JPH04115150A - 架空線走行機の車輪構造 - Google Patents

架空線走行機の車輪構造

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JPH04115150A
JPH04115150A JP2235285A JP23528590A JPH04115150A JP H04115150 A JPH04115150 A JP H04115150A JP 2235285 A JP2235285 A JP 2235285A JP 23528590 A JP23528590 A JP 23528590A JP H04115150 A JPH04115150 A JP H04115150A
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JP
Japan
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wheel
deep groove
aerial wire
obstacle
overhead
Prior art date
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Pending
Application number
JP2235285A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawashima
川島 孝雄
Akio Mineyama
嶺山 秋夫
Toshio Sugano
菅野 俊夫
Mizuo Kiuchi
木内 瑞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
SWCC Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、架空線の探傷等を目的として架空線
上を走行する架空線検査装置や架空線の保守等を行なう
場合に使用する宙乗機等の車輪構造に関する。
(従来の技術) 例えば、AC3R等の架空送架空線は、山岳地を経由し
て布設されることが多く、雷による損傷が多発している
。その損傷の程度は、軽微なものから、素線の一部が断
線する等の放置することができない程度のものまで、多
種多様である。
架空線を構成する素線の断線は、コロナ放電を生じさせ
、又、架空線の抗張力を低下させ破断等の大事故を招く
恐れがある。そこで、従来、架空線を全長に亘り自動的
に探傷する検査装置が開発されてきた(特開昭64−7
3248号、特開昭63−234149号公報)。
一方、架空線には、この種の検査装置の走行を妨げる各
種の障害物が装着されている。その−例として、難着雪
リングやダンパーが挙げられる。
第7図は、難着雪リングの斜視図である。
図のように、この難着雪リング1は、その突起部1aを
凹部1bに嵌込むことによって架空線に装着される。
第8図(a)が、難着雪リング装着後の架空線の側面図
である。
このように、架空線2の外径が難着雪リング1の肉厚分
だけ増大して、検査装置の円滑な走行を妨げる。
第9図は、ダンパーの側面図である。また、第10図は
、ダンパー装着後の架空線の横断面図である。
このダンパーは、左右に伸びた2つの腕部3を中央のク
ランプ部4が支持し、架空線2に吊下げられるよう一体
化されている。尚、クランプ部4の近傍には、架空線保
護のため、アーマロッド5が設けられている。クランプ
部4は、第10図に示すように、蝶番4aの部分で開閉
可能な構成とされており、架空線2に嵌込み固定される
この場合にも、架空線外径が増大して検査装置の円滑な
走行を妨げる。
しかし、これらの装置は、何れも架空線上を走行しなが
ら、探傷結果を記録したり送信したりする。従って、装
置の走行安定性は重要な要素となる。即ち、走行中に脱
輪や落下を生じないよう、又、走行に必要な摩擦力が得
られるように車輪の構成等を選定しなければならない。
このため、従来、第8図(b)に示すように、車輪6の
外周に7字状の溝を形成したものや、図中の2点鎖線に
示すようなU字状の溝を形成したものが使用されてきた
(発明が解決しようとする課題) 7字状の溝は、車輪を大径化すれば、小径の架空線上も
大径の障害物上も容易に走行が可能である。しかしなが
ら、■の字の挟む角αを大きく選定すると、大径の障害
物通過は容易であるが、架空線上を転動する際に走行に
必要な摩擦力が得難く、又、走行安定性が悪くなってし
まう。一方、■の字の挟む角αを小さくすると、走行に
必要な摩擦力が得易くなる反面、大径の障害物上の通過
が比較的困難になる。
車輪の外周にU字状の溝を形成した場合、その幅が広い
と、大径の障害物を容易に通過できる反面、小径の架空
線上を転動する際、車輪が幅方向にスライドして走行が
不安定となる。一方、U字状の幅の狭い溝を車輪外周に
形成した場合、大径の障害物上を通過することは困難と
