JPH0338771Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0338771Y2
JPH0338771Y2 JP12828186U JP12828186U JPH0338771Y2 JP H0338771 Y2 JPH0338771 Y2 JP H0338771Y2 JP 12828186 U JP12828186 U JP 12828186U JP 12828186 U JP12828186 U JP 12828186U JP H0338771 Y2 JPH0338771 Y2 JP H0338771Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
connector
fitting wall
wall
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12828186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335275U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12828186U priority Critical patent/JPH0338771Y2/ja
Publication of JPS6335275U publication Critical patent/JPS6335275U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0338771Y2 publication Critical patent/JPH0338771Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気接続用のコネクタ、詳しくは合成
樹脂材料により断面方形に形成された嵌合壁を有
するコネクタに関する。
(従来の技術) 近年、自動車等に装備される各種電装品に対す
る電気接続用のコネクタは、電装品の多様化と相
俟つて多極化、大型化する傾向にある。一方、こ
れに伴なう多数の電線、端子等のコネクタに対す
る組付けの作業性低下等を回避するため、複数個
の小型コネクタを1個の嵌合枠中に装着固定し、
嵌合枠内に装着されたコネクタ(通常雄コネク
タ)に相手コネクタ(通常雌コネクタ)を嵌合す
ることにより、多極の電気接続を行なわせる型式
のコネクタも開発されている。
このようなコネクタの嵌合枠A′,A″は、一般
に第5図aまたはbに示されるように断面方形の
嵌合壁1を有しており、これを合成樹脂材料を用
いて成型する場合には、成型時における種々の要
因により嵌合壁1にそりが発生する。このそりの
発生を防止するため、従来は第5図aの嵌合枠
A′に示すように嵌合壁1の外面に横長のリブa
を設けたり、第5図bの嵌合枠A″に示すように
縦長のリブbを複数個設けたりすることが行なわ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、嵌合壁1が比較的肉厚に形成され、か
つ嵌合枠の一辺の長さが長くなる程、リブa,b
のそり防止効果がうすれ、第6図a又はbに示さ
れるように嵌合枠内方へのそりc,dが発生す
る。
このようなそりc,dが発生するときは、嵌合
枠A′,A″の内のりが縮少して、嵌合枠内に挿入
固定されているコネクタに対する相手コネクタの
嵌合に支障をきたすという問題点があつた。
又、図示しないが、雄コネクタと雌コネクタか
らなる通常の多極コネクタにおいても、これが大
型化し、一方のコネクタに形成される断面方形の
嵌合壁の一辺の長さが長くなるときは、前記嵌合
枠の場合と同様に、嵌合壁に内方へのそりを生じ
て他方のコネクタの嵌合に支障を生ずる。
本考案は、このような合成樹脂材料により断面
方形に形成された嵌合壁を有する嵌合枠等を含む
コネクタの問題点を着目してなされたもので、こ
れらのコネクタの嵌合壁に対するそりの発生を極
力防止すると共に、そりが発生した場合にも相手
コネクタとの嵌合に支障をきたすことのないコネ
クタを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 以下に本考案のコネクタを、複数の小型コネク
タを挿着固定するための嵌合枠を実施例として説
明する。
第1図に本考案のコネクタに具備される嵌合枠
Aの斜視図、第2図に第1図のX−X断面図、第
3図に嵌合枠Aの底面図を示した。
図において本考案のコネクタに具備される嵌合
枠Aは、合成樹脂材料により断面方形に形成され
た嵌合壁1を、その前端縁2及び側端縁3に近接
する部分を除き、外方に膨出させて構成される。
すなわち、1aは嵌合壁1の外方への膨出部で
あり、嵌合壁1の後端縁4を含んでいる。又、1
bは前端縁2に近接する非膨出部、1cは側端縁
3に近接する非膨出部を示す。
膨出部1aは通常平坦に形成されると共に、非
膨出部1b及び1cとの段部は夫々テーパ1dに
形成される。又、膨出部1aの非膨出部1b又は
1cからの膨出高さΔtは、嵌合壁1に成型時に
発生するそりc,d(第6図a,b)を吸収しう
る高さであればよく、実際上嵌合壁1の肉厚tに
対し1/3t≦Δt≦2/5tの範囲に設定されること
が望ましい。
又、方形に形成された嵌合壁1の四隅5は円弧
状に成型されることが好ましい。
(作用) 本考案によれば、嵌合壁1にテーパ部1dを介
して膨出部1aが形成されたことにより、前端縁
2に近接する非膨出部1b及び側端縁3に近接す
る非膨出部1cは、嵌合枠Aの成型時においてそ
