JPH0411922Y2 - - Google Patents

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JPH0411922Y2
JPH0411922Y2 JP1987025375U JP2537587U JPH0411922Y2 JP H0411922 Y2 JPH0411922 Y2 JP H0411922Y2 JP 1987025375 U JP1987025375 U JP 1987025375U JP 2537587 U JP2537587 U JP 2537587U JP H0411922 Y2 JPH0411922 Y2 JP H0411922Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、物品を合成樹脂の二つ折りフイル
ムで包装する装置において、ロールフイルムから
繰り出される二つ折りフイルムを口開きさせる装
置に関するものである。
〔従来技術〕
従来のこの種包装装置としては、被包装物品の
移送路にその物品が間をくぐり抜ける上下一対の
案内片(案内棒または案内板)からなるフイルム
開口器とそれに後続するシール装置とを設け、フ
イルム開口器の横には二つ折りフイルムの繰出し
装置を設け、繰出し装置から引き出された二つ折
りフイルムが開口器で逆開きにされてその内側か
らシール装置に引き出されると共に、その逆開き
フイルムの中に物品が挿入され、シール装置で物
品がフイルム内にシール包装される装置が案出さ
れている。
そして、この二つ折りフイルムの口開き装置に
よれば、包装に使用された分のフイルムがフイル
ムロールから順次引き出されるために、物品の自
動連続包装ができる利点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のこの種二つ折りフイルムの口開
き装置によれば、フイルムから引き出された二つ
折りフイルムが開口器において逆開きに、つまり
外面が内側になるために、二つ折りフイルムの外
面に印刷が施されていると、包装状態ではフイル
ムの内面に印刷が施されていることになる。これ
では印刷を透けて見ることになつて見え難くなる
ことは勿論、印刷が物品に擦れるし、印刷が逆に
なる等の不都合がある。
そこで、従来は、二つ折りフイルムを製造する
場合に、チユーブ状のフイルムを片開きにして、
そのフイルムをフラツトに広げて印刷を施した
後、印刷面を内側にして二つ折りにしていたが、
この一連の印刷作業に手数が掛かるため、チユー
ブ状のフイルムや二つ折りフイルムの外面に印刷
を施す場合に比べて、二つ折りフイルムの印刷が
どうしてもコスト高となるという欠点があつた。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、二つ
折りフイルムの外面に印刷が施されていても、包
装状態では印刷面がフイルムの内面ではなく外面
になるような二つ折りフイルムの口開き装置を提
供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの考案の構成
は、被包装物品の移送路に、その物品が内部をく
ぐり抜け得るフイルム開口器と、それに後続する
シール装置とを設け、さらに前記移送路の近傍に
は表裏面の区別があり、その表面を折り表面とし
て繰り出される二つ折りフイルムのフイルム繰出
し装置を設けてなる物品包装装置において、前記
フイルム開口器は所定の間隔をもつて対向配置さ
れた一対の案内片からなり、各案内片は二つ折り
フイルムが外側から内側に差し込まれて反転する
とともに、フイルムの走行路を変更する傾斜口縁
を有しており、前記フイルム繰出し装置と前記フ
イルム開口器との間には二つ折りフイルムの返折
器が設けられ、該返折器は、所定の間隔をもつて
対向配置された上下一対の案内片を有する上記フ
イルム開口器とほぼ同様の構造からなり、上記フ
イルム繰出し装置から繰り出される折り表面をフ
イルム表面側とした二つ折りフイルムが外側から
内側に差し込まれて反転するとともに、同フイル
ムの走行路を変更する傾斜口縁を有しており、前
記フイルム開口器と前記返折器は、該返折器で反
転され繰り出される上記二つ折りフイルムがフイ
ルム開口器により再び反転して開口されるように
配置されてなる二つ折りフイルムの口開き装置を
その要旨とする。
〔考案の作用〕 上記の構成によれば、二つ折りフイルムの外面
に印刷が施されていても、そのフイルムが返折器
により逆の二つ折りの形態になされてから開口器
に繰り込まれるため、開口器で逆の二つ折り形態
からさらに逆開きになされることによつて、印刷
面が再び外面に出てくることになるものである。