なる。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、各種付属
品等の障害物を有する架空線上を安定に走行できる架空
線走行機の車輪構造を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明の架空線走行機の車輪構造は、走行機を架空線で
支持し、当該架空線上を転動する車輪を備えたものにお
いて、前記車輪は、前記架空線上を転動する際に前記架
空線外周面に当接する深溝と、前記架空線に装着された
大径の障害物上を転動する際に当該大径障害物外周面に
当接する浅溝とを備えたことを特徴とするものである。
(作用) 以上の車輪構造では、車輪の外周に浅溝を設け、その中
央に深溝を形成する。通常、車輪が架空線上を転動する
際、装置の自重によって架空線は深溝に嵌り込んで、走
行に必要な摩擦力が得られると共に、安定に走行する。
一方、大径障害物は浅溝に当接するため、その乗り越え
も容易である。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の車輪構造を架空線検査装置に適用した
実施例を示す正面図、第2図はその側面図である。
第1図及び第2図に示す架空線検査装置10は、この装
置本体10を架空線2上で支持し架空線2に外接して転
勤する車輪20.20を前後に備えている。
この車輪2oには、中央に深溝21が形成され、その周
辺に浅溝22が形成されている。尚、車輪20,20の
間隔は、車輪20.20の両方が同時に障害物上を転動
することがないように、障害物の長さよりも大きく設定
することが好ましい。
装置本体1oは、フレーム11と、そのフレーム上部に
設けられたコイル取付は枠12と、下部に吊下げられた
制御回路箱13と、フレーム11の開放側(第1図の左
側)においてフレームの上下を結束する落下防止ワイヤ
14とから構成されている。また、フレーム11の前面
には、チェーン16aを介して車輪20を駆動する駆動
モータ17が取付けられている。
更に、フレーム11の中央部には、架空線2に装着され
たダンパー等の障害物を検出する障害物センサ15が設
けられている。この障害物センサ15は、障害物を検出
すると、その検出信号を制御回路箱13中の制御回路に
送り、左右2つ側構造のコイル取付は枠12を左右に退
避させる構成とされている。
尚、第2図に示すように、装置前後の車輪20は互いに
、チェーン16bを介して同時駆動されるよう構成され
ている。また、架空線2の上方から覆い被さるように鏡
18が取付けられ、その下方に支持固定されたカメラ1
8bが、架空線2と、その鏡18に写し出された架空線
2の背面とを写真撮影するよう構成されている。
尚、車輪20は、走行中、その回転数が制御回路箱13
内の制御回路によってカウントされ、コイル取付は枠1
2内の探傷コイルによって架空線の損傷や素線切れが発
見されると、架空線上のどの位置に傷が存在するかを、
車輪の回転数により計算し、その結果が記録されると共
に、カメラ18bを用いて損傷状況や素線切れの撮影を
行なう構成とされている。
ここで、本発明の装置の車輪の縦断面図を第3図に示し
、その車輪20の構成の詳細を説明する。
図のように、車輪20には、その中央部外周に略■字状
の深溝21が形成されている。そして、車輪全体として
は、略U字状の浅溝22が形成された構成となっている
。この深溝21の7字の挟む角αは、約90程度度が最
適である。また、浅溝の場合、深溝21に近い側は、水
平面に対して15度程度の傾斜βを持ち、深溝21から
遠い部分は、水平面に対して約45程度度の傾斜γを持
つよう選定されいている。
尚、車輪の中央部には、軸穴23が設けられ、ここには
キー溝23aが形成されている。
尚、この車輪20の外周面には、硬度90度程度のウレ
タンゴムによるスリップ防止層24を焼付は被覆してい
る。このスリップ防止層24の被覆方法は、接着等によ
っても差し支えない。
具体的には、この装置を走行させる架空線外径が10m
m〜30mm程度とした場合、図のように、深溝21の
最小幅W1が8mm、最大幅W2が20mm、車輪の全
幅W3が100闘となるように選定した。また、車輪の
最大外径D1は200mm、浅漬部分の最大外径D2は
164mm、深溝の最大外径D3は134mm、深溝の
最小外径D4は110mmに選定した。
以上の構成の本発明の装置は、架空線上を走行する場合
、第4図から第6図に示すように動作する。
即ち、先ず、第4図に示すように、架空線2上を走行す
る場合、車輪2oの深溝21に架空線2が嵌り込み、車
輪2oの転勤により装置10は架空線2上を安定に走行
する。この場合、深溝21の作用によって、装置10が
左右に振れることがない。また、架空線2と深溝21の
内面との接触が良好に保たれ、スリップが生じ難い。
この深溝21の7字状の挟む角a(第3図)は、装置1
0の自重によって架空線2が深溝21に食込むような角
