を省略したスプリングの付勢力によりプ
ランジャ41を引き込みロック体3をアンロック位置に
配置するよう駆動し、一方、駆動時(励磁時)には、プ
ランジャ41を突出させてロック体3をロック位置に配
置させるように駆動するものである。
そして、このコントローラ5は、第4図に示すように、
入力側に、イグニッションスイッチ51とブレーキスイ
ッチ(ブレーキセンサ)53とパークスイッチ(シフト
レバ−位置センサ)54が設けられている。
前記ブレーキスイッチ53は、ブレーキペダルが所定量
踏み込まれることで投入されるスイッチである。
また、パークスイッチ54は、第1図に示すように、ポ
ジションプレート2のポジション溝21の、駐車レンジ
Pに対応する位置の上縁部に固定されており、この駐車
レンジPにおいてポジションピン12が係合位置となる
ことで投入される構造となっている。
そして、このコントローラ5は、イグニッションスイッ
チ51をロックポジションLKからオンポジションON
に切り換えることにより起動するものであり、その時の
作動は第5図に示す通りである。
即ち、ステップ101において、パークスイッチ54が
ONであるかどうかを判断し、YESであれば、ステッ
プ102に進み、Noであればステップi03に進む。
ステップ102では、ブレーキスイッチ53がONであ
るかどうかを判断し、YESであればステップ103に
進み、Noであればステップ104に進む。
ステップ103では、ソレノイド4の励磁を解除して1
回の作動流れを終える。
ステップ104では、イグニッションスイッチ51がオ
ンポジションONからアクセサリポジションACCへ切
り換ったかどうかを判断し、Noであればステップ10
1に戻り、YESであればステップ105に進む。
ステップ105では、ソレノイド4を励磁させ、ステッ
プ106に進む。
ステップ106では、イグニッションスイッチ51がア
クセサリポジションACC側からロックポジションLK
に切り換っている状態であるかどうかを判断し、YES
であればステップ10アに進みソレノイド4の励磁を解
除し、NOであればステップ105に戻る。
尚、ステップ106と107との間では、ステップ10
8に示すように、イグニッションスイッチ51の操作に
連動して作動体6が係合位置に保持されることになる。
従って、コントローラ5は、ブレーキスイッチ53がO
FFである時にソレノイド4を励磁し、それ以外の時に
励磁を解除する制御を行う。また、イグニッションスイ
ッチ51をアクセサリポジションからロックポジション
に切り換える際には、ソレノイド4を励磁する制御を行
う。
次に、実施例の作動を説明する。
(イ)駐車時(ロック状態) シフトレバ−1を駐車レンジPとし、シリンダ錠8から
エンジン始動キーを抜いた状態での駐車時には、第2図
に示すように、作動体6がポジションピン12により回
動されて係合位置に保持され、ロック体3は作動体6と
係合状態でロック位置に保持されている。また、シリン
ダ錠8のキーロータ83がロックポジションLKとなっ
ており、これにより、キーロータ83の突起部85がス
トッパ81のロック位置方向への回動を規制している。
よって、イグニッションスイッチ51がOFFとなって
コントローラ5に通電されずに制御作動が成されず、ソ
レノイド4が励磁されていない状態でも、ロック体3は
、第2図のようにロック位置に保持されている。
従って、この状態でシフトレバ−1の駐車解除操作を行
うべく、ポジションピン12を下方へスライドさせよう
とした場合、ポジションピン12はロック体3に当接し
て係合解除位置へ下方スライドすることができず、駐車
レンジPから走行レンジヘシフトすることができない。
尚、この場合、ポジションピン12は、ロック体3に当
接するまである程度は下方スライドするが、作動体6は
、ストッパ81と突起部85とによりケーブル7が引け
ない状態となっているために、係合解除方向へ回動する
ことはなく、ロック解除されることはない。
また、このようにポジションピン12を下方にスライド
させようとした場合に、ロック体3の回動中心軸33が
ポジションピン12のスライド軸線上に配置されている
ため、ポジションピン12に与えた操作力はロック体3
で受は止められてケーブル7に入力されることはない。
よって、ケーブル7が伸びたり、このケーブル7を含む
伝達系に破損が生じることがない。
(ロ)走行開始時 走行を行おうとする場合には、まず、エンジン始動キー
をシリンダ錠8に差し込み、キーロータ83をオンポジ