〔実施例〕
以下、図面によつて実施例を説明する。
物品包装装置は、機台に、被包装物品aの移送
路1,二つ折りフイルムfの繰出し装置2、二つ
折りフイルムfの返折装置3、フイルム開口器
4、シール装置5等を備えて構成される。
移送路1は、一次ベルトコンベア1aと、二次
ベルトコンベア1bとから構成され、一次ベルト
コンベア1aをフイルム開口器4の中をくぐら
せ、二次ベルトコンベア1bに配置してあるシー
ル装置5にその一次ベルトコンベア1aの先端を
臨ませてある。
フイルム繰出し装置2は、ロールフイルム6を
受ける一対のローラ7,7の下に繰出しローラ8
を設け、繰出しローラ8は、フイルムfを移送路
1とほぼ同じ高さにおいて移送路1と平行にその
進行方向へ繰り出すように配置されている。
返折器3および開口器4は、ほぼ同じ構造であ
つて、それぞれ上下案内片12,12からなり、
上下案内片12,12を直角二等辺三角形に形成
するとともに、二等辺のうちの一辺の両端に連結
片11,11を突設した不完全三角形に形成し、
その上下案内片12,12を、間に間隔H1,H2
を置いて平行に対向させ、二本の支柱10,10
を用い、それぞれ上下連結片11,11を支柱1
0で連結することによつて組み立ててある。開口
器4の上下案内片12,12の間隔H2は、物品
aがその間を通過できる程度になされているが、
返折器3の上下案内片12,12の間隔H1は、
開口器4の間隔H2よりも小さくしてある。この
ようにすると二つ折りフイルムfが無理なく順次
開かれてゆくことになる。
この返折器3および開口器4において、上下案
内片12,12の直角部と対向する斜辺の部分が
フイルムfを折り返す傾斜口縁15,15として
形成されている。
返折器3および開口器4の位置については、開
口器4を一次ベルトコンベア1aの中間部に、返
折器3を開口器4の横にそれぞれ配置し、それぞ
れ反転口縁15,15がフイルムfの繰込み方向
P1,P2と繰出し方向Q1,Q2とに対して共に同じ
45度の角度αで傾斜する向きに固定してある。
シール装置5は、開閉動作するL型シーラ20
の下にL型のシール受台21を設け、シール受台
21の横片22を一次ベルトコンベア1aと二次
ベルトコンベア1bとの間で且つその両ベルトコ
ンベア1a,1bの上面より低い位置に配置して
ある。
上記構成において、二つ折りフイルムfを開口
状態にセツトするには、ロールフイルム6をその
屈折縁25が移送路1とは反対側に向いた状態で
繰出し装置2に載せる。そして、包装機械の運転
前において、ロールフイルム6から引き出した二
つ折りフイルムfの上片f1を返折器3の上下案内
片12の上に当てると共に、下片f2を下部案内片
12の下に差し入れながら、上下両片f1,f2をそ
れぞれ案内片12,12の傾斜口縁15,15で
折り返して内側にまわし込む。そうすると、傾斜
口縁15,15がフイルムfの繰込み方向P1
対して45度の角度α傾斜になつている関係で、フ
イルムfは傾斜口縁15,15において90度の角
度βの変向による繰出し方向Q1で開口器4の方
向へ向けて裏返しに開かれた状態となるから、そ
のフイルムfの端部を返折器3から引き出し、開
口器4に掛けることができる。
開口器4へのフイルムfの掛け方は、返折器3
の場合と同じであつて、フイルムfの上方f1を開
口器4の上部案内片12の上に当てると共に、下
片f2を下部案内片12の下に差し入れながら、上
下両片f1,f2をそれぞれ案内片12,12の傾斜
口縁15,15で折り返して内側にまわし込む。
そうすると、フイルムfは傾斜口縁15,15
で繰込み方向P2に対して90度の角度βで変向し、
繰出し方向Q2(物品aの移送方法)へ向けて裏返
しに開かれた状態となるから、そのフイルムfの
端部を開口器4の後端の出口から引き出しながら
シール受台21の横片22上に置いて、まずシー
ル装置5のみを運転することにより、フイルムf
の先端を閉じ合わせて第1図に示す如く先端に溶
断溶着部28を形成する。なお、この状態ではフ
イルムfの下片29は一次ベルトコンベア1aの
下からシール受台21の横片22上に引き出され
ている。
この状態で包装装置全体の運転を開始して一次
ベルトコンベア1a上に被包装物品aを載せる
と、物品aは開口器4で開かれたフイルムf内に
入つてシール装置5に送られ、次の二次ベルトコ
ンベア1bに送り継がれるが、この送られること
により物品aはフイルムfの先端縁の溶断溶着部
28に引つ掛かつて送られることにより、フイル
ムfを開口器4、返折器3および繰出し装置2か
ら順次引き出す作用を果たす。なお、フイルムの
引き出し作用はこの例に限らず、例えばチエーン
ベルト等によつて強制的に引き出してもよい。
