JPH04116547U - 浴室構造 - Google Patents

浴室構造

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Publication number
JPH04116547U
JPH04116547U JP2733291U JP2733291U JPH04116547U JP H04116547 U JPH04116547 U JP H04116547U JP 2733291 U JP2733291 U JP 2733291U JP 2733291 U JP2733291 U JP 2733291U JP H04116547 U JPH04116547 U JP H04116547U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washroom
bathroom
washing area
floor level
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2733291U
Other languages
English (en)
Inventor
潤子 常藤
Original Assignee
ミサワホーム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ミサワホーム株式会社 filed Critical ミサワホーム株式会社
Priority to JP2733291U priority Critical patent/JPH04116547U/ja
Publication of JPH04116547U publication Critical patent/JPH04116547U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 浴室と洗面室とを連通して洗面室を洗い場空
間として使用することにより多人数の入浴が可能なり、
かつ入浴の際の安全性を向上させた浴室構造を提供す
る。 【構成】 仕切扉と開口部18を開閉する開閉扉19に
仕切られて浴室9と洗面室10とが隣接して設けられて
なる浴室構造である。この構造で、洗面室10の床レベ
ルは、浴室の洗い場1の床レベルと同一とされていると
ともに、この洗面室10に出入りする他の部屋からの出
入口より低く形成されている。また、洗い場1及び洗面
所10には、他の部屋からの出入口の高さと同一床レベ
ルとなる簀の子21が敷設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、仕切壁と開口部を開閉する開閉扉に仕切られて浴室と洗面室とが隣 接して設けられてなる浴室構造に関し、特に、入浴時の安全性が高められるとと もに、複数人が入浴しても快適な入浴空間が得られるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、現代の住宅事情においては、限られた敷地面積で種々のニーズに対応 した住宅を施工しなければならず、十分なスペースの各空間を得ることは難しい 。したがって、住宅内部の浴室空間において浴室と洗面室とを設ける場合には、 他の部屋空間と同様に十分なスペースを得ることは難しく、それに伴い、浴室の 洗い場スペースは狭くならざるを得なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記浴室空間において複数の人数で入浴したいという場合も考えら れるが、上記のような十分なスペースが得られない浴室では、その実現性はほと んど不可能であった。
【0004】 また、一般の浴室構造にあっては、他の部屋空間と洗い場との出入口に段差が 生じているので、老人、子供が入浴する場合には安全性の面で問題があり、さら には、歩行不可能な身体障害者が保護者の介添により入浴する場合であっても、 入浴動作が容易なものではなかった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、浴室と洗面室とを連通して洗面室 を洗い場空間として使用することにより多人数の入浴が可能な浴室構造とすると ともに、入浴の際の安全性を向上させた構造とすることを提供することを目的と するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る浴室構造は、仕切壁と開口部を開閉する開閉扉に仕切られて浴室 と洗面室とが隣接して設けられてなる浴室構造であって、洗面室の床レベルが前 記浴室の洗い場の床レベルと同一とされ、かつこの洗面室に出入りする他の部屋 からの出入口より低く形成されているとともに、洗い場及び洗面所には他の部屋 からの出入り口の高さと同一床レベルとなる簀の子が敷設されていることを特徴 とするものである。
【0007】
【作用】
本考案に係る浴室構造によれば、洗面室の床レベルが浴室の洗い場の床レベル と同一とされ、かつこの洗面室に出入りする他の部屋からの出入口より低く形成 されているとともに、洗い場及び洗面所には他の部屋からの出入り口の高さと同 一床レベルとなる簀の子が敷設された構造とされているので、複数の人数で入浴 しようとする場合には、開閉扉を全て仕切壁側に移動して開閉扉を全開とするこ とにより洗面室を洗い場と同一部屋空間として使用することができる。