ションON方向へ回動させる。これにより、ストッパ8
1に対する回動規制が解除され、作動体6は係合解除位
置に移動可能な状態となる。また同時に、このキーロー
タ83の回動により、イグニッションスイッチ51もO
Nに切り換わってコントローラ5が起動するもので、こ
の時、・パークスイッチ54はONとなっているから、
ブレーキを踏んでいなければ、ソレノイド4に制御信号
が出力され、ロック体3をロック位置に配置するよう駆
動する。
この場合、ポジションピン12を下方スライドさせると
、それに連動して作動体6の係合解除方向へ回動するが
、ロック体3はソレノイド4の駆動に基づきロック位置
に配置されているため、ポジションピン12の下方スラ
イドは規制され、シフトレバ−1を駐車レンジからシフ
トすることはできない。
一方、ブレーキを踏んでいる状態では、ソレノイド4は
ロック体3をアンロック位置に移動させるように駆動し
た状態となる。
従って、ロック体3は、作動体6による規制がなくなる
と、アンロック位置に移動し、ポジションピン12を係
合解除位置まで下方スライドさせることができるように
なる。
(ハ)走行時 シフトレバ−1を走行レンジにシフトして走行を行って
いる時には、パーキングスイッチ54がOFFとなるこ
とで、ブレーキスイッチ53のON、OFFに関係なく
、ソレノイド2の励磁が解除されて上述したようにロッ
ク体3が第3図に示すアンロック位置に配置された状態
が維持され、これによりケーブル7に引かれストッパ8
1はロック位置に配置されている。
従って、エンジン始動キーを回動操作してキーロータ8
3をオンボジレヨンON側からロックポジションLKに
回動させようとした場合、キーロータ83の突起部85
が爪部84に係合して、アクセサリポジションACCよ
りもロックポジションLK側に回動させることができな
い。
よって、エンジンを停止させることはできるが、ロック
ポジションしKとしてエンジン始動キーを抜き取ること
はできない。
また、このようにエンジン始動キーを回動操作した場合
、キーロータ83へ入力された操作力はストッパ81で
支持されケーブル7へ伝達されることはない。
従って、この操作力がケーブル7へ入力されることによ
る不具合が生じることはない。
(ニ)駐車時 上述のように走行状態では、エンジン始動キーをロック
ポジションLK側に回動させても、アクセサリポジショ
ンACCで回動規制される。
そこで、この状態からエンジン始動キーを抜き取るには
、シフトレバ−1を駐車レンジPにシフトする。すると
、ポジションピン12が、作動体6を押し上げて係合位
置に回動させ、この作動体6の移動に連動して、ストッ
パ81がアンロック位置に移動し、キーロータをロック
ポジションLにに回動することが可能となる。
また、ポジションピン12が係合位置まで上方スライド
すると、パークスイッチ54に接触してパークスイッチ
54がONとなり、ソレノイド4に制御信号Sが出力さ
れて励磁され、ロック体3がロック位置に移動し、作動
体6と係合状態となる。
尚、このようにパークスイッチ54がONの状態でアク
セサリポジションACCからロックポジションLKに切
り換える際には、フローチャートのステップ105,1
04の制御に基づきブレーキスイッチ53の状態に関係
なく、ソレノイド4が励磁される構成となっている。
こうして、キーロータ83をロックポジションLKに回
動させると、イグニッションスイッチ51がOFFとな
って、コントローラ5からのソレノイド4への制御信号
Sの出力も停止され、ソレノイド4は内蔵のスプリング
によりプランジャ41を退入させようとするが、シリン
ダ錠8において、キーロータ83の突起部85によりス
トッパ81のロック位置方向への回動が規制されている
ことで、作動体6は係合位置に保持され、それによりロ
ック体3もロック位置に保持される。
以上説明したように、本発明実施例のシフトレバ−のロ
ック装置では、1つの装置により従来のシフトロック装
置とキーインタロック装置との機能が得られ、部品点数
を少なくして構造を簡略化させることができ、これによ
り、原価・製造手間・重量の低減を図ることのできると
いう効果が得られる。
また、エンジン始動キーを抜いた状態で、ポジションピ
ン12を下方スライドさせようとした場合も、また、シ
フトレバ−1を走行レンジにシフトした状態でエンジン
始動キーをロックポジションLK側に回動させようとし
た場合も、ケーブルYに荷重入力されることがなく、ケ
