JPH04119223U - 車両用メータ - Google Patents

車両用メータ

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JPH04119223U
JPH04119223U JP2052891U JP2052891U JPH04119223U JP H04119223 U JPH04119223 U JP H04119223U JP 2052891 U JP2052891 U JP 2052891U JP 2052891 U JP2052891 U JP 2052891U JP H04119223 U JPH04119223 U JP H04119223U
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JP
Japan
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instrument panel
fixing
meter
combination meter
screw hole
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Withdrawn
Application number
JP2052891U
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English (en)
Inventor
裕之 鈴木
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH04119223U publication Critical patent/JPH04119223U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インストルメントパネルの構造を簡単にして容
易に製造することができ、しかも、インストルメントパ
ネル内部の省スペース化を図ることのできる車両用メー
タを提供するものである。 【構成】車両内部に形成されたインストルメントパネル
1の内側にコンビネーションメータ2を収納し、このコ
ンビネーションメータの外側にねじ穴5を有する固定用
フランジ6を突出形成すると共に、上記インストルメン
トパネルの内側の上記固定用フランジのねじ穴に対応す
る位置に内側にねじが形成された固定用ボス10を突出
形成し、上記固定用フランジのねじ穴の外周部分に上記
インストルメントパネルの固定用ボスの先端部外周に係
合する位置決め突起13を形成したことを特徴とするも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用メータに係り、特に自動車等の車両のインストルメントパネル の内側にコンビネーションメータを装着する構造の車両用メータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車等の車両内部の運転席の部分に形成されるインストルメント パネルの内部に、速度計やエンジン回転計等が組み込まれたコンビネーションメ ータを収納して、車両用メータを形成することが行なわれている。
【0003】 図4及び図5はこのような従来の車両用メータを示したもので、自動車等の車 両の内部に設けられるインストルメントパネル1の内側には、速度計やエンジン 回転計等が組み込まれたコンビネーションメータ2が収納されており、このコン ビネーションメータ2の前面側には、所定の目盛り等が形成された文字板3及び 所定の計測量に基づいて駆動される指針4が配設されている。また、上記コンビ ネーションメータ2の両側部には、ねじ穴5が形成された一対の固定用フランジ 6,6が突出形成されており、これら各固定用フランジ6には、一方が円形状と され、他方が長円状とされた位置決め孔7,7がそれぞれ穿設されている。また 、上記コンビネーションメータ2の下端部には、ねじ穴8が形成された固定用補 助フランジ9が形成されている。
【0004】 また、上記インストルメントパネル1の内面であって上記固定用フランジ6及 び固定用補助フランジ9の各ねじ穴5,8に対応する位置には、内側に図示しな い雌ねじが形成された固定用ボス10,10がそれぞれ突出形成されており、上 記インストルメントパネル1の内面の上記固定用フランジ6の位置決め孔7に対 応する位置には、位置決めピン11がそれぞれ突出形成されている。
【0005】 上記従来の車両用メータにおいては、上記インストルメントパネル1の内側か ら、上記コンビネーションメータ2をその固定用フランジ6の位置決め孔7がイ ンストルメントパネル1の位置決めピン11に係合されるように組み込み、これ により、上記円型状の位置決め孔7によりコンビネーションメータ2の横方向の 位置決めを行なうとともに、長円状の位置決め孔7によりコンビネーションメー タ2の上下方向の位置決めを行ない、上記コンビネーションメータ2をインスト ルメントパネル1の内側の所定の位置に装着するようになっている。