度に選定し、これによって架空線2と車輪20との摩擦
力を増大する構成とすることが好ましい。従って、その
角度の設定は、上記実施例に示したように、略90度前
後が最適といえる。
一方、第5図に示すように、難着雪リング1を越える場
合、難着雪リング1の外周面は車輪20の浅溝22に外
接する。また、第6図に示すように、ダンパー等のクラ
ンプ部4上を走行する際も、やはり車輪20の浅溝22
がクランプ部4に当接するよう走行する。
その結果、何れの状態においても、装置10は安定に走
行し、図から明らかなように、比較的大径の障害物に対
しても、装置10は容易にこれを乗り越えることができ
る。
車輪20が障害物上を転動する際に、障害物の外周面が
深溝21に食込まないように深溝21の最大幅を選定し
ておく。このようにすれば、障害物に乗り上げた車輪2
0は、U字状の浅溝22の底部が障害物外周に接するた
め、障害物を乗り越える際の抵抗が小さくなる。
尚、このような場合でも、装置10の前後に設けた車輪
20の一方は、架空線2上を転動するため、その走行力
は低下しない。
本発明は以上の実施例に限定されない。
浅溝22や深溝21の幅や深さ等は最適のものを例示し
たが、例えば浅溝も深溝も、共に7字状あるいはU字状
にしても同様の効果を得る。
また、車輪は装置に1個以上、幾つ設けるようにしても
差し支えない。
尚、前記実施例では、本発明の車輪構造を架空線検査装
置に適用したものを例示したが、本発明の車輪構造は、
例えば、架空線の保守点検を行なう際に使用する宙乗機
や架空線を延線する際に使用する延線装置等に適用する
ことができるのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明した本発明の架空線走行機の車輪構造によれば
、小径の架空線上に設けられた大径の障害物を装置が乗
り越える際、車輪の浅溝が乗り越えを容易にする一方で
、架空線上を転動する際には、深溝により架空線上を安
定に走行することができる。また、車輪の構成も比較的
簡単なため、製作費も安価となる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両構造を架空線検査装置に適用した
実施例を示す正面図、第2図はその側面図、第3図は車
輪部分の縦断面図、第4図と第5図と第6図はそれぞれ
車輪が架空線上あるいは障害物上を乗り越える際の要部
縦断面図、第7図は難着雪リング斜視図、第8図(a)
は難着雪リングを装着した架空線の側面図、同図(b)
はその横断面図、第9図及び第1o図はダンパーを装着
した架空線の側面図及び横断面図である。 10−−−−一−−−−−−装置本体、11−−−−−
−−一一−−フレーム、12−−−−−−−−一−−コ
イル取付は枠、3−一−−−−−−−−−制御回路箱、
4−−−−−−−−−−一落下防止ワイヤ、5−一−−
−−−−−−−障害物センサ、6a、16b−−−−−
−チェーン、 7−−−−−−−−−−〜駆動モータ、0−−−−−−
−−−−一車輪。 第3図 第4図 刺11本体 ル−ム コ・イル取イ4け棒 一一制御回路籍 一−落下防止フイヤ 障害物センサ ー チ ニー シ′ m−、駆動モーフ 車輪 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行機を架空線で支持し、当該架空線上を転動する車輪
    を備えたものにおいて、前記車輪は、前記架空線上を転
    動する際に前記架空線外周面に当接する深溝と、前記架
    空線に装着された大径の障害物上を転動する際に当該大
    径障害物外周面に当接する浅溝とを備えたことを特徴と
    する架空線走行機の車輪構造。
JP2235285A 1990-09-05 1990-09-05 架空線走行機の車輪構造 Pending JPH04115150A (ja)

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JP2235285A JPH04115150A (ja) 1990-09-05 1990-09-05 架空線走行機の車輪構造

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JP (1) JPH04115150A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103474900A (zh) * 2012-06-05 2013-12-25 韩国科学技术研究院 用于克服输电线路障碍物的线路检查机器人用驱动滚轮及具备其的线路检查机器人
JP2015100204A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 関西電力株式会社 水平支線点検装置

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