JPH0335905A - Ｙ軸機能付旋盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ｙｓｉ能を有するＮＣｒ１盤又はターニング
センタに関するものである。

従来の技術 従来のＹ軸機能付ＮＣ旋盤又はターニングセンタの構成
は、主軸が作業者に対して横を向き刃物台が後方又は斜
め後方にあるものと、主軸が真上を向き、刃物台が主軸
の上方にあるものとに大別される。

発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べたもののうち前者においては５比９９
．的大きなフロアスペースを要し、そのうえ間口が奥行
きよりも大きいため、自動化ラインを構成するに際して
、工作物の搬送距離が長くなるという問題点を有してい
る。また後者においては、間口が狭いのでライン構成に
は有利であるが、主軸回転部に切削水等が侵入しやすい
という問題点を有している。

本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、フロアス
ペースが小さく、工作物の搬送距離を短くすることので
きるＹ軸機能付旋盤を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明におけるＹ軸機能付
旋盤は、ｚ軸方向に移動可能な主軸台の上方にＸ軸方向
及びＹ軸方向に移動可能な刃物台を配設したものである
。

また刃物台のＹ軸方向移動部材は固定台と互換性を有す
るブロックビルド構成としたもとすることもできる。

作用 主軸先端のチャックに工作物が把持され、主軸が回転さ
れて主軸台のＸ軸方向の移動と、刃物台のＸ輪方向の移
動により、旋削加工が行われる。

旋削加工が終わると、回転工具が切削位置に割出され、
主軸の回転が停止されてクランプされ、刃物台のＸ軸方
向とＹ軸方向の移動によってミーリング加工が行われる
。

実施例 第１実施例について第１図、第２図を参照して説明する
。フレームｌのほぼ中央に水平かつ１１１後（Ｚ軸）方
向のすべり案内面が設けられており、このすべり案内面
上にラム形主輪台２が移動可能に載置され、主軸台２は
フレームｌに固着のＮＣ駆動の２輪サーボモータ３によ
り移動位置決めされる。そして主軸台２に複数の軸受に
より主軸４が回転可能に軸承され、主軸４の先端にチャ
ック５が嵌着されている。

フレームｌの上面にＹ軸方向のすべり案内面を前側面に
有する案内台８が固着されており、Ｙ軸方向のすべり案
内面上に往復台９が移動可能に載置され、往復台９は案
内台に固着のＹ軸サーボモータｌＯにより移動位置決め
される。往復台９の前側面にＸ軸方向のすべり案内面を
有する下台１１が固着されており、下台１１のＸ軸方向
のす・くり案内面上に中台１２が移動可能にｉｘｚされ
、中台１２は下台１１に固着のＸ軸サーボモータ１３に
より移動位置決めされる。中台１２の前側面上に、Ｘ軸
及びＹ軸により構成される垂直平面上において旋回及び
割出可能なタレット１４を有する刃物台１５が固着され
ている。そしてタレットの工具取付ステーションの少な
くとも１つは回転工具取付用に形成されており、この回
転工具取付ステーションに回転工具１６が着脱可能に取
付けられている。

続いて第１実施例の作用について説明する。主軸チャッ
ク５に工作物が把持され、タレット１４が旋回されて図
示しないパイ）１７が切削位置に割出され、刃物台１５
のＸ軸方向の移動と、主軸台２のＸ軸方向の移動とによ
って旋削加工が行われる。旋削加工が終わると、再びタ
レツ）１４が旋回されて回転工具１６が切削位置に割出
され、主軸４の回転が停止されてクランプされ、回転工
具が回転されて、刃物台１５のＸ軸方向の移動と、Ｙ軸
方向の移動でミーリング加工が行われる。

