JPH04115806A - 切削バイトの心高調整方法 - Google Patents

切削バイトの心高調整方法

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JPH04115806A
JPH04115806A JP23427090A JP23427090A JPH04115806A JP H04115806 A JPH04115806 A JP H04115806A JP 23427090 A JP23427090 A JP 23427090A JP 23427090 A JP23427090 A JP 23427090A JP H04115806 A JPH04115806 A JP H04115806A
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Japan
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shank
center height
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cutting
height
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JP23427090A
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Takao Nakai
中井 隆生
Masayuki Sakamoto
雅遊亀 坂元
Masanori Matsumoto
雅則 松本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は切削処理を行う切削バイトの改良に関する。
(b)従来の技術 例えば電子写真複写機の感光体基体の表面仕上げ加工に
はバイトによる切削方法が用いられている。この仕上げ
加工には精度の良い旋盤が使用され、かつ、刃物として
は硬度が高く刃溢れ等の少ないダイヤモンドハイドが使
用されでいる。このダイヤモンドハイドは要求される表
面性により単結晶または多結晶のものが使用されるが、
いずれにせよ通常の超硬ハイドに比べて10〜100倍
程度高価である。
従来のダイヤモンドハイドはシャンクの先端部にダイヤ
モンドのチップが取り付けられたものであって、ダイヤ
モンドチップが摩耗してくると研磨を行って再使用でき
るようにしていた。そしてこのダイヤモンドハイドをホ
ルダにセットして再び仕上げ切削に使用するわけである
が、このセント時、バイトの心高を正確に合わせなけれ
ばならない。バイトは研磨する度に刃面が段々と低くな
ってゆき、心高を合わせるためには研磨処理ごとに敷板
等によって嵩あげをしていた。このとき、研磨量は個々
のバイトの状態によって変わり、また、ダイヤモンドバ
イトは上述したように非常に高価であるため、研磨量が
微小単位で変えられていた。そのため心高調整時には、
薄い敷板を数枚重ねることによって嵩上げの高さを微調
整できるようにしていた。
(C1発明が解決しようとする課題 ところでハイドの心高調整は最終的には試し削りによっ
て加工性(表面仕上げ度)の評価を行いながら敷板枚数
を調整して決定される。ところがこのときにハイドの締
めつけ・緩め、敷板の挿入・除去の動作を繰り返してい
るうちに切削屑、油、塵、埃等が敷板の隙間に入り込ん
でしまったり、もともと敷板が平面性の悪いものであっ
たりするとバイトの締めつけのときにボルトのカバラン
スがずれて心高が不安定になってしまうことがあった。
特に敷板が薄い場合には平面性が悪(なっていた。この
ため心高は0.1〜0.3 vna程度ずれてしまうこ
とがあった。すなわち、従来の方法では安定した心高調
整が困難で、心高調整に時間が掛かる。心高不良状態で
試し削りを行ったためにチッピングが発生してバイトが
使用不可能になってしまう1等の問題が生じていた。
第4図は従来の切削バイトの構成を示した図であり、バ
イト2はホルダ1に填め込まれてボルト3a、3bによ
り固定される。ハイド2の先端には刃部(ダイヤモンド
チップ)4が填め込まれているが、この刃部4は使用に
伴って摩耗してきたときに研磨される。すると刃の厚み
が減って、心高が低くなってしまうから、ホルダlとダ
イヤモンドバイト2との間に敷板5を填め込むことによ
って高上げし、心高が一致するようにしていた。
また、また第5図に示したように、載置台16を斜め上
下方向にスライドさせて高さを上下させ、所定位置で固
定螺子17によって固定するように葉 した装置もあるが、この装置は剛性が強くかつ接触部が
多いため、接続部が振動源となって振動を生じてしまい
精密加工には不向きであった。
この発明の目的は、心高調整を容易にし上述したような
問題を解消することのできる切削バイトを提供すること
を目的とする。
(d1課題を解決するための手段 この発明は、刃部を備える第1シャンク部と、この第1
シャンク部を保持する第2シャンク部と、から構成され
るとともに、 第2シャンク部の、少なくとも心高方向面を切削可能な
材料で構成したことを特徴とする。
te1作用 この発明においては、第1のシャンク部に刃部が設けら
れており、この第1のシャンク部は第2のシャンク部に
よって固定される。この第2のシャンク部は少なくとも
心高方向面が切削可能であり、この面を切削することに
よって心高を調整することができる。したがって、刃先
