JPH04115767U - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH04115767U JPH04115767U JP2670791U JP2670791U JPH04115767U JP H04115767 U JPH04115767 U JP H04115767U JP 2670791 U JP2670791 U JP 2670791U JP 2670791 U JP2670791 U JP 2670791U JP H04115767 U JPH04115767 U JP H04115767U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- housing
- hole
- locking
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 37
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 37
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】バックセル18の側周に複数の係止用透孔30
を形成するとともに、ハウジングモールド14とハウジ
ングカバー15との接合部17もしくはその近辺に各係
止透孔30の下方に溝32を設ける。 【効果】係止透孔30及び溝32が設けられると、樹脂
カバー22の一体成形時には、その溝32内に樹脂カバ
ー22を形成する樹脂が係止透孔30を介して充填さ
れ、係止透孔30を介して溝32に充填された樹脂が断
面T字形のフックとして成形される。そのため、樹脂カ
バー22の開口端側が浮き上がり難くなり、フロントセ
ル16と樹脂カバー22との間に隙間が生じる事態を防
止できる。
を形成するとともに、ハウジングモールド14とハウジ
ングカバー15との接合部17もしくはその近辺に各係
止透孔30の下方に溝32を設ける。 【効果】係止透孔30及び溝32が設けられると、樹脂
カバー22の一体成形時には、その溝32内に樹脂カバ
ー22を形成する樹脂が係止透孔30を介して充填さ
れ、係止透孔30を介して溝32に充填された樹脂が断
面T字形のフックとして成形される。そのため、樹脂カ
バー22の開口端側が浮き上がり難くなり、フロントセ
ル16と樹脂カバー22との間に隙間が生じる事態を防
止できる。
Description
【0001】
本考案は、所定数のコンタクト部材を内蔵するハウジング構成要素の外周に樹
脂カバーが被覆されてなるコネクタに関する。
【0002】
この種のコネクタとして、図6に示される如くのものが知られている。このコ
ネクタ10は、その主要部の断面が図5に示される如く、所定数(ここでは9本
)のコンタクト部材12を内蔵するハウジングモールド14と、このハウジング
モールド14の後部に接合されたハウジングカバー15と、ハウジングモールド
14の側周を覆う板金製のフロントセル16と、このフロントセル16に接合さ
れてハウジングモールド14とハウジングカバー15との接合部分19を覆う同
じく板金製のバックセル18と、を有している。
【0003】
そして、バックセル18の後方側のハウジングカバー15部分には2分割形の
モールドカバー20が被せられ、フロントセル16とバックセル18との接合部
分17,バックセル18及びモールドカバー20の外周を覆うように樹脂カバー
22が一体成形されている。
【0004】
なお、コンタクト部材12にはケーブル25が接続されおり、また、フロント
セル16とバックセル18との接合部分17には、当該コネクタ10がレセプタ
クル等に装着された際に抜け止め用のねじが挿通される透孔24が形成されてい
る。
【0005】
ところが、上述の如くのコネクタ10にあっては、図5において一点鎖線で示
される如くに、樹脂カバー22の前端側(開口端側)が何らかの原因で浮き上が
ってフロントセル16と樹脂カバー22との間に隙間が生じることがあった。
【0006】
かかる点に鑑み本考案は、樹脂カバーの開口端側が浮き上がらないようにされ
てフロントセル16と樹脂カバー22との間に隙間が生じることがないようにさ
れたコネクタを提供することを目的とする。
【0007】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るコネクタは、基本的には、所定数のコ
ンタクト部材を内蔵するハウジングモールドと、このハウジングモールドの後部
に接合されたハウジングカバーと、上記ハウジングモールドの側周を覆うフロン
トセルと、このフロントセルに接合されて上記ハウジングモールドとハウジング
カバーとの接合部分を覆うバックセルと、このバックセルの後方側の上記ハウジ
ングカバー部分に被せられる2分割形のモールドカバーと、上記フロントセルと
バックセルとの接合部分,上記バックセル及び上記モールドカバーの外周を覆う
ように一体成形された樹脂カバーと、を具備して構成される。
【0008】
そして、バックセルの外周に係止用透孔が形成されるとともに、上記ハウジン
グモールドとハウジングカバーとの接合部もしくはその近辺に上記透孔の下方に
溝もしくは穴が設けられ、その溝もしくは穴内に上記樹脂カバー成形用の樹脂が
上記透孔を介して充填されていることを特徴とする。
【0009】
本考案に係るコネクタにおいては、樹脂カバーの一体成形時に、係止用透孔の
下部に設けられた溝もしくは穴に樹脂が充填されて、かかる部分が断面T字形等
のフックとして成形される。そのため、樹脂カバーの開口端側が浮き上がり難く
され、フロントセルと樹脂カバーとの間に隙間が生じる事態が回避される。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案に係るコネクタの一実施例を樹脂カバーが形成されていない状
態で示す平面図、図2は当該実施例の樹脂カバーが形成された状態の断面図であ
る。図において、前述した図5及び図6に示されるものの各部に対応する部分に
