JPH04117468U - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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Publication number
JPH04117468U
JPH04117468U JP2164991U JP2164991U JPH04117468U JP H04117468 U JPH04117468 U JP H04117468U JP 2164991 U JP2164991 U JP 2164991U JP 2164991 U JP2164991 U JP 2164991U JP H04117468 U JPH04117468 U JP H04117468U
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
short
printed
circuit
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Pending
Application number
JP2164991U
Other languages
English (en)
Inventor
明典 村松
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
Priority to JP2164991U priority Critical patent/JPH04117468U/ja
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  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷表面側において回路の短絡化を可能とし
たプリント配線板。 【構成】 可撓性を有する導電部材を絶縁被覆すると共
に、接続部10d、10d´の絶縁層を剥落し、かつこ
の接続部に接合用穴部10e、10e´を形成してなる
短絡部材10を、あらかじめ接続部7a、7bの絶縁層
を剥落したプリント配線板3の表面に、前記接続部7
a、7bと前記短絡部材10の接続部10d、10d´
が合致するように重ね合わせ、前記接合用穴部10e、
10e´を介してハンダ接合処理する。短絡部材10は
任意の形状にすることができ、3個所以上の複数の印刷
回路を同時に短絡することも可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント配線板の改良に関し、さらに詳しくは印刷表面側におい て回路の短絡化を可能としたプリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車などの計器類は高性能化の傾向をたどっており、これら計器類へ の電気配線をプリント配線板により行なうことが一般的になっている。
【0003】 すなわち、図6に示したように、たとえばケース1内にスピードメーター、タ コメーター、フューエルゲージ、温度ゲージ、ワーニングランプおよびATイン ジケーターなどの各種メーター類を装備した自動車用計器は、前記ケース1の前 面にカバー2が、また前記ケース1の裏面にプリント配線板3が夫々取付固定さ れている。
【0004】 そして、図7に示したように、プリント配線板3はフィルムなどの可撓性ベー ス部材4上に銅箔などの導電素材からなる印刷回路5が形成されており、さらに その表面に絶縁被覆層6が施されることにより構成されている。
【0005】 図8はプリント配線板3の平面図であり、表面に様々な回路5a、5b、5c 、5d、5eおよび5fが形成されているが、ここで、たとえば隔てられた回路 5aと5e、または5bと5fを短絡しようとする場合には、夫々の接続部(ラ ンド)7a、7bを、プリント配線板3の裏面において短絡線8により配索し、 さらに前記接続部7a、7bをハンダ接続処理することで対応していた。
【0006】 しかるに、プリント配線板3の印刷回路5である導電層は、計器類の内部要素 との電気接続の都合上、ケース1の表面側となり、上記のように回路5を短絡化 したプリント配線板3においては、その裏面に配索した短絡線8がケース1側に 突出してしまうため、図9に示したように、ケース1の裏面に配索溝9を設けて 、この配索溝9内に短絡線8を位置せしめ、短絡線8とケース1の干渉を防ぐ必 要があった。
【0007】 しかしながら、上記従来の回路5を短絡化したプリント配線板3においては、 配索溝9を設ける必要からケース1の形状が複雑化すること、ケース1内部品と 配索溝9との干渉が起こりやすいこと、プリント配線板3に短絡線8を挿通する ための挿通穴をあける必要があること、および短絡線8が長い場合には配索溝9 内で短絡線8が曲がってしまいケース1との干渉を起こしやすいことなどの不具 合があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上述した従来のプリント配線板が有する問題点を解決するために 検討した結果、達成されたものである。
【0009】 したがって、この考案の目的は、印刷表面側において回路の短絡化を可能とし たプリント配線板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案のプリント配線板は、可撓性を有する 導電部材を絶縁被覆すると共に、接続部の絶縁被覆層を剥落し、かつこの接続部 に接合用穴部を形成してなる短絡部材を、あらかじめ接続部の絶縁被覆層を剥落 したプリント配線板の表面に、このプリント配線板の接続部と前記短絡部材の接 続部が合致するように重ね合わせ、前記接合用穴部を介してハンダ接合したこと を特徴とする。
【0011】
【作用】
この考案のプリント配線板は、可撓性を有する導電部材を絶縁被覆してなる、 いわゆるフレキシブルプリント配線板を短絡部材として用いることによって、プ リント配線板の印刷表面側、すなわち印刷回路側で回路の直接短絡化を容易に行 うことを可能としたものである。
【0012】 したがって、この考案のプリント配線板によれば、従来短絡線を配索するため に必要とされていた計器類のケース裏面の配索溝、およびプリント配線板側の前 記短絡線を挿通するための挿通穴が不要となり、低コスト化が可能であるばかり か、前記ケース内の部品と短絡部材とが干渉するおそれが解消する。
【0013】 また、短絡部材はプリント配線板の形状に対応して任意の形状にすることがで き、3個所以上の複数の接続部を同時に短絡することも可能である。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、この考案のプリント配線板の実施例について詳細に 説明する。
【0015】 図1はこの考案のプリント配線板の平面図、図2は回路の短絡化作業の状態を 示す斜視図、図3は同じく断面図、図4は回路を短絡化した後の状態を示す断面 図、図5は短絡部材の他の態様を示す斜視図である。
