JPH04118902U - 旋 盤 - Google Patents
旋 盤Info
- Publication number
- JPH04118902U JPH04118902U JP3280191U JP3280191U JPH04118902U JP H04118902 U JPH04118902 U JP H04118902U JP 3280191 U JP3280191 U JP 3280191U JP 3280191 U JP3280191 U JP 3280191U JP H04118902 U JPH04118902 U JP H04118902U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- tool
- tools
- spindles
- lathe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 235000015067 sauces Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数個のワークの同時加工を可能とし、生産
性の向上を図る。また、構造の簡単化、および占有床面
積の縮小を図り、さらに同時加工されるワーク相互間で
精度ばらつきが小さくなるようにする。 【構成】 2本の主軸3,4を上下に並設し、これら各
主軸3,4に対する一対の工具10を、同じタレット刃
物台5に並設する。一対の工具10は、主軸3,4の軸
心間隔だけ離して取付ける。
性の向上を図る。また、構造の簡単化、および占有床面
積の縮小を図り、さらに同時加工されるワーク相互間で
精度ばらつきが小さくなるようにする。 【構成】 2本の主軸3,4を上下に並設し、これら各
主軸3,4に対する一対の工具10を、同じタレット刃
物台5に並設する。一対の工具10は、主軸3,4の軸
心間隔だけ離して取付ける。
Description
【0001】
この考案は複数本の主軸を備えたタレット旋盤等の旋盤に関するものである。
【0002】
従来、タレット旋盤において、2本の主軸を並設し、その両側にタレットを設
けた2軸2タレットの旋盤がある。このタレット旋盤では、2本の主軸で同時加
工が行え、高い生産性が得られる。
【0003】
しかし、独立した2個のタレットが用いられるため、構造が複雑で高価になる
うえ、これら2個のタレットと2本の主軸とが横並びに一列に配列されるために
旋盤の占有床面積が大きくなるという問題点がある。
【0004】
また、独立した2個のタレットで加工を行うため、同時加工される2個のワー
クの間で、精度のばらつきが生じ易い。このため、例えば2個が対として使用さ
れるような部品を同時加工する場合に、精度の揃った2個の部品を得ることが難
しい。
【0005】
この考案の目的は、複数個のワークの同時加工が行えて、生産性が高く、しか
も構造が簡単で占有床面積も小さくて済み、さらに同時加工されるワーク相互間
で精度ばらつきが生じ難い旋盤を提供することである。
【0006】
この考案の旋盤は、複数本の主軸を並設し、これら各主軸に対する複数の工具
を同じ刃物台に並設したものである。
【0007】
【作用】
この構成によると、複数の主軸に各々保持された複数のワークが、同じ刃物台
に取付けられた複数の工具により同時加工される。この場合に、各工具は刃物台
の移動により、互いに同じ動きを行い、各ワークは同一形状に加工される。
【0008】
この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。ベッド1に設けた
主軸台2に、2本の主軸3,4が上下に並設してあり、各主軸3,4は主軸台2
の後方に設置した主軸モータ(図示せず)によりベルト等を介して回転駆動され
る。主軸台2と隣合って、タレット刃物台5を搭載したタレットスライド6がベ
ッド1のレール7上に横(X軸方向)移動可能に設置してある。タレットスライ
ド6の駆動は、図2の送りねじ9を介してサーボモータ(図示せず)により行わ
れる。
【0009】
タレット刃物台5は、正面形状が多角形のドラム状のものであり、タレットバ
ー8の先端に設けてある。タレットバー8は、タレットスライド6に割出回転お
よびZ軸方向の移動が自在に支持してあり、タレット刃物台5はタレットスライ
ド6の横移動およびタレットバー8の進退により、主軸3,4のワークWに対す
る切り込みおよび送りが行われる。
【0010】
タレット刃物台5の各周面部分からなる工具ステーションS1〜Snには、各
々2本の主軸3,4に対する一対の工具10が、これら主軸3,4の軸心間隔で
並設してある。これら工具10は、一対ずつ同じ工具ホルダ11に設け、この工
具ホルダ11をタレット刃物台5に着脱可能に取付けてある。なお、一対の工具
10は、各々別の工具ホルダを介してタレット刃物台5に取付けても良い。タレ
ット刃物台5の第1の工具ステーションS1の工具10はバイトであり、第2の
工具ステーションS2の工具10はエンドミルまたはドリル等の回転工具からな
る。タレット刃物台5の他の各工具ステーションの工具は図示を省略してある。
【0011】
この構成の旋盤によると、上下に並設した2本の主軸3,4のワークWが、タ
レット刃物台5の同じ工具ステーションS1〜Snに取付けた一対の工具10に
より、同時に加工される。この場合に、一対の工具10は、タレット刃物台5の
移動により互いに同じ動きを行い、各ワークWは同一形状に加工される。
【0012】
このように、2個のワークWの同時加工が行えて、高い生産性が得られる。し
かも、一対の工具10に対してタレット刃物台5が共用されるので、構造が簡単
で、かつ占有床面積が小さくて済む。さらに、一対の工具10が同じタレット刃
物台5に取付けられて同じ動きを行うため、ベッド1の熱変位等にかかわらず、
同時加工される各ワークWの相互間で精度のばらつきが小さくなる。
【0013】
なお、前記実施例はタレット旋盤に適用した場合につき説明したが、この考案
はタレット以外の刃物台形式の旋盤にも適用でき、また主軸が3本以上の旋盤に
も適用することができる。
【0014】
この考案の旋盤は、複数本の主軸を並設し、これら各主軸に対する複数の工具
を同じ刃物台に取付けたため、複数個のワークの同時加工が行えて、高い生産性
が得られる。しかも、複数の工具につき刃物台が共用されるので、構造が簡単で
、かつ占有床面積が小さくて済む。さらに、複数の工具が同じ刃物台に取付けら
れて同じ動きを行うため、同時加工される各ワークの相互間で精度のばらつきが
小さくなるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】その平面図である。
1…ベッド、2…主軸台、3,4…主軸、5…タレット
刃物台、6…タレットスライド、10…工具、S1〜S
n…工具ステーション 、W…ワーク
刃物台、6…タレットスライド、10…工具、S1〜S
n…工具ステーション 、W…ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 複数本の主軸を並設し、これら各主軸に
対する複数の工具を同じ刃物台に並設した旋盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280191U JPH04118902U (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 旋 盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280191U JPH04118902U (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 旋 盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118902U true JPH04118902U (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31915679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280191U Pending JPH04118902U (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 旋 盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118902U (ja) |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3280191U patent/JPH04118902U/ja active Pending
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