りの発生が防止され、所要の内のり寸法が確保さ
れる。
この非膨出部1b,1cにおけるそりの発生防
止は、主としてテーパ部1dが従来の嵌合枠A′,
A″において外壁に設けたリブと同様に作用し、
又、嵌合枠Aの四隅5に形成された円弧がそり発
生の応力を一部吸収することによるものと考えら
れる。
又、膨出部1aに第4図に示されるようにそり
eが発生したとしても、このそりeは膨出部1a
の膨出高さΔt内に収まり、嵌合枠Aの主要の内
のりを縮少させることがない。従つて、嵌合枠A
内に挿着固定された図示しないコネクタに、図示
しない相手コネクタを嵌合壁の後端縁4で囲まれ
る開口部から挿入嵌合する場合、嵌合壁1のそり
により嵌合に支障をきたすことがなく、又、挿入
された相手コネクタは、嵌合壁1の非膨出部1
b,1cにおいてガタが生ずることなく密接に嵌
合される。
以上の構成及び作用は、多極のコネクタに具備
される上記実施例の嵌合枠Aのみでなく、多極の
コネクタを1個の大型のコネクタにより形成した
場合の嵌合壁にも同様に適用することができる。
(考案の効果) 本考案のコネクタは以上詳細に説明したよう
に、合成樹脂材料により断面方形に形成された嵌
合壁を有するコネクタにおいて、嵌合壁をその前
端縁及び側端縁の近接部を除き、テーパ部を介し
て外方に膨出させて構成したから、コネクタの成
型時に嵌合壁にそりの発生が防止されると共に、
たとえそりが発生しても嵌合壁に設けた膨出部に
吸収され、嵌合壁後端縁で囲まれる開口部からの
相手コネクタの挿入が円滑に行なわれる。又、挿
入された相手コネクタの嵌合は嵌合壁の非膨出部
において行なわれるから、膨出部を設けてもガタ
を生ずることなく密着した嵌合ができるなどの利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタに具備される嵌合枠
の斜視図、第2図は第1図の−断面図、第3
図は同上嵌合枠の底面図、第4図は本考案の作用
説明図、第5図a及びbは従来のコネクタに具備
される嵌合枠の斜視図、第6図a及びbは同上嵌
合枠に対するそりの発生状態を示す一部切欠平面
図を示す。 1……嵌合壁、1a……膨出部、1b,1c…
…非膨出部、1d……テーパ部、2……前端縁、
3……側端縁、4……後端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂材料により断面方形に形成された嵌合
    壁を有するコネクタにおいて、該嵌合壁をその前
    端縁及び側端縁に近接する部分を除き外方に膨出
    させてなることを特徴とするコネクタ。
JP12828186U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0338771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12828186U JPH0338771Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12828186U JPH0338771Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335275U JPS6335275U (ja) 1988-03-07
JPH0338771Y2 true JPH0338771Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=31023812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12828186U Expired JPH0338771Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0338771Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6335275U (ja) 1988-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2730851B2 (ja) 雌型端子
US5256072A (en) Connector mounting structure
JPH0749739Y2 (ja) コネクタ
JP3582642B2 (ja) コネクタ
JPH0338771Y2 (ja)
JP2001185283A (ja) カバー付きコネクタ
JP2547909Y2 (ja) 結合コネクタ
US6261105B1 (en) Electric connection box
JP3042407B2 (ja) 電気接続箱
JP4278898B2 (ja) 電気接続箱
JPH0731573Y2 (ja) 電気機器収納箱
JP2000123908A (ja) キャップコネクタ
JP5633197B2 (ja) 電気接続箱
JPH11341646A (ja) 電気接続箱
JP3133722B2 (ja) 電気接続箱
JPH11329598A (ja) シールド型コネクタ組立体
JPH0510502Y2 (ja)
US4832623A (en) Synthetic resin electrical connector
JPH0535587Y2 (ja)
JPH0430792Y2 (ja)
JPH0353433Y2 (ja)
JP2615908B2 (ja) 電子機器ケース
JPH0617343Y2 (ja) ターミナルボックス
JP3308874B2 (ja) 電気接続箱のバスバー構造
JP3473372B2 (ja) 雌側端子金具