ーブルγが伸びたり、このケーブル7を含む伝達系に破
損が生じることがないという効果が得られる。
さらに、本実施例では、ソレノイド4を、励磁時にロッ
ク体3をロック位置に配置し、非励磁時にロック体3を
アンロック位置に配置するように構成したため、電気系
統が故障した時に、ロック体3はアンロック位置に配置
されることになり、このような故障時にロック体3によ
るロック状態を解除するための機構が不要となるという
効果が得られる。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが具体的な
構成はこの実施例に限られるものではなく、例えば実施
例では、アクチュエータとしてソレノイドを用いたが、
モータ等地の手段を用いてもよい。
また、実施例では、ソレノイドが励磁状態となった時に
、ロック体がロック位置に移動するように構成したが、
この逆に、励磁された際にアンロック位置に移動するよ
うに構成してもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のシフトレバ−のロッ
ク装置にあっては、シフトロック装置の作動を行うロッ
ク体をスライド規制位置に保持可能な作動体を設け、こ
の作動体をポジションピンのスライドに連動して係合及
び係合解除するようにすると共に、シリンダ錠のキーロ
ータと連動させる手段としたため、シフトロック装置に
作動体とリンケージを追加しただけの簡単な構造により
、ブレーキを踏まないと駐車レンジからシフトすること
ができないシフトロック装置の機能と、キーロータをロ
ックポジションとした駐車状態では駐車レンジからシフ
トできず、駐車レンジとしなければキーロータをロック
ポジションとすることができないキーインタロック装置
の機能とを兼ね備えるもので、構造を簡略化して、原価
・製造手間・重量の低減を図ることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のシフトレバ−のロック装置を
示す斜視図、第2図及び第3図は実施例装置の要部を示
す側面図、第4図は実施例装置の要部であるコントロー
ラを示すブロック図、第5図は実施例装置のコントロー
ラの作動を示すフロ−チャートである。 1・・・シフトレバ− 12・・・ポジションピン 2・・・ポジションプレート 21・・・ポジション溝 3・・・ロック体 5・・・コントローラ 53・・・ブレーキスイッチ(ブレーキセンサ)54・
・・パークスイッチ (シフトレバ−位置センサ) 8・・・シリンダ錠 83・−・キーロータ 6・・・作動体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)シフトレバー位置センサとブレーキセンサからの入
    力に基づくコントローラの作動により、シフトレバーを
    駐車レンジにシフトしている時には、ブレーキを踏んで
    いないと、ロック体がポジションピンのシフト規制解除
    方向へのスライド規制して駐車レンジからシフトレバー
    を他のレンジへシフトできないようにしたシフトレバー
    のロック装置において、 前記シフトレバーが駐車レンジである時のポジションピ
    ンのシフト規制方向への移動に連動してスライド規制状
    態のロック体と係合可能な作動体が設けられ、 この作動体は、リンケージを介してオンポジション及び
    ロックポジションに回動可能なシリンダ錠のキーロータ
    に連動可能に連結され、 前記作動体及びシリンダ錠は、キーロータをロックポジ
    ションとした時作動体がロック体と係合するとともに係
    合位置に保持され、一方、キーロータをオンポジション
    とした時作動体がロック体と係合解除し、さらに、作動
    体が係合解除位置に配置されている時にはキーロータを
    ロックポジションに回動できない連動構造に形成されて
    いるとを特徴とするシフトレバーのロック装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05330361A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Oi Seisakusho Co Ltd 自動変速機用シフトレバー装置のキーインタロック付パークロック装置
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