の研磨処理後第2シャンク部を厚いめのものに取り換え
て第2シャンク部の切削を行い心高調整を行っても良い
し、また、予め心高合わせに必要な第2シャンク部の高
さを測定して丁度よい第2シャンク部を選択して第1シ
ャンク部に取りつけるようにしてもよい。
(f)実施例 第1図および第2図はこの発明の実施例である切削バイ
トの構成を示している。第1図(A)。
(B)はそれぞれ第1シャンク部の平面図、側面図を示
し、第2図(A)、(B)、(C)はそれぞれ第2シャ
ンク部の平面図、正面図、側面図を示している。
この発明では従来のシャンク部を第1シャンク部1と、
第2シャンク部2とに分割している。第1シャンク部1
の先端部にはダイヤモンドチップ1aが取り付けられて
いる。第2シャンク部2の上面には第1シャンク部1と
ほぼ同形の凹部2aが形成されている。また、第1シャ
ンク部1および第2シャンク部2にはボルト孔1b、2
bがそれぞれ形成され、両者1.2はボルトによって固
定される。
第2シャンク部2は少なくとも底面部(心高方向面)が
切削可能な材料で構成され、高さ(厚み)の調整が可能
である。第1シャンク部1に取り付けられているバイト
刃先を研磨したとき、心高合わせのためにはその研磨量
に応じて第2シャンク部の高さを高いものにしてゆく必
要がある。そこで第2シャンク部の高さを調整するには
次の2通りの方法がある。まず一つは、高いめの第2シ
ャンク部に第1シャンク部を取りつけてその後第2シャ
ンク部を切削することによって適切な高さに調整する方
法である。また、他の一つは高さの異なる第2シャンク
部を多数用意しておいて適当なものに第1シャンク部を
取りつける方法である。このいずれの方法を用いてもよ
いが、前者の方法で調整を行う場合には次のようにする
ことが好ましい。すなわち、ハイド刃先を最初の段階で
は仕上げまで行わずに第1シャンク部を第2シャンク部
に取り付ける。そして10μm程度心高が高めになる状
態で第2シャンク部の切削作業を終了し、その後に第1
シャンク部を第2シャンク部に取りつけた状態のまま刃
先の仕上げ研磨を行って心高を合わせる。
このようにこの実施例ではシャンク部を第1および第2
のシャンク部に分割し、第1シャンク部と第2シャンク
部との組み合わせで心高調整を行うか、または、心高が
高くなるような第2シャンク部を第1シャンク部に固定
したのち第2シャンク部の底面を切削除去加工すること
によって心高合わせをするようにしている。このため、
敷板の枚数を増やしてゆきながら気長に心高調整を行う
ということがなく、作業が簡単になるとともに、心高調
整に要する時間も短くなる利点がある。また、敷板を用
いないので敷板の間に入り込んだ切削屑や敷板自身の曲
がり等によってバイトの締めつけ状態が不安定になる、
という問題を防止することができる。なおこの実施例の
場合、ボルトで締めつけを行う板(シャンク部)の数が
少ないため切削屑、塵等が入り込む確率が低くなるとと
もに、シャンク部の厚みが従来の敷板に比して厚いため
締めつけ圧が強くなって切削屑等の影響が少なくなる。
なお第3図(A)、  (B)は第2シャンク部の他の
実施例を示す正面図、平面図であり、第1シャンク部と
第2シャンク部との側壁面を合わせるように組み合わせ
ている。
(哨発明の効果 この発明によれば、心高調整に際して多枚数の敷板を挟
み込んだりする必要がなくなり、たんに第2シャンク部
を付は換えるか第2シャンク部の切削を行うだけで心高
台わせを行うことができるため作業が非常に容易になる
利点がある。また、薄い敷板を何枚も入れ換える間に敷
板の間に噛み込まれてしまう塵、埃や、敷板自体の曲が
り等によってハイドの締めつけが不安定になってしまう
、という問題を防止することができる利点がある111
図 第 2 図
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はこの発明に係る第1シャンク部
の平面図、側面図、第2図(A)、  (B)、(C)
は第2シャンク部の平面図、正面図側面図である。また
第3図(A)、(B)は第2シャンク部の他の実施例を
示す正面図、平面図である。さらに第鼻図は従来の敷板
を用いて心高調ξ 整を行った切削バイトの側面図、第本図はスライド弐の
心高調整部材を用いた従来の他の切削バイトの側面図で
ある。 第31!1 (A) (B) 1−第1シャンク部、2−第2シャンク部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)刃部を備える第1シャンク部と、この第1シャン
    ク部を保持する第2シャンク部と、から構成されるとと
    もに、 第2シャンク部の、少なくとも心高方向面を切削可能な
    材料で構成したことを特徴とする切削バイト。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210689A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 繊維強化型複合材料の加工方法及びその工具

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JP3029203U (ja) * 1995-12-13 1996-09-27 株式会社エース電研 研磨材の洗浄装置

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