JPH04117427U - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPH04117427U
JPH04117427U JP1991028231U JP2823191U JPH04117427U JP H04117427 U JPH04117427 U JP H04117427U JP 1991028231 U JP1991028231 U JP 1991028231U JP 2823191 U JP2823191 U JP 2823191U JP H04117427 U JPH04117427 U JP H04117427U
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JP
Japan
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capacitor
flat plate
thickness
exterior
suction
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Pending
Application number
JP1991028231U
Other languages
English (en)
Inventor
浩介 中村
真二 佐野
Original Assignee
日立エーアイシー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立エーアイシー株式会社 filed Critical 日立エーアイシー株式会社
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Publication of JPH04117427U publication Critical patent/JPH04117427U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着ミスを防止できるコンデンサを提供する
こと。 【構成】 外装の一面を吸着して搬送するコンデンサに
おいて、外装16の表面又は内側にヤング率0.5×1
4kg/mm2以上、厚さ10μm以上の平板21を設け、
この部分を吸着面22とすることを特徴とするコンデン
サ。 【効果】 吸着面22の凹凸や湾曲を無くすことがで
き、吸着ミスを防止でき搬送不良を低下できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンデンサに関し、特に吸着して搬送するコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンデンサ素子を保護するために、樹脂外装を粉体塗装法や浸漬塗装法等によ り形成したり、高分子テープを巻き付けている。 そしてこれ等の方法により外装を形成したコンデンサは、例えばノズルにより 真空吸着して基板の所定の位置まで搬送し、これに接続して用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のコンデンサは、外装が平らでなく、凹凸があったり湾曲したり していることがある。このコンデンサをノズルにより真空吸着して搬送する場合 、吸着ミスを生じ易く、自動実装の信頼性が低い欠点があった。
【0004】 本考案の目的は、以上の欠点を改良し、吸着ミスを防止できるコンデンサを提 供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、外装の表面又は内側にヤング率0. 5×104kg/mm2以上、厚さ10μm以上の平板を設け、この部分を吸着面とす ることを特徴とするコンデンサを提供するものである。
【0006】
【作用】
ヤング率0.5×104kg/mm2以上、厚さ10μm以上の平板を外装の表面又 は内側に設け、この部分を吸着面とすると、凹凸や湾曲が無いため、吸着ミスを 低下できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。 図1において、1は、タンタル固体電解コンデンサのコンデンサ素子であり、 一端面からタンタルの陽極リード2を引き出している。3はコンデンサ素子の周 囲を被覆しているプラスチックテープである。4は陽極リード2を被い、プラス チックテープ3によって形成された空隙に充填したエポキシ樹脂である。5は陽 極リード2に接続したエポキシ樹脂4の表面及びプラスチックテープ3の表面に 沿って配置した陽極端子である。6はコンデンサ素子1の陰極層7に接続し、プ ラスチックテープ3に沿って配置した陰極端子である。8は、プラスチックテー プ3の表面に接着剤で取り付けた平板であり、厚さ20μmのステンレス板から なる。
【0008】 上記実施例によれば、プラスチックテープ3の表面に設けたステンレス製の平 板8の表面の部分を吸着面9とすることにより、凹凸等を無くすことができ、吸 着ミスを防止できる。
【0009】 図2は、本考案の他の実施例を示し、特に、平板10をコンデンサ素子11の 周面の陰極層12に直接配置し、その上からコンデンサ素子11をプラスチック テープ13により被覆している。その他の構成は図1の実施例と同一であり、同 一記号で示している。この実施例では、平板10がプラスチックテープ13の内 側に位置しているため、プラスチックテープ13の吸着面14には凹凸等が無く なる。
【0010】 図3も、本考案の他の実施例を示し、コンデンサ素子15の外周にエポキシ樹 脂をポッティングして樹脂外装16を形成し、この際、陽極リード17の先端と コンデンサ素子15の底面の陰極層18とを樹脂外装16から露出している。そ して陽極リード17に接続して導電層19を形成するとともに、陰極層18に接 続して導電層20を形成している。21は、樹脂外装16に設けた厚さ100μ mのガラス製の平板であり、樹脂外装16が硬化する前に圧着し、その後加熱し て樹脂外装16を硬化することによって取り付けている。この場合にも、平板2 1の吸着面22を平らにできる。
【0011】 次に、図3の実施例と従来例とにつき、平板を直径0.7mm、厚さ50±5μ mの円板状とし、材質を変えた場合のコンデンサについて、真空吸着して搬送し 、プリント基板に実装した場合の搬送時の不良率を測定し表1に示した。従来例 は実施例において平板を除いた構成とする。なお、試料数は各々2000ケとす る。 以下余白。
【0012】
【表1】
【0013】 表1から明らかな通り、実施例1〜実施例4によれば、ガラス材等のヤング率 0.5×104kg/mm2以上の平板を用いることにより、搬送不良率を0%にでき るのに対し、従来例1及び従来例2によれば各々2.1%及び5.8%となり、 実施例1〜実施例4の方が搬送の信頼性が向上する。
【0014】 また、表1の実施例1〜実施例4に用いた平板について、図3の構造で、その 厚さのみを変えた場合の搬送不良率を求め図4に示した。試料数は各々5000 ケとする。図4から明らかな通り、厚さ10μm以上になると搬送不良率は急激 に減少し、ガラス材を用いた実施例Aは1%未満に、アルミナ材、ステンレス材 及び洋白材を用いた実施例B〜実施例Dは0%となる。
【0015】 さらに、図2の実施例について、平板を厚さ50μmの円形のステンレス板と し、その直径を変えた場合の搬送不良率を求め図5に示した。試料数は各々20 00ケとする。図5から明らかな通り、平板の直径が0.6mm以上であれば、搬 送不良率をほぼ0%にできる。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、外装の表面又は内側にヤング率0.5×104 kg/mm2 以上、厚さ10μm以上の平板を設け、この部分を吸着面とすることに より、真空吸着ミスによる搬送不良を防止できるコンデンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図を示す。
【図2】本考案の他の実施例の断面図を示す。
【図3】本考案の他の実施例の断面図を示す。
【図4】平板の厚さを変えた場合の搬送不良率のグラフ
を示す。
【図5】平板の直径を変えた場合の搬送不良率のグラフ
を示す。
【符号の説明】
3,13…プラスチックテープ、 8,10,21…平
板、9,14,22…吸着面、 16…樹脂外装。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装の一面を吸着して搬送するコンデン
    サにおいて、外装の表面又は内側にヤング率0.5×1
    4kg/mm2以上、厚さ10μm以上の平板を設け、この
    部分を吸着面とすることを特徴とするコンデンサ。
JP1991028231U 1991-03-29 1991-03-29 コンデンサ Pending JPH04117427U (ja)

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JP1991028231U JPH04117427U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 コンデンサ

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JP1991028231U JPH04117427U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 コンデンサ

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JPH04117427U true JPH04117427U (ja) 1992-10-21

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ID=31912367

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871776A (ja) * 1981-10-01 1983-04-28 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト ステレオ・テレビジヨン受信用パイロツトト−ン信号復調器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871776A (ja) * 1981-10-01 1983-04-28 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト ステレオ・テレビジヨン受信用パイロツトト−ン信号復調器

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