はそれらと同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0011】
この例のコネクタ10は、基本構成は図5及び図6に示されるものと同一であ
り、それと異なるなるのは、バックセル18の側周に複数(上下に各3個ずつ計
6個)の係止用透孔30が形成されるとともに、ハウジングモールド14とハウ
ジングカバー15との接合部19もしくはその近辺に各係止透孔30の下方に位
置しかつ係止透孔30より開口面積及び幅長が大なる溝32が設けられている点
である。
【0012】
このように、係止透孔30及び溝32が設けられると、樹脂カバー22の一体
成形時には、その溝32内に樹脂カバーを形成する樹脂が係止透孔30を介して
充填される。その結果、係止透孔30を介して溝32に充填された樹脂が断面T
字形のフックとして成形される。そのため、樹脂カバー22の開口端側が浮き上
がり難くされ、フロントセル16と樹脂カバー22との間に隙間が生じる事態が
防止される。
【0013】
なお、図3及び図4に示される如くに、バックセル18に、2本の平行な係止
透孔34,35をそれぞれ平面側及び裏面側に形成し、それらを架け渡すように
ハウジングカバー15部分に幅広の溝36を設けるようにしてもよく、このよう
にされたものでは、樹脂カバー22の一体成形時に、係止透孔34,35を介し
て溝36に充填された樹脂とで概略ロ字形の閉断面形状を有するフックが構成さ
れ、上述と同様な作用効果が得られる。
【0014】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るコネクタによれば、樹脂カバーの
一体成形時に、係止用透孔の下部に設けられた溝もしくは穴に樹脂が充填されて
、かかる部分が断面T字形等のフックとして成形されるので、このフック部分に
より、樹脂カバーの開口端側が浮き上がり難くなり、その結果、フロントセルと
樹脂カバーとの間に隙間が生じる事態を防止し得る。
【図1】本考案に係るコネクタの一実施例の主要部を示
す平面図。
す平面図。
【図2】本考案に係るコネクタの一実施例の断面図。
【図3】本考案に係るコネクタの他の実施例の主要部を
示す平面図。
示す平面図。
【図4】本考案に係るコネクタの他の実施例の断面図。
【図5】従来のコネクタの一例の主要部の断面図。
【図6】図5に示されるコネクタの一例の斜視図。
10 コネクタ
12 コンタクト部材
14 ハウジングモールド
15 ハウジングカバー
16 フロントセル
18 バックセル
20 モールドカバー
22 樹脂カバー
30,34,35 係止透孔
32,36 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 所定数のコンタクト部材を内蔵するハウ
ジングモールドと、このハウジングモールドの後部に接
合されたハウジングカバーと、上記ハウジングモールド
の側周を覆うフロントセルと、このフロントセルに接合
されて上記ハウジングモールドとハウジングカバーとの
接合部分を覆うバックセルと、このバックセルの後方側
の上記ハウジングカバー部分に被せられる2分割形のモ
ールドカバーと、上記フロントセルとバックセルとの接
合部分,上記バックセル及び上記モールドカバーの外周
を覆うように一体成形された樹脂カバーと、を具備して
構成され、上記バックセルの外周に係止用透孔が形成さ
れるとともに、上記ハウジングモールドとハウジングカ
バーとの接合部もしくはその近辺に上記係止用透孔の下
方に溝もしくは穴が設けられ、その溝もしくは穴内に上
記樹脂カバー成形用の樹脂が上記透孔を介して充填され
ていることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2670791U JPH04115767U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2670791U JPH04115767U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115767U true JPH04115767U (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=31911137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2670791U Pending JPH04115767U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115767U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571488B2 (ja) * | 1976-01-16 | 1982-01-11 | ||
JPS6218975B2 (ja) * | 1981-07-16 | 1987-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | |
JPS6332482B2 (ja) * | 1979-04-19 | 1988-06-30 | Teijin Ltd |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP2670791U patent/JPH04115767U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571488B2 (ja) * | 1976-01-16 | 1982-01-11 | ||
JPS6332482B2 (ja) * | 1979-04-19 | 1988-06-30 | Teijin Ltd | |
JPS6218975B2 (ja) * | 1981-07-16 | 1987-04-25 | Mitsubishi Electric Corp |
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