【0008】 また、老人、子供さらには身体に障害がある者が入浴する場合には、簀の子を 浴室の洗い場及び洗面室に敷設することにより、洗面室における他の部屋空間か らの出入り口に段差が形成されないので、老人、子供さらには身体に障害がある 者への安全対策が施され、さらには、洗い場に敷設された簀の子の高さ部分だけ 浴槽内部への入浴動作が容易となる。
【0009】
【実施例】
本考案の浴室洗面室ユニット構造の実施例について、図1ないし図5を参照し て説明する。
【0010】 本実施例の浴室構造は、図1及び図4に示すように、床と壁部3、4、5、6 及び図示しない天井部により浴室スペース7が形成されているとともに、その中 央部に立設している仕切壁8と開口部18を開閉する開閉扉19により浴室9と 、洗面室10が仕切られている。
【0011】 そして、浴室9には浴槽11が配設され、さらにタイル張による洗い場1が形 成されているとともに、洗い場1の所定位置には排水孔12が設けられている。 また、浴室9の壁部3には、シャワー設備13設けられている。
【0012】 また、洗面室10は、浴室9と同様に防水構造が施されているとともに、洗い 場1の床レベルと同一レベルとされ、かつ排水孔14が設けられたタイル張りの 床2が形成されており、これにより、洗面室10の床2と、洗面室10への他の 部屋空間からの出入り口15には段差が形成されている。また、洗面室10には 、洗面設備16と、シャワー設備17が配設されている。なお、シャワー設備1 7は、ホースが洗面設備内部に伸張自在に収納された構造になっている。
【0013】 また、仕切壁8と壁部4との間に形成され、かつ仕切壁8の幅方向の長さより 十分に長く設定された開口部18には、洗い場9と洗面室10との出入り口とな る開閉扉19が設けられている。この開閉扉19は、開口部18を全て開口する ものである。すなわち、本実施例にあっては、上部枠部に設けられている図示し ないレール部材等に支持されて、複数の引き違い戸20がスライド自在に支持さ れ、かつこれら引き違い戸20を仕切壁8側に移動し、これら引き違い戸20の 全てを仕切壁8に沿わせることにより、開口部18が全て開口されるようになっ ている。
【0014】 さらに、図3に示すように、浴室9の洗い場1及び洗面室10の床2には、木 製若しくは樹脂製等からなる簀の子21が配設されるようになっている。そして 、この簀の子21は、その高さが他の部屋空間からの出入り口15と同一高さと なるように設定されている。また、この簀の子21は、複数に分割された形状の ものでもよく、また、収納の際にスペースを取らないように組立式のものでも良 い。そして、洗い場1及び洗面室10の床2から取り外された簀の子21は、浴 室9外の収納部に収納されていても良いし、また、図示しないが壁部3、4、5 、6に形成された凹部収納部に収納されていても良い。
【0015】 次に、上記構成からなる浴室構造物を使用する具体的例を以下に示す。
【0016】 先ず、複数の人数で入浴しようとする場合には、図5に示すように、開閉扉1 9の引き違い戸20を仕切壁8側に移動して、その全てを仕切壁8に沿わせる。 それにより、開口部18の全てが開口されて洗い場1と洗面室2とが連通し、新 たな広いスペースの洗い場が設けられる。そして、シャワー設備が少なくとも2 つ(13、17)設けられた状態になるので、快適な浴室空間を得ることができ る。この際、簀の子21、21は、図1ないし図3に示すように、洗い場1及び 洗面室10の床2への敷設の有無は入浴者の判断による。
【0017】 また、老人、子供さらには身体に障害がある者が入浴する場合には、図3に示 すように、簀の子21を洗い場1及び洗面室10の床2に敷設する。そして、図 4に示すように、引き違い戸20、20により開口部18を閉めて浴室9と洗面 室10とを区画する。これにより、洗面室10における他の部屋空間からの出入 口15に段差が形成されなていないので、老人、子供さらには身体に障害がある 者の安全対策が施されるとともに、洗い場1に敷設された簀の子21の高さ部分 だけ浴槽11内部への入浴動作が容易となる。
【0018】 以上述べたことから容易に理解できるように、本実施例の浴室構造にあっては 、洗面室10の床2レベルが浴室9の洗い場1の床レベルと同一とされ、かつ洗 面室10に出入りする他の部屋からの出入口15より低く形成されているととも に、洗い場9及び洗面所10には他の部屋からの出入口15の高さと同一床レベ ルとなる簀の子21が敷設され、さらに開閉扉19を全開とすることにより洗面 室10を洗い場空間として使用する構造とされている。したがって、十分なスペ ースが得られない浴室空間であっても、複数の人数で入浴しようとする場合には 、開閉扉19の引き違い戸20を仕切壁8側に移動して仕切壁8に沿わせて開口 部18の全てを開口し、それにより洗い場9と洗面室10とが連通されて広いス ペースとなり、シャワー設備が少なくとも2つ設けられた快適な洗い場を得るこ とができる。
【0019】 また、老人、子供さらには身体に障害がある者が入浴する場合には、簀の子2 1を浴室9の洗い場1及び洗面室10に敷設することにより、洗面室10におけ る他の部屋空間からの出入口15に段差が形成されず、老人、子供さらには身体 に障害がある者の安全対策が施されるとともに、洗い場1に敷設された簀の子2 1の高さ部分だけ浴槽11内部への入浴動作が容易となる。