シール装置5において、L型シーラ20が下り
て二次ベルトコンベア1b上の物品aがシールさ
れる場合も同じで、このシールによつて物品aの
包装に要した分だけフイルムfの先端が分断され
ても、フイルムfの先端には上下フイルムf1,f2
が溶断された溶断溶着部28ができ、次回の物品
aがその溶断溶着部28に引つ掛かることによ
り、或いはチエーンベルト等による強制的なフイ
ルム引き出し動作により、再びフイルムfが引き
出され、順次送られてくる物品aによつてフイル
ムfの引き出しが自動的に行なわれる。
なお、図中「あ」の字はフイルムfの表裏を区
別するために表示した印刷を示す。また、シール
装置5は、上記のようなL型シーラに限られてい
るものではない。開口器4の設置の仕方について
も、前記実施例のように横置きに限られるもので
はなく、案内片12,12の傾斜口縁15,15
が斜め下向きになる堅置きにすることもできる。
この場合は、返折器3および繰出し装置2は開口
器4の上方に配置されることになる。また、案内
片12は板状に限るものではなく、棒材で構成さ
れることもある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の二つ折りフイ
ルムの口開き装置によれば、フイルム繰出し装置
とフイルム開口器との間に、フイルム開口器と同
じように、二つ折りフイルムを逆開きになし得る
返折器を設けたので、二つ折りフイルムの外面に
印刷を施してあつても、返折器で逆向きにされて
から開口器に繰り込まれるため、開口器から繰り
出されるとフイルムの外面に印刷が表出している
ことになるため、外面に印刷が施されているフイ
ルムで物品をシールすることができ、物品を包装
しているフイルムの内面に印刷が施されているこ
との不都合を簡単な構造で解決でき、フイルムの
印刷コストや包装作業コストを低減できる等の優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は物品包装装置の概略を示す斜視図、第
2図はフイルムの流れを示す説明図、第3図は第
1図A−A線矢視の断面図、第4図はB−B線矢
視の断面図である。 1……移送路、2……フイルム繰出し装置、3
……返折器、4……開口器、5……シール装置、
12……案内片、15……傾斜口縁、P1,P2
…フイルムの繰込み方向、Q1,Q2……フイルム
の繰出し方向、a……被包装物品、f……二つ折
りフイルム、f1……上片、f2……下片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被包装物品の移送路に、その物品が内部をくぐ
    り抜け得るフイルム開口器と、それに後続するシ
    ール装置とを設け、さらに前記移送路の近傍には
    表裏面の区別があり、その表面を折り表面として
    繰り出される二つ折りフイルムのフイルム繰出し
    装置を設けてなる物品包装装置において、 前記フイルム開口器は所定の間隔をもつて対向
    配置された一対の案内片からなり、各案内片は二
    つ折りフイルムが外側から内側に差し込まれて反
    転するとともに、フイルムの走行路を変更する傾
    斜口縁を有しており、 前記フイルム繰出し装置と前記フイルム開口器
    との間には二つ折りフイルムの返折器が設けら
    れ、該返折器は、所定の間隔をもつて対向配置さ
    れた上下一対の案内片を有する上記フイルム開口
    器とほぼ同様の構造からなり、上記フイルム繰出
    し装置から繰り出される折り表面をフイルム表面
    側とした二つ折りフイルムが外側から内側に差し
    込まれて反転するとともに、同フイルムの走行路
    を変更する傾斜口縁を有しており、 前記フイルム開口器と前記返折器は、該返折器
    で反転され繰り出される上記二つ折りフイルムが
    フイルム開口器により再び反転して開口されるよ
    うに配置されてなる、 ことを特徴とする二つ折りフイルムの口開き装
    置。
JP1987025375U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0411922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987025375U JPH0411922Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JPS63131903U JPS63131903U (ja) 1988-08-29
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