JPH04117132U - 可変共鳴型消音器 - Google Patents

可変共鳴型消音器

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Publication number
JPH04117132U
JPH04117132U JP2858791U JP2858791U JPH04117132U JP H04117132 U JPH04117132 U JP H04117132U JP 2858791 U JP2858791 U JP 2858791U JP 2858791 U JP2858791 U JP 2858791U JP H04117132 U JPH04117132 U JP H04117132U
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JP
Japan
Prior art keywords
plate assembly
engine
engine speed
communication pipe
aperture
Prior art date
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Pending
Application number
JP2858791U
Other languages
English (en)
Inventor
雅史 品田
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの吸気又は排気用エアダクトに取付
けられる共鳴型消音器の連通管に、連続的に面積が変化
する絞りを設けて、エンジン回転数で変化する騒音周波
数に対し、最適の共鳴周波数で消音する。 【構成】 エアクリーナ20に通ずるエアダクト22と
共鳴箱3とを連結管3で連通させる。連通管3を横断し
て、回転円板と複数の羽根板を組み合わせた絞り板アセ
ンブリ4を設ける。エンジン回転数を入力信号とする制
御装置10でステップモータ9を作動させ、ピニオン8
を介して絞り板アセンブリ4を回動させ、絞り孔7を変
化させる。こうしてエンジン回転数に応じた最適の共鳴
周波数として広範囲に効果的な消音作用をさせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はエンジンに装着される可変共鳴型消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来エンジンのエアダクトに共鳴箱を連結した共鳴型消音がある。一方エンジ ンの回転数が変化すれば騒音の周波数が変化し、共鳴させて消音すべき周波数が 異ってくるので、例えば実開昭60ー147753号に開示されたレゾネータの ように、複数本の連通管を設け、少くともその一つに開閉弁を設けて、エンジン の回転数に応じて弁を開閉し、連通管の全断面積を変化させるようにしたものが ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような構成の消音器は連通管の断面積の変化により、共鳴させて消音す る周波数が変わるが、全断面積は非連続的に変化するから、共鳴し消音される周 波数は多くとも数個の数値に限られる。従ってエンジンの回転数の広い範囲にわ たって連続的に対応させて、回転数に応じた最適の消音をさせることはできない 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案はエアダクトと共鳴箱を連通する連通管を横断して、絞り板アセンブ リを設け、エンジンの回転数に対応して絞り板アセンブリを応動させ、連通管断 面積を連続的に変化させるものである。
【0005】 絞り板アセンブリは、円転円板とこれに回動可能に取付けた羽根板を備えたも ので、エンジンの回転数に対応して回転円板を回転させる制御手段により、絞り 孔の面積が変化する。
【0006】
【作用】
エンジンの回転数に対応して制御手段が作動し、絞り板アセンブリの回転円板 を回転させ絞り孔の面積を変化させる。連通管の断面積は、この絞り孔面積で規 制されて連続的に変化する。従ってエンジン回転数に対応して消音する周波数が 変化する。
【0007】
【実施例】
図1のようにエンジンのエアクリーナ20のインレットパイプ21に吸入空気 導入用エアダクト22を接続する。合成樹脂製の共鳴箱2を連通管3によってエ アダクト22に連通し、連通管3の途中を横断して絞り板アセンブリ4を設けて 可変共鳴型消音器1を形成する。消音器1はヘルムホルツ形であって、連通管3 の断面積によって、共鳴周波数が変わることが知られている。
【0008】 絞り板アセンブリ4は、外周を歯車5aとし複数のガイド溝5bを有する回転 円板5と、複数の羽根板6とを組み合わせたものである。羽根板6のピン6aは ガイド溝5bに嵌まって固定され、ピン6bは回転円板5とともに回転する。回 転円板5が回転すると羽根板6はピン6bのまわりに回動する。従って円板中心 寄りの弧状縁6cの複数個の組合せで形成される絞り孔7の面積が連続的に変化 する。この機構は公知のカメラのレンズ絞り機構と類似のものである。絞り板4 は連通管3の横断面に設けたフランジ3a,3bに挟持される。歯車5aに噛み 合うピニオン8、ピニオン8を駆動するステップモータ9、ステップモータ9を 制御する制御手段10が設けられる。制御手段10は電子制御装置であって、エ ンジン回転数検知センサ(図示せず)の信号入力により、その回転数に対応して ステップモータ9を駆動し、ピニオンを介して回転円板5を回転させ、記憶値と 比較して回転円板を最適位置まで回転させ、絞り孔7の面積を最適値にする。絞 り孔7の面積は回転数の変化に対応して速かに連続的に変化する。
【0009】
【考案の効果】
この考案の可変共鳴型消音器は連続的に面積が変化する絞り板アセンブリを用 い、エンジン回転数に対応して制御するようにしたので、広い範囲のエンジン回 転数変化に対し、絞り孔面積を迅速正確に対応させ、広範囲にわたって最適の消 音作用をなさしめることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す図である。
【図2】実施例の要部を示す図である。
【符号の説明】
2 共鳴箱 3 連通管 4 絞り板アセンブリ 5 回転円板 6 羽根板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気又は排気が流通するエア
    ダクトと共鳴箱とを連通管で連通させた消音器におい
    て、回転円板に複数の羽根板を回動可能に取付け、回転
    円板の回転により絞り孔面積を変化させる絞り板アセン
    ブリを、連通管を横断して設け、エンジンの回転数対応
    して前記回転円板を回転させる制御手段を設けてなる可
    変共鳴型消音器。
JP2858791U 1991-03-29 1991-03-29 可変共鳴型消音器 Pending JPH04117132U (ja)

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JPH04117132U true JPH04117132U (ja) 1992-10-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980053122A (ko) * 1996-12-26 1998-09-25 박병재 엔진의 흡기소음저감장치
KR100398246B1 (ko) * 2001-06-13 2003-09-19 현대자동차주식회사 엔진의 흡기온 반응식 가변 레조네이터

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