JPH04117497U - チツプ状回路部品マウント装置 - Google Patents

チツプ状回路部品マウント装置

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JPH04117497U
JPH04117497U JP2867691U JP2867691U JPH04117497U JP H04117497 U JPH04117497 U JP H04117497U JP 2867691 U JP2867691 U JP 2867691U JP 2867691 U JP2867691 U JP 2867691U JP H04117497 U JPH04117497 U JP H04117497U
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英雄 城内
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 容器1側からテンプレート6の案内ケース6
1にチップ状回路部品を分配するディストリビューター
2の下面に、静電気が帯電するのを防止する。 【構成】 容器1からディストリビューター2の案内チ
ューブ21、21…を通ってチップ状回路部品がテンプ
レート6の案内ケース61の中に送られる。その後テン
プレート6がスライド機構66によりサクションヘッド
8の下まで移動する間に、噴射器25からディストリビ
ューター2の下面に荷電イオンが吹き付けられ、そこの
静電気を除去する。さらに、サクションヘッド8でチッ
プ状回路部品が回路基板9の上に搭載される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回路基板上にチップ状回路部品をマウントする装置において、チッ プ状回路部品を確実に分配して回路基板へ搭載するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、回路基板の所定の位置にチップ状回路部品を搭載する場合、自 動マウント装置を用いて次のようにして行なわれていた。すなわち、複数の容器 の中にバルク状に収納されたチップ状回路部品を、ディストリビューターに配管 された複数本の案内チューブに一つずつ取り出して、テンプレートの所定の位置 に形成された凹状の収納部へ各々送り、そこに収受する。この収納部は、各々の チップ状回路部品を回路基板に搭載する位置に合わせて配置されている。そして 、サクションヘッドを有する部品移動手段により、前記収納部に収納されたチッ プ状回路部品が、収納されたときの相対位置を保持したまま回路基板に移動され 、搭載される。これによって、前記各チップ状回路部品が回路基板の所定の位置 に各々搭載される。 回路基板には、チップ状回路部品を搭載すべき位置に予め接着剤を塗布してお き、搭載された前記回路部品をこの接着剤で仮固定した状態で、半田付けを行な う。
【0003】 前記テンプレートでは、チップ状回路部品を収受するための凹部を形成するた め、図3で示すように、テンプレート6のベースボード60の上に案内ケース6 1を取り付けている。テンプレート6がマルチマウンター装置のディストリビュ ーターの直下に挿入されたとき、テンプレート6の下にバキュームケースが当て られ、テンプレート6の下面側が負圧に維持される。この状態で、ディストリビ ューター2の案内チューブ21を通して落下してくるチップ状回路部品aが案内 ケース61に収受される。このとき、案内チューブ21から案内ケース61の底 部に開設された通孔63を通して、テンプレート6の裏面側に空気が引き込まれ 、この空気の流れでチップ状回路部品aが案内ケース61に送られる。
【0004】 その後、テンプレートがサクションヘッド8の下まで移動すると、サクション ヘッドが下降し、テンプレートの所定の位置に収受されたチップ状回路部品aが サクションヘッドのセットノズルに各々吸着される。次いで、テンプレートがサ クションヘッドの下から退避した後、その下に回路基板が挿入され、サクション ヘッドが下降し、セットノズルの先端に吸着したチップ状回路部品を回路基板の 上に載せ、予め回路基板上に塗布された接着剤で仮固定する。その後、サクショ ンヘッドが上方に復帰する。
【0005】
【考案が解決しようとしている課題】
ところで、ディストリビューター2側から落下し、テンプレート6を経てサク ションヘッドに吸着、保持されるまでのチップ状回路部品aは、その間に静電気 が帯電してしまう。このような帯電したチップ状回路部品aが順次送られ、それ らが前記案内ケース61に次々収受するうちに、テンプレート2の下面も帯電し てしまう。そうすると、図3において二点鎖線で示すように、チップ状回路部品 aが案内ケース61の中に収納されず、ディストリビューター2のフレーム22 の下面に貼り付いてしまうことがある。
