JPH0411642Y2 - - Google Patents

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JPH0411642Y2
JPH0411642Y2 JP9473386U JP9473386U JPH0411642Y2 JP H0411642 Y2 JPH0411642 Y2 JP H0411642Y2 JP 9473386 U JP9473386 U JP 9473386U JP 9473386 U JP9473386 U JP 9473386U JP H0411642 Y2 JPH0411642 Y2 JP H0411642Y2
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JP
Japan
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container
flange
spout
outer shell
lid
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JP9473386U
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JPS62204533U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気圧を利用して容器内の収容液を
注出する、いわゆるエアー式ポツトに関するもの
である。
従来の技術 従来のこの種のエアー式ポツトは、たとえば第
3図に示すように構成されていた。すなわち、容
器外胴101に内蔵された容器102は、前記容
器外胴101上に載置され、かつ中央に開口部を
有する注口103(液体の注ぎ口の枠体)の内側
鍔部104に、フランジ105を容器パツキン1
06を介して引掛けてセツトし、下方へ力を加え
るように固定していた。この場合、容器102の
フランジ105は、注口103の内側鍔部104
の根元における注口103の内壁107の近傍ま
であつた。さらに、フランジ105上には蓋体1
08の周囲に設けた防水パツキン109が当接す
るようにセツトされ、容器102内を気密状態に
保つている。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、フランジ105の
先端が注口103の内壁近傍にあるため、注口1
03の内壁107とフランジ105の距離が非常
に少なく、したがつてセツト時に、内壁107に
フランジ105の先端が接して内壁107面を傷
つけることがあつた。さらに、この場合、フラン
ジ105の幅が大きいため、容器102の加工の
際、フランジ105の平面度が出にくく、その結
果、フランジ105が波打つたような状態になつ
て容器パツキン106との間に隙間ができて、出
湯の際にエアーが容器102内に入つても、前記
隙間からエアーが逃げて、出湯が不良の原因にな
つていた。
本考案はこのような問題点を解決したエアー式
ポツトを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、液体を
収容する有底筒状の容器と、この容器の外側を覆
う容器外胴と、この容器外胴上に載置され前記容
器を内周部に設けた鍔部で支持する注口と、前記
容器の上端開口部を気密的に覆うように周囲にパ
ツキンを有する蓋体とを備え、前記注口の鍔部の
略中間部より内側に段差を設け、この段差部分に
前記容器のフランジ部分を収納し、かつ容器のフ
ランジ面と注口の鍔部を略同一平面に設けたもの
であう。
作 用 上記構成によれば、容器のフランジ幅が小さ
く、かつ注口内壁面と距離があるため、注口への
容器のセツトはやりやすくなり、その結果、傷つ
けるようなことはなく、また前記フランジの波打
ち等の加工不良もなく、しかも出湯不良が激減す
るため、組立性、加工性および品質の大幅な向上
を図ることができるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
にもとづいて説明する。図において、1は内部に
液体を収容するとともに、ヒーター2を有底筒状
の底面に接着した容器で、この容器1は容器外胴
3内に一定空間を設けて内蔵されている。4は容
器外胴の上部に載置されてなる注口(液体の注ぎ
口の枠体)で、この注口4の段差部5には容器パ
ツキン6を介して容器1のフランジ7をセツト
し、容器1を下方に引つ張つて基台11に固定す
ることにより、注口4と基台7で容器外胴3を挾
圧固定している。この時、注口4の段差部5は、
内周鍔部8の注口内壁9より距離をもつた略中央
部より内側に設けられており、容器1を注口4に
セツトした時は、容器1のフランジ7と注口4の
鍔部は略同一平面になる様になる。10は容器1
の上部開口部を覆う蓋体で、注口4に軸支されて
いる。この蓋体10の内部にはベローズ13があ
り、そして押し体12の押し下げ操作によりベロ
ーズ13内の空気を容器1内に圧送し、そして容
器1内に収容された液体を導水管14を通じて吐
出口15より外部へ流出させている。16は蓋体
10の下部を覆う蓋カバーで、この蓋カバー16
は防水パツキン17の一端を飾り枠18との間で
固定している。また防水パツキン17の他端は、
フランジ7に当接して容器1内を気密的に保持し
ている。
上記のような構成とすることにより、容器1の
フランジ7は、注口4の内壁面9を傷つけること
なく、注口4にセツトすることができ、その結
果、セツトが容易で、かつ確実なものとなり、し
かもフランジ7の波打ちは少なくなるため、防水
パツキン17とのシールも確実なものが得られる
ものである。
考案の効果 以上のように本考案によれば、容器のフランジ
を短くし、かつ注口の内壁面より距離をもつて設
けた段差部に容器のフランジ部分を収納するよう
にしているため、容器の注口へのセツトがやりや
すくなるとともに、傷つけるようなこともなくな
り、またフランジの波打ち等の加工不良もなくな
るため、防水パツキンとのシール性も向上して出
湯不良も激減する等、組立性、加工性および品質
面において、大幅な向上を図ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すエアー式ポツ
トの要部断面図、第2図は同ポツトの一部を断面
で示した側面図、第3図は従来例を示すエアー式
ポツトの要部断面図である。 1……容器、4……注口、5……段差部、7…
…フランジ、8……鍔部、10……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収容する有底筒状の容器と、この容器の
    外側を覆う容器外胴と、この容器外胴上に載置さ
    れ前記容器を内周部に設けた鍔部で支持する注口
    と、前記容器の上端開口部を気密的に覆うように
    周囲にパツキンを有する蓋体とを備え、前記注口
    の鍔部の略中間部より内側に段差部を設け、この
    段差部分に前記容器のフランジ部分を収納し、か
    つ前記容器のフランジ面と前記注口の鍔部を略同
    一平面に設けたことを特徴とするエアー式ポツ
    ト。
JP9473386U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0411642Y2 (ja)

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JP9473386U JPH0411642Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JP9473386U JPH0411642Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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Publication Number Publication Date
JPS62204533U JPS62204533U (ja) 1987-12-26
JPH0411642Y2 true JPH0411642Y2 (ja) 1992-03-23

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ID=30958497

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JP9473386U Expired JPH0411642Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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