次に第２実施例について第３図、第４図を参照して説明
する。フレーム２１の前側面に水平かつ左右（Ｚ軸）方
向のすべり案内面が削設されており、このＸ軸方向のす
べり案内面上に、移動可能に主軸台２２が載置され、主
軸台２２はフレームに固着のＮＣ４１動の２軸サーボモ
ータ２３により移動位置決めされる。そして主軸台２２
に？ｊ［数の軸受により回転可能に主軸２４が軸承され
ており、主軸先端にチャック２５が嵌着されている。

フレーム２１の上面にＹ軸方向のすべり案内面を有する
水平下台２８が固着されており、水平下台２８上に移動
台２９が移動可能に載置され、移動台２９は下台２８に
固着のＹ軸サーボモータ３０により移動位置決めされる
。移動台２９の前側面に垂直（Ｘ軸）方向のすべり案内
面を有する垂直下台３１が固着されており、垂直下台３
１のＸ軸すべり案内面上に中台３２が移動可能にｉ３！
　置され、中台３２は垂直下台３１に固着のＸ軸サーボ
モータ３３により移動位置決めされる。そして中台の前
側面上にＸ軸とＹ軸により構成される垂直平面上におい
て旋回割出可能なタレット３４を存する刃物台３５が移
動可能に設けられている。そしてタレット３４の取付ス
テーションに回転工具３６及びバイト３７がそれぞれ着
脱可能に取付けられている。

続いて第２実施例の作用について説明する。主軸チャッ
ク２５に工作物が把持され、タレット３４が旋回されて
バイト３７が切削位置に割出され、刃物台３５のＸ軸方
向の移動と、主軸台２２のＸ軸方向の移動とによって旋
削加工が行われる。旋削加工が終わると、再びタレット
３４が旋回されて回転工具３６が切削位置に；ＩＰ＋出
され、主軸２４の回転が停止されてクランプされ、回転
工具３６が回転されて、刃物台３５のＸ軸方向の移動と
Ｙ軸方向の移動でミーリング加工が行われる。

次に第２実施例のＹ軸付旋盤をＹ他機能のない旋盤に仕
様変更する場合について説明する。

第５図、第６図に示すように水平丁合２Ｂ　移動台２９
及びＹ軸サーボモータ３０を取外して、代わりに固定台
３９をフレーム２１−にに取付けるだけで簡Φに仕様変
更することができる。

発明の効果 本発明は上述のとおり構成されでいるので、次に記載す
る効果を奏する。

Ｚ軸方向に移動可能な主軸台の上方に、Ｘ軸及びＹ軸方
向に移動可能な刃物台を配設したので、フロアスペース
が最小となり、自動化ライン構成の際の工作物搬送距離
の雑種ができ、刃物台のＸ軸及びＹ軸方向移動を自動工
具交換に利用することにより、自動工具交換装置の簡略
化が可能となり、更にワークのダイレクト搬送にも利用
することが可能となる。また刃物台の移動部材をブＣ１
７クビルドｉ＃戒となしたので、ユニノド・の共通化と
生産に対するフレキシブルな幻応が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例のＹＭ機能付旋盤の側面袋間、第２
図は第１実施例のＹ軸Ｒ能付旋盤の正面袋間、第３図は
第２実施例のＹ軸機能付旋盤のｉｌ二面姿図１第４図は
第２実施例のＹ軸機能イ・Ｊ旋盤の側面袋間、第５図は
プロソクビルド構成説明用ご第３図のＹ軸機能付旋盤を
ユニット変更してＹ軸なしとした旋盤の正面袋間、第６
図は第５図の側面袋間である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｚ軸方向に移動可能な主軸台（２又は２２）の上
   方にＸ軸方向及びＹ軸方向に移動可能な刃物台（１４、
   １５又は３４、３５）を配設したことを特徴とするＹ軸
   機能付旋盤。
2. （２）刃物台（３４、３５）のＹ軸方向移動部材（２８
   〜３０）は固定台（３９）と互換性を有するブロックビ
   ルド構成としたことを特徴とする請求項１記載のＹ軸機
   能付旋盤。