JPH04118788U - Dc−dcコンバータ - Google Patents

Dc−dcコンバータ

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JPH04118788U
JPH04118788U JP2722091U JP2722091U JPH04118788U JP H04118788 U JPH04118788 U JP H04118788U JP 2722091 U JP2722091 U JP 2722091U JP 2722091 U JP2722091 U JP 2722091U JP H04118788 U JPH04118788 U JP H04118788U
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JP
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magnetic plate
recess
conductive pattern
magnetic
terminal
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JP2722091U
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薫明 渡辺
朝海 樋浦
嘉千安 佐藤
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東光株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産性がよい小型のDC−DCコンバータを提
供する。 【構成】上面の導電パターン34に電子部品50を搭載した
磁性体板30をトランスのE形コア10に突き合わせて閉磁
路を形成する。磁性体板30の下面の電極36にトランスの
線材20の端末22を接続し、電極36と導電パターン34との
接続を、磁性体板30の対向する二側面に設けた凹部32内
の導体で行う。そして、残りの対向する二側面の凹部32
に臨む導電パターン34に端子40を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、抵抗やコンデンサ等の電子部品を搭載する回路基板として磁性体板 を使用した小型のDC−DCコンバータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来のこの種のDC−DCコンバータとしては、磁性体板に複数の切り込みを 入れ、この切り込みによって形成された小径部に線材を巻回してチョークコイル やトランスを形成するとともに、この基板上の残りのスペースに電子部品を実装 したものがある。しかし、このような構造では、磁性体板の狭い部分に直接巻線 を施すことになるので巻線作業が困難になる問題があった。また、コイルやトラ ンスの周囲の磁性体板上に部品を実装するために広い面積の磁性体板が必要とな り、DC−DCコンバータ全体の寸法形状が幅の広い大きなものとなってしまう 欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、線材を巻回したE形のコアと、下面をこのE形コアに突き合わせた 閉磁路形成用の四角形の磁性体板を有し、磁性体板の上面に設けた導電パターン 上に抵抗やコンデンサ等の電子部品を搭載するとともに、磁性体板の下面に設け た電極に線材の端末を接続し、この電極と上面の導電パターンとの接続を、磁性 体板の対向する二側面に形成した凹部の表面の導体で行い、残りの対向する二側 面に形成した凹部に臨む導電パターンに、外部接続用の端子を固着した構成を特 徴とする。
【0004】
【実施例】
図1〜図3は、本考案によるDC−DCコンバータの一実施例を示すものであ る。10は、図4に示すように中央に突出した円柱状の巻軸12を有する断面がE形 の磁性体コアである。巻軸12には、幅の広い偏平な複数本の線材20が巻回されて トランスを構成している。コア10の上面には、図示しない絶縁フィルムからなる スペーサを介して四角形の磁性体板30が接着固定してあり、コア10と磁性体板30 とで閉磁路を形成している。
【0005】 磁性体板30は、側面に複数の凹部32を有し、かつ上面には導電パターン34が被 着されている。図示は省略してあるが、通常この導電パターン34は絶縁層を介し て複数層設けられる。図5のように、磁性体板30の下面には、対向する二側面の 凹部32に臨む位置に電極36を設けてある。トランスの線材20の端末22は、これら の電極36にそれぞれ接続してある。磁性体板30の上下面にそれぞれ設けられた導 電パターン34と電極36とは、磁性体板30の対向する二側面に位置する凹部32内の 表面に被着した導体を通じて電気的に接続されている。また、磁性体板30の残り の対向する二側面の凹部32に臨む位置の導電パターン34には、それぞれ外部接続 用の端子40が固着してある。
【0006】 図6に示すように、この端子40の先端部には、先端の中央を直角方向に切り起 こして突片42を設けてある。端子40は、図7のように突片42を凹部32内に挿入し 残りの先端部分44を導電パターン34上に載置して、凹部32表面の導体と導電パタ ーン34に、それぞれ半田または導電ペースト等で接続固定してある。突片42が凹 部32に係合されるので端子40の位置ぎめが容易になり、突片42が凹部32内の導体 に固定されるために端子40の取付け強度が増す。なお、図1〜図3における符号 50は、導電パターン34上に搭載された抵抗やコンデンサ等の電子部品を示してい る。 このように組み立てられたDC−DCコンバータは、さらに、端子40以外の本 体部分を樹脂封止して使用される。
【0007】 側面に複数の凹部32を有する磁性体板30は、スルーホールを利用して簡単に作 ることができる。すなわち、図8のような磁性体からなる母基板60を用意し、そ の表面に導電パターン(図示せず)を設けるとともに、内側を導体で覆った多数 のスルーホール62を形成する。次いで、各スルーホール62の中心を結ぶ二点鎖線 の位置で母基板60を切断すれば、横断面が半円形の凹部32を側面に有する磁性体 板30を多数得ることができる。
【0008】 また、コア10に線材20を直接巻回する代わりに、あらかじめ線材20を図4のよ うな環状に巻き固めたものを作り、これをコア10の巻軸12に挿入することでトラ ンス部分を容易に組み立てられる。なお、線材20としては、偏平な平角線に限ら ず、一般的な丸線を用いてもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、あらかじめ線材を巻回して形成した巻線体をコアに挿入して 取付けることができるので自動機を用いて巻線作業を生産性よく行える。磁性体 板30もスルーホールを設けた母基板を利用して効率よく製造でき、ほぼ同じ大き さの磁性体板30とコア10を重ねた構成にすることで、きわめて小型のDC−DC コンバータを得られる効果がある。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるDC−DCコンバータの一実施
例を示す斜視図
【図2】 同、正面図
【図3】 同、側面断面図
【図4】 同コンバータの一部の分解斜視図
【図5】 磁性体板の下面図
【図6】 端子の一部を拡大して示す斜視図
【図7】 端子の取付け状態を拡大して示す部分断面図
【図8】 磁性体板の製造方法の説明図
【符号の説明】
10 コア 12 巻軸 20 線材 30 磁性体板 32 凹部 40 端子 50 電子部品

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に導体を被着した凹部が側面に形成
    され上面に導電パターンが設けられたほぼ四角形の磁性
    体板と、中央に巻軸を有し断面がE形の磁性体コアと、
    該巻軸に巻回された線材と、複数の端子とを備え、コア
    を磁性体板の下面に突き合わせてコアと磁性体板とで閉
    磁路を形成し、凹部内の導体によって上面の導電パター
    ンに電気的に接続された電極を、磁性体板の下面で且つ
    対向する二側面の凹部に臨む位置に設けて、該線材の端
    末を電極に接続するとともに、磁性体板の他の対向する
    二側面の凹部に臨む位置の導電パターンに端子を接続固
    定し、磁性体板上の導電パターン上に抵抗やコンデンサ
    等の電子部品を搭載したことを特徴とするDC−DCコ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 磁性体板の側面の凹部の横断面が半円形
    である請求項1のDC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 板状の端子の先端部を、ほぼ直角方向に
    切り起こして突片を形成し、該突片を凹部内に挿入して
    凹部表面の導体に接続固定した請求項1または請求項2
    のDC−DCコンバータ。
JP2722091U 1991-03-28 1991-03-28 Dc−dcコンバータ Expired - Lifetime JPH0753429Y2 (ja)

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JPH04118788U true JPH04118788U (ja) 1992-10-23
JPH0753429Y2 JPH0753429Y2 (ja) 1995-12-06

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