【0006】 そして、この状態で、上記固定用フランジ6及び固定用補助フランジ9の後面 側から、ねじ12を固定用フランジ6及び固定用補助フランジ9の各ねじ穴5, 8を貫通してインストルメントパネル1の各固定用ボス10の内側に螺入させる ことにより、上記コンビネーションメータ2を締め付け固定するようになってい る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の車両用メータにおいては、コンビネーションメータ2に形 成された固定用フランジ6に位置決め孔7及びねじ穴5を別個に形成しているの で、インストルメントパネル1側に上記位置決め孔7及びねじ穴5に対応した位 置決めピン11及び固定用ボス10を別個に形成する必要があり、インストルメ ントパネル1の構造が複雑となり、インストルメントパネル1の加工が困難で、 容易に製造することができないという不都合がある。しかも、インストルメント パネル1に位置決めピン11及び固定用ボス10を別個に形成するようにしてい るので、上記位置決めピン11及び固定用ボス10の形成スペースが多く必要で あり、インストルメントパネル1の内側のスペースを大きく確保することができ ない車両においては、位置決めピン11及び固定用ボス10の配置が極めて困難 で、適正な位置決めを行なうことができないという不都合を有している。
【0008】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、インストルメントパネルの構造 を簡単にして容易に製造することができ、しかも、インストルメントパネル内部 の省スペース化を図ることのできる車両用メータを提供することを目的とするも のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る車両用メータは、車両内部に形成された インストルメントパネルの内側にコンビネーションメータを収納し、このコンビ ネーションメータの外側にねじ穴を有する固定用フランジを突出形成すると共に 、上記インストルメントパネルの内側の上記固定用フランジのねじ穴に対応する 位置に内側にねじが形成された固定用ボスを突出形成し、上記コンビネーション メータの固定用フランジのねじ穴を貫通して上記固定用ボスにねじを螺入するこ とにより、上記コンビネーションメータを締め付け固定する車両用メータにおい て、上記固定用フランジのねじ穴の外周部分に上記インストルメントパネルの固 定用ボスの先端部外周に係合する位置決め突起を形成したことをその特徴とする ものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、インストルメントパネルの固定用ボスに係合する位置決め突 起により、コンビネーションメータの位置決めを行なうと共に、この位置決め突 起の内側のねじ穴からねじを締め付けることにより、コンビネーションメータを 固定するようにしているので、従来のように、位置決めピン等の別個の部材が不 要となり、インストルメントパネルの構造を簡単にすることができ、インストル メントパネルを容易に加工、製造することができる。しかも、インストルメント パネルには、固定用ボスを形成するだけでよいので、少ないスペースで固定用ボ スを形成することができ、インストルメントパネルの内側スペースが小さい車両 であっても適正な位置決めを行なうことができるものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3を参照して説明する。 図1乃至図3は本考案に係る車両用メータの一実施例を示したもので、自動車 等の車両の内部に設けられるインストルメントパネル1の内側には、速度計やエ ンジン回転計等が組み込まれたコンビネーションメータ2が収納されており、こ のコンビネーションメータ2の前面側には、所定の目盛り等が形成された文字板 3及び所定の計測量に基づいて駆動される指針4が配設されている。また、上記 コンビネーションメータ2の両側部には、一対の固定用フランジ6が突出形成さ れており、これら各固定用フランジ6には、一方が円形状とされ、他方が長円状 とされたねじ穴5がそれぞれ穿設されている。また、上記コンビネーションメー タ2の下端部には、ねじ穴8が形成された固定用補助フランジ9が形成されてい る。
【0012】 また、上記インストルメントパネル1の内面であって上記固定用フランジ6及 び固定用補助フランジ9の各ねじ穴5,8に対応する位置には、内側に図示しな い雌ねじが形成された固定用ボス10,10がそれぞれ突出形成されており、さ らに、本実施例においては、上記固定用フランジ6の前面側であって各ねじ穴5 ,5の外周部分には、上記インストルメントパネル1の固定用ボス10の先端部 外周に係合し上記各ねじ穴5に対応した形状を有する位置決め突起13,13が 突出形成されている。
【0013】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例においては、上記インストルメントパネル1の内側から、上記コンビ ネーションメータ2をその固定用フランジ6の位置決め突起13がインストルメ ントパネル1の固定用ボス10の先端部外周に係合されるように組み込み、これ により、上記円型状の位置決め突起13によりコンビネーションメータ2の横方 向の位置決めを行なうと共に、長円状の位置決め突起13によりコンビネーショ ンメータ2の上下方向の位置決めを行ない、上記コンビネーションメータ2をイ ンストルメントパネル1の内側の所定の位置に装着するようになっている。
【0014】 そして、この状態で、上記固定用フランジ6及び固定用補助フランジ9の後面 側から、ねじ12を固定用フランジ6及び固定用補助フランジ9の各ねじ穴5, 8を貫通してインストルメントパネル1の各固定用ボス10の内側に螺入させる ことにより、上記コンビネーションメータ2を締め付け固定するようになってい る。