【0020】 なお、開閉扉19は、本実施例に限ることはなく、アコーディオンカーテン等 の扉を使用してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の浴室構造は、洗面室の床レベルが浴室の洗い場 の床レベルと同一とされ、かつこの洗面室に出入りする他の部屋からの出入口よ り低く形成されているとともに、洗い場及び洗面所には他の部屋からの出入り口 の高さと同一床レベルとなる簀の子が敷設される構造とされているため、複数の 人数で入浴しようとする場合には、開閉扉を仕切壁側に移動して開閉扉を全開と し、それにより洗い場と洗面室とが連通されて広いスペースの洗い場が設けられ 、複数人が入浴しても十分に快適な浴室空間を得ることができる。
【0022】 また、老人、子供さらには身体に障害がある者が入浴する場合には、簀の子を 浴室の洗い場及び洗面室の洗い場に敷設することにより、洗面室における他の部 屋空間からの出入り口に段差が形成されず、それにより老人、子供さらには身体 に障害がある者への安全対策が施されるとともに、洗い場に敷設された簀の子の 高さ部分だけ浴槽内部への入浴動作を容易ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浴室構造において簀の子を取り外した
状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の浴室構造において簀の子を洗面室に敷
設した状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の浴室構造において簀の子を洗い場及び
洗面室に敷設し、開閉扉を全開した状態を示す斜視図で
ある。
【図4】本考案の浴室構造において開閉扉を閉めた状態
を示す平面図である。
【図5】本考案の浴室構造において開閉扉を全開した状
態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 洗い場 2 洗面室 8 仕切壁 9 浴室 10 洗面室 15 他の部屋空間からの出入口 18 開口部 19 開閉扉 20 引き違い戸 21 簀の子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切壁と開口部を開閉する開閉扉に仕切
    られて浴室と洗面室とが隣接して設けられてなる浴室構
    造であって、前記洗面室の床レベルが前記浴室の洗い場
    の床レベルと同一とされ、かつこの洗面室に出入りする
    他の部屋からの出入口より低く形成されているととも
    に、前記洗い場及び洗面所には前記他の部屋からの出入
    り口の高さと同一床レベルとなる簀の子が敷設されてい
    ることを特徴とする浴室構造。
JP2733291U 1991-03-28 1991-03-28 浴室構造 Withdrawn JPH04116547U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2733291U JPH04116547U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 浴室構造

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JP2733291U JPH04116547U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 浴室構造

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Publication Number Publication Date
JPH04116547U true JPH04116547U (ja) 1992-10-19

Family

ID=31911643

Family Applications (1)

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JP2733291U Withdrawn JPH04116547U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 浴室構造

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JP (1) JPH04116547U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213833A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Inax Corp 防水床構造
JP2005240311A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Inax Corp 浴室とその隣室との床の表面構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213833A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Inax Corp 防水床構造
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