【0006】 ディストリビューター2のフレーム22は、金属で形成されており、本来導電 体であるが、実際にはその下面に樹脂塗料等が施され、この塗装膜が帯電して、 その静電気でチップ状回路部品aを吸着する。そしてこのようにして、案内ケー ス61の中にチップ状回路部品aが収受されずに、ディストリビューター2のフ レーム22の下面に貼り付いたままになると、案内ケース61の一部にチップ状 回路部品aが収納されてないまま次の動作に進んでしまい、いわゆる欠品が生じ 、正しく回路基板の上にチップ状回路部品がマウントされない。 そこで本考案は、前記課題を解決するためなされたもので、その目的は、ディ ストリビュータの下面に帯電した静電気を除電することができるチップ状回路部 品マウント装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するため、本考案では、チップ状回路部品がバルク 状に収納される複数の容器1、1…と、各容器1、1…の中に収納されたチップ 状回路部品を分配、供給するディストリビュータ2と、該ディストリビューター 2から供給されるチップ状回路部品を収受する収納部が所定の位置に配置された テンプレート6と、回路基板9を搬送するコンベア7と、前記テンプレート6の 収納部に収納された回路部品を同収納部の中から吸着し、前記回路基板9に搭載 するサクションヘッド8とを備えるチップ状回路部品マウント装置において、前 記テンプレート6の近傍に、ディストリビューター2の下面に向けて荷電イオン を噴射する噴射器25を配置したことを特徴とするチップ状回路部品マウント装 置を提案する。
【0008】
【作用】
前記本考案のチップ状回路部品マウント装置では、テンプレート6がディスト リビューター2の直下からサクションヘッド8へ移動するとき、そのテンプレー ト6の近傍にある噴射器25から、ディストリビューター2の下面に荷電イオン が噴射されるため、そこに帯電していた静電気が中和され、除電される。また、 こうしてディトリビューター2の下面が除電されることにより、チップ状回路部 品aを収納するテンプレート6、特にその案内ケース61側でも帯電しにくくな る。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。 本考案の実施例によるチップ状回路部品のマウント装置全体の概要が図1に示 されている。すなわち、チップ状回路部品をバルク状に収納した容器1が複数配 置され、これにチューブ10を介してエスケープメントである送出部11が接続 されている。さらに、この送出部11の下にディストリビューター2が配置され ている。
【0010】 このディストリビューター2は、前記送出部11の下に固定された固定フレー ム23と、この下に平行に配置され、下面側に前記テンプレート6が着脱自在に 取り付けられる可動フレーム22とを有し、これら固定フレーム23と可動フレ ーム22とは、可撓性を有する長さの等しい4本の支柱でそれらの4隅が互いに 連結されている。可動フレーム22に振動を与えるバイブレータ24が連結され 、これにより可動フレーム22が水平に振動される。 さらに、固定フレーム23と可動フレーム22との間にチップ状回路部品を案 内、搬送する可撓性の案内チューブ21、21…が配管されている。
【0011】 前記可動フレーム22の下には、テンプレート枠65に載せられたテンプレー ト6が挿入され、固定される。このテンプレート6は、チップ状回路部品の回路 基板への搭載位置に合わせてベースボード60上に案内ケース61を配設したも のである。そして、このテンプレート6がディストリビューター2の直下に挿入 されたとき、前記可動フレーム22に連結された案内チューブ21の下端が、テ ンプレート6の各々の案内ケース61の上に位置する。
【0012】 またこのとき、テンプレート6の下にバキュームケース4が当てられ、テンプ レート6の下面側が負圧に維持される。このため、案内チューブ21から案内ケ ース61の底部に開設された通孔を通して、テンプレート6の裏面側に空気が引 き込まれ、空気の流れが形成される。ここで各容器1側から送られてきたチップ 状回路部品aが、その重力と前記空気の流れとにより、ディストリビューター2 の案内チューブ21を通って送られ、テンプレート6の案内ケース61の中に収 納される。