【0015】 従って、本実施例においては、インストルメントパネル1の固定用ボス10に 係合する位置決め突起13により、コンビネーションメータ2の位置決めを行な うと共に、この位置決め突起13の内側のねじ穴5からねじ12を締め付けるこ とにより、上記コンビネーションメータ2を固定するようにしているので、従来 のように、位置決めピン等の別個の部材が不要となり、インストルメントパネル 1の構造を簡単にすることができ、インストルメントパネル1を容易に加工、製 造することができる。しかも、インストルメントパネル1には、固定用ボス10 を形成するだけでよいので、インストルメントパネル1の内側スペースが少なく て済み、インストルメントパネル1の内側スペースが小さい車両であっても、固 定用ボス10を容易に形成することができ、適正な位置決めを行なうことができ る。
【0016】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更 することができるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る車両用メータは、インストルメントパネルの固 定用ボスに係合する位置決め突起により、コンビネーションメータの位置決めを 行なうようにしているので、従来のように、位置決めピン等の別個の部材が不要 となり、インストルメントパネルの構造を著しく簡単にすることができ、インス トルメントパネルを容易に加工、製造することができる。しかも、インストルメ ントパネルには、固定用ボスを形成するだけでよいので、少ないスペースで固定 用ボスを形成することができ、インストルメントパネルの内側スペースが小さい 車両であっても適正な位置決めを行なうことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面断面図である。
【図2】図1のコンビネーションメータの正面図であ
る。
【図3】図3(a),(b)は図2の各位置決め突起部
分の拡大斜視図である。
【図4】従来の車両用メータを示す概略側面断面図であ
る。
【図5】図4のコンビネーションメータの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 コンビネーションメータ 3 文字板 4 指針 5 ねじ穴 6 固定用フランジ 10 固定用ボス 13 位置決め突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部に形成されたインストルメント
    パネルの内側にコンビネーションメータを収納し、この
    コンビネーションメータの外側にねじ穴を有する固定用
    フランジを突出形成すると共に、上記インストルメント
    パネルの内側の上記固定用フランジのねじ穴に対応する
    位置に内側にねじが形成された固定用ボスを突出形成
    し、上記コンビネーションメータの固定用フランジのね
    じ穴を貫通して上記固定用ボスにねじを螺入することに
    より、上記コンビネーションメータを締め付け固定する
    車両用メータにおいて、上記固定用フランジのねじ穴の
    外周部分に上記インストルメントパネルの固定用ボスの
    先端部外周に係合する位置決め突起を形成したことを特
    徴とする車両用メータ。
JP2052891U 1991-04-01 1991-04-01 車両用メータ Withdrawn JPH04119223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2052891U JPH04119223U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 車両用メータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2052891U JPH04119223U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 車両用メータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04119223U true JPH04119223U (ja) 1992-10-26

Family

ID=31906591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2052891U Withdrawn JPH04119223U (ja) 1991-04-01 1991-04-01 車両用メータ

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JP (1) JPH04119223U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217932A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 トヨタ自動車九州株式会社 クランプユニット及びクランプ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014217932A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 トヨタ自動車九州株式会社 クランプユニット及びクランプ装置

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Effective date: 19950713