JPH074567Y2 - 配管測定用スキャナーの駆動装置 - Google Patents

配管測定用スキャナーの駆動装置

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JPH074567Y2
JPH074567Y2 JP12269489U JP12269489U JPH074567Y2 JP H074567 Y2 JPH074567 Y2 JP H074567Y2 JP 12269489 U JP12269489 U JP 12269489U JP 12269489 U JP12269489 U JP 12269489U JP H074567 Y2 JPH074567 Y2 JP H074567Y2
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JP
Japan
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drive
tension
pipe
scanner
attached
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JP12269489U
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JPH0361570U (ja
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憲武 小口
智紀 増田
俊哉 岡村
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各種配管設備において、その老朽化(例えば
腐食、ピンホール、亀裂等)をコンピュータを利用して
診断する際に用いられる配管測定用スキャナーの駆動装
置に関するものである。
[従来の技術] 最近、コンピュータを利用して配管の老朽化を診断する
ことが行なわれている。この際、配管断面の状況を測定
するために、センサを具えたスキャナーを配管に沿って
走行させたり、配管の円周方向に沿って回転させたりす
ることが必要となる。
第6図はスキャナーを円周方向に回転させる駆動装置の
一例である。
符号の01はスキャナー本体、02は配管、03は駆動輪、04
はゴムベルト、05・05′は左右のテンションローラー、
06・06′は車輪、07はゴムベルト止め具であって、ゴム
ベルト04を第6図に示すように駆動輪03と配管02に掛け
たのち、ベルト止め具07にてベルト04を止め、スキャナ
ー01は、このベルト止め具07に当って止るまで左右に回
転できる構成である。
第7図は別の公知例であって、これは配管02に固定具09
を利用してリング状のガイドレール08を取り付け、スキ
ャナー01をこのガイドレール08に沿って周回転させる方
式である。
[従来技術の問題点] しかし、上記公知例においては、次のような問題があ
る。
先ず、第6図に示す公知例においては、ベルト止め具07
が邪魔になって周回転ができない部分が生じることか
ら、全周の測定を行うためには、いちいちベルト止め具
07を周方向にずらす必要があり、作業が面倒である。
この点は、第7図に示す公知例においては問題ないが、
この第7図の公知例においては、ガイドレール08を取り
付けたり、取り外すのに非常に手数がかかる。
又、双方に共通した欠点として、ベルト止め具07やガイ
ドレール08の取り付けに際して作業スペースが必要とな
り、多数の配管が敷設されている場所においては、スペ
ースが無くてこの取り付け作業ができないこともある。
本考案の目的は、簡単にスキャナーを取り付けることが
できると共に、取り付け用のスペースをほとんど必要と
しないスキャナーの駆動装置を提案することである。
[課題を解決するための手段] 本考案の構成は次のとおりである。
下面に車輪3・3′を取り付けたスキャナー本体2と、 前記スキャナー本体2において、左右対称位置にモータ
ーにより駆動される駆動輪5・5′を取り付けると共
に、この駆動輪5・5′の下方であって、この駆動輪5
・5′の回転軸よりも拡い間隔にテンションガイドロー
ラー6・6′を取り付け、更にこのテンションガイドロ
ーラー6・6′の下方には、テンション調整ボルト10に
より水平方向に離反又は接近することのできる一対ずつ
のテンションローラー8・8′及びテンションローラー
9・9′を取り付けた構成の駆動装置4・4′と、 外面を高摩擦面に形成し、内面をスリップしやすい平滑
面に形成し、測定対象配管に対しては平滑面を合わせて
偏平に形成した状態で下側から廻し、次に左右両端側を
開いて夫々の両端側を前記テンションローラー8・8′
及び9・9′に夫々外側から掛け渡し、再び内面を合わ
せて前記テンションガイドローラー6・6′の外側に掛
けてから再び両端側を開いて前記駆動輪5・5′に掛け
た構成のエンドレスタイプの駆動ベルト12と、 から成る配管測定用スキャナーの駆動装置。
[作用] 上記駆動装置の駆動例を次に説明する。先ず、駆動ベル
トの張力を調整するために、テンション調整ボルト10を
回転させてテンションローラー8・8′及び9・9′の
間隔を夫々調整する。その上で、駆動輪5・5′に時計
方向の駆動をかけると、駆動ベルト12は時計方向に走行
しようとする。しかし、駆動ベルト12は配管aに対して
摩擦面13で接し、その走行が阻止されるため、この反力
がスキャナー本体2側に作用し、スキャナー本体2は配
管aの外周を反時計方向に回転しはじめる。このように
して、スキャナー本体2が配管aを周回する間に配管a
の検査を行うものであって、この結果はコンピュータに
入力されて画像処理が行われた後、例えばディスプレー
面に表示される。
[実施例及びその作用] 第1図〜第4図に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図において、1は配管aを測定中のスキャナーであ
って、このスキャナー1の駆動装置の構成を第2図に示
す。
第2図において、2はスキャナー本体、3・3′はスキ
ャナー本体2の下面に取り付けられたフリー回転の車
輪、4・4′はスキャナー本体2において、左右対称位
置に配置された駆動装置であって、この駆動装置4・
4′は、図示しないモーターにより駆動される駆動輪5
・5′と、この駆動輪5・5′の下方において、駆動輪
5・5′の間隔よりも拡い間隔で配置されたテンション
ガイドローラー6・6′と、このテンションガイドロー
ラー6・6′の下方に配置されたテンション装置7・
7′から成っている。テンション装置7・7′は、テン
ション調整ボルト10により水平方向に離反又は接近する
一対のテンションローラー8・8′及び9・9′を左右
に配置した構成である。11はテンション調整ボルト10に
取り付けられた回転ツマミである。
12は駆動ベルトであって、この駆動ベルト12は、第4図
に示すように、外面に凹凸14から成る摩擦面13を形成
し、内面に合成繊維で織った布16を貼り合わせて平滑面
15を形成したキャタピラ状のゴム製エンドレスタイプで
ある。
駆動ベルト12は、平滑面15を合わせて偏平に形成し、こ
の状態で配管aの下(裏)に廻し、両端側を開いて配管
aに接している内側は配管aを巻くようにしてテンショ
ンローラー8・8′と9・9′に夫々外側から掛けたの
ち、再び平滑面15を合わせてテンションガイドローラー
6・6′に外側から掛け、再び端を夫々開いて駆動輪5
・5′に掛けるもので、この駆動ベルト12の張力調整
は、テンション調整ボルト10をツマミ11で回転すること
によりテンションローラー8・8′及び9・9′の間隔
を変えて行う。
上記駆動装置は、第2図に示すように、駆動輪5・5′
が矢印b方向(時計方向)に回転すると、駆動ベルト12
が矢印c方向(時計方向)に走行しようとする。この結
果、配管aに直接接してとり巻く内側に位置する駆動ベ
ルト12は、配管aの表面において摩擦でその走行が阻止
されているため、反力がスキャナー本体2側に作用し、
スキャナー本体2は第3図に示すように反時計方向に回
転を開始する。この回転は、駆動ベルト12に駆動がかけ
られている限り連続し、この結果、配管aを一周するこ
とが可能である。なお、駆動ベルト12の掛け方として
は、第5図に示すように、テンションローラー8・8′
及び9・9′に掛けて開いた状態でそのまま両端を駆動
輪5・5′に掛けてテンションガイドローラー6・6′
が駆動ベルト12に対して外側から接するように掛ける方
法もある。
[考案の効果] 本考案は以上のように、エンドレスタイプの駆動ベルト
の内面を合わせて偏平に形成し、この状態で配管の下に
廻し、両端側を駆動輪にかけて駆動の反力によりスキャ
ナー本体を配管に沿って一周させるように構成した。こ
の結果、次の効果を奏する。
a.配管の周囲を一周することができるので、一旦配管に
取り付けたあとは、配管断面全体の測定が可能である。
b.駆動ベルトを配管の下(裏)に廻してスキャナー本体
を配管に取り付けるだけのため、取り付け作業が簡単で
あると共に、この取り付け作業には駆動ベルトを入れて
廻すだけのスペースがあればよく、よって配管が密集し
ているような場所においての測定作業に支障をきたすこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る駆動装置を取り付けたスキャナー
全体の正面図、第2図は駆動装置の正面図、第3図はス
キャナーが少し反時計方向に回転した状態の説明図、第
4図は駆動ベルトの斜視図、第5図は駆動ベルトの別の
掛け方を示す説明図、第6図及び第7図は従来例の説明
図である。 1……スキャナー、2……スキャナー本体 3・3′……車輪、4・4′……駆動装置 5・5′……駆動輪 6・6′……テンションガイドローラー 7・7′……テンション装置 8・8′、9・9′……テンションローラー 10……テンション調整ボルト 11……ツマミ、12……駆動ベルト 13……摩擦面、14……凹凸 15……平滑面、16……布