【0013】 前記テンプレート枠65に載せられたテンプレート6は、スライド機構66に より、ディストリビューター2の直下とサクションヘッド8の直下とを移動させ られる。これにより、ディストリビューター2の直下で、チップ状回路部品がテ ンプレート6の各々所定の案内ケース61に収受された後、テンプレート6がサ クションヘッド8の下まで移動する。そこで案内ケース61に収受されたチップ 状回路部品がサクションヘッド8のセットノズルに各々吸着される。その後、テ ンプレートがサクションヘッド8の下から退避した後、同ヘッド8の下にコンベ アー7で搬送されてきた回路基板9が挿入される。そして、サクションヘッド8 が、そのセットノズル81の先端に吸着したチップ状回路部品を回路基板9の上 に搭載する。
【0014】 ここで本考案では、第2図にも示すように、前記スライド機構66によりテン プレート枠65に載せられたテンプレート6の近傍に、荷電イオンを噴射する噴 射器25を配置している。図示の実施例では、テンプレート枠65上にパイプ状 の噴射器25を架設しており、この噴射器25の周面には、上へ向けて噴射口2 6が開設されている。
【0015】 噴射器25から発射する荷電イオンは、高周波イオン発生器等の別のイオン発 生器(図示せず)で発生させたものを、噴射器25へ送り、そこから上方へ向け て噴射する。 図2は、テンプレート6がディストリビューター2の直下からサクションヘッ ド8側へ向けて矢印で示すように図において左方向へ移動するとき、噴射器25 からディストリビューター2のフレーム22の下面に向けて荷電イオンを噴射す る状態を表わしている。すなわち、前記スライド機構66によるテンプレート枠 65の移動に伴い、噴射器25から荷電イオンがディストリビューター2のフレ ーム22の下面のほぼ全面に亙って吹き付けられる。吹き付けるイオンは、例え ばディストリビューター2のフレーム22の下面が正の電荷に帯電している場合 は、負の電荷を持ったイオンとする。これにより、テンプレート6上の案内ケー ス61とその中のチップ状回路部品aに帯電している静電気が中和され、除電さ れる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、ディストリビューター6の下面に帯電し た静電気を除去するとことができるので、チップ状回路部品を確実に回路基板に 搭載できるマウント装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるチップ状回路部品マウン
ト装置を示す概略斜視図である。
【図2】本考案の実施例示すディストリビューター下部
とその下から移動するテンプレートの要部の断面図であ
る。
【図3】従来例を示すディストリビューター下部とその
下から移動するテンプレートの要部断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 ディストリビューター 6 テンプレート 9 回路基板 7 コンベア 8 サクションヘッド 25 噴射器

Claims (1)

    【整理番号】 0020937−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状回路部品がバルク状に収納され
    る複数の容器(1)、(1)…と、各容器(1)、
    (1)…の中に収納されたチップ状回路部品を分配、供
    給するディストリビュータ(2)と、該ディストリビュ
    ーター(2)から供給されるチップ状回路部品を収受す
    る収納部が所定の位置に配置されたテンプレート(6)
    と、回路基板(9)を搬送するコンベア(7)と、前記
    テンプレート(6)の収納部に収納された回路部品を同
    収納部の中から吸着し、前記回路基板(9)に搭載する
    サクションヘッド(8)とを備えるチップ状回路部品マ
    ウント装置において、前記テンプレート(6)の近傍
    に、ディストリビューター(2)の下面に向けて荷電イ
    オンを噴射する噴射器(25)を配置したことを特徴と
    するチップ状回路部品マウント装置。
JP1991028676U 1991-03-30 1991-03-30 チップ状回路部品マウント装置 Expired - Lifetime JPH085596Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120899A (ja) * 1987-11-05 1989-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品装着方法
JPH02234497A (ja) * 1989-03-07 1990-09-17 Taiyo Yuden Co Ltd チップ状電子部品マウント方法及び装置

Patent Citations (2)

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