【0016】 なお、図面において、プリント配線板3の従来と変わらない部分については、 上述した従来例の説明と同じ符号を用いた。
【0017】 図1において、この考案のプリント配線板3には、複数の印刷回路5a、5b 、5c、5d、5e、5fが形成されているが、これら回路5のうちで回路5a と回路5fが短絡部材10によりプリント配線板3の表面側で短絡化されており 、前記回路5aと5fの接続部7a、7bには前記短絡部材10を介してハンダ 接合部11が形成されている。
【0018】 ここで、短絡部材10は、図2〜図4に示したように、フィルムなどの可撓性 ベース部材10aに銅箔などの導電素材からなる印刷回路10bを形成した導電 部材上に、さらに絶縁被覆10cを施こすことにより構成されたものであり、い わゆるフレキシブルプリント配線板を、短絡すべき回路の寸法に合わせて切断す るか、または別途短絡部材専用としての所望寸法のフレキシブルプリント配線板 を作成することにより、容易に準備することができる。
【0019】 そして、短絡部材10の両端接続部10d、10d´は、その絶縁被覆層10 cが剥落されており、さらにこの部分には接続用穴部10e、10e´が形成さ れている。
【0020】 かかる構造の短絡部材10を用いて、印刷回路の短絡化(接続)を行うに際し ては、まず、図3に示したように、あらかじめプリント配線板3の接続部7a、 7bにおける絶縁被覆層6を剥落しておき、このプリント配線板3の表面側接続 部7a、7bと、短絡部材10の両端接続部10d、10d´が合致するように 前記短絡部材10を重ね合わせ、次いで前記短絡部材10の接続用穴部10e、 10e´を介してハンダ接合処理を行うことにより、図4に示したようにハンダ 接合部11を介して短絡部材10がプリント配線板3の印刷回路5側に配置され たこの考案のプリント配線板を得ることができる。
【0021】 このようにして得られるこの考案のプリント配線板は、簡単な短絡部材10の 使用によって、プリント配線板の印刷表面側で回路を直接短絡化したものであり 、従来のように計器類を装備したケースの裏面に配索溝を設ける必要がないこと から、ケースの成型金型を簡略化することができ、またプリント配線板に短絡線 挿通用の挿通穴を設ける必要がなくなることから、印刷回路を短絡化するための 工数を軽減可能であり、従来よりもコストを大幅に低減することができる。
【0022】 また、従来のように、計器類のケース内部品と短絡部材とが干渉するおそれも 解消し、電気的接続の信頼性もすぐれている。
【0023】 なお、図面においては、プリント配線板3の2個所の印刷回路を短絡化する態 様について説明したが、短絡部材10はプリント配線板の形状に対応して任意の 形状にすることができ、たとえば図5に示したように、短絡部材10の接続部1 0dを3個所またはそれ以上形成することによって、一つの短略部材で3個所以 上の印刷回路を同時に短絡することができる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のプリント配線板によれば、その印刷表面側で 回路の直接短絡化を容易に行うことができるため、従来短絡線を配索するために 必要とされていた計器類のケース裏面の配索溝およびプリント配線板の挿通穴が 不要となり、従来よりも低コスト化が可能であるばかりか、前記ケース内部品と 短絡部材とが干渉するおそれが解消し、さらには短絡部材を任意の形状にするこ とができるため、3個所以上の複数の印刷回路を同時に短絡することも可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案のプリント配線板の平面図であ
る。
【図2】図2は回路の短絡化作業の状態を示す斜視図で
ある。
【図3】図3は同じく断面図である。
【図4】図4は回路を短絡化した後の状態を示す断面図
である。
【図5】図5は短絡部材の他の態様を示す斜視図であ
る。
【図6】図6は従来のプリント配線板を備えた自動車用
計器の側面図である。
【図7】図7はプリント配線板の断面図である。
【図8】図8は従来の印刷回路を短絡化したプリント配
線板の平面図である。
【図9】図9は同じく断面図である。
【符号の説明】
3 プリント配線板 5 印刷回路 7a 接続部(ランド) 7b 〃 10 短絡部材 10a 可撓性ベース部材 10b 印刷回路 10c 絶縁被覆層 10d 接続部 10e 接続用穴部 11 ハンダ接合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する導電部材を絶縁被覆する
    と共に、接続部の絶縁被覆層を剥落し、かつこの接続部
    に接合用穴部を形成してなる短絡部材を、あらかじめ接
    続部の絶縁被覆層を剥落したプリント配線板の表面に、
    このプリント配線板の接続部と前記短絡部材の接続部が
    合致するように重ね合わせ、前記接合用穴部を介してハ
    ンダ接合したことを特徴とするプリント配線板。
JP2164991U 1991-04-04 1991-04-04 プリント配線板 Pending JPH04117468U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2164991U JPH04117468U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 プリント配線板

Applications Claiming Priority (1)

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JP2164991U JPH04117468U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 プリント配線板

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JPH04117468U true JPH04117468U (ja) 1992-10-21

Family

ID=31907362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2164991U Pending JPH04117468U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 プリント配線板

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JP (1) JPH04117468U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018064038A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 北川工業株式会社 ジャンパー部材、及びその製造方法

Cited By (1)

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