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に車輪3・3′を取り付けたスキャナ
    ー本体2と、 前記スキャナー本体2において、左右対称位置にモータ
    ーにより駆動される駆動輪5・5′を取り付けると共
    に、この駆動輪5・5′の下方であって、この駆動輪5
    ・5′の回転軸よりも拡い間隔にテンションガイドロー
    ラー6・6′を取り付け、更にこのテンションガイドロ
    ーラー6・6′の下方には、テンション調整ボルト10に
    より水平方向に離反又は接近することのできる一対ずつ
    のテンションローラー8・8′及びテンションローラー
    9・9′を取り付けた構成の駆動装置4・4′と、 外面を高摩擦面に形成し、内面をスリップしやすい平滑
    面に形成し、測定対象配管に対しては平滑面を合わせて
    偏平に形成した状態で下側から廻し、次に左右両端側を
    開いて夫々の両端側を前記テンションローラー8・8′
    及び9・9′に夫々外側から掛け渡し、再び内面を合わ
    せて前記テンションガイドローラー6・6′の外側に掛
    けてから再び両端側を開いて前記駆動輪5・5′に掛け
    た構成のエンドレスタイプの駆動ベルト12と、 から成る配管測定用スキャナーの駆動装置。
  2. 【請求項2】駆動ベルト12は、全体がゴムで形成されて
    おり、その外面には凹凸14から成る摩擦面13が形成さ
    れ、内面には合成繊維で織った布16を貼り合わせて平滑
    面15が形成されていること、を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲(1)記載の配管測定用スキャナーの駆動装
    置。
JP12269489U 1989-10-20 1989-10-20 配管測定用スキャナーの駆動装置 Expired - Lifetime JPH074567Y2 (ja)

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JP12269489U JPH074567Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 配管測定用スキャナーの駆動装置

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JP12269489U JPH074567Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 配管測定用スキャナーの駆動装置

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JPH0361570U JPH0361570U (ja) 1991-06-17
JPH074567Y2 true JPH074567Y2 (ja) 1995-02-01

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JP12269489U Expired - Lifetime JPH074567Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 配管測定用スキャナーの駆動装置

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JPH0361570U (ja